小4の壁とは?どう乗り切る?勉強面・人間関係・留守番のフォロー法

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2018/11/08

小4の壁という言葉を聞いたことはありますか。小1の壁は聞いたことがあるけど、小4の壁って?あまりピンと来ない方も多いのでは。

実は、小4の壁についての対応を誤ると、中学校からの授業に付いていけなかったり、思春期からの人間関係や親子関係に、重大な支障をきたすことも!

脅かすようですが、小4(9歳~10歳)というのが子供の成長にとても重要な時期であることは確かです。

小4の壁について、学習面、精神面、そして学童終了に伴うワーキングママの留守番対策についてまとめました。子供の変化に気づき、壁を乗り切りましょう!

【勉強面の壁】正体は「考える力」の低下

小4の壁の一つ目は勉強面で現れます。

小4になると、学力が進んでいる子とそうでない子の差が目立ってきます。9~10歳で勉強に遅れが出てくる子が急増する原因は、「考える力」の低下にあると言われています。

1980年代に、それまでの「詰め込み教育」から「ゆとりある教育」へと学習指導要領の改訂が行われましたが、授業時間の削減と内容の平易化は子供の学力低下を押しとどめてはくれませんでした。

とりあえず丸暗記、という学習スタイルの流布、ドリルの問題をこなせばよいという風潮が、子供達の「考える力」を奪っていったのだと思われます。

2009年以降、学習指導要領の改訂で「ゆとり教育」の時代は終わりを告げられました。授業時間は増やされ、学ぶべき内容も教科書の厚みと共に増しました。

しかし、今でも日本は思考力を向上させる為の教育に取り組んでおらず、諸外国にも次々と学力で抜かされている現状があります。

小4の算数で登場する抽象的な観念で、勉強の難易度がぐんと上がる…

さて、具体的な小4の勉強の躓きポイントはなんでしょうか?多くの子どもたちは特に算数でつまずくことが多いです。

小4からの算数では、それまでの単純な四則計算を身に着けるためのものから、それらを応用して論理的な思考で解を導くものへと進んでいくからです。

「小数」「分数」「図形」「割合」の問題などがそれにあたります。

普段の会話で使える!抽象観念を意識した言葉で「考える力」を伸ばそう!

小学校高学年で算数への苦手意識を克服出来れば、中学校からの数学へスムーズに取り組むことができます。

その為にも、普段の生活から「考える力」を伸ばす会話を心がけましょう。

ロジカルな言葉を意識的に会話に取り入れよう

~だけ、~ずつ、どちらか一方、両方、以上、未満、等の論理を示す言葉に慣れさせることで、論理的思考が身に付きます。

子供の「どうして?」にはすぐ答えず、「どうしてだと思う?」と問いかけよう
テレビを見ている時に、「この人はどうしてこう言ったんだろうね?」「どうして今こうなったのかな?」と疑問を投げかけて、頭を「思考モード」にさせるのもいいです。

あまり難しく考えずやってみましょう!

日常で感じた疑問点をそのまま流さず「なんで?」「どうして?」と考える癖をつけることで、子供たちの「考える力」を伸ばすことが出来ると思います。

【精神面の壁】子供扱い卒業の時期。小4の変化に親がしっかり対応しよう!

続いて、精神面の壁についてです。

「ひとつ」「ふたつ」「ここのつ」というように、「つ」のつく年齢が終わり、「10」歳を迎える時、子供は大きく成長すると言われています。

ギャングエイジと呼ばれる時期。友達付き合いにも変化が現れる!

小学校中学年は「ギャングエイジ」と呼ばれ、徒党を組んで、つまり友達同士寄り集まって集団で行動することが多くなります。

低学年まではまだ、母親を中心とした生活で回っていた子供が、この頃になると友達付き合い中心、友達からの影響を強く受けた生活へと変化し、自分の考えで行動したいという自立心・独立心が強くなります。

それ自体は子供の成長過程として悪いことではありませんが、親としては下記のような事柄に注意したいです。

子供の行動範囲が把握できなくなってくる

自転車を乗りこなし、遠くの公園や友達の家まで遊びに行くことも出てきます。

「今日はどこへ行っていたの?」「誰と遊んでいたの?」と、子供に普段から聞くようにしましょう。

また、学区外へ出ては行けないこと、子供だけで立ち入って欲しくない場所等を話し合っておきましょう。

お友達との遊びでお金がからんでくることも
この頃になると、お金を持ち歩くようになる子もいます。

  • 子ども同士でのお金の貸し借りは絶対にしないこと
  • 必要以上の大金は持ち出さない
  • その日使う分だけを小銭入れに移して持って行かせる

こういったルールを決めましょう。

10歳を過ぎたらもう子供じゃない!上からでなく同じ目線で本音の付き合いを

これまで親は家庭というゆりかごの中で、子供を守ってきました。

社会のルールを教え、生活習慣の大切さを教え、子供が一人前の社会の一員になれるよう、レールからはみ出ることのないよう、時には言葉を厳しくしてしつけてきましたよね。

10歳を過ぎると、子供達は自分の考えを持ち、親の意見にも「本当にそうなのかな?」「これって、ちょっと違くない?」と、疑問を持ち始めます。

でもそれは、子供が大人へ成長していく証拠なのです。今後は「建前」で話すのではなく、「本音」で、子供を子供と思わず一人の大人として付き合っていきましょう。

例えば、子供が何か困ったことがあり、相談してきたとします。親はつい、「こうすればいい」「これは違う」と、自分の意見を押し付けようとしてしまします。

でもこれでは子供は、逆に「そんなことない!」と反発してしまいます。そんな時、一番良いのは自分の経験を話すことです。

「お母さんも、小学生の時同じようなことがあったよ」と、自分の身に本当にあった経験、その時の思いなどを伝えてあげるのです。

時には親の失敗談も、子供にとって安心材料になります。お母さんはそんな事があっても頑張ったんだな、自分も頑張ろう!という勇気になります。

そして共感を示すことも大切です。子供の話を遮らず聞いて、「~~だったんだね」「~~と思ったんだね」と、うんうん頷きましょう。

聞かれてもいないのに、こちらからアドバイスめいたことを言う必要はありません。親に話して共感されるうちに、子供は自然とどう解決したらいいのか、自分はどうしたいのかをつかんでいくでしょう。

【働くママの壁】ワーママの大問題!学童終了が子供に与える影響

働くママにとっての壁、学童終了についてです。

自治体によっては、6年生まで学童を延長しているところもあるようですが、現状では3年生までで終了しているところが圧倒的多数です。

お留守番している間はどう過ごさせる?鍵はどうするの?等、働くママには気になることが沢山ありますよね。

みんなどうしてる?放課後の過ごし方色々

既に子供をお留守番させているワーキングママ達は、放課後の子供達の過ごし方についてどうしているのでしょうか。

民間の学童へ通う
近くに、民間の学童があればそこに通うことが出来ます。ただし、学童では自由が少なく、子供の方が6年生まで通いたがらないケースも多いようです。
習い事で埋める
4年生になると、学習塾に行き始める子も増えます。この機会に、塾やスポーツ等の習い事をさせるという手もあります。

自宅から自分で通える範囲で探す必要がありますが、これで放課後ママが帰ってくるまで、一人の時間をグッと減らすことができます。

子供の遊び場(児童館)を利用する
近くに公営の子供の遊び場があれば、そこを利用させれば安心です。常駐のスタッフが居て、雨でも室内で遊べるメリットがあります。お友達と約束して遊べば尚良いですね。

子供に留守番させる際、肝となるのは「鍵の取り扱い」「連絡の取り方(ケータイを持たせるか否か)」です。

鍵を持たせる練習は学童終了前から始めよう!

子供に鍵を持たせることについて、不安に思う親は多いようです。子供が鍵の管理を習慣付けるのには時間がかかります。

学童終了する4年生になる前から、練習として鍵を持たせると良いでしょう。

  • 鍵カバーをかけ、肩紐部分につける
  • 伸びるキーホルダーにつけて、ランドセル内ポケットへしまう
  • 紐をつけて常に首からぶら下げておいたり、ズボンのベルトの部分にひっかけてポケットにしまっておく

こういった持たせ方が一例ですが、肩紐部分につけると、カバーがかかっていても鍵が入っていることは想像出来てしまいますよね。

また、常に一緒に行動していると、体育の時間に服を脱ぎ着したり、放課に遊んでいる時に落としたりというリスクがあります。

防犯や落とすことを考えると、リール式や伸びるチェーンのキーホルダーにつないだ上で、ランドセル内ポケットへしまうのが最善だと思います。

鍵を持たせる際、子供に約束させたいこと

自分の身を守るために、これだけは絶対に守るよう説明しましょう。

  • 鍵をチェーンから外さないこと!(失くす危険がある)
  • 鍵を使ったら必ずポケットに戻し、チャックを閉めること!(鍵が飛び出していると不審者に目を付けられる恐れがある)
  • 鍵を開ける時は周りをよく見て、不審者がついてきていないか確認してから!
  • 誰もいなくても「ただいま!」と声を出そう!(一人だと思われない為に)
  • 家に入ったら、内側から鍵をかけること!(ドアチェーンまですれば完璧です)
更に、留守中にチャイムが鳴っても出ない、電話が鳴っても出ない、友達がきても勝手に家にあげないことなどを話し合っておく必要があります。

キッズケータイのGPSを利用して防犯対策を!

親の留守中に子供と連絡を取る手段として、携帯を持たせている方も多いです。各携帯電話会社によりサービスは異なりますが、共通した機能として「GPSでの位置情報取得」があります。

子供が今どこに居るのか?わかるのは安心ですね。キッズケータイには防犯ブザーが付いていて、それを鳴らすと親に位置情報のメールが届くという機能もあります。

家に帰ってきて一回、出かける前に一回、帰宅する際に一回、とこまめに連絡を入れてもらえば親も安心です。

長期休みは習い事や塾の利用も。時短勤務やパート派遣も視野に!

平日は習い事やお友達との約束で埋められたとしても、夏休み等の長期休暇は一人の時間が増えてしまい心配ですよね。

夏休みは期間、塾や習い事でも短期集中コースが開催されていたり、キャンプや子供向け講座等もあるようですので、上手く利用してみるのも手です。

学校のプール開放や市営プールを利用したり、図書館で過ごすという方法も。出かける前の戸締りや、どこへ行くのか連絡を入れることを徹底させましょう。

また、仕事を時短勤務にする、パート派遣に切り替えるということを視野にいれる人もいます。

勉強面でも心の面でも、親がケア出来るのは今だけ。子供と自分の状況に合わせた判断が必要です。

小4の壁を乗り切るには子供の気持ちに寄り添うこと、子供を信じることが大切!

小4で訪れる壁について、3つの視点からお伝えしました。小4に降りかかる様々な困難・変化について理解していただけたでしょうか。

大事なのは、子供の気持ちをよく聞くこと、子供の様子に注視し、寄り添うことです。

さなぎから蝶になるように、子供から大人へと成長する皆さんの大切な宝物を、信じて見守りましょう。きっと、壁は乗り越えられるはずです。

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