多胎児育児は周囲の助けを借りて乗り切ろう!ママが受けれる支援やサポートまとめ

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2019/06/28

2018年1月の愛知県豊田市の三つ子次男虐待死のニュースは子供を育てる母親たちに大きな衝撃を与え反響を呼びました。

多胎児を育てる親たちは睡眠時間もほとんどなく、ミルク→おむつ替え→泣いたら抱っこ、このルーティンを毎日繰り返し「生きた心地がしない」とさえ思うほど過酷な状況で暮らしています。

そんな状況を少しでも楽にするべく多胎児を育てるママたちの支援やサポートについてまとめてみました。

自治体によって体制は違いますが、ぜひ参考にしてみてください。

自治体で実施されている子育て支援事業

少子化問題といわれる中、不妊治療の一般的な普及により多胎児の出生率は増加傾向にあると言われてます。

その中で多胎育児の情報や問題はあまりクローズアップされておらず、双子・三つ子を育てる親たちに知りたい情報や伝えたいことが届いていない、という現状もあります。

多胎児の支援状況は自治体で違いますが、主に行政が行う支援、NPO団体や市民団体、社会福祉法人などの民間団体による支援、医療機関や市民グループ、研究機関などが連携した支援に分かれます。

ファミリサポート事業

ファミリサポート事業(通称:ファミサポ)は、乳幼児や小学生のいる家庭を対象として援助を受けることができるサービスです。援助を受けたい側と援助したい側が登録し、アドバイザーが仲介となって依頼者を探します。

ただ、初めて会員登録するときは事前打ち合わせがあり子供と一緒に行かなければいけません。継続的にお願いするときはセンターに確認しお互いの都合が合えばサポートを受けることができます。

【サービス内容】

  • 保育施設の送迎
  • 保育園や学校終了後の子供の面倒
  • 保護者の病気・急用の子供の面倒
  • 冠婚葬祭や兄弟の学校行事に子供を預かる
  • 買い物・外出の際に子供を預かる
  • 病児・病後の緊急預かり対応
お住いの市区町村にファミリサポートセンターがあるかどうかはサポートセンター検索から検索することができます。

※会員登録や詳しい情報については、各市区町村へ直接お問い合わせください。

病児・病後児保育

病児・病後児保育は、子供が病気のため保育所に預けることができないが仕事も休めない…など一時的な保育を行います。

インフルエンザや水疱瘡、風疹などの感染症の病気でも利用することができますが、1日の定員人数が決まっているのでなかなか予約がとれない、キャンセル待ちという状況も結構あります。

【利用方法】

  1. 利用するには、事前登録が必要です。利用する保育室または市区町村の子供課窓口に備付の登録票に記入の上、利用施設に提出します。
  2. 利用する病児・病後児保育室へ事前予約します。
  3. 利用する場合「医師連絡票」と「保護者からの病状連絡票」の提出が必要です。
利用金額:日額2,000円~3,000円程度
※各市町によって利用方法が違うので詳しくは各市町の窓口へお問合せください。

一般社団法人全国病児保育協議会のホームページからお住いの病児・病後児保育施設が調べられます。

育児支援家庭訪問事業

育児、家事など自ら支援を求めることが困難な家庭に対して、家庭訪問や育児の支援を行う事業です。産後うつ、育児ストレス、子育ての不安、孤立、を抱いてる家庭も対象としています。

  • 利用料:無料
  • 対象者:6歳未満の子供がいる家庭
  • 利用条件:訪問は週に1回2時間程度(約2ヶ月)、育児・家事をしたり一緒に話をしたりする。※ベビーシッターや家事代行はできません

最寄りの家庭訪問事業は家庭訪問型子育て支援ホームスタート検索できます。

【家庭訪問型子育て支援ホームスタート:利用方法】

  1. 申込(最寄りのホームスタート実施団体へ電話・メールにて連絡)
  2. オーガナイザー初回訪問(どのように過ごすか一緒に決めていく)
  3. オーガナイザーがホームビジターと一緒に訪問・紹介(訪問日程の調整・活動内容の確認)
  4. ホームビジターの定期訪問(週に1回2時間程度、4~6回訪問。日程や変更も調整可)

【活動例】

  • 一緒に子供と遊ぶ
  • 一緒に離乳食やお菓子を作る
  • 子育てや生活情報をおしゃべりする
  • 気持ちのもやもやを聞いてもらう
  • 子供と一緒に公園へ散歩する
  • 一緒に子育て広場や子育て支援センターへ行く
  • 一緒に病院やお買い物に行く など

地域子育て支援センター事業

全国に設置された施設で、児童館、児童センター、子育て支援センター、ひろばなど地域に密着し子育ての支援を行います。

遊具やおもちゃも完備され、オムツ替えのスペースや授乳室もあるので自由に利用することができます。日によってはベビーマッサージやリズム体操、スポーツなどイベントが開催されることも多く、参加する場合は事前予約が必要になることもあります。

それ以外にも専門家による子育ての悩みや相談、必要に応じて支援活動も行ってくれます。地域のサービスは地域でしか分からないことも多く、サービスや支援情報についても教えてもらえるので分からないことはどんどん質問してみましょう。

地域で取り組む多胎育児支援事業

まだ全国で取り組みが行われていないけど、これから増えてくるであろう育児支援事業を紹介します。

多胎児家庭向けホームへルパー派遣事業

各自治体が取り組む育児支援事業は、多胎児を養育している家庭にホームヘルパーを派遣し、家事や子供の食事、買い物などのサービスを行い精神的・身体的負担を軽減するものです。

参入の自治体が少ないのが残念ですが、こういうサービスがもっと増えると助かるママも多くなりますね。

滋賀県大津市 草津市
利用対象者 大津市内の多胎を養育する保護者
で多胎児が3歳に達する日の前日
まで
市内在中で平日の昼間に支援者が
いない家庭
サービス内容 家事援助・育児援助 家事援助・育児援助
利用できる時間 平日(月~金)・土曜日の7時~19時 平日(月~金)の7時~19時
利用回数の上限 1週間当たり6回、利用時間は2時間
(通院等の外出援助は4時間迄)
1回2時間以内(上限120時間)
1週間当たり5回まで
料金 無料 無料
利用方法 電子申請または郵送で事前申請 子供家庭課の窓口へ

【兵庫県宝塚市・岐阜市】多胎児ファミリー・健診サポート

兵庫県宝塚市、岐阜市では4ヶ月・10ヶ月・1歳半健診で人手が足らない保護者を対象に健診中の子供のお世話とお手伝いを実施しています。

「1人で健診大丈夫かな?」と不安を持っているママの負担を軽減するため、多胎育児先輩ママ(ピアサポーター)がお手伝いしたり、おしゃべりすることができます。

  • 兵庫県宝塚市
  • 利用対象者:4ヶ月・10ヶ月・1歳半健診で人手が足らない保護者
  • 費用:無料
  • サポート名:ひょうご多胎ネット・多胎育児支援グループcherrypeer
  • 申込:健診日の2週間前までにお申し込みください(予約制)
  • 電話番号:ひょうご多胎ネット(078-992-0870)

岐阜市では乳幼児健康診断のサポートと、ピアサポーターが多胎児家庭を訪問し多胎児経験者として育児のアドバイスや相談訪問を行っています。

利用は事前申し込みが必要です。下記までお問合せください。

  • 岐阜市
  • 中母子健康包括支援センター  電話 058-252-0631
  • 南母子健康包括支援センター  電話 058-271-8130
  • 北母子健康包括支援センター  電話 058-233-3116

【東京都荒川区・佐賀県】多胎児家庭向けタクシー券補助

東京都荒川区、佐賀県では多胎児家庭向けタクシー券の補助事業があります。双子・三つ子の多胎児の保護者がタクシーを利用する際、料金の全額または一部を助成します。

【東京都荒川区の対象者及び補助内容】

①区内在住で4月1日現在0歳児から2歳児までの多胎児を養育する家庭

・タクシー利用料の全額を助成 限度額2万円 
・一時保育等利用料の半額を補助 限度額2万円(4万円分の利用まで)

②区内在住で4月1日現在3歳児から5歳児までの多胎児を養育する家庭

・一時保育等利用料の半額を補助 限度額2万円(4万円分の利用まで)

③申請方法

・4月1日時点でに区内在住の場合は、区で対象者を確認して4月末頃までに郵送

【佐賀県の対象者及び補助内容】

  • 対象は、双子・三つ子など(多胎児)を妊娠されている方及び多胎児を養育する家庭
  • 県内の子育てタクシーで利用できる子育てタクシー利用券(2万円相当)の交付。※利用券1枚につき500円相当の運賃としてご利用できます。
  • 申請方法は住所のある市町の母子健康手帳担当窓口で、本人もしくは夫など保護者が交付申請書に記入のうえ提出。
  • 利用する前に最寄りの子育てタクシー事業者に利用登録を行ってください。

佐賀県ホームページからも申請書の交付ができます。

全国保育サービス協会が運営する「育児支援割引制度」

全国保育サービス協会が運営する育児支援割引制度は、協会が承認した企業に勤めていること、助成割引が使用できるベビーシッター会社が協会に加盟していることで利用できるサービスです。

ベビーシッター派遣事業は仕事と育児の両立を支援する「通常分」と多胎家庭育児を支援する「多胎児分」があります。

【双生児等多胎児家庭育児支援事業】

  • 対象者:協会が事業主と連携していて義務教育就学前の双生児多胎児を養育していること
  • 割引金額は双子の場合は9,000円、三つ子の場合は18,000円の割引券を事業主に発行
  • 使用は1年に2回まで(特別の事由がある場合は4回まで)

【ベビーシッター派遣事業】

仕事と育児の両立支援のためにベビーシッターを利用する場合、1日につき1,700円の割引ができる(保育園のお迎えにも割引券が使えます)

【産前産後休業時育児支援事業】

妊婦検診や産褥期の体調不良でベビーシッターを利用した場合、1日につき1,700円の割引が受けられ産休取得期間中4回まで利用ができます(この制度は財団法人こども未来財団が実施する事業で、厚生年金適用事業所に勤務する職員が対象になります)

育児支援割引制度についてのお問合せは、財団法人こども未来財団(TEL:03-5510-1832)です。

日本多胎支援協会が運営する全国多胎児サークル

日本多胎支援協会は多胎育児や支援、研修会やサークル、医療や行政の団体立ち上げの支援を行っています。

活動報告や多胎知識に関する紹介もホームページで閲覧することができます。全国に多胎サークルを設置し、さらに拡大に努める支援団体です。

保健センターや病院、地域の多胎サークルと連携して妊娠中から多胎育児のイメージを実感してもらうために、多胎育児の講演会、座談会、相談会、参加者の交流やプレパパママ教室を開催している自治体があります。

サークルに参加する場合は事前予約が必要です。サークの連絡先や各地域の多胎関連の情報を知りたい場合は、HP(http://jamba.or.jp/)のお問合せか、TEL(078-992-0870)から連絡してください。

【全国にある多胎サークル】

【日本全国】

日本全国:ツインマザーズクラブ

【北海道】

  • 北海道旭川市:双子の育児サークル・ペアビーンズ
  • 北海道札幌市:んぐんぐまーま
  • 北海道函館市・北斗市・主に道南:多胎児サークルハッピーキッズ
  • 北海道根室市:さくらんぼ
  • 北海道上川郡鷹栖町・旭川市:多胎育児サークル・ハッピーキッズ
【東京】

  • 東京都青梅市:ツインプラムズ
  • 東京都千代田区:ちよだ双子ちゃん三つ子ちゃんの会
  • 東京都三鷹市:ピーナッツ
  • 東京上野:ふたごっち会
  • ツインズタイム:東京都北区
  • 東京都目黒区東山:目黒双子の会
【関東】

  • 埼玉県上尾市及び近隣市町村:上尾ツインズ
  • 埼玉県越谷市:双子会
  • 埼玉県東松山市:ふたごちゃんあつまれ
  • 埼玉県新座市:児童センター地域子育て支援センターセサミ
  • 群馬県館林市:さくらんぼサークル
  • 栃木県小山市:双子サークル「さんらんぼ小山会」
  • 栃木県足利市:Twin~Zoo
  • 栃木県宇都宮市:さくらんぼTWINS南
  • 千葉県八千代市:ピーナッツ・マム
  • 千葉県木更津市・君津市・袖ケ浦市・富津市:多胎児サークルジェミニクラブ
  • 千葉県市川市:多胎児サークルFour Little Cheeks
  • 茨木県阿見町:おだんごクラブ
  • 茨木県水戸市:えだまめキッズ
  • 神奈川県横浜市戸塚市:ふたごみつごの会
  • 神奈川県横浜市:プチ・ペアーズ・クラブ横浜
  • 横浜市都筑区:都筑区双子の会
【北信越・東海】

  • 石川県小松市・能美市:ピーナッツ・キッズ・クラブ
  • 石川県金沢市:金沢ツインキッズ
  • 石川県金沢市:ほっとらんど
  • 石川県全域:いしかわ多胎ネット
  • 福井県敦賀市:双子サークル”ふたば”
  • 長野県駒ヶ根市近辺:ツインエンジェル(双子の会)
  • 長野県上伊那郡葛輪町:ピーナッツクラブ
  • 岐阜県岐阜市:Gツインズ
  • 岐阜県多治見市周辺:多胎児サークルみど・ふぁど
  • 岐阜県本巣市:ニコニコチェリーキッズ
  • 岐阜県郡上市:多胎サークル「キルシェ」
  • 岐阜県高山市:ツインズひだ
  • 岐阜県全域:ぎふ多胎ネット
  • 愛知県江南市近郊:ツインズサークル
  • 愛知県豊橋市:集まれ!ママとツインズたち
  • 愛知県全域:一般社団法人あいち多胎ファミーユ
  • 愛知県額田郡幸田町:チェリーキッズ
  • 静岡県浜松市中区:多胎サークル ころころピーナッツ
  • 静岡県浜松市・湖西市:ふたご・みつごサークル ニコニコさくらんぼ
  • 静岡県磐田市・袋井市・浜松市:わんぱくソーセージ(双生児)
【近畿】

  • 兵庫県神戸市西区:多胎児子育て支援グループマミーベアーズ
  • 兵庫県姫路市:ふたご・みつごサークル そらまめinHimeji
  • 兵庫県明石市:ツインメリー
  • 兵庫県神戸市:チェリーキッズ
  • 兵庫県尼崎市:ふたご広場
  • 兵庫県神崎郡福崎町:Hukusaki25
  • 兵庫県芦屋市:芦屋ツインズ
  • 兵庫県三田市:ツインクル
  • 兵庫県三木市の児童センター:ツインズ
  • 兵庫県朝来市・養父市:さくらんぼクラブ
  • 兵庫県西宮市:双子サークルcherry
  • 兵庫県篠山市:チェリーツインズ
  • 兵庫県赤穂市:にこにこクラブ
  • 兵庫県たつの市:ツインラビット
  • 兵庫県宝塚市:多胎児育児支援グループ cherry peer
  • 兵庫県宝塚市:ふたごくらぶぐりとぐら
  • 兵庫県全域:ひょうご多胎ネット
  • 京都府京都市:双子っちくらぶ
  • 京都府京都市西京区近隣区・市町村:リトルペアーズ
  • 京都府京都市内・府内交流:双子の会
  • 滋賀県南部(守山市・草津市・大津市・栗東市):ツインズサークルび~んず
  • 滋賀県大津市:ツインクルザウルス
  • 滋賀県大津市湖西方面:ぺあっこクラブ
  • 滋賀県大津市(瀬田):はっぱ
  • 大阪府交野市:ピーナッツ双子・三つ子の会
  • 大阪府豊中市内(千里中央・豊中):ふたごさんあつまれ
  • 大阪府中央区:おひさまの会
  • 大阪府牧方市:さぷり双子の会
  • 大阪府羽曵野市:ジェミニクラブ
  • 大阪府和泉市:さくらんぼくらぶ
  • 大阪府全域:おおさか多胎ネット
  • 奈良県榲原市:ニコニコTWINS
  • 奈良市ボランティアセンター:奈良ビーンズサークル
  • 三重県津市:ジェミニ・キッズ
  • 和歌山県和歌山市:ふたごぐみ
【中国】

  • 山口健周南市:多胎児育児サークル ピヨピヨクラブ
  • 山口県宇部市:Wキッズ
  • 山口県山口市:ピーナッツクラブ
  • 鳥取県鳥取市:ふたりっこクラブ
  • 広島県呉市:チェリーエンジェル
  • 広島県福山市:多胎児育児サークルツインズファミリー
  • 広島県安芸郡海田町:ツインキッズ
  • 広島市安佐南区祇園:ふたりっこ
  • 岡山県総社市:双子ちゃんタイム
【四国】

  • 香川県高松市内:NPO法人子育てネットひまわり ひまわりハウスとことこ「ツインDAY」
  • 香川県高松市:HAPPY CLOVER
  • 香川県高松市:さぬきツインクラブ
  • 愛媛県松山市・松前町:ツインズファミリー
  • 愛媛県新居浜市:ふたごクラブ
  • 愛媛県西条市:にこにこツインズ
  • 愛媛県四国中央紙:多胎育児サークル・ツインチェリーズ
  • 愛媛県全域:えひめ多胎ネット
【九州】

  • 佐賀県佐賀市:双子・三つ子サークル グリンピース
  • 福岡県大川市:きらきらキッズ
  • 福岡県筑紫野市:まんまるスマイル
  • 福岡県筑後市:ツインズサン
  • 福岡県久留米市他周辺地域:ツインズクラブ
  • 宮崎県:双子の会
  • 鹿児島県鹿児島市:ピース プルマム(双子・三つ子の会)
  • 鹿児島県鹿児島市:そらまめくらぶ、ツインプルマザーズ、さくらんぼキッズ
  • 鹿児島全域:かごしま多胎ネット

荒川区が行う多胎児家庭の経済的支援

医療費や保育園の無償化は単胎児家庭でも同じですが、多胎児家庭はミルク、オムツ、ベビー用品が2~3倍かかります。、

こうした負担を軽減するために育児グッズの貸出、バザーやリサイクルの催しなどを行う地域もありますが定期的に開催しているわけではありません。

全国的に多胎家庭にどのような経済的支援があるのか調べましたが、物資の補助的な支援をしている自治体が非常に少なく、唯一荒川区では多胎家庭のサポートや経済的支援が他の地域と比べて多い気がしました。

荒川区が行う子育て支援サポート

荒川区は多胎児家庭向けタクシー券補助の対象になっている地域です。それ以外にも、キッズクーポン(子育て応援券)の贈呈、ツインズサポート事業も充実しています。

キッズクーポン(子育て応援券)
キッズクーポンは各エリアの民生・児童委員が自宅まで訪問してクーポンを配布してくれる子育て見守り事業で、絵本や商品券と交換できるサービスです。
  • 絵本交換券:0歳~1歳児が対象で30冊の本から2冊を選び贈呈前に試し読みができる
  • こども商品券:2歳児が対象で2000円の商品券が受け取れ全国のこども商品券加盟店で使用できる
ツインズサポート事業
ツインサポート事業はタクシー利用料全額助成以外にも、多胎児養育家庭に一時保育半額補助も行っています。
  • 0歳~2歳児の多胎児養育家庭:・タクシー利用料を全額助成、一時保育等の利用料を半額補助(限度額20,000円)
  • 3歳~5歳児の多胎児養育家庭:一時保育等の利用料を半額補助(限度額20,000円)

支援やサポートをうまく活用して子育ての負担を減らして!

多胎児養育家庭の支援やサポートを調べていくうちに、多胎育児の支援体制がまだまだ不十分だと感じました。

児童手当や医療費助成、保育料の無償化は子供を持つ家庭なら誰でも受けることができますが、双子、三つ子を育てる家庭は精神的・経済的不安がつきものです。

子供が小さいうちからお金がかかり、成長していくたびに倍の金額を払っていかなければいけません。

妊娠が三つ子だと分かったら、産院から「経済的な負担が大きいこと」「出産後も子育てができるのか」話し合いを進めた結果、減胎手術を希望するママもいます。

豊田市の三つ子次男虐待死のニュースがあるように、多胎児を育てるためには生まれてからの支援環境、母親の精神的サポートも必要です。

同じ多胎の子供を持つ母親と悩みを共有できれば少しは気持ちが楽になるかもしれません。自治体にある支援やサポートをうまく活用しながら子育ての負担を減らしていけるようになりたいですね。

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