子供とブルーベリー狩りの楽しみ方!行く時期とオススメする理由

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2017/04/15

ブルーベリー狩りに行ったことはありますか?イチゴ狩りやミカン狩りなど、昔からあるオーソドックスなフルーツ狩りであれば、1度くらいは行ったことがある方も多いでしょうか。

昔はあまり見られなかったブルーベリー狩りですが、最近ではよく見かけるようになり始めました。

ブルーベリーの品種は土地柄によって異なりますが、北海道から沖縄まで、満遍なく栽培されているフルーツなのです。

そんなブルーベリー狩りは、子どもと一緒に行くフルーツ狩りの中でもオススメ。今回は、子どもとブルーベリー狩りに行く際の時期や、子どもにオススメな理由をご紹介します。

小さい子どもでも自分で収穫して食べやすい!ブルーベリー狩りの魅力

小さい子どもにブルーベリー狩りをオススメする理由は、2つあります。

  • 高さがポイント!自力で簡単に収穫体験
  • 取ったらそのままぱくり!食べやすさが魅力

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

ブルーベリーの実は小さい子にも届く高さに実る!

ブルーベリーの実は、どのくらいの高さになるのかをご存知でしょうか?

ブルーベリーは、樹木自体の高さも高くて2メートルほど。そのため、低いものですと、地面から1メートル以内のあたりから実をつけます。

この高さが、小さい子どもにポイント。2歳くらいの子どもから、自分で手を伸ばして実を摘むことができるのです。

リンゴ狩りやブドウ狩りの場合は、実のなるところが高く、子ども本人に収穫体験をさせることは大変なもの。

ハサミで切るという作業も必要になるため、どうしても「子どもだけの力で収穫させる」ことは困難です。

ブルーベリー狩りの場合は、指でぷちんと摘まむだけ。高さも地面に立ったまま実に届きますし、ハサミを使う必要もありません。

始めに、「この、黒っぽい色の実を取るんだよ」と説明だけしてあげれば、あとはどんどん自分の力だけで収穫していくことができますよ。

この、「自分の力だけで」ということは、小さい子どもにとって、とても嬉しい体験となりますよ。

皮をむく必要なし!取ってそのまま食べられる手軽さが魅力

リンゴ狩りやナシ狩りに出かけたことがある方は共感していただけるのではないでしょうか。

フルーツ狩りの中には、食べるまでに「皮をむく」必要がある果物も多くありますよね。リンゴやナシ、モモなどがフルーツ狩りの中では一般的でしょうか。

また、ブドウの場合も、小さい子どもは上手く実だけを食べることはできません。そのため、親が皮から実を出してあげる作業が必要となります。

さらにブドウの場合は、すべてが種なしなわけではありませんので、「種を取り除く」という手間も…。

この一連の作業は、意外と疲れるものです。怒濤の勢いで食べ進める子どもの場合、子どもの食べるペースに合わせて、食べさせる準備をする大変さは相当なもの。

子どもが食べる分の用意でいっぱいいっぱいになって、親が楽しんだり、食べたりする余裕はなく、時間が過ぎる頃には疲れ切ってしまっている…なんてことも起こりがちです。

その点、ブルーベリーは収穫したらそのまま「ぱくり!」と食べることができます。
これだけのことが、子連れにはとても大きなメリットとなるのです。

「あー、待って、まだ皮むいてないから!」、「待って、種ごと食べちゃってる!」ということもなく、ゆったりした気持ちで親子ともに楽しむことができますよ!

どれくらいから楽しめる?実際にその場で食べるなら1歳半以降がオススメ

ブルーベリー自体は、離乳食中期(8ヶ月頃)から食べることができます。ただし、それは潰してあげたり、こしてあげたりと、「食べやすく手を入れてあげた」場合の話。

ブルーベリーは小粒ですし、皮のまま食べるフルーツのため、歯でかみかみできない0歳の赤ちゃんは、園内で食べさせることは控えた方が良いでしょう。

1歳以降「かんで食べられる」ようになれば、十分楽しむことができます。しかし、自分で自由に食べさせるためには、1歳半以降がより安心でオススメです。

なおブルーベリーは、うんちに色が出ることが多いです。食べたあと、黒いうんちが出ても驚かないようにして下さいね。

ブルーベリー狩りのシーズンは6月~8月!シーズン始めがオススメ

ブルーベリー狩りのシーズンは毎年6月頃から始まります。時期的に、暑い季節がシーズンとなるため、子連れで行く場合には、シーズンが始まってすぐ、早めに行くことをおすすめします。

気温はもちろんのこと、何より日差しも7月以降のものと6月のものとでは強さが全然違います。

ブルーベリーの樹木は、高さが高いもので2メートルほどだとご紹介しました。そのため、ブルーベリー狩りの畑には、樹木によって日陰ができるということが、ほぼないのです…。

子どもは暑い中でも、楽しんでいるときは夢中になって集中しすぎてしまうもの。熱中症など、体調のためにも、できる限り猛暑日が始まる前の時期に連れて行ってあげましょう!

我が家はこれまで7月、8月と行ったことがありましたが、暑くて収穫どころではありませんでした…。去年初めて6月終わりに行きましたが、びっくりするほど快適でしたよ!

子どもとブルーベリー狩りに行く際に必要な持ち物5つ!

子どもとブルーベリー狩りに行く際、何を持って行ったら良いでしょうか?あると便利なものをご紹介します。

帽子
当たり前ですが、帽子は親も子も必需品です。日陰の少ないブルーベリー畑では、直射日光の餌食に…。

体調管理のためにも、帽子は必ずかぶっていきましょう!

水筒
こちらも夏場のお出かけの必需品ですね。ブルーベリー畑では、子どもも自由に歩き回りやすいため、せっかくですから、好きなようにさせてあげたいもの。

そのため、年齢によっては、自由に飲めるよう、子ども自身に水筒を提げさせてあげることもオススメです。「のどが乾いたら飲むんだよ」と説明し、こまめに水分補給をとるように促しましょう。

もちろん、大人の分の水分補給も必要です!

エプロン、タオルなど
ブルーベリーは汁がボタボタ垂れやすい果物ではありませんが、それでも小さい子どもの場合は、汚れが心配になるもの。

食事の際に使うエプロンやタオルを持参しておけば、さっと服につけて、自由に食べさせてあげられるため、便利です。

使い捨てのエプロンを持っている場合は、使い捨ての方が帰りにかさばらず、良いですよ。

ウェットティッシュ(おしり拭きでも)
ブルーベリー畑の中には、すぐに手を洗える場所があるとは限りません。そのため、おしり拭きなど、ウェットティッシュを持参しておきましょう。

でこぼこした土の上を歩き回っていると、子どもはしょっちゅう転ぶもの。手で収穫して、そのまま食べることがブルーベリー狩りの醍醐味なため、汚れた手は拭いてあげたいですね。

また、口元を拭く際にも、ウェットティッシュは必要です。

着替え、長靴
転んで汚れてしまった場合や、ブルーベリーの実で汚してしまった場合、また汗を大量にかいた場合など、着替えは最低1着は必要です。

また、基本的には畑の土は乾いているため、運動靴でも特に汚れることはありませんが、もし雨上がりの翌日などにブルーベリー狩りに行く場合は、長靴を持参し、畑では履き替えておくと安心です。

持ち帰ってきたブルーベリー、どうする?保存方法&調理アイディア

当日に園内で食べるだけではなく、せっかくだからたくさん持ち帰ってきたいもの。でも、そのまま置いておくと、すぐに傷んでしまいます。

持ち帰ってきたブルーベリーの使い方や保存方法をご紹介します。

数日間で食べられる量を除いて、残りは冷凍庫へ!

ブルーベリーを持ち帰ってきたら、数日間で食べる量・調理して使う量を除いた残りは、早めに冷凍庫に入れて保存しましょう。

水洗い後、しっかり水気を切り、ジップロックなどにまとめて入れておくだけでOKです。

冷凍したブルーベリーは、解凍の手間もなく食べることが可能です。

  • 朝食のヨーグルトにざらざら入れて…
  • バナナや牛乳などと一緒にスムージーにアレンジ

毎日手軽にちょこちょこ食べることができて、便利ですよ!

子どもと食べるならジャムが1番!料理アイディア

ブルーベリーがたくさんあるときにこそ、作りたいものが、自家製ジャムです。
特に、市販のジャムは、砂糖がたくさん含まれているため、子どもに食べさせるときは気になるもの…。

自家製ジャムだと、糖分を調整できるので安心です。

ブルーベリージャムの作り方(保存瓶300ミリリットル程度)
  • ブルーベリー 300グラム
  • 砂糖(グラニュー糖) 150グラム
  • レモン汁 大さじ1
  1. 洗って水を切ったブルーベリーを鍋に入れて弱火で混ぜながら加熱
  2. 水分が出てきたら火力を中火にして混ぜ続ける
  3. 水分がしっかり出たら、砂糖とレモン汁を加える
  4. アクを取り除きながら煮詰める
  5. とろみがついて、水分が8割程度になったらできあがり

保存瓶は、事前に熱湯・アルコールでしっかり消毒を行なっておきましょう。
砂糖の量によって日持ちが変わります。控えめで作る際は2週間程度を目安に食べきるようにしましょう。

砂糖控えめに作ったジャムの場合、1歳頃から食べさせてあげやすいため、オススメ。

また、親用には「ブルーベリー酒」を作ってみることはいかがでしょう?

ブルーベリー酒の作り方
  • お酒を入れられる保存瓶(4リットル)
  • ブルーベリー 600グラム
  • 35%ホワイトリカー 1,800ミリリットル
  • 氷砂糖 250グラム
  1. ブルーベリーの実を水洗いして水気をふき取る
  2. 氷砂糖・ホワイトリカーと共に漬け込む
  3. 冷暗所に保存
  4. 4ヶ月ほど待って完成!

意外と甘みが控えめなので、甘いお酒が好きな場合はソーダ割りにして飲むとおいしいですよ。夫婦で夜に味わう時間を過ごすことも良いのではないでしょうか?

自分でもぎ取ることで達成感も!ブルーベリー狩りはオススメスポット

ブルーベリー狩りの魅力は、子どもが自分自身の力だけで収穫し、食べることができること。

また親も、子どもの様子を横目に見ながら、自由に収穫して食べることができるため、子守にかかりっきりにならずにいられることが嬉しいポイントです。

親の指示を受けることなく、自由に動き、自分で考えて収穫して食べる体験は、子どもにとっても生き生き動ける、ステキなものとなります。

同じ畑にある樹木の中でも、樹木によって、ブルーベリーの甘さは異なります。「こっちの方がおいしい!」「あっちの実は甘いかな?」など、親子のコミュニケーションも弾みますよ。

ブルーベリー狩りは、その場で食べ放題になることとは別に、所定の袋に詰めて買い取る、量り売りを行っているところも多くあります。

せっかくブルーベリー狩りに行くのですから、親子で袋をいっぱいにするまで収穫を楽しみたいですね。冷凍保存も可能なため、大量に持ち帰っても安心ですよ。

また、園内のブルーベリーを使って作ったジュースや、シロップをかけたかき氷の販売が行なわれているところも。

ぜひ今度のシーズンには子どもを連れてブルーベリー狩りに行ってみてくださいね!

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