お医者さんごっこの遊び方と効果!子供の知育にも役立てよう

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2017/11/06

お医者さんごっこをして遊んでいる子供

子供たちが普段送っている生活の中では、少し非日常的といえる場所として病院があります。小さな子供たちは健診や予防接種などによって病院に行く機会は大人よりも多い可能性もありますが、やはり非日常的な空間です。

見たことがないような道具があったり、機器類がある病院は、ちょっと怖いイメージと共に、実はとっても興味深いと感じている子供も多くいます。

触ってみたい、まねてみたいという子供は、自然とお医者さんごっこなどで遊ぶことがあります。

お医者さんごっこは子供が道具や動作に興味深いために始める遊びでもありますが、同時に男の子と女の子の体のつくりなどの違いに興味を持つために始める遊びとも言われています。

子供達にとってお医者さんごっこはどのような意味があるものなのでしょうか?そして大人はどのようにかかわっていってあげるといいのでしょうか?

お医者さんごっこが持つ意味や効果

お医者さんごっこをすることで得られる効果や意味につて紹介していきます。遊びというだけではなく、さまざまな効果を得られます。

診察を怖がらせないように訓練できる

お医者さんごっこの意味合いの一つに病院嫌い、診察が怖いという子供への訓練があります。普段からママやパパと一緒にお医者さんごっこをしていることで、実際に医師が診察をするときにも、怖がらなくなることがあります。

最初はママやパパがお医者さん役になり、

  • 「おむねの音を聞きます、ぽんぽんするよ~」
  • 「お口をあーんしてください、おのどを診ます」

といったようにやさしく声掛けをしながら診察の手順を再現することで、実際に医師が同じような事をしても怖くなくなります。

病院を怖がるタイプの子供の場合には、親子でお医者さんごっこをすることで、病院嫌いを克服できる可能性もありますね。

自分の症状を伝えることが出来るようになる

お医者さんごっこをしている子供たちの様子を見ていると、普段病院でお母さんが医師とお話をしている様子などをとてもよくまねていることに気が付きます。

  • 「咳が沢山出て困っています」
  • 「鼻水はちょっと黄色いです」
  • 「お熱が昨日からあります」

など実際にどのように医師に伝えているのかということをとてもよく観察していることが分かります。

自分の調子が悪くなった時にも、お医者さんごっこでの経験を通じて、どういえばいいのかということもわかってきます。

お医者さんごっこをすることでお医者さんが何を伝えてもらいたいのかも漠然と理解してくるようですね。

ごっこ遊びでお医者さん、看護師さんといった職業を疑似体験することで、自分がどのようにしたら診察がスムーズに進むのか分かってくれると病院通いも楽になりますね。

男の子と女の子の差異を知る機会でもある

お医者さんごっこは見ていてほほえましい遊びということができますが、実は子供の中にはお医者さんごっこと言いながらお互いの体を触りあうことがあります。

診察をする際に医師が触診を行うのを真似ていますが、中には寝室などに行ってお互いの身体を触りあう男の子と女の子もいます。

一見不健全な遊びと思いがちですが、実は子供の性的な発展のためには大切なステップと児童心理学の研究者の間では言われています。

お医者さんごっこを始めるのは大よそ3歳くらいの子供からで、だいたい6歳くらいまではこのお医者さんごっこをすることがあります。

この時期の子供達は保育園や幼稚園でも男の子と女の子と性的な区別をつけられ始めるころになります。

男の子のトイレ、女の子のトイレと別れていきますし、制服がある園の場合には、制服にも男の子と女の子の差が出てきます。

さまざまな事に子供は興味を持つように、男の子の身体と女の子の身体の違いに興味を持ち、単純に身体のつくりの違いを知る機会としてお医者さんごっこをしていることもあります。

もし、このようなお医者さんごっこをしているのを見つけたら、叱るのではなくエスカレートしていかないように見守っていきましょう。違いに納得すると自然と別の遊びをはじめます。

また、男の子と女の子の違いについてお話をしていく機会の一つと考えてもいいですね。

おすすめのお医者さんごっこアイテム5選

お医者さんごっこをより楽しむためにお勧めしたい5つのおもちゃを紹介します。

  • メモリ付きの体温計が本物っぽいテオ・クライン社の「お医者さんごっこセット(大)」
  • 「アンパンマンミニドクターセット」はプチプラなのに本格的
  • 女の子に大人気の「ハローキティのナースセットDX」
  • 救急ドクターになりきれる「Wishtimeミニドクターセット」
  • 男女ともに使いやすい「フィッシャープライスプリスクールメディカルセットDVH」

5つのおもちゃについて詳しい紹介をしていきます。

メモリ付きの体温計が本物っぽいテオ・クライン社の「お医者さんごっこセット(大)」

ドイツのテオ・クライン社が作っているお医者さんごっこのセットで、赤いドクターズバックに10種類の道具が入ったセットになっています。

体温計や注射器などにはちゃんとメモリもついているので、より本物っぽい道具に子供たちもお医者さん気分や看護師さん気分を盛り上げていくことが出来ます。

色合いも赤と青、そしてシルバーというもので、見た目にもかわいらしいお医者さん道具が揃っています。

環境ホルモンの影響を受けにくい素材を使ったこだわりのドクターズバックのセットいなっていますので、安心して遊ぶことが出来ます。

「アンパンマンミニドクターセット」はプチプラなのに本格的

聴診器や注射器といったお医者さんの道具だけではなく、保険証や診察券といった患者さんの道具もそろっているセットになっています。

お薬を入れるためのチューブなどもあるので、診察の後にお薬を渡すというようなシーンも真似して遊ぶことが出来ます。

子供達が大好きなアンパンマンのキャラクターが描かれている道具なので、楽しくお医者さんごっこをすることが出来ます。

11種類の道具が入って1,000円程度のプチプラというのはうれしいですね。

女の子に大人気の「ハローキティのナースセットDX」

お医者さんというよりは看護師さんにあこがれる女の子に人気が高いのがこのハローキティのナースセットDXです。

ドクターズバックを含め全部で10種類の道具が揃ったセットで、聴診器や注射器、体温計なども入っています。

かわいらしいナース姿のハローキティが描かれた道具類なので、優しい看護師さんになりきることが出来そうです。

救急ドクターになりきれる「Wishtimeミニドクターセット」

救急車の中にコンパクトに納められたセットになっていますが、ふたを開けるとX線検査や心電図などの本格的なお医者さんごっこを楽しむことが出来るという特徴があります。

音や光も出るおもちゃですが、音が気になるときには光だけにするという切り替えスイッチもあるため、朝や夜でも音を気にせず遊べます。

お人形を使ったお医者さんごっこができるため、一人っ子でも楽しくお医者さんごっこをすることが出来ます。

男女ともに使いやすい「フィッシャープライスプリスクールメディカルセットDVH」

アメリカのマテル社が販売しているプリスクールシリーズの一つとして販売されているメディカルセットは、血圧計なども備えた本格的な道具が揃ったセットになっています。

聴診器や注射器、血圧計、体温計といった道具をはじめ、お耳チェッカーや絆創膏などもついています。

色合いがとてもシンプルで、キャラクターなどもないために、男女ともに使えますし、キャラクターを卒業するころになっても使い続けることが出来るメリットがあります。

お医者さん道具は手作りもいいですよ

お店で売られているお医者さんごっこの道具を買ってくるのもいいですが、身近にあるもので手作りをすることもお勧めです。

どのようなアイテムを手作りしていくことが出来るかを紹介していきます。

聴診器はカチューシャとペットボトルのキャップで作ろう

聴診器は100円ショップなどで売られているシンプルなタイプのカチューシャをフェルトでくるみ、中央部分に少し太めの紐をつけます。

紐の先端にペットボトルのキャップと丸く切り抜いた厚紙をフェルトで包んだものを取り付ければ出来上がりです。

全体的にフェルトでくるんであるために優しい触り心地で遊びやすいですよ。

マステでつくる絆創膏ならお肌にも優しい

かわいい柄のマステを使って絆創膏を作ってみましょう。マステを絆創膏の形に切り、白いガーゼやフェルトなどを四角く切ったものを中央に張り付けるだけでOKです。

本物の絆創膏の包み紙をとっておいて、間に挟むだけで、まるで本物の絆創膏のようになります。

マステなので粘着力が弱いため、子供のお肌にペタッと貼ってもすぐにはがすことが出来ますし、万が一床やテーブルに貼ってしまってもはがしやすいですよ。

カードをプリントアウトして診察券や保険証なども作ろう

患者さん役にとっては必須アイテムとも言うべき診察券や保険証は、パソコンでプリントアウトして作ってあげましょう。

自分のお名前が入った病院名の診察券などを作ってあげれば、本物気分でお医者さんごっこを楽しめます。

ペーパー物は印刷して作ってあげやすいものなので、ぜひ子どもが好きなデザインで作ってあげてください。

パパのお古のYシャツを白衣にするとまるで本物のお医者さん

お医者さんといえばやはり白衣をイメージする人は多くいます。パパのお古のYシャツがあれば、子供サイズの白衣もできちゃいます。

お裁縫が苦手という方は、袖を切るだけでもOKですし、切ったところを三ツ折にして塗ってあげたり、お裁縫用のボンドで止めてあげてもいいですよね。

裾の部分も子供の身長に合わせて切ってしまえば、本物の白衣のように見えますよ。

図鑑を見ながらお医者さんごっこをすれば知育にも

低年齢のうちはお医者さんごっこを単純に遊びとして楽しむことがおすすめですが、5歳~6歳くらいの年齢になってくれば、図鑑などを見ることが出来る子どもも増えてきます。

身体の仕組みなどが分かる図鑑をみながらお医者さんごっこをすることで、体のつくりなどを学ぶ知育にもつなげていくことができます。

実際に心音などを聞くことが出来る聴診器のおもちゃなども売られていますので、図鑑を見ながら心臓の音などを実際に聞かせてみることもいいですよね。

親も一緒になってお医者さんごっこを楽しむことで、体のつくりなどについての説明がちょっと苦手というパパやママも、子供に教えるきっかけにしていくこともできますね。

▼子供の注射嫌いを克服できる方法についてはコチラも参考にしてみて!

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