ガーゼ素材など肌に優しい素材で!赤ちゃんのタオルの選び方

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2016/03/01

タオルにくるまる赤ちゃん
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。毎日使うタオル類は特に、直接肌に触れる物ですのできちんと選んであげましょう。

赤ちゃんの素肌は大人の皮膚の半分くらいの厚みしかないと言われており、バリア機能も弱く、敏感で刺激にとても弱いです。

今回は素材の選び方をご紹介しますので、贈り物として選ぶ際にもぜひご参考にしてみてくださいね。

おすすめの素材はコットン100%

タオルやガーゼを選ぶ際に、こだわりたいのがその素材です。コットン(綿)は肌触りがよく、吸水性に優れているので汗っかきの赤ちゃんには最適と言われています。

赤ちゃんは汗腺の数は大人と変わらないそうです。新陳代謝も激しく水分補給も多いので、汗が沢山作られます。

しかし、スムーズに汗を排出できる汗腺が少ないため汗腺が炎症を起こし、あせもができやすくなっています。

こんなデリケートな赤ちゃんの肌にはやはり、吸水性に優れ肌触りの良いコットンがいいというのは納得です。

また強くて丈夫ですので、洗濯にも耐えられるコットンはまさにママの味方ですね。

オーガニックコットンは、赤ちゃんにも地球にも優しい

コットンの中でも、オーガニックコットンは特に赤ちゃんの肌に良いそうです。

オーガニック(有機栽培)コットンとは、農薬や合成化学肥料を使用せずに三年以上経過した畑で栽培された綿花のことです。

栽培の過程においても、有害な農薬などを一切使用しないために収穫された綿花にも農薬が残らず、エコロジーの代表格と言われています。

不純な物が使用されていないので、赤ちゃんに安心して使えそうですね。

また、農薬などを使用しない有機栽培は、栽培する人々の健康や生活をも守っています。

これまで農薬を使用していた生産者は、高い農薬を購入するため借金が増え、更に有害な化学物質が原因で、呼吸器系や器官支系の病気を患うこともありました。

農薬を使用しないことで、栽培者の健康や生活は守られたのですが、生産に非常に手間がかかりるため、オーガニックコットンはかなり高価格になってしまっています。

オーガニックコットンの落とし穴

いくら高価なオーガニックコットンでも、収穫されてから製品化されるまでの工程の途中で薬品を使用していたら意味がありません。

実際にオーガニックコットンを使用している製品であっても、その製造工程で化学薬品を使用していることもあります。

赤ちゃんのタオルを選ぶ際にオーガニックコットンをと思っているのでしたら、その製造工程に注目するのは必須です。

意外と難しくない!洗濯のポイント

「高価なオーガニックコットンの洗濯は、手間がかかって難しそう…」と思っていませんか?

確かに一般的な綿製品と比べて、オーガニックコットンの製品は増強剤などの加工がないため、生地縫製の強度が弱い場合もあります。

ですが、セーターなどのドライ製品と同様で、優しく取り扱えば問題ありません。からまるのを防ぐため、洗濯ネットに入れて洗えば他の衣類とも一緒に洗えます。

洗剤は普通の合成洗剤でOKですし、すぐに縮むこともありません。

ですが、オーガニックコットンの風合いをより長く保つためには、天然の石鹸などのご使用をおすすめします。

オーガニックコットンは吸水性が良く、洗濯を繰り返すほど柔軟性が増していくので、柔軟剤を使用する必要はありません。

干す場所は風通しの良い日陰で、四方に優しく引っ張りながら形を整えると形崩れしにくくなります。

よく聞く「今治タオル」は赤ちゃんに適しています!

贈り物として使われることの多い「今治タオル」とは、どのような製品なのでしょうか?実は一つの製品名ではなく、四国タオル工業組合が独自に認定したブランドの総称です。

その基準はとても厳しく、それゆえに品質は確かなもので「これまでのタオルの概念を覆す」とまで言われています。

その特徴は「吸水性」と柔軟剤がいらない「優しさ」

通常のタオルは、おろす前にまず洗うのが一般的ですよね。おろしたての物は驚くほど吸水しませんので、それで困った経験を持つママもいらっしゃるのではないでしょうか?

今治タオルは、とても吸水性にこだわって作られているため、水分や汗を素早く吸収します。お風呂上りや運動の後に汗をぬぐってもべとつかないため、肌にも優しいのです。

また、製造工程にも愛情を注いでおり綿本来の柔らかさを持続させているため、柔軟剤を使用しなくても硬くなりにくいタオルづくりを追究しているのだそうです。

柔軟剤いらずで、お肌に優しいとなればとてもデリケートな赤ちゃんには最適ですね。贈答用として使われるというのも納得です。

オールシーズン使える「ガーゼ素材」もおすすめ!

新生児を沐浴させる時にかかせないのが、沐浴用のガーゼですよね。

裸のままでは不安がるので、赤ちゃんの身にガーゼをまとわせて沐浴させるのが一般的です。

ガーゼは赤ちゃんの肌にも優しいので、普段の生活でもよだれや汗を拭き取るのにも使われます。

ガーゼと聞くと、通気性が良くて吸汗速乾性を高めるため、「夏の素材」という感じがしますよね。実は、適度な保温性を持つため温かく、「冬に適した素材」でもあるんです。

多重ガーゼは、様々なシーンで大活躍

多重ガーゼとは、文字通りガーゼを幾層にも重ねて織り合わせた物です。2重はダブルガーゼ、3重以上が多重ガーゼと呼ばれます。

1枚の生地は薄いのですが、何層も重ねることでボリュームがでます。そのボリュームの割にはとても軽いのが特徴です。

赤ちゃんは新陳代謝が激しく、汗をよくかきます。まだ体が小さいため、体温が逃げやすく風邪を引きやすくなってしまいます。

通気性と保温性を兼ね備えた多重ガーゼは、赤ちゃんの体調を守るためにも、とても適しているのです。

多重ガーゼは、タオル類の他にもいろいろな物に使われています。

  • ガーゼケット
  • スリーパー
  • バスローブ
  • レインコート

なぜか赤ちゃんは、寝ている時もよく動きますよね。夜中に何度も、タオルケットや毛布を掛けなおした経験をお持ちのママも多いのではないでしょうか?

そのような時に、赤ちゃんに牙獣ガーゼのスリーパーを着せておくと安心ですよ。多重ガーゼは軽いので、赤ちゃんが負担に感じる事もないと思います。

寒い冬には6重ガーゼのスリーパーにしてより温かくしたり、汗をかきやすい夏場は3重ガーゼにして通気性を良くするなど、選び方しだいで工夫できます。

洗濯するたびに肌に馴染むガーゼは、ママの味方

ガーゼは、洗濯したり使い込むほど表面が滑らかになり、風合いも良くなって肌にも馴染むという特徴があります。

薄い生地の間に空気が入るためボリュームが増すのです。

赤ちゃんに使用するリネンは汚れやすく、洗濯を頻繁にしなければならないママにとっては、とても嬉しい素材ですね。

洗濯方法は、洗濯ネットに入れれば他の洗濯物と一緒に洗えます。干す時は直射日光は避けて陰干しにしましょう。

ガーゼは速乾性にも優れているので、陰干しでもすぐに乾いてママも大助かりですね。

実際にいろいろ試して、相性が良い物を選びましょう

タオルとひとくちに言っても、様々な種類があることに驚きますよね。同じコットン100%でも、素材の選び方次第でその製品は大きく異なります。

どれが良いのか、最終的な判断はママがしましょう。多く支持されている物であっても、大切な赤ちゃんの肌には合わないこともあります。

実際に使う赤ちゃんとの相性が良く、毎日お手入れをするママが取り扱いやすい物を選ぶのがが一番だと思います。

可能な限り試してみて、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

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