七五三参り当日スケジュール!子供に無理がないおすすめ内容

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2015/11/12

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七五三は、子どもの人生儀礼の中でも特に華やかで大きなイベントです。これまでの赤ちゃん・幼児育児が大変だっただけに、パパママにとっても感慨深いものですよね。

でも、七五三はビッグイベントなだけに、前日までどんな準備が必要か、当日のスケジュールをどう立てるか、悩むママも少なくありません。着物を着たり写真を撮ったりと、欠かせない行事もたくさんあります。

七五三当日に、欲張ってあらゆる行事を詰め込んでしまうと、子どももママもストレスがたまります。また、疲れすぎて途中で体調を崩してしまうこともあります。

子どももママも疲れすぎず、最高の笑顔を記念写真に残しながら、思い出深い1日にするために、どうスケジュールを組めば良いか、そしてどんな準備が必要かを調べてみましょう。

当日無理をさせないために!事前に済ませておきたいイベント

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当日無理をさせないためには、事前にできるだけ準備をしておくことが大切です。前もって済ませておけるイベントや、進めておきたい準備についてピックアップしてみました。

七五三本番までにしておきたいこと!前日までの準備をチェック

七五三本番の日までにしておきたいことをピックアップしてみました。

  • 当日の全スケジュールを立てる
  • フォトスタジオ当日利用スケジュール再チェック
  • 参拝する予定の神社・仏閣への確認と祈祷料の用意
  • ママ&子どもの着付け・ヘアメイクを美容院に予約
  • ママ&子どもの着付け・ヘアメイクの持ち物・小物の確認と美容院持ち込み
  • パパ・他のきょうだいが当日着るものの準備
  • 両家の両親への連絡と出欠確認
  • 会食をする会場の予約
  • 当日の子どもの着替え・軽食(おやつ)の準備
  • カメラ・ビデオの充電・容量確認

それでは、それぞれの準備について詳しくチェックしてみましょう。

当日の全スケジュールを立てる

当日行くべき着付け・フォトスタジオ・神社や会食など、すべての場所をピックアップし、パパと当日の全スケジュールを立ててみましょう。かかる時間を書きこんで、無理が無いか確認しましょう。

フォトスタジオの当日利用のスケジュール再チェック

写真撮影を行ったフォトスタジオで、当日の衣装レンタルや着付け・ヘアメイク全般してもらえる予定になっている場合は、もう一度当日のスケジュールや、持っていくもののチェックをしておきましょう。

夏前など超前撮りをした場合は、七五三本番とかなり時間があくことになります。当日の着付けスケジュール表や持ち物一覧などを紛失しないように注意しておきましょう。

参拝する予定の神社・仏閣への確認と祈祷料の用意

お祝いごとの祈祷は午前中に受けるのが一般的です。11月に入ってからの土日祝日は、どの神社・仏閣も混みあいます。逆に平日は神主さんや住職さんが不在で、いきなり出かけても祈祷が受けられない社寺もあります。

必ず事前に予約をかねて電話連絡をしておきましょう。公式サイトで祈祷料が公開されている社寺も少なくありません。

祈祷料は必ず紅白ののし袋に入れ、表書きをして用意しておきましょう。

下の子のお宮参りやママの安産祈願など、別の祈祷と同時に受けることも可能です。その場合も事前に連絡しておくと安心ですよ。また、別の祈祷を行う場合は特に、混みあう日時をさけるとよいでしょう。

ママ、子どもの着付け&ヘアメイクをお願いする美容院の予約

ママの着付け・ヘアメイクをお願いする場合は、早めに美容院を予約しておきましょう。フォトスタジオで当日の着付けをお願いできない場合は、子どもの着付け&ヘアメイクの予約も必要になります。

11月の土日はどこの美容院も混みあいます。できるだけ早めに予約を入れると、無理のないスケジュールを組むことができますよ。子どもの着付けも行う場合は、特に余裕を持って、夏から予約を入れておきましょう。

ママ、子どもの着付け&ヘアメイクに必要な小物の確認

着付け&ヘアメイクには、さまざまな小物が必要になります。美容院に着付けの予約をすると、必要な小物の一覧をくれることが多いので、参考にして確実にそろえておきましょう。

美容院などで着付けを行う場合、2,3日前までには着物と小物をそろえて届けておく必要があります。こうした事前の準備も忘れずに。スタジオアリスなどで子どもの衣装を借りる場合は、準備品が一切必要ないこともあります。

パパ、きょうだい児が着るものの確認

着物を着る子どもとママの衣装&髪飾りにばかり気を取られていて、パパときょうだいの子たちが着る物をすっかり忘れていた!なんてことはありませんか。特に、普段スーツを着ないパパの場合、クリーニングに出しっぱなしなんてことも。

当日の朝は、ママは自分の着付けと子どもの着付けで手一杯になります。パパやきょうだいの子たちが着るものは前日の夜までにきちんとそろえ、パパに申し送りしておきましょう。

拝殿では靴を脱ぐこともあるので、靴下の穴や革靴の汚れも要注意ですよ。

両家の両親への連絡と出席の確認

両家の両親には七五三を祝うことを伝えましょう。参拝や写真撮影に参加するかもしれない、という両親の場合は、なるべく早めに伝えて日時を調整する必要があります。

来るか来ないかわからない、という返事しかないケースや、孫の七五三に張り切りすぎて無茶なスケジュールを割り込ませてくる祖父母、三歳児に無理にも帯付きの着物を着せたいと言い張る祖父母もいないわけではありません。

小さな子どもはご機嫌に左右されやすく、大人の都合通りに動いてくれないということを理解していない祖父母もいます。

どうしても無理なら「子どもの体力的に、今回は申し訳ありません」と、上手に伝えることも大切です。

会食をする会場の予約・確認

七五三の参拝のあとで、祖父母を交えてお祝いの会食を予定しているなら、そのためのレストランや料亭の予約もしておきましょう。11月前後の土日祝日で、吉日なら、結婚式や結納などで予約がいっぱいになっている可能性もあります。

当日の子どもの着替え・軽食の準備

当日、子どもは朝から夕方まで着物を着通すことはまず無理…と考えましょう。レンタルの着物でも、自前の着物でも、汚すことはできるだけ避けたいものです。

ちょっとフォーマルな洋服を用意しておき、参拝や撮影が終わったら着替えさせてあげましょう。

慣れない草履で足を痛める子もいます。忘れずに靴を準備して行ってくださいね。歩きづらそうにしていたら、草履は写真撮影のときだけで、あとは靴にはきかえさせてあげましょう。

また着物を着ていると食が細くなります。いつもより緊張していると朝食べられない子もいますよね。空腹だとイライラしやすくなりますし、車酔いの心配もあります。

着物を汚さないで済むパンやお菓子など、軽食を用意しておくと安心です。

子どものご機嫌が悪くなってしまった時や、きょうだいが飽きてしまった時も役立ちますよ。

当日のママは忙しく、コンビニに寄ることも大変かもしれないので、前日までに用意しておきます。

水分補給は、ぶどうジュースや乳酸飲料など、汚れが目立ちやすいものは極力避けましょう。曲がるストローを持参しておくと、お化粧をした際も上手に飲むことができますよ。

カメラ・ビデオの充電・容量確認

七五三の可愛い姿は一生一度の宝物です。スナップや動画も残しておきたいですよね。前日までに必ずカメラ・ビデオも充電しておきましょう。パパまかせにせず、ママも確認することがトラブルを回避するコツですよ。

最後に、もう一度パパと持ち物・当日のスケジュールを確認し、忘れ物がないようにしましょう。前日までに準備を済ませておきたい、当日の持ち物もリストアップしておきましょう。

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七五三当日の持ち物リスト

  • ママの着付けに必要な小物
  • 子どもの着付けに必要な小物
  • 祈祷料(のし袋に入れる)
  • 子どもの着替えと靴
  • 子どもの軽食・おやつ・水分補給用のお茶など
  • おもちゃや絵本など、気がまぎれるアイテム
  • きょうだい(幼児)の着替えやおやつ・おもちゃ
  • カメラ・ビデオ
  • ママの着替えと靴(和装の場合、必要に応じて)
  • 畳紙・風呂敷・大き目のバッグ(着替える場合)

七五三の本番当日、どう過ごすかをイメージして予定を立てよう

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七五三の当日のスケジュールは、大人の都合で決まってしまうことが多いですよね。でも、3歳児、数え年で祝うなら2歳児は、大人の都合に合わせて動いてはくれません。ママの勘をフル回転して、当日をイメージしてみましょう。

七五三に行う行事…よく行われている行事をチェックしよう

七五三当日のスケジュールを組むうえで、必要になる行事にはこんなものがあります。

  • 子どもの着付け・ヘアメイク
  • ママの着付け・ヘアメイク
  • 写真撮影
  • 神社・お寺などの参拝
  • 会食
  • 親類・知人へのあいさつ回り

これを踏まえて、朝からのスケジュールを立ててみましょう。

七五三当日のスケジュール例

  1. 子どもを早めに起こし、朝ごはんをしっかり食べさせる
  2. ママと子どもの着付け&ヘアメイク(フォトスタジオ利用ならママだけ着付け)
  3. その間、パパときょうだいたちの着替え
  4. 写真撮影(フォトスタジオ利用なら子どもだけ着付け)
  5. 神社・仏閣へ参拝
  6. 親類・知人へのあいさつ回りを着物でするなら、ここに入れる
  7. 子どもの着替え
  8. 会食

子どもの着付けをしてくれるフォトスタジオで、ママも着付けができるとは限りません。ママは別の美容院で着付け&ヘアメイクを行う必要が生じることもあり、その間主役の子やきょうだいの面倒を、パパが見なければいけないこともあります。

朝からバタバタしていれば、当然子どもも落ち着きません。いつもよりもハイテンションになっておもちゃを大量に出してきたり、いつもよりイライラして朝から泣き続けるなど、いつもとは違う状態になることも少なくありません。

また初孫などの場合、両家のお祖父ちゃん・お祖母ちゃんも張り切ってしまうことがあります。「昔から利用している写真館でも撮りたい」「みんなで会食したい」「親類の家へあいさつ回りに行ってほしい」など、リクエストが増えることもあります。

さらにママ友同士、「一緒に七五三をお祝いしよう」などの約束をした場合は、さらに大変になることもあります。子どもは予定通りに動いてくれない、としっかり理解して、多少時間が前後しても困らないスケジュールを組みましょう。

七五三本番は土日祝日にこだわらない!選びたいのは平日参拝

七五三は、11月15日前後の土日祝日に行うファミリーが多いでしょう。昔は11月15日と言われていましたが、今はそこにこだわる人も少なくなっています。そこで、平日に参拝してみませんか。

10月下旬から11月にかけての土日祝日は、七五三のオンシーズンなのでどの神社仏閣も混みあいます。大安などの吉日に重なるとさらに混みあうだけでなく、結婚式とぶつかることもあります。戌の日に重なると安産祈願ともぶつかります。

パパとママの仕事の都合がつくのであれば、平日に参拝してみましょう。平日なら、驚くほど空いていてスムーズに祈祷を受けることができますよ。混みあう境内ではトラブルも起きやすいですし、拝殿も混雑して子どももイライラします。

平日は祈祷が予約制になっている神社仏閣も多いので、必ず事前に問い合わせておきましょう。また、大安吉日を選ぶ必要はありません。

神社では六曜を重んじないところも多く、気持ちの問題なので、パパママが納得すれば別の日でも大丈夫です。

北海道や東北地方など、秋冬が早く訪れる地方では早く七五三を済ませる傾向にあります。予約も夏ころから埋まりはじめるので、早めの準備が必要です。雪が多い地方なら、特に初雪前には済ませたいですね。

逆に温暖な地域では、早いと残暑が残っているため、どうしても混雑が避けられないようなら11月下旬以降を狙ってみてはいかがでしょうか。

写真撮影を当日行う場合…撮影のタイミングは着付けの直後!

写真撮影を七五三当日に行う場合は、着付けの直後に撮影を入れることが大切です。子どもにとって着物は非常に窮屈なものです。女の子なら、ヘアメイクも負担になることもあります。

どんどん機嫌が悪くなる子もいれば、テンションがあがって社寺の境内を走り回り、着物がはだけて髪が壊れてしまう子もいます。写真撮影は、必ず着付けの直後に入れましょう。

できれば、写真撮影を行うスタジオと神社は離れていない場所の方が安心です。着物で体を締め付けたまま長距離移動をすると、子どもが車酔いしやすくなってしまいます。普段酔いやすい子なら、特に無理はさせないようにしたいですね。

写真前撮りの予約ができなかった場合は、後撮りがおススメ

七五三当日、どうしても写真撮影の予定が組み込めない場合もあります。着物にドレスにお色直し…と、子どもにさまざまな衣装を着せてたくさん写真を撮りたい!と思っていると、撮影にかなり時間がかかります。

そこで七五三の写真は、フォトスタジオで前撮りしてしまうというファミリーも多くなりました。今は、早めの予約でかなりお得に撮れるようになり、人気がアップしています。七五三当日の着物の貸出などのサービスも充実しています。

現在、七五三の前撮りは、人気の高いフォトスタジオではなんと5月から予約がスタートします。気付いたら秋になってしまって、もう前撮りの予約ができない…そんな時は、後撮りを考えてみませんか。

七五三のシーズンは11月中なので、12月に入ると一気に予約が少なくなります。前撮りしても後撮りしても、残る写真のクオリティは同じ。それなら無理をして当日に組み込まず、よりゆったり撮れる後撮りを狙ってみてはいかがでしょうか。

親族の家に挨拶に行く場合…メインは撮影と参拝なので、挨拶はその後でOK

昔は親族の家にあいさつ回りに行く家庭も多かったでしょうが、今は少なくなりつつあります。それでも、どうしてもあいさつ回りに行かなければならない家があり、着物姿を見せなければいけない場合は、参拝の後に予定を入れておきましょう。

子どもにとっては、親族へのあいさつ回りは退屈でぐずったり、疲れたり、おやつを頂いたりと着物が着崩れる危険がいっぱいです。そこで、本日のメインイベントである参拝と撮影を無事こなしてからにしたいですね。

先方には、子どもの機嫌と体調次第で伺えなくなってしまうかもしれないこと、着物を脱いで洋服で出かける可能性があることを伝えておくと気兼ねも少なくて済みますよ。お祝いをいただいた場合は、お返しを届けがてら写真も見せると良いですね。

会食をする場合…子どもは着替えてから食事を!着替えを持参

七五三のあとに会食をする場合は、できるだけ子どもは着替えさせてあげましょう。着物を汚すリスクもありますし、締め付けられて重い着物は、着ているだけで疲労が増します。

結婚式なども行われる大きな神社仏閣には、祈祷の待合室に着替えのための控えの間があることも少なくありません。事前にスケジュールを組む際、着替えさせることも予定に入れて、社寺に問い合わせておくとよいでしょう。

脱いだ着物はたたんで畳紙(たとうし)に包み、さらに風呂敷に包みます。畳紙、風呂敷なども用意しておくと、脱いだ着物の始末に困ることがありません。すべてひとまとめにできる大き目のトートバッグを持っていくとよいでしょう。

小さなきょうだいがいてママにも負担がかかる場合や、ママが妊娠中の場合、また授乳中の場合などは、ママも早めに着物を脱ぐと楽ですよ。

着替えと靴は忘れずに持参してくださいね。

笑顔のコツは、子どもに無理をさせないスケジュールと事前準備!

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七五三は子どもにも親にとっても大きなイベントです。特に着物を着て慣れない草履をはき、緊張にさらされる子どもには、大人が考えているよりも重い負担がかかると考えましょう。笑顔の写真を撮影するコツは、無理をさせないことに尽きます。

一生に一度のセレモニーなので、あれもこれもと詰め込みたくなってしまいますが、無理のない程度にしておきましょう。写真撮影など、別の日に済ませられるものを済ませておくこともポイントです。

普段の子どもの様子を一番よく知っているママの勘を働かせて、「いつもより機嫌が悪かったり、ハイテンションでもこなせるスケジュール」を組みましょう。どうしても譲れない行事を見きわめておくと、スケジュールの組み方もおのずと見えてきます。

和装するママは当日身動きが取れないと考え、前日までに準備を済ませておきましょう。また、パパともしっかり連携をとり、イライラやハラハラが子どもに伝染しないように気をつけながら、思い出に残る笑顔の1日にしてくださいね。

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