シングルマザーの仕事選び!子育てと両立できる選び方や採用されるコツ

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2018/06/07

シングルマザーが仕事を探している様子

仕事を探すというのは年齢や資格、特技などを問われることが多く、子どもがいない状態でも、自分の希望する条件の仕事を見つけるのは難しいものです。

シングルマザーだと経済的自立をするために、収入面もそうですが子育てと両立できるか…なども条件に入ってきます。

仕事の選び方(パート・正社員)、資格取得などシングルマザーの仕事についてお話しします。

【選び方】優先順位を決めて!焦らずにじっくり選択

仕事を探す時に生活の安定を考えて、収入が良いところをなるべく選びたいと考えるのは普通の事ですよね。

シングルマザーになったのだから、気合を入れて働かなくてはいけない…。確かにそうなのですが、ママの心が折れたり、病気になってしまったら本末転倒です。

仕事を探すときに考慮したいポイントを見ていきましょう。

収入よりも子育てと両立できる職場は長く続けられる

残業が多かったり土日が仕事だったりすると、子どもを預けるのに苦労をし、最終的に仕事を続けられなくなる可能性もあります。

  • 急な残業のときに預けられる場所があるか
  • 子どもが病気になった時の対応はどうするのか
  • 子どもの行事など融通がきくかどうか
  • 自宅や子どもの通う園からの距離

ご実家や住んでいる地域の行政サポートなど、もしもの時にどんな対応方法ができるのか職を決める前に確認しておくことも大切です。

ある程度子どもが大きくなれば、ひとりで留守番もできるようになりますが、小さな子どもを家に置いておくことはできませんよね。

また、ママ自身気合を入れて働き始めて長時間労働などで、体を壊してしまっては子どもを育てていくことが難しくなってしまいます。

将来のことを考えると収入が多い方が良い、子どもにお金で苦労させたくないと考えて、収入を優先で選んでも、続けられないと生活も安定しにくくなります。

くるみんマークの企業は仕事・育児の両立を支援

シングルマザーの場合、育児と子育ての両立が実現できる仕事を選ぶことが最低条件になってきます。

「次世代育成支援対策推進法」により、子育てと両立できる雇用環境の整備等が行われてきましたが、さらなる取り組みが必要とされ、優良企業を認定する制度ができました。

くるみんマークとは
厚生労働大臣から「子育てサポート企業」と認定された企業が、商品などに表示できるマーク。従業員の子育てを積極的に支援しいると認められた企業に与えられる。
プラチナくるみんマークとは
くるみんマークを取得している企業の中でも、より高い水準の取り組みが行われている企業に与えられるマーク。
子育てと仕事の両立ができる仕事を探す時、くるみん・プラチナくるみんを取得している企業を選択肢にいれるのもお勧めです。

自分の経験も大事。あえて、こだわりを捨て幅広い職種に挑戦

「事務職しか経験がないし、資格もないから事務職で正社員が良い」と、幅を狭めて探していると、条件にあう求人はなかなか見つからないものです。

もちろん、経験者が優遇される職種もありますが、未経験者でもやってみたら以外と楽しく働けたという人も多いです。

  • やってみたかったけど無理だと諦めていた職種
  • まったく興味がなかった職種

「シングルマザーで子どもがいても働きやすい仕事を探している」と、ハローワーク、マザーズハローワークで相談し、どんな職種があるのか確認してみるのもお勧めです。

今までやってきたことに固執せず、新たな経験ができる職場にも目を向けることで、やりがいと働きやすさを手に入れることができる可能性もあります。

パートは融通が利きやすい。パートから正社員に昇格できる職場もある

母子家庭の雇用形態は非正規雇用(パート・アルバイト)が大半を占めています。

パート・アルバイトのメリット
  • 時間の融通が利く
  • 副職が認められている
パート・アルバイトのデメリット
  • 一般的に収入が少ない
  • 経営状態が悪くなると職を失いやすい

子どもが小さいうちは時間の融通が利くところで働き、働きながら資格取得などをして、将来に備えるということもできます。

職種によっては最初はパート雇用でも、勤続年数や働き具合によっては、正社員に昇格できる職場や短時間勤務でも正社員になれる職場もあります。

【スキルアップ】仕事を探し中に資格を取得で収入UP!

仕事を探すときに持っていた方が良いものは、やはり仕事に役立つ資格です。

  • 資格を持っていないから別の仕事を探そう
  • やったことないからできない

上記のように考えるのではなく、「持っていない」から「持つ」を目標にチャレンジすることで、職業選ぶ幅が広がっていきます。

募集の多い資格ややりたい資格の取得方法に興味を持とう

自分ができそうな仕事を基準に選んでしまいがちですが、「できないと思っていたこともやってみたらできた!」という人もいます。

  • その資格で就ける職業
  • どうやったら資格を取得できるか
  • 資格を取得するための期間やお金

資格や条件により「自立支援教育訓練給付金」や「高等職業訓練促進給付金」など、助成金が受け取れる場合もあるので、併せて確認しておきましょう。

受験資格に最終学歴が問われることもありますが、「試験合格」できれば取得できるものもあります。

募集要項の「○○資格優遇」とか、「○○資格要」の言葉に怯まず、その資格はどうやったら取得できるのかに興味を持ってみましょう。

関連記事:シングルマザーが受けられる手当や制度を利用!生活が困窮する前に

就職につながる資格、強い資格にはどんなものがあるのか

国家資格や検定に合格すると選択できる職業が増え、希望する職種に就職できる可能性が高くなります。

「興味を持って楽しく取り組めるか」というのも大切です。資格取得とその後のの仕事に結びつくかどうかは、自分次第だからです。

ただし、資格を取ることが目的で、実用性のない資格をたくさん持つ必要もありません。

就職に有利な資格や検定(例)
  • 介護福祉士…介護の仕事をしながら資格取得をめざせます(実務経験3年以上)
  • 調理師…調理の仕事をしながら、2年経つと受験資格を得ることが出来ます
  • 看護師…学校に通う必要がありますが、生涯使える資格です
  • 保育士…保育の仕事に携わるのなら、資格がある方が収入UPできます
  • 日商簿記…会計職に就きたい場合は2級以上で就職に有利になります
  • TOEIC…グローバルな会社だと英語が必須になることもあります

事務系の仕事に就きたい場合は、パソコンやボールペン字などのスキルがあると少し就職に有利になる場合もあります。(きれいな文字の履歴書で面接にこぎつけることも。)

仕事はやってみないと向いているのかどうか分かりません。その他にも様々な国家資格(約300種類)や検定があります。

子どもが小さく見てくれる人もいない、すぐに収入も欲しいという場合は、働きながらスキルアップが目指せる職場を選ぶ方法もあります。

ハローワークも資格取得や就職に有利な検定の取得を推進しています。求職中に資格取得についても相談してみることで、道が開けてくることもありますよ。

【面接と履歴書】希望の就職先が決まったらやるべきこと

この職場が良いのでは…。求人情報を見て飛び込んだけれど「不採用」になる事もあります。

現実として「遅刻や早退や休みが多い人よりは、フルで働ける人の方が良い」と思われるのは仕方がないことですし、逆にそんな職場で採用されても育児との両立は難しいです。

もしも不採用がそれ以外の理由だったら…。まずは、採用される確率を挙げるよう最善をつくしましょう。

履歴書・職務経歴書は丁寧に書くことで次のステップへ進める

履歴書をまず提出してくださいと言われることがありますが、履歴書は職務経歴書とセットで提出するようにしましょう。

記入方法については、ハローワークインターネットサービスの中の「履歴書・職務経歴書の書き方」に、提示してあるので確認しておくと良いですよ。

履歴書で不採用にならないために
  • 職務経歴書も添付する
  • 丁寧に書く…文字に人柄が表れる
  • 事実のままに書く…誇張して書いても長く続きません
  • 自分のセールスポイントを知っておく
  • スーツ姿の写真を撮る…やる気があるのかの基準にも
  • 記入項目は全て記載する…記入漏れで仕事ができないと思われることもある
  • 志望動機は就職先が納得いくものを書く(自分が見る立場として採用するか?)
職務経歴書は履歴書には書ききれない前職での仕事内容や、どんなことが得意なのか、仕事に対する意欲が感じられるかなどの判断材料になります。

【面接】緊張を乗り越えて明るく挨拶をしよう

書類選考も通っていざ面接へ…。でも、緊張しすぎていつも通りの自分が出せないということもあります。とりあえず、挨拶だけでも明るくできる練習をしておきましょう。

実務経験は有利なポイントですが、人柄で判断される場合も多いです。経験がないからと弱腰にならずに、面接に挑みましょう。

  • 仕事に対する意欲を見せる
  • 身だしなみを整える
  • 気さくな面接官でも、言葉遣は丁寧に!
  • 面接官の話は真剣に聞く態度が大事
  • 働ける時期を聞かれたら、あやふやに応えない
  • 子どもの行事や急な体調不良で、休む可能性があることは伝える

子どもを見てくれる人がいないのに「子どもの体調不良で休むことはありません。」と、伝えると後々トラブルになり、短期間で退職ということにもつながります。

真実でないことを伝えた場合、突っ込んで聞かれた時に、あやふやに応えることになります。

熱意を伝えるのは大事ですが、「自分は仕事ができる」アピールをし過ぎると、自己顕示欲が強い人と思われ不採用になる可能性も…。

明るく、謙虚でそれでいて賢い人が採用されやすいです。シングルマザーは不利になる事も多いですが、面接官に一緒に働きたいと思わせれば採用に繋がります。

職種よりも人間関係でやめたいと悩むことも多い

収入は良い仕事なのに、人間関係に悩まされて辞めたくなることもあります。でも、シングルマザーだと、辞めると生活ができなくなる不安も大きいです。

一人親というだけで人間関係が悪くなる職場もある

子どもの行事や急な呼び出しなどで、早退や遅刻、休みが多くなると、周りの人の目が気になることもありますよね。

心無いことを言われることもありますし、職場にも子どもにも「申し訳ない」という気持ちでいっぱいになり、毎日が辛いと感じる方もいます。

仕事を探すときに就職を焦るがあまり、「子どもの面倒を自分以外に見る人がいない」という事実を伝えずにいると、働き始めてから悩むことも…。

急な呼び出しなどで抜け出すことがあると伝えていても、早退や休みが続くことが原因で、職場に居づらいと感じることもあります。

誠実に仕事はする!でも、心が病気になるほど頑張り過ぎない

誠実に仕事をしていても、慣れない仕事に加えて子どものことで早退などが続くと、「やる気がない」と決めつけられてしまいがちです。

シングルマザーは強くならないといけない…。仕事を辞めるわけには行けないという思いに、押しつぶされそうになってしまう方もいます。

  • 言われていることは仕方ないと思い、必要以上に気にしない
  • 子どもの成長と共に解決できることと考えて焦らず、今できることをする
  • 辞めても大丈夫なように、転職も視野にいれておく

辞められないと思うと余計にプレッシャーがかかり、心の病気になる事もあるので、「いつ辞めても大丈夫。」くらいの気持ちで働くと気持ちも軽くなります。

とはいえ、仕事を軽視せず丁寧にこなすことは大切です。

心が一度病気になってしまうと、働けなくなることもあります。収入面も大事ですが、ひとり親でも長く働ける条件の職場であることも大切です。

生活の豊かさは収入だけで決まらない。幸せでいるために

子どもがいるから頑張れる、仕事をする励みにもなりますが、無理をし過ぎると長続きしなくなります。

シングルマザーになった理由は人それぞれですが、離婚前よりも「良かった」と思えることを増やしたいですよね。

子どもとママが「幸せでいる」ために何を優先するか、仕事を選ぶ際に焦らず気負い過ぎずに考えてみて下さいね。
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