子供のボルダリングには8つの効果が!体力と思考力アップ期待

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2016/11/18

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公園の遊具でもよく見かけるようになったボルダリング。東京オリンピックの追加種目にも決定し、世間の注目を集めています!

頂上まで登るにはどうしたらいいのかな・・・。「てっぺんまで登る」という目標に向かって、子供は頭と全身をフルに使います。

その結果、体力と思考力が身につくといいます。ボルダリングが子供の成長に与える効果について調べてみました。

ボルダリングとは・・・誰でも挑戦できる知的スポーツ!

最近、よく耳にするようになった「ボルダリング」。ママ友との会話などにも出てきて、習い事の一つとして候補に上がることもあります。

専用のクライミングジムは、壁に色とりどりの石が沢山付いていて、なんだか楽しそうな雰囲気。

オリンピックの追加種目として決定した「スポーツクライミング」は、ボルダリングを含むクライミングの種目です。

でも、そもそもボルダリングとはどのようなものなのでしょうか。ボルダリングというスポーツについて、まとめてみました。

道具を使わずに岩を登る・・・ボルダリングはクライミングの一種

ボルダリングは、クライミングというスポーツの一種です。クライミングには、「岩を登る=ロッククライミング」「沢を登る=シャワークライミング」など沢山の種類があります。

ボルダリングは、ロープなどの道具を使わずに5m以下の岩壁を登っていくものを指します。最近では室内でできる施設も増え、競技種目にもなっています。

ボルダリング施設では、壁に固定されている「ホールド」と呼ばれる突起に、手足をかけて登っていきます。

難易度ごとに、使っていいホールドが決められているところがポイントです。

ボルダリングの基本ルール
ボルダリングのルールはとってもシンプル。はじめのうちは難しいことは考えずに、まず登ってみましょう。

  1. 「スタート」や「S」と書かれたテープが付いているホールドからはじめる。
  2. スタートのホールドは必ず両手で掴む。
  3. 課題ごとに決められたホールドを手で掴みながらゴールを目指す。
  4. 足をおくホールドはどれでも良いとする「足自由」と、足も決められたホールドしか使えない「手足限定」がある。
  5. 「ゴール」や「G」と書かれたテープが付いているホールドがゴール。
  6. ゴールのホールドも必ず両手で掴む。

ボルダリングをするのに必要なのは、シューズだけ!ロープなどの道具を使わないので、だれでも気軽にはじめることができます。

施設では、床にはマットが敷き詰められ、転落してしまった場合でもケガをしにくくなっています。

性別や年齢は関係なし!「ハシゴ」さえ登れればできるスポーツ

ボルダリングジムでは、性別・年齢も違ったさまざまな人達が、壁に登って楽しんでいます。中には中学生くらいのクライマーも。

でも、壁を登るのって、筋肉がしっかりあって、がっちりした人にしかできないんじゃないのかな、と思いませんか?

実は、ボルダリングをはじめるにあたり、最初に持っている筋力は、それほど関係ないのだそうです。ハシゴが登ることができれば、ボルダリングをはじめることができます。

最初のうちは、腕の長さや力だけを使って課題をクリアすることができても、難易度が上がるにつれて、それだけではクリアできなくなっていきます。

逆に、筋力が弱く手足のリーチが短かったとしても、身体を柔軟に使ってうまくバランスを取ることができれば、女性や子供でも課題をクリアすることができます。

ボルダリングでは、課題をクリアすることで達成感を得ることができます。そして、また次の課題へチャレンジする意欲がわいてくるので、長続きします。

ですから、男性でも女性でも、どんな体格の人でも「登りたい」という気持ちさえあれば、 ボルダリングを楽しむことができるのが人気の秘密です。

ボルダリングを通して養える4つの筋力・・・体力面

ボルダリングの魅力は、誰でもできるという点だけではありません。ボルダリングを続けると「体力と知力の両方を伸ばすことができる」という点が、最大の特徴です。

まずは、鍛えられる筋力からみていきましょう。全身を使って伸びやかに登っていくうちに、手足の力だけではなく全身の力、そして体幹が強くなっていきます。

ボルダリングで養われる4つの力

  1. 腕と指の筋力アップ
  2. 足の筋力と股関節の柔軟性が高まる
  3. 背中の筋力と肩の動作範囲がアップ
  4. 強くブレない体幹になる

ただし、すぐにすべての筋肉がつくわけではなく、ボルダリングを続けること、上達するためのトレーニングをすることでこれらの筋力がアップします。

特に体幹を鍛えることは、無駄な動きを少なくして柔軟に身体が使えるようになり、手足に負担のかけない登り方ができるようになるので、ボルダリングの上達につながります。

引用…体幹を強化すれば、壁から体が離されることなく、最後までホールドに手足を残せるようになる。また、特定の筋肉だけを鍛えるのではなく、複数の筋肉に協調性をもたせるものなので、体形や動きのバランスもよくなる。
(中略)体幹を鍛えることで、重心(腰)の移動がスムーズに、そして長時間行なえるようになり、クライミングのレベルアップにつながるクライミング・ボルダリングにおける 体幹づくり | 山と溪谷社のクライミング・ボルダリング総合サイト CLIMBING-net クライミングネット

では、ボルダリングで養うことのできる筋力について説明していきましょう。

1.腕と指の筋力アップ・・・前腕の筋力は様々なスポーツに必要!

様々な形のホールドを掴んで壁を登るボルダリングをすると、腕の筋力がアップします。

腕の筋肉というと、「力こぶ」ができる上腕二頭筋のイメージですが、実は上腕の力だけでは登るのに限界があります。

ボルダリングでは、特に、手首から肘にかけての前腕部分が強くなります。前腕部分には、「手指を握る動作」「手首をひねる動作」などをする筋肉があります。

試しに、手をグーにしたり、パーにしたりを繰りかえしてみてください。肘から下の筋肉が動くのがわかると思います。

ボルダリングでホールドを握ってぶら下がると、かなりの負担が前腕部分にかかります。この筋肉が発達することで、より長い時間ホールドを掴んでいられるようになります。

実は、この前腕の筋肉、様々なスポーツでも必要となってくる筋肉なんだそうです。テニスなどの球技では、ボールやラケットなどを握ったり回転させる力を生み出します。

さらに難易度が上がれば、指先の関節だけをホールドにひっかけて持つことも多くなるので指の力が強くなり、それぞれの指を器用に動かせるようになります。

指先の力は、野球などでのボールの投球や、ギターやピアノなどの演奏でも要になってくれそうですね。

2.足の筋力と股関節の柔軟性が高まる・・・腕にかかる負担を軽くする

難易度が低いうちは、腕の力だけでも課題をクリアできますが、レベルが上がるにつれ、腕の力だけで登っている人はスランプに陥るといいます。

その場合、足を使って体を上へ押し上げることができるようになると、腕への負担が少なくなり、難しい課題もクリアできるようになったりします。

腕よりも足の方が筋肉も多く、大きなパワーが出せます。さらに股関節が柔らかく使えるようになると、重心の移動がしやすくなって軽やかに登れるようになります。

このように、ボルダリングには、足の筋力も大切なのです。ボルダリングを続けると、足の筋力と股関節の柔軟性がアップします。

3.背中の筋力と肩の動作範囲がアップ・・・多くのスポーツに生かせる

ボルダリングを長く続けている人の背中を見ると、「広背筋」と呼ばれる筋肉が発達しているのがわかります。

広背筋は、脇の下から腰にかけてつながる筋肉で、背中の広範囲を覆っています。特に、肩まわりを動かす時に使う筋肉です。

背中にある筋肉の中で、もっとも大きい広背筋を使って登っていくことができれば、ホールドを掴んで体を上へ押し上げることが効率的にできるようになります。

広背筋が鍛えられると、水泳のクロールのタイムがアップしたり、ボクシングのパンチ力がアップするそうです。

また、ボルダリングが上達すると、肩甲骨が柔軟に動かせるようになり、肩の可動域が広がります。

肩甲骨の動きは運動技術を向上させるといわれており、野球・ランニング・ゴルフなど様々なスポーツで生かすことができます。

4.強くブレない体幹になる・・・全身がしなやかに動かせるようになる

人間の体から頭部と四肢をのぞいた部分を、「体幹」と呼びます。人の体のコアとなる部分で、姿勢を維持したり、動きを生み出すベースとなります。

ボルダリングでは、体幹も鍛えられます。体幹が強くなれば、登るときに体が壁から離されることがなくなり、余分な力を使わずに済むからです。

手足の筋力・背中の筋力・体幹というように、ボルダリングでは全身を使って壁を登って行きます。その結果、自分が思うように柔軟に動かせる体が作れるといえます。

ボルダリングを子供のうちから始めると、全身に均等に筋肉がついてしなやかな動作ができるようになるため、様々なスポーツおいてよい結果をだせるようになります。

ボルダリングで身体が引き締まる!筋肉量の増加でスッキリボディに

ボルダリングの効果として忘れてはならないのが「ダイエット効果」です。といっても、単純に体重を落とすだけではなく、身体を引き締めることができるのがポイントです。

肩甲骨の周りには、全身の余分な脂肪を燃焼させてくれる褐色脂肪細胞が沢山あります。肩甲骨を動かすボルダリングは、褐色脂肪細胞を刺激して身体の脂肪を落とすことができます。

全身に筋肉が付くので体重は落ちにくいですが、基礎代謝が増えるので痩せやすい身体になります。体重よりもスッキリした体型を目指す人には、オススメです。

さらに、精神的に負担がかかるダイエットとは違い、楽しんでいる間に痩せられるので長く続けることができます。継続できない方法では、リバウンドしやすいですからね。

スムーズに登るには体重が軽い方が有利です。「うまくなりたいから痩せる」という気持ちになれば、自然と食事などに気をつけるようになり体重管理ができるようになります。

脳を使うことで鍛えられる4つの知力・・・頭脳面

ボルダリングは頭脳プレイを楽しむスポーツでもあります。スタートからゴールまで、いかにムダなく登ることができるか、を考えることで知力もアップします。

ここでは、ボルダリングを通して身につく4つの知力をご紹介しましょう。

  1. 集中力
  2. 思考力・計画力
  3. 判断力
  4. 問題解決力・忍耐力

集中力・・・“壁から落ちる悔しさ”から生まれる力

「火事場の馬鹿力」とは良くいうもので、人間は窮地に立たされたときに、思わぬ力を発揮することができます。「集中力」が研ぎ澄まされ、問題を解決しようと必死になるからです。

ボルダリングでは、一歩手足を滑らせれば、高い壁から床へ落ちてしまい、挑んでいた課題をクリアできなくなります。

決められたホールドしか使えない中で、ゴールまでたどり着くには「集中力」が必要になってくるのです。

成果に大きな差を生み出す「集中力」
集中力は誰しもが持っているにですが「集中力を上手に使える人」と「なかなか集中できない人」では、学業でもスポーツでも大きな差が生まれてしまいます。

集中して取りかかれば、どんなことでも質があがり、短時間で成果が発揮できるようになります。集中力を上手に使える子は、人の話を聞くときもポイントを押さえることができます。

集中力は「集中しなければならない場面を増やす」ことで、使い方が上手になります。つまり、オンとオフの切り替えが上手にできるようになるのです。

ボルダリングでは、集中して課題に取り組むことを繰り返すことで、どうやったら自分は物事に集中することができるか、を身につけることができるようになります。

思考力・計画力・・・ゴールまでのイメージができる人になる

ボルダリングでは、登りはじめる前にスタートからゴールまでのルートをイメージしてから登ります。登りはじめてから考えていては、体の負担が大きくなってしまうからです。

どのホールドに、左右どちらの手足をかけるのか。自分の体型や筋力、これまでの経験を踏まえながら、効率的に登るための手順を考えます。

ボルダリングをすることで、思考力や計画力、そしてあらかじめイメージした計画に基づいて論理的に行動する力が養われます。

イメージすることの大切さ
実は、このように「事前にイメージする」ってことは、何においても重要なことなのです。よくスポーツ選手が試合前に「イメージトレーニング」をするっていいませんか?

アスリートは、頭の中で、どんなゲーム展開になるか、相手はどんな風に出てくるか、自分はどんな風にパフォーマンスして、勝利を得るかをイメージします。

事前に予測することで、実際の場面でも緊張で体が固まってしまうことなどがなく、最高のプレイをすることができるのだそうです。

このように、思考力がありイメージトレーニングに長けていると、就職して仕事に取り組むときにも生かすことができるでしょう。

成功のイメージができる人は、夢を現実にできる人とも言われます。お子様が夢をかなえられるためにも、「思考力」をもって考えられる大人に成長してもらいたいですね。

判断力・・・いざという時に、すばやい判断が取れるようになる

ルートをイメージして登りはじめたものの、予定通りにすすまない場面も出てきます。そのときに、次の手をすぐに判断できるかどうかも重要です。

ボルダリングでは、無理な姿勢をとった状態で、次の判断に時間がかかってしまうと、疲れて進めなくなったり、落下してしまうリスクがあります。

また、ボルダリングは登りはじめたら、周りの人を頼ることができません。行き詰まったからといって、「誰か助けて~」というわけにはいかないのです。

落下という危険を避け、完登に向けて立て直すにはどうしたらよいのか、自分で考えて判断することが求められるのです。

「判断力」は、何かを成し遂げるために必要な力です。決まり事だけにとらわれずに物事の本質を見抜き、自分の頭で考える体験を増やすことで鍛えられます。

特に窮地に立たされたときには、思いもよらないような決断ができたりするものです。ボルダリングでは、「窮地」に追い込まれる経験ができるため、判断力を磨くことができます。

問題解決力・忍耐力・・・向上心を持ち、困難に立ち向かう

ボルダリングの醍醐味は、何よりも難易度の高い課題をクリアしたときの達成感です。その達成感を繰り返すことで、テンションが上がりモチベーションを保つことができます。

しかし、課題を進めていくと、どうしてもクリアできない課題に手を焼くことがあります。

でも、それまで経験した達成感を知っているため、難しい課題でも諦めずに練習を重ねて挑戦し、最後までやり抜く強さを身につけることができます。

ボルダリングは、対戦ではなく自分との戦いなので、”抱えている問題”と”目指す目標”が明確です。クイズのように問題を解決することを楽しむ人が多いといいます。

特に子供はよじ登ることが大好き!

「あの壁が登れるようになりたい」という向上心は、子供たちの忍耐力を強くし、粘り強くチャレンジできる精神を育てます。

必ず子供に守らせよう!ボルダリングジムの6つのマナー

沢山の効果があり、子供にもぜひやらせてみたいボルダリング。キッズクラスなどを設け、子供の受け入れをしているジムもあります。

でも、遊び半分の軽い気持ちでジムに連れて行くと、思わぬ事故を起こしてしまうことも。ケガをしてしまう恐れもあります。

最初に道具を揃える必要もなく、気軽にはじめられるスポーツではありますが、安全に楽しむためには利用者がルールを守る必要があります。

ボルダリングジムでの基本マナー
  • 大きな声を出したり、騒がない
  • ジムの中を走らない
  • 順番を守って登る
  • 上から飛び降りない
  • マットからはすぐに降りる
  • 登っている人の下を通らない

この他にも、各ジムでの注意事項や決まりごとがある場合があります。ルールを守らないと施設の利用を禁じられることも。

ほとんどのジムにおいて、幼児や小学生が利用する際には保護者の付添いが必要です。気持ちよく利用するためにも、まずはママがきちんと注意事項を確認しておきましょう。

では、基本的なマナー6つをくわしく説明していきます。

大きな声を出さない、騒がない

ジムは公園ではありません。幅広い年齢の方が集中して課題に取り組む場所ですから、騒いだりすることはやめましょう。

たとえていうなら、図書館のような場所です。図書館では、本を読んだり調べ物をしている人の邪魔にならないように、静かに過ごしますよね。

ボルダリング中に、まわりで大きな声を出したりすると、登っている人が手足を滑らせて落下してしまうかもしれません。

他の方の迷惑にならないためにも、また事故を防ぐためにも、ジムの中では騒がないようにしましょう。

ジムの中を走らない

ジムの中では走り回らないようにしましょう。他の方の迷惑になりますし、人や物にぶつかって怪我をしてしまう可能性があるからです。

沢山のホールドが固定されている壁や岩の中には、凹凸の激しいものもあります。周りをよく確認せずに走ると、突起物に衝突する恐れがあり危険です。

また、ジムの中には大きな扇風機や工具が置いてあったりする場合もあります。触れてはいけないものには触らない、立ち入ってはいけない場所には入らないようにしましょう。

自分が登っていないときは、登っている人・順番を待っている人の邪魔にならないように、壁やマットから離れた場所で静かに待つようにしましょう。

順番を守って登る

ボルダリングジムでは、1つの壁にいくつもの課題が設定されています。しかし、1つの壁に登れるのは1人だけ。

「取り組む課題が違うから」「コースが離れているから」などの理由で、先に登っている人がいるのに、一緒に壁を登りはじめるのはいけません。

壁の中で衝突すると落下の危険があり、また衝突まではいかなくても、ボルダリング中に接近されると相手の動きが気になって集中できなくなるので危険です。

とにかく、先に登っている人の邪魔になることは避けましょう。隣の人と、ルートがクロスする場合もあるので、よく確認してから登ることが大切です。

また、何度も同じ壁の課題にトライするときは、まわりにその壁を登りたそうにしている人がいないか、気を配るようにしましょう。

上から飛び降りない

いくらマットがあるからといっても、壁の上の方から飛び降りるとケガをする危険が。特に膝や腰への衝撃が大きくなってしまいます。

ゴールまで行けた場合や、最初からやり直す場合でも、必ず安全な高さまで降りてから着地することが大切です。

着地する際も、周りに人がいないことを確認し、必ず足からマットへ降りるようにしましょう。手をついて着地してはいけません。

マットとマットのすき間や、壁とマットの間に入ると怪我をしてしまう恐れもあります。降りる際には十分な注意を払っておりましょう。

マットからはすぐに降りる

ボルダリングで使われるマットは休憩用ではありません。着地する際の衝撃を和らげ、万が一落下したときに怪我を防ぐためのものです。

登っている人が降りたいときにすぐにマットが使えるように、マットは広く空けておく必要があります。間違っても、マットの上では寝たり座り込んだりすることはやめましょう!

その壁を登りたい人がいるかもしれないので、同じ課題に取り組む際でも、一度マットから降りて仕切り直すことを習慣にするのがおすすめです。

ボルダリングでは、「観察すること」もとっても大切です。マットから離れ、壁の状態や他の人の登り方をよく見ることで、新たな気づきが生まれるかもしれません。

登っている人の下を通らない

登っている人の下はとっても危険。いつ落下してくるかわからないので、登っている人の下は通らないようにしましょう。

特に子供は目線が低いので、高いところを登っている人が視界に入らないことも。保護者が周りを確認して、登っている人の下を通らせないようにすることも大切です。

ボルダリングは、道具を使わないからこそだれでも気軽に始めることができますが、その分ルールを守らないととっても危険だということを忘れないようにしましょう。

他の利用者への配慮を忘れずに・・・節度と礼儀も身につけよう

ボルダリングは全身の筋力と、集中力や思考力などの知力を身につけることができるスポーツです。

今後どんなスポーツをするにしても、役に立つ筋力が鍛えられるので、ぜひ子供のころからやらせてあげたいですね。

さらに「思考力」は、社会に出てから成功をおさめるためにも必要な要素です。ボルダリングで思考力を養えば、お子様の夢がかなうかもしれません!

しかし、ボルダリングが世間に認知されはじめたのはまだ最近のこと。専用ジムでも、どうやって子どもを受け入れるべきかまだ手探り状態です。

小学生になれば、多くのジムが利用できるようになりますが、未就学児のうちはまだまだ使えるジムが限られています。

今後、もっと幼児が利用できる施設を増やすためにも、ジムに親子で行くときは、安全に利用できるように最低限のマナーを守らせましょう。
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