赤ちゃんとアウトドアを楽しむ!安全に楽しむポイントと必要な持ち物

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子供が小さい頃は、アウトドアってちょっと…と思っているパパママは多いですよね。

確かに、外での活動はいろいろと気になってしまうと思います。子供が大切だからこそですよね。

しかし、小さい時から外での活動を経験させておくと、その後の成長の過程に良い影響を与えることが多いといわれています。

首が座り、周りの物や音に興味を示し出した頃、少しずつアウトドアを経験させてみませんか?

アウトドアが赤ちゃんに与える影響とは?

家に閉じこもっているばかりでは良くないと、何となくは分かっているつもりでも、実際外に出て活動することの何がいいのか、中々深くまでは考えないものです。

むしろ、設備の整っている屋内で過ごす方が、安全安心なのでは?と思ってしまいますよね。

ここでは、赤ちゃんにアウトドアを経験させることで、どんな影響があるのか?そのメリットと、安全にアウトドアを楽しむ方法を紹介していきます。

自然に親しむことで心が豊かに

自然はたくさんのことを教えてくれ、与えてくれます。

葉の揺れる音、水のせせらぎ、鳥のさえずり、新緑、紅葉、美しい花々など、耳で聞いたり目で見たり、些細なことでも自然に触れると心の底から癒されますよね。

赤ちゃんにとっては、そんな音や光、動植物の力強い生命力に触れることが、興味を惹くものであると同時に怖いものと認識することもあります。

しかし、癒しだけではなく怖さも感じることができる自然ならではの経験こそが、心を豊かにし、伸び伸びと成長させてくれます。

たとえ怖さを感じたとしても、一緒にいて心から安心できる大好きなパパママがそばにいれば、赤ちゃんは受け入れられるのです。

五感に刺激を

人の五感とは、目で見る「視覚」、耳で聞く「聴覚」、舌で味わう「味覚」、鼻で嗅ぐ「嗅覚」、皮膚で触る(感じる)「触覚」の5つです。

五感を刺激されることで、脳が活性化されるといいますが、アウトドアはまさにそのすべてを体感させてくれます。

赤ちゃんは、生まれて間もない頃から大人とほぼ同じくらいの五感の感覚を持っていて、水や石、土、植物、動物などを目の当たりにすることで、その五感のさらなる発達を促します。

身体を強くする

たくさんの菌が存在する世の中、生まれてまだ数ヶ月しか経っていない赤ちゃんを外に出すのはちょっと抵抗がある…ましてやアウトドアだなんて…と思うパパママ、その気持ちよく分かります。

しかし、何の抵抗力もない小さな赤ちゃんだからこそ、この時から適度な外気を受けることで、身体を強くしていきましょう。

新鮮な空気や優しい陽の光に触れることで、皮膚が丈夫になり新陳代謝を高めることができます。

また、紫外線=良くないものと思われがちですが、実は紫外線も大事な役割があるのです。適度に陽の光(紫外線)を浴びることで、皮膚内にビタミンDを作り出し、主に骨を丈夫にしてくれるのです。

この時、真夏の強すぎる日差しや、長時間陽の光を浴び続けることは、逆に熱中症ややけどの原因を引き起こしてしまうので注意が必要です。

こんな場所なら小さな赤ちゃんから行けます

ここまでアウトドアの良さを伝えてきましたが、どこに行ってもいいという訳ではありません。危険がいっぱいなところや赤ちゃんにはあまりふさわしくない環境はやはり避けるべきです。

では、どのような場所が適しているのでしょうか?

公園

緑豊かな公園や四季折々の花が咲いている公園などはきれいに整備されているところが多く、赤ちゃんと一緒にのんびり散歩したりと穏やかに過ごせます。

芝生の広場などがあれば、無理のない範囲で赤ちゃんを地面に直接降ろしてみましょう。芝生が足の裏をほどよく刺激してくれます。

最初は芝生のチクチクに嫌悪感を抱き、泣いてしまうこともあります。あくまでも無理のない程度で少しずつ行ってみましょう。

また、芝生の上で赤ちゃんをハイハイさせる際は、葉や小石などを口に入れてしまう危険があるので、絶対に目を離さないようにしましょう。

キャンプは難しくても、一緒に外でお弁当やおやつを食べたり、火や煙に気をつけて、赤ちゃんを付きっきりで安全に見てくれる“赤ちゃん担当”がいてくれれば、バーベキューなども楽しめます。

牧場

牛や馬、羊、ヤギ、ウサギなど、比較的おとなしい動物が伸び伸びと放し飼いされている牧場は、赤ちゃんの興味を惹きます。

脅かされることも少ないので、穏やかに見て回れ、赤ちゃんに最適です

また、牧場の空気を吸うことによって、糞のちりやほこりに含まれているエンドトキシンがアレルギーに対する免疫力を高めるともいわれています。

元々アレルギーを持っている赤ちゃんにとっては、悪化させてしまう恐れがある為お勧めはできませが、詳しくはかかりつけの医師に相談してみましょう。

滝や湖

海や川などと違って、水に入るというより眺めて楽しむという観点から、赤ちゃん連れでも安全です。

また、小規模の滝や湖は、森林の中にあることが多いので、木漏れ日の射す柔らかな光の中で過ごすことができます。

赤ちゃんは、水の流れや陽の光にキラキラする水面に、目が釘付け。パパママもマイナスイオンをたくさん浴びて、ちょっとリフレッシュでもしてみませんか?

アウトドアで気を付けたいこと

赤ちゃんを連れて行く上、行先は屋外なので、“もしも”のことを考え、準備は入念に行いましょう。

虫に刺されないよう予防を

お出かけ日和の天候の時は、虫が出やすいものです。

なるべく虫がいない場所を選ぶのはもちろんですが、虫に刺されないよう虫よけスプレーなどを事前に使用しましょう。

赤ちゃんの時から使えるオーガニックスプレーなども多種発売されているので要チェックです。

オムツ替えや授乳場所の確認

公園や観光地のトイレにも、オムツ替えシートを完備しているところもありますが、まだまだない場所がたくさんあります。

オムツ替えが快適でスムーズに行えるよう、場所の確認や確保をすることが必要です。車でお出かけした場合は、すぐに車内に戻れるよう駐車場の近くで遊ぶといいでしょう。

持参が可能であれば、ポップアップテントなどがあると便利です。授乳ママには、授乳ケープやそれに代わるストールなどを持って行きましょう。

暑さ寒さ対策を十分に

赤ちゃんの体温は、非常に上がりやすく下がりやすいものです。

移動中の車の中や電車内は暖かめだったり、外では1枚多めに着せておきたかったり…その時の気温や赤ちゃんの様子で、すぐに脱ぎ着ができる格好でお出かけしましょう。

持ち物はこんなものを用意しましょう

  • 少し厚手のレジャーシート
  • 離乳食(保冷剤と共に保冷バッグに入れましょう)
  • マグ
  • ミルクセット
  • 赤ちゃん用おやつ
  • オムツ
  • お尻ふき(お手拭き代わりにもなるので多めに)
  • 着替え(汚れたりオムツから漏れた時のことを考え2セット)
  • ハンドタオル
  • 防寒用タオルやおくるみ
  • 母子手帳、病院診察券、保険証
  • ビニール袋(濡れたものやゴミを入れられるよう3枚以上)
  • 日焼け止め
  • 虫よけ
  • ティッシュ
  • 赤ちゃん用おもちゃ(移動中にあると便利です)

無理はしないさせない!楽しくのんびりと

太陽の下で赤ちゃんがキラキラした笑顔をくれると、パパママも嬉しくなります。写真もたくさん撮って、ステキな思い出の1ページにしたいですね。

その為には、決して無理はせず、“のんびり”を基本に楽しく過ごしましょう。

暑さ寒さにはくれぐれも気をつける

大人とは違い、赤ちゃんの身体は外気温に敏感です。

日中暖かくても、夕方になると気温がグッと下がることがあるので、赤ちゃんの身体が冷えないよう、陽が高く暖かいうちに早めに帰路につきましょう。

遠出はせず、まずは近場の穴場スポットから

アウトドアを経験することで、たくさんの刺激と好奇心が得られる分、赤ちゃんへの負担が少ないわけではありません。

大人でも長時間外で活動すると疲れますよね。

赤ちゃんも同じです。たとえゆったりとした時間を過ごせるとしても、多少なりとも負担は付きもの。

遠出はせず、近場の公園などからアウトドアデビューしてみましょう。最初の頃は時間も短めに過ごすことで、赤ちゃんも「お外って楽しい!」と感じてくれるはずです。

大人だけでは中々行くことのない、近所のステキな穴場スポットを赤ちゃんと見つけてみるのもいいですね。

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