妊娠中の病気やトラブルを知ろう!妊婦に起こりやすい原因と対策について

妊娠中に色々なトラブルで悩まされている妊婦さん

妊娠が判明したら、赤ちゃんが育つためにママの体に様々な変化が現れます。ちょっとしたことでも影響が出やすく、胎児や母体が危険な状態になることも。

妊娠中に起きやすい病気やトラブルはどういうものか、原因や対策を知ることで妊娠中も安心して過ごせるように注意したいことを見ていきましょう。

妊娠中にとくに注意したい病気とは?

妊娠中はとくに気をつけたい病気がいくつかあります。妊娠前から予防接種を受けたり、家族でも意識しながら対策することで回避ができることもあります。

妊娠中とくに注意したい病気

妊娠中にかかると胎児にリスクがあるものが多く、年中感染することも珍しくないため特に注意したい病気です。

  • 風疹:胎児に難聴・心疾患・白内障・心身の発達遅れのなどの障害
  • 麻疹:感染力が強く合併症を引き起こし、早産や流産のリスクが上がる
  • りんご病(伝染性紅班):胎児の貧血・子宮内発育遅滞・胎児水腫が起こる
  • リステリア:加工肉・乳製品・魚介類加工品によって起こる食中毒
  • インフルエンザ:38℃以上の高熱・筋肉痛・関節痛・鼻水・喉の痛み
風疹について
風疹は妊娠中に受けることができないので妊娠前から抗体があるかどうかを確認します。妊娠後に接種をしていないと気付いた場合、パパもワクチンを接種してもらう必要があります。

病気にかからないための対策

妊婦がかかると重症化しやすい病気は感染しないためにも対策をすることで未然に防ぐことができます。

  • 妊娠前・妊娠中のワクチン接種
  • 人混みは避ける
  • 外出時はマスクの着用
  • 手洗い・うがい
  • 生もの・加工品を避ける

とくに妊娠中は免疫が落ちるため感染のリスクが高まります。

病気にかからないためにも、妊娠前~妊娠中にできる予防接種の確認、人混みは避け外出時はマスクの着用や手洗い・うがいを徹底するなどできる限りの予防策を取ることが大切です。

妊娠中にかかりやすい病気とは?

妊娠中は免疫が落ちて病気にかかりやすく、上のお子さんから移ったり、人混みで感染したりすることがあります。

  • 手足口病:口の中、手の平、足に水泡ができると同時に発熱
  • 溶連菌:発熱・咳・鼻水・喉の痛み・イチゴ舌・湿疹・膀胱炎など
  • 風邪:頭痛・喉の痛み・咳・発熱など1年中かかりやすい
  • 膀胱炎:おりもの増加・免疫力の低下により膀胱が炎症し残尿感・排尿痛
  • 水痘(水ぼうそう):感染力が強く発熱・頭痛・水膨れを発症
妊娠中の水痘(水ぼうそう)
感染症の中でもとくに胎児が重症化しやすい水痘は、初めて妊婦さんが感染すると、2%の割合で赤ちゃんに障害を起こす可能性があり、出産の2~5日前に感染すると30%の割合で死亡する恐れがあります。

妊娠中病気にならないためにできること

保育園・幼稚園での集団感染で上のお子さんからもらったり、人混みの多い場所や病院で移ることもあります。

手洗い・うがい・人混みを避け外出時はマスクの着用をしながら予防し、もし家族が感染した場合は、タオルの共有は避けできるだけ接触しないようにします。

上のお子さんのことも含めて、家族や実家の協力も得られるように対策をしておきましょう。

妊娠中に起こる妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)とは?

妊娠高血圧症候群は、過去に「妊娠中毒症」とも呼ばれていた診断名です。

妊娠中毒症は、主に「高血圧」「尿たんぱく」「むくみ」を診断基準としてましたが、妊娠高血圧症候群では主に「高血圧」と「尿たんぱく」を基準にして診断の有無を出すようになりました。

妊娠高血圧症候群

妊娠20週以降に高血圧と尿たんぱくが見られた場合「妊娠高血圧症候群」と診断されます。

【高血圧】

  • 検査時期:検査時期は妊娠20週以降
  • 診断基準:最高血圧140㎜Hg以上・最低血圧90mmHg以下

【尿たんぱく】

  • 検査時期:検査時期は妊娠20週以降
  • 診断基準:尿たんぱく30mg/dl以上
原因 持病(高血圧・糖尿病)・肥満・体重増加・多胎児妊娠
リスク 子癇(しかん)・常位胎盤早期剝離・ヘルプ症候群
対策 食生活の改善・睡眠・運動・水分補給

妊娠20週以降から検査を始めますが、妊娠高血圧症候群を発症するのは、妊娠32週以降と言われています。妊娠32週以前に発症した場合は、重症化しやすく母体や赤ちゃんに様々なリスクが出てきます。

妊娠中にリスクが起きやすい病気とは?

妊娠中に起きやすい病気の中には、重症化すると胎児や母体に影響があるものが多いため、早めの予防と治療が大切です。

前置胎盤
通常は受精すると受精卵が子宮の奥に着床しますが、何らかの原因で胎盤が正常より低い位置に付着し、胎盤が子宮の出口にかかってしまうことを前置胎盤と言います。妊娠31週を過ぎても胎盤の位置が移動しないと正式な「前置胎盤」となります。
胎盤剥離
赤ちゃんとママがへその緒で繋がっている胎盤が何らかの原因で剥がれてしまうことを「胎盤剥離」と言います。酸素や血液、栄養素を送るための胎盤が剥がれると母体も赤ちゃんも危険な状態になります。
子宮頚管無力症
子宮口の間にある細い部分を子宮頚管と呼び、通常は閉じていますがこの子宮頚管が緩むと子宮口が開き、出産予定日よりずっと早い時期に出産が始まってしまいます。早産を止めるため、治療は手術になります。
子宮外妊娠
子宮外妊娠とは、子宮内膜に着床するはずの受精卵が、子宮内膜以外に着床した状態のことです。症状は妊娠6週頃から、不正出血や下腹部痛です。生理予定日より1週間前後で出血が起き、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は子宮外妊娠の可能性があります。
妊娠糖尿病
血糖値が高くなると妊娠糖尿病と判断されます。妊娠糖尿病になると、流産・早産、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剝離など赤ちゃんにリスクが及びます。重症化すると出生後も赤ちゃんが低血糖になることがあります。
カンジダ
カンジダ菌が膣の中で増殖し、おりものやかゆみを引き起こします。抵抗力が落ちている妊娠中はかかりやすい病気です。妊娠後期にカンジダに感染すると産道を通った赤ちゃんも感染し、鵞口瘡(がこうそう)という皮膚病になることがあります。
クラミジア

クラミジアトラコマティスという細菌に感染することで発症。厄介なのは、男性の50~60%、女性の80~90%が無症状・症状が軽くて気づかないということ。女性の場合の症状は、「水っぽいおりものが増える・下腹部の痛み・性行時の痛み」などです。

  • 妊娠初期:胎児自体の奇形などは起こりませんが、流産のリスクが高まる
  • 妊娠中期:早産のリスクが高まり、低体重での出生となります。産道感染を防ぐために、30週までに治療を済ませておくことがオススメ
  • 妊娠後期:赤ちゃんへの産道感染が起こり、新生児は「肺炎・結膜炎・咽頭炎・中耳炎」を起こすことがあるので、治療が必要
不規則抗体

不規則抗体を持っている妊婦さんは、輸血時に副作用が起こる可能性がある。また、生まれてきた赤ちゃんの黄疸が強いなどの傾向も。

妊婦健診で発覚も!女性に多い病気

妊婦健診でも発覚する婦人科系の病気は、妊娠前から定期的に健診を受けることで早期の治療が可能です。とくに、妊娠を考えている場合、少しでも体に違和感を感じたら、今後のことも考えて早めの治療が大切です。

子宮頸がん

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの感染が原因で、子宮の入口にできるがんです。20~30代の女性に急増し、定期的に健診を受けることで発見することができます。

子宮頸がんは以下の特徴があります。

  • 月経・性交以外の出血
  • 茶褐色のおりものが増える
  • 月経の量が増えたり、長引く
  • 下腹部痛がある

妊娠中や出産時に赤ちゃんに移ることはありません。子宮頸がんの症状によっては、子宮頚部の一部を切除する除術を受けることがあります。

子宮内膜症

子宮内膜症は、子宮内部にできる子宮内膜が、外部の腹膜や卵巣にできてしまう病気です。子宮の外にできた子宮内膜も、生理によって剥がれ落ちるため、生理が起きる度に悪化します。

妊娠中に子宮内膜症が発覚しても、胎児に影響を与えることはなく逆に妊娠によって子宮内膜症は改善します。

子宮内膜症は「妊娠が一番の治療法」と言われており、軽い場合は治ることもあります。

子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮の内側にできる腫瘍です。女性の4人に1人は持っていると言われ、症状がひどい場合は手術が必要になることも。

生命の危機になる病気ではないため、妊娠中はとくに胎児に影響がありません。筋腫のできた場所や大きさによっては妊娠中に少なからず影響することがあります。

  • 流産・早産の危険性
  • 下腹部痛が出る
  • 逆子になりやすい

筋腫が比較的上の部分にある場合は、経腟分娩が可能です。

卵巣チョコレート嚢胞

子宮内膜症が原因で、卵巣にドロドロしたチョコレート状の「のう胞」ができます。卵巣チョコレート嚢胞は、不正出血や下腹部痛など自覚症状がないので変化に気づきにくい傾向があります。

悪化すると大量出血、激しい痛み、吐き気などで手術が必要となり卵巣ごと摘出する恐れもあります。

卵管閉塞

卵巣から子宮に向って伸びている管を卵管と言い、この卵管が詰まった状態を「卵管閉塞」と言います。卵子と精子が出会う受精卵の通り道で妊娠するためには大切な器官です。

卵管閉塞は、主な原因は、

  • 骨盤内の炎症
  • 性感染症

と言われていますが、未だに原因不明のことも多くあります。

自覚症状がないため気づかないことが多く、いつの間にか発症し、知らない間に自然治癒したという例もあります。

妊娠中に起こるマイナートラブル

妊娠が判明したら、黄体ホルモンの影響でホルモンバランスが変化し、様々なマイナートラブルが体に現れます。

体だけでなく、精神面にも変化が起こるため上手に体の変化と付き合っていく方法を見つけていきましょう。

体に起きるマイナートラブル

感じ方は個人差がありますが妊娠初期~妊娠後期まで、多くのママが感じたマイナートラブルです。

体に直接現れやすいマイナートラブルは、大きくなった子宮やホルモンバランスによって、また急激な体重増加や食生活などが原因です。

  • 便秘:妊娠判明後ホルモンの変化やつわりによって腸内環境が悪化
  • 下痢:妊娠中は自律神経が乱れ便秘から下痢を繰り返す
  • 痔:妊娠後期で子宮が大きくなり腸や肛門の血管が圧迫され血行が悪くなる
  • 肩こり:運動不足による血行不良や姿勢によって肩こりを引き起こす
  • 腰痛:大きくなったお腹や姿勢によって腰が反り腰痛の原因に
  • 動悸・息切れ:胎児に栄養や酸素を送るため血流量が増えると起きやすい
  • 足がつる:妊娠後期から下半身の血流が悪くなると発症する
  • 足の裏が熱い:冷え性が進行し血流が悪くなると足の裏が熱くなる
  • 足がだるい:体内の水分・血液量の増加によって血管が圧迫される
  • むくみ(浮腫):水分・血液量の増加、塩分過剰摂取・運動不足が原因
  • 疲労感・だるさ:ホルモンの変化によって記憶力・集中力の低下によって起こる
  • 虫歯・歯周病:ホルモンの影響で口内環境が変化し虫歯や歯周病の原因に
  • 貧血:妊娠中期になると胎児に栄養や血液を送る量が増えることで起こる
  • 頻尿:子宮が大きくなると膀胱を圧迫することで頻尿になりやすい
  • 尿もれ:頻尿と同じく、子宮が膀胱を圧迫すると尿もれを起こしやすい
  • 頭痛:肩こりや腰痛が原因で頭痛や片頭痛を感じやすい

体に起こるマイナートラブルは、食生活の改善、適度な運動、疲れたときは休むなど体に無理をさせないことが大切です。

不快に思いやすいマイナートラブル

体調にも左右されやすく、気持ちが変化しやすいマイナートラブルです。妊娠初期のつわりは、匂いや食べ物が不快に感じるため、とくに気分の浮き沈みも激しくなります。

  • つわり:妊娠4ヶ月頃まで食べつわり・吐きつわりが起こる
  • 悪阻:つわりが重症化し、体重減少や脱水症状など体に変化が起こる
  • 胃痛・胃もたれ:つわりや大きくなった子宮が胃を圧迫することで起こる
  • 疲れやすい:ホルモンや胎児の成長、体の変化で疲れが起こりやすい
  • 寝汗:基礎体温の上昇・新陳代謝によって寝汗が酷くなる
  • 手・腕が引きちぎれそうに痛い:手のしびれや痛みは神経が圧迫を受けると痛みを感じやすい
  • 毛深くなる:見た目として気になるが、ホルモンバランスによるもののため、産後徐々に薄くなっていく

妊娠中は、体の変化と気持ちの変化で安定せず不安になることもありますが、体調が思わしくない場合は、病院で薬を処方してもらうこともできます。

精神的なマイナートラブル

妊娠中はホルモンバランスが崩れ、情緒不安定になりやすく気分の浮き沈みが見られます。

  • イライラ:プロゲステロンのホルモン増加や急激な体の変化が原因
  • ストレス:ホルモンバランスの変化によってストレスが溜まりやすい
  • マタニティーブルー:原因は女性ホルモンの影響で、特に初めての出産は不安を感じやすい

初めての妊娠で不安の中、つわりや様々な体の変化でママも追いつかない状態です。
情緒不安定なると、赤ちゃんに影響しないか不安になりますが、特に影響することはありません。

悩みは1人で抱え込まず実家の家族や友達、病院に相談するなどできるだけリラックスできる方法を見つけていきましょう。

ママが感じやすい妊娠中のトラブルと悩み

ママが妊娠中に感じやすいトラブルや悩みは、妊娠時期によって現れる症状も違うため出産まで続くこともあります。気になることがあれば、医師に相談するようにしたいですね。

耳管開放症

耳管開放症とは、中耳の奥にある「耳管」の管が開いた状態になってしまう病気です。普段は、粘膜に覆われピッタリと閉じた状態になっていますが、何らかの原因で開いてしまいます。

妊娠中に耳管開放症が起きる原因としては以下のことが考えられます。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 血行不良
  • つわりによる体重減少
  • ストレス

妊娠5~6ヶ月(妊娠中期)頃に気になり始める人が多く、ちょうど胎盤の形成される時期でホルモンの分泌と血液の増加によって体調の変化を最も感じやすいことも考えられます。

逆子

逆子とは、子宮口とは反対に頭を上にした状態になっている状態のことです。逆子と一言でいっても、種類があります。

  • 足が下にある逆子:全足位・不全足位
  • 膝が下にある逆子:全膝位・不全膝位
  • お尻が下にある逆子:単殿位・全複殿位・不全殿位・横位

妊娠30週以前はお腹の赤ちゃんは活発に動いてるため妊婦健診で「逆子」と診断されても、元に戻りやすくあまり気にする必要はありません。

妊娠30週以降で、逆子が治らない場合は「逆子体操」を医師から勧められます。

虫歯・歯周病

妊娠中に起きやすい歯のトラブルは、唾液成分の変化と歯の不衛生が原因です。つわりで歯磨き粉のにおいや味がダメになったり、歯ブラシを口に入れるだけでも気分が悪くなったりします。

同時に、食べつわりは常に食べていないと気分が悪くなり、口内環境が不衛生になりがちです。妊娠中は、唾液が酸性に変化するので、虫歯菌を殺す力が弱まってしまい、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。

虫歯の治療を受けるときは、レントゲンや麻酔も可能です。治療前に妊娠中であることを医師に伝えておきましょう。

子宮脱

子宮脱とは、骨盤の底にある体の臓器を支えている骨盤底筋群が妊娠や出産によって傷つき傷んだことで子宮が膣から出てくる病気です。

症状が軽いものを合わせて、出産経験者の約半数がなると言われています。子宮脱は、出産後すぐに治るので問題はないとされてますが半年~1年経っても治らない場合は産婦人科で見てもらいます。

【子宮脱になりやすいタイプ】

  • 3人以上出産している
  • 3500グラム以上の赤ちゃんを生んだ
  • 35歳以上の出産
  • 肥満体型
  • 便秘症で、強くいきむことが多い
  • 腹圧に負荷がかかる仕事をしている

子宮脱を阻止するには、妊娠初期からできる「ケーゲル体操」がおすすめです。子宮脱防止以外にも、お産もスムーズになり、尿もれを防ぐこともできます。

坐骨神経痛

赤ちゃんが成長しお腹が大きくなると、骨盤や腰に負担がかかり骨や筋肉の位置がずれて圧迫されると「坐骨神経痛」になります。

痛みが出ると無意識に負担をかけない姿勢をするため偏ってしまい、余計に筋肉や骨盤に負担がかかり痛みが強くなってしまいます。

妊娠中の治療は、痛み止めのシップを出されることがほとんどで赤ちゃんの影響を考えて、薬の処方はありません。

家でできることとして、

  • 産前骨盤ベルトを使う
  • ウォーキング
  • 体重管理
  • 姿勢に気をつける

これらを実践しながら予防していきます。

胎児の体重が増えない

妊婦健診で赤ちゃんの体重が増えなくても、体質や栄養、成長ペースがゆっくりなど様々な原因があるので気にならないことがほとんどです。

しかし、何らかの病気が潜んでいる場合は体重が増えないことも考えられます。体重が増えない病気とはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 肥厚性幽門狭窄症:ミルクを吐く病気
  • クレチン症:甲状腺の機能障害
  • ヒルシュスプルング病:腸閉塞
これらの病気が考えられる場合の治療法は、手術や内服薬です。ホルモンや神経が原因となる病気には生命にかかわる影響があるため、早めの治療が必要になります。

とくに医師から問題を指摘されていなければ、成長をゆっくり見守っていきましょう。

胎児の発育不全

胎児の発育不全で考えられるのは「子宮内胎児発育不全」です。身長や体重だけでなく、臓器の機能が未熟で、出産後に病気や死亡率が増加傾向になります。

子宮内胎児発育不全は自分で見つけることができず、エコー検査で判明することが一般的です。

  • 母体体重増加不良(4週間で1㎏未満)
  • 子宮底長増加不良
  • ノンストレステルト(NST)・バイオフィジカルプロファイルスコア(BPS)

主な原因として、胎児側の原因や胎盤や母体側の原因です。明確な治療法がなく、母体や胎盤に原因がある場合は、その原因を取り除くことで改善されることがあります。

妊娠中に体重が増えることを恐れて、過度にダイエットをしたり食事制限をすると胎児が栄養不足になり発育不全に繋がることも考えられます。

赤ちゃんのために、しっかりと栄養を摂り健康的な生活を送ることが予防になります。

妊娠中の病気やトラブルを知って予防をしていきましょう!

妊娠初期~妊娠後期まで体に起こる様々な病気やトラブルを知ることは、安心してマタニティライフが過ごせるための第一歩です。

体調の変化で、情緒が不安定になったら1人で抱え込まず医師に相談しましょう。きっと親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

神経質になりすぎず、体に優しい生活を心がけ赤ちゃんが元気に育つようにママがゆったりと過ごすことも大切です。

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