食品添加物の過剰摂取は妊婦や胎児に影響…摂取量を減らすコツ

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2017/09/29

お菓子を食べている妊婦さん

妊娠中、ママが口にした食べ物が胎児へ栄養となって運ばれていきます。今まではファストフードが大好きだった人も、妊娠してから食品添加物の多いハンバーガーやカップラーメンを控えるようになったという妊婦さんも多いはず。 

でも、栄養たっぷりの食事が大切なのは分かるけど、添加物の多い食品を控えた方がよい理由は曖昧。

そんなママに、なぜ食品添加物が怖いのか、胎児にどんな影響があるのかお伝えします。                

妊娠したら…できるだけ避けたい添加物

妊娠中、できるだけ添加物を避けたいけど、どの添加物を避けるべきなのか、よく分かりませんよね。では、身近な食品に多く使われている、ママは控えた方が良い添加物をいくつか見ていきましょう。

  • 赤色2号(主に含まれる食品:清涼飲料水、菓子)
  • 赤色3号(主に含まれる食品:ハム、たらこ、かまぼこ、ベーコン)
  • 赤色106号(主に含まれる食品:ハム、おにぎりの具、調理パン)
  • ショ糖脂肪酸エステル(主に含まれる食品:アイスクリーム、ケーキ、マーガリン)
  • 安息香酸ナトリウム(主に含まれる食品:清涼飲料水、栄養ドリンク)
  • カラメル色素(主に含まれる食品:しょう油、ソース、菓子)

と、日常、私たちが口にする食品に添加物は多く使用されています。

これらは一例ですが、上記の添加物は胎児の染色体異常を引き起こす可能性があると指摘されています。

中には、日本では認可されているものの、欧米では禁止されている添加物もあります。そう考えると怖いですね。

他にも胎児に影響を及ぼす可能性のある添加物は沢山あります。どんな添加物があるのか見ていきましょう。

妊娠中の添加物の過剰摂取で子どもがアレルギー体質に!怖い添加物の影響

子どもがアレルギー体質になる原因ははっきりとは分かっていません。

でも、蓄積された添加物が少なからず影響していると指摘する声もあります。

インスタント食品やファストフード、コンビニの弁当には合成保存料、着色料などの添加物が多く含まれています。

こういった添加物を過剰摂取すると、体に蓄積され、子どものアレルギー発症に関わる可能性があると言われているのです。

インスタント食品、コンビニの弁当に主に含まれる添加物の過剰摂取は、アレルギー以外にも悪影響があるという意見があります。

  • 合成保存料(ソルビン酸、ソルビン酸カリウムなど):ダウン症をはじめとした染色体異常や、胎児の催奇形性のリスクを高める
  • 着色料(赤色2号、黄色5号など):胎児の染色体異常、奇形性や発ガン性のリスクを高める

添加物を摂ると必ず悪影響があるということではありません。

しかし、できるだけインスタント食品やコンビニ食品の過剰利用は避け、どうしても利用する時には、裏面の原材料を確認し、少しでも添加物が抑えられた食品を選ぶ習慣が身につくと良いですね。

その他、人工甘味料(アステルパームなど)や化学調味料(アミノ酸など)もインスタント食品やコンビニ商品によく利用される添加物なので、下記で紹介していきましょう。

ダイエット飲料やシュガーレスガムに注意!奇形の可能性も

砂糖よりもカロリーが低く、100倍以上の甘さを持つ添加物、アステルパーム。

コンビニスイーツやダイエット飲料、シュガーレスガムに多く使われている甘味料です。

妊娠中のお母さんが過剰摂取すると、流産のリスクが高まることや、奇形に繋がる危険性があると指摘されています。また、アステルパームには、カルシウムの排泄量を増やしてしまう性質があるので、カルシウムが不足になりがちな妊娠中には避けたい添加物です。
同じくダイエット飲料などに使われる甘味料のステビアは、人工的な甘味料でないものの、つわりの悪化やむくみ、高血圧などの妊娠障害を招く可能性があるので、過剰摂取には注意しましょう。

古くは避妊の為にステビアを摂取していたとも言われているので、妊婦さんとは相性の悪い添加物です。

▼流産の種類や原因についてはコチラも参考にしてみて!

ハムやソーセージで高血圧や貧血に!

妊娠中は体が思うように動かないので、便利な加工食品に頼ることも多いでしょう。

でも、毎日ハムやソーセージ、カップヌードルなどを食べていると、加工食品に多く含まれるリン酸塩によって、カルシウム不足になるとされています。カルシウムが不足すると、高血圧や貧血を起こしてしまうケースがあります。

妊婦さんにとって、高血圧や貧血は怖い症状です。

加工食品を食べる頻度がどうしても多い妊婦さんは、牛乳や魚など、カルシウムを含む食品を積極的に摂取するように努めましょう。

亜硝酸ナトリウムや硝酸ナトリウムなどの発色剤、ソルビン酸やソルビン酸カリウムなどの保存料も、加工食品に多く利用されています。

発色剤と保存料を一緒に摂取すると、胎児の奇形やガンの危険性を高めるとされているので、あわせて注意が必要です。

胎児の脳に影響が!コンソメ、だしの素に含まれる怖い添加物

コンソメやだしの素などのうまみ調味料、コンビニのおにぎりに多く使われるグルタミン酸ナトリウム(アミノ酸)。

分子が小さい為、胎盤を通して胎児へと運ばれてしまうことが危惧されている添加物です。

グルタミン酸ナトリウムは、胎児の脳の成長を妨げたり、成長ホルモンや生殖機能、甲状腺に影響を及ぼしたりする危険性があると言われています。

日本ではあまり見かけませんが、欧米では、「NO MSG(グルタミン酸ナトリウム)」と表示されている食品があるくらい、避けるべきとされている添加物です。

輸入オレンジやグレープフルーツに注意!口蓋裂のリスクが・・・

妊娠中はさっぱりしたフルーツが食べたくなりますよね。妊婦さんはビタミンの摂取を推奨されているので、進んでオレンジやグレープフルーツを食べているママも多いでしょう。

でも、スーパーでよく見る輸入オレンジやグレープフルーツにも添加物は使われています。それが、防カビ剤。

輸入柑橘類のほとんどに防カビ剤が使用されています。防カビ剤は、胎児の口蓋裂や骨格異常の脊椎癒着の可能性が示唆されています。

輸入柑橘類を食べる時には、いつもより念入りに水洗いしてから食べるようにしましょう。

葉酸サプリメントにも添加物に注意

赤ちゃんの為に葉酸サプリメントを摂っている妊婦さんは多いと思います。葉酸は特に妊娠初期に大切な栄養素で、胎児の中枢神経の障害や早産、妊娠高血圧症を防ぐとされ、厚生労働省も妊婦の葉酸摂取を推奨しています。

でも、よかれと思って飲んでいるその葉酸サプリメントにも、実は添加物が隠れている可能性があるのです。

ショ糖脂肪酸エステルやマルチトール、アルコールなどの添加物が葉酸サプリメントに多く利用されています。

乳化剤であるショ糖脂肪酸エステルは、染色体異常のリスクに繋がるとも言われているので、妊婦さんは控えたい添加物です。

糖分の一種であるマルチトールは、血糖値を上昇させるので、妊娠糖尿病のリスクを高めます。

妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、糖分の抑制作用が落ちるので、サプリメントで毎日摂取していると危険です。

一度、飲んでいる葉酸サプリメントの原材料をチェックしてみましょう。中には、有効成分よりも添加物が多く使用されているサプリメントもあります。

原材料は使用量の多い順に記載されているので、確認してみてください。有効成分よりも添加物が先に記載されているサプリメントには注意しましょう。

添加物が多く含まれていると、葉酸そのものの効果を得づらくなってしまいます。

▼葉酸サプリについてはコチラも参考にしてみて!

ひと手間加えて!添加物とうまく付き合っていこう

ここまで添加物の怖さを取り上げてきましたが、過剰に摂取しなければ、基本的には安全性に問題はないとされています。でも、せめて妊娠期間中は、少しでも摂取量を減らしたいですね。

そこで、ひと手間加えて、添加物食品とうまく付き合っていく方法を紹介します。

添加物を洗い流すひと手間を!

添加物が使われた食品をそのまま調理する前に、ひと手間加えて添加物の量を減らしちゃいましょう。

ハムやソーセージは、ボイルすることで保存料をある程度落とすことができるので、炒めものをする時も、まずは湯通ししてから使うと良いでしょう。切れ目を入れてボイルすると、さらに効果的です。

魚肉、練り製品も同様に、湯通ししてから調理してみてください。

インスタントの麺の茹で汁は一度捨て、新しいお湯でスープを作るようにしましょう。麺に多く含まれる、かんすいやリン酸塩を減らすことができます。
漬物は、数回水洗いしてから食べるだけでも、そのまま食べる時に比べて添加物の摂取量はかなり違ってきます。

食べ物で添加物をデトックスしよう!

食品自体に手を加えるだけでなく、デトックス効果のある食べ物を摂ることもおすすめです。

ニンニクや玉ねぎには解毒効果のある抗酸化物質が多く含まれているので、摂取しておきたい食材です。
ブロッコリー、ケール、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜は、肝機能を上げる特性があるので、添加物の排出を助けてくれます。

また、食物繊維は、添加物を便と一緒に排出するので、食物繊維が豊富な野菜や豆類を積極的に摂取すると良いでしょう。

添加物食品を賢く使って、体も心も健康な妊婦に

現代では、添加物を含む食品をすべて排除した生活を送ることは困難です。

でも、添加物を過剰に摂取することの怖さを分かっていれば、対処の仕方があります。

ママが食べた物が赤ちゃんへ運ばれると思うと、口にするものへの意識が変わってくるはずです。

コンビニや加工食品を利用する時は、ちょっとした意識とひと手間をかけるだけで、添加物の摂取量を減らすことができます。

添加物を含む食品の全部が悪いわけではなく、全てを排除しましょう、ということでもありません。利便性をうまく有効活用しながら、賢く利用し、体も心も健康なマタニティライフを送りたいですね。

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