マッサージで解消!辛そうな赤ちゃんの便秘はスキンシップで解決

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2017/11/14

便秘の赤ちゃんにマッサージしている様子

意外と多い赤ちゃんの便秘。顔を真っ赤にして頑張る赤ちゃんを見ていると、パパやママまで力が入ってしまいますね。

もともと便秘になりやすい子もいれば、ミルクを変えたり、離乳食が始まったタイミングで便秘になってしまう子もいます。

便秘の原因は様々なので、どうやって解消してあげたらいいのか、パパ・ママも手探り状態なのでは。

そんなときに試してほしいのがマッサージです。やり方を覚えるだけで、特に必要なものもないので、便秘解消の一歩としてすぐに始めることができます。

今回は、色々な便秘解消マッサージをご紹介します。わが子の便秘で悩んでいるパパ・ママはぜひ試してみてくださいね。

スキンシップを楽しみながら!色々なお腹マッサージ

マッサージは、特別なものを使わなくても手軽に始められる便秘対策です。パパ・ママが赤ちゃんの身体に触れてマッサージしてあげることで、腸の動きを促進させます。

親子のスキンシップにもなるので、行うときは赤ちゃんと遊ぶ気持ちで楽しくやってみてください。パパ・ママのニコニコした顔も、赤ちゃんの緊張を和らげてリラックスした気分にさせますよ。

「の」の字マッサージ

赤ちゃんの便秘のマッサージで一番有名なのがこちらですね。すでに試したことのあるパパ・ママもいるかもしれません。

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる、もしくは横抱っこのようにお腹をさすりやすい姿勢にする
  2. 大人の手を赤ちゃんのおへその下あたりに置く
  3. 手のひら、または強めにする場合は3本の指(人差し指・中指・薬指)でひらがなの「の」を書くように時計回りにお腹をさする
  4. 1回に2~3周を1日に3セットを目安に行う

大腸を刺激することで排便を促すマッサージです。優しくさするのが基本ですが、少し強めにするときは軽く押すような感じで行ってください。

金魚運動

こちらもお腹に優しく刺激を与えるマッサージです。マッサージというよりはスキンシップ遊びのような感じなので、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  2. お尻と両足の付け根を大人の手で包むように支え、ふとももは手首で挟むようにする
  3. 金魚の尾ひれを意識して左右にやさしくゆらす

小さな赤ちゃんの身体にはなかなかの全身運動になります。楽しい運動ですが、赤ちゃんもパパ・ママも疲れない程度に行ってください。

ゆらゆらマッサージ

左右にゆらす点では金魚運動にも似ているようですが、こちらは赤ちゃんの上半身をゆすります。お腹をゆすることで、溜まったガスが出やすくなります。

溜まったガス、つまりおならが出るときの腸の動きによって、うんちが出るように促すマッサージです。

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  2. 赤ちゃんの両側の脇腹を大人の両手で支える
  3. 左右に5~10回ほどゆらす

小さな赤ちゃんの身体はまだまだデリケート。しっかりと赤ちゃんの様子を見て、「気持ちいいね」と声をかけるなどしながら、やさしく行いましょう。

自転車こぎ運動

足を動かすと、その振動が腸に伝わって良い刺激になります。自転車こぎ運動は、赤ちゃんの足を動かしてあげることで腸に刺激を与える運動です。

赤ちゃんが自転車をこいでいるように足を動かしてあげましょう。自転車こぎの動きは運動不足の解消にも良いといわれています。

  1. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  2. 両方の足首からふくらはぎの辺りをやさしく持つ
  3. 右足を曲げたら左足を伸ばし、左足を曲げたら右足を伸ばすというように交互に動かす

「いちに!いちに!」と声をかけたり、気持ちよく自転車をこいでいる場面を想像しながら歌を歌いながら行うのがおすすめ。赤ちゃんはもちろん、パパ・ママも楽しい気持ちになりますよ。

お腹をマッサージしても効かないときはお尻をマッサージ

お腹をマッサージしてもあまり効果が感じられないときや、赤ちゃんが何度もいきんでいて出そうで出ないとき、などは直接お尻をマッサージして刺激してみましょう。

即効性があるので、マッサージした直後にうんちが出てくることもあります。きちんと準備をしてから行いましょう。

肛門マッサージ

赤ちゃんが力んで頑張っているときに効果的なマッサージです。やり方は簡単で、オムツの上から肛門付近をもんであげるだけです。

寝ているよりも身体を起こしてお座りのような姿勢をとらせてあげると、さらにうんちが出やすいですよ。

オムツ替えのときについでに肛門を刺激してあげるという方法もあります。こちらは、肛門を指で軽く圧迫してあげるというものですが、うんちが飛び出てくることもあるので気をつけてくださいね。

綿棒刺激

綿棒浣腸とも言われている方法です。赤ちゃんのお尻に綿棒をいれるというものですが、「痛そう」とためらってしまうパパ・ママも多いですね。

初めは抵抗があるかもしれませんが、たっぷりと綿棒にベビーオイルをつければ痛くありません。筆者の息子にも何度もやっていますが、うんちが出るので気持ちよさそうにしています。

「綿棒浣腸は癖になる」という話も聞きますが、そんなことはありません。うんちが出なくて苦しんでいるのであれば、毎日してあげても大丈夫です。安心してくださいね。

  1. 大人用の綿棒を用意し、綿の部分にベビーオイルかワセリンをたっぷりつける
  2. 赤ちゃんを仰向けに寝かせる
  3. おむつ替えのときのように両足を持ち上げ、太ももをお腹につけるような姿勢にする
  4. ベビーオイルやワセリンをつけた綿棒を赤ちゃんの肛門に差し込む
  5. 綿棒の先端の綿が見えなくなるまで差し込む
  6. 綿棒で肛門のふちをなぞるようにくるくると動かして刺激する

即効性があるので、浣腸をしている最中にうんちが出てきます。出てくる気配がないときは、一度綿棒を抜いてみて、先端にうんちの色が付いているかどうか確認してください。

色がついていればうんちに綿棒が当たっているということなので、もう少し綿棒で刺激してみましょう。出てきそうになければ、他のマッサージもしながら時間をあけて再挑戦です。

マッサージは楽しく赤ちゃんの様子を見ながら

手軽に楽しくできるのがマッサージのいいところです。早くうんちを出してあげたい!と必死になってしまうかもしれませんが、

ゆったりとした気持ちで、ニコニコしながらやってあげるのも大切なポイント。

必死すぎてパパ・ママの顔が怖くなってしまうと、「何をされるんだろう」と赤ちゃんも不安な気持ちになってしまいます。赤ちゃんがリラックスしているか、表情をみながらやってあげるといいですね。

赤ちゃんの気分が乗らないときやあまりにも機嫌が悪くて大泣きしているようなときは避けましょう。かえってストレスを与えてしまうかもしれません。

「うんちを出すのは苦しいこと」「上手に出せないとパパやママが怖い顔をする」という意識を赤ちゃんが持ってしまうと、より出にくくなってしまいます。

あまりにも便秘がひどくお腹がカチカチになっていたり、何を試しても上手くいかない、効果が無い、というときはかかりつけの小児科医に相談をしてみることをおすすめします。

うんちが出ないくらいで病院なんて大げさかな?とためらってしまうパパ・ママもいるかもしれませんが、赤ちゃんにとってはとても苦しい状態。早めに解消してあげてくださいね。

▼赤ちゃんの便秘解消にオリゴ糖の力を借りてみましょう!

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