【遊ぶ相手別】子供の遊びの意味!遊ぶことで子供の心や体は成長する

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2017/10/16

子供たちが遊んでいる様子

未就学児から塾へ通う子も少なくない時代に、子供が遊ぶ時間は1日の間にいったいどのくらいあるのでしょうか。

遊びから子どもが学ぶ事は、実はたくさんあります。遊びは、コミュニケーションという社会で生きていくのに必須のスキルを身につける絶好の機会なのです。

机の上では決して学べない、“大事なこと”は遊びにあります。

子どもはたくさんの人と遊ぶことで成長できる!

あえて子どもをいろんな人と関わらせるようにしましょう。子どもが学ぶのは遊ぶ人それぞれで違ってきます。

その人と遊ぶことでしか得られない体験は貴重です。

【父親】との遊びから学ぶ事

  • 冒険
  • 社会性
  • 自分で考える力
  • 主体性
冒険心やそこから感じるスリルを体験できるのは、自由に遊ばせてくれる父親のもと。

危険を知らずに育つ子どもは限度を知りません。

「ここまでなら大丈夫。」との感覚を遊びから養っておくことは、大きな危険を回避することにつながるのです。

見ていてハラハラしてしまう場面も、笑って見過してくれる人の存在は子どもにとって大事です。

また、すぐに助けてくれる人がいない状況だからこそ、子どもは自ら考えて行動することを覚えます。

主体性、社会性を身に着けやすいのは父親と一緒にいる時ともいわれるくらいです。

ある程度放っておかれる状況で遊ぶという体験が子どもを成長させることもあるのです。

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【母親】との遊びから学ぶ事

  • 安心感
  • 見返りを期待しない愛
  • 絶対の安全地帯

子どもにとって「守って育ててくれる存在」は、何と言っても母親です。

1歳になるまでの間に、母親とスキンシップを十分に行った子どもは、その後集団へ入っても自信を持って行動することが出来るようになります。

社会で生きるということは、自己肯定感があってこそうまくやっていけるもの。

自己肯定感は、母親から愛されているという“自信”や母親がいるから大丈夫との“安心感”があってこそ育まれるものなのです。

ママは、子どもとのスキンシップをたくさんできる遊びをしましょう。いないいないばあっ!やこちょこちょごっこ、膝にのせてボートをこぐ動作などの遊びがおすすめです。

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【友達】との遊びから学ぶ事

  • 問題解決能力
  • コミュニケーション能力
  • 社会性
同世代の友だちと遊ぶことで、子どもは自分の思い通りにいかない状況や競争、言い合い、殴り合い等のトラブルを経験します。

見ている親は介入したくなりますが、そこはぐっとこらえるべき。トラブルを自分たちで解決できてこそ、学べることがあるからです。

大人に解決してもらうのが当たり前になってしまってはいけませんね。

「どうしたらうまく話し合いが出来るのか。」「こういうタイプの子にはどう接したらいいのか。」等、社会に出てから生きるスキルを学べる場は、友人間です。

幼い頃は一緒についていって、「こう言ったら良いよ。」とのアドバイスをしても構いません。

小学校に上がったら、思い切って子どもたちだけに任せみましょう。たまに、様子を聞いたり観察したりして状況を把握しておくことです。

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【兄弟や年齢の違う友達】との遊びから学ぶ事

  • 社会性
  • 年上を敬う考え方
  • 社会での振る舞い方

親戚の子どもが集まる盆正月や地域のお祭りは、年齢の違う男女が集まって遊ぶチャンスです。

年上の子が自然とリーダーとなり、幼い子たちをまとめるとのケースが見られます。

年功序列型の社会では、年齢が上の人を敬うという考え方を知っておくことも大事。長く生きている分、知識が豊富で学ぶ事が多いのも事実です。
お兄ちゃん、お姉ちゃんの振る舞いを見て、子どもは年下の子どもにどう接したらよいかを知ることも出来ます。

一人っ子家庭が増加している近年では、年齢の違う子供同士が遊べる機会を積極的に作りましょう。地域の行事には努めて参加すると良いですよ。

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【おじいちゃん、おばあちゃん】との遊びから学ぶ事

  • 多少のことなら許される環境
  • 心の安定
  • 多くの知識

確かに、子どもに与えすぎるのは考えものですが、優しいおじいちゃん、おばあちゃんとの交流から子どもが学ぶ事もあります。

年齢を重ねているからこそ持っている知識と親からは得られない“許される”感覚です。

老人が1人亡くなれば図書館がひとつなくなるのと同じと言われるくらい、おじいちゃん、おばあちゃんの知識は膨大です。

昔の遊びや言葉、昔ながらの味など、子どもは一緒に遊ぶ中で自然と様々、吸収していきます。

また、多少のことでは叱られない祖父母からの愛は、親の愛と同じくらい子どもの心を豊かにします。

多少のことは許される“緩い場所”も子どもの成長に必要です。

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喧嘩やケガ等を心配しすぎないで、自由に遊ばせよう!

過保護やモンスターペアレント等が問題視されている社会で、子供同士のトラブルに過敏な風潮があります。

もちろん大けがやいじめならば、周囲の大人の介入が不可欠なのは言うまでもありません。ちょっとした小競り合いや言い合いにまで親が出ていくのはどうでしょうか。

子供同士に任せる方がうまく行ったり、本人同士の成長につながることも。ママから離れて、パパやお友達同士、祖父母と遊ぶ経験もその延長線上にあるのでしょう。

1人の人といつも一緒にいるより、様々な人と触れ合う方が子どもは豊かな人材へ成長してくれるはず。

いろんな立場から物事を見れば、多角的な視野と柔軟な思考を学べます。

「けがをするかもしれない。」「お友達とけんかをするかもしれない。」等の心配はあっても、思い切って「行っておいで。」と送り出してあげる勇気を持ちましょう。それが、子どものためなのです。

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