職場で母乳を搾乳したら冷凍保存!持ち歩き方や周りへの配慮
職場で胸が張ってきて搾乳…その後その搾乳した母乳はどうしていますか?もし捨てているのなら、とてももったいないです!
安心して母乳を冷凍して活用するために、正しい冷凍の仕方、持ち歩き方、解凍の仕方を知っておきましょう。
この記事の目次
搾乳時の清潔を徹底することが最低条件!
母乳を搾った後に赤ちゃんにあげるのなら、搾乳時の衛生に気をつけなければいけません。
- 搾乳に使う道具はしっかりと消毒されているか。
- 保存容器の衛生状態は大丈夫か。
- 手はしっかり洗ったか。
上記3点は、最低限のチェック項目です。
専用の母乳パックが便利
搾乳した母乳は、専用の母乳パックに直接保存するのがオススメです。
二重ジッパーで、漏れにくいタイプも助かります。
容量は50ml、80ml、100ml、200mlなど、さまざまなタイプがあります。時間に限りのある職場での搾乳には、小さめのパックが使いやすいようですね。
園や病院で活用してもらう場合は、専用パックでないと渡せないという場合もあります。
▼搾乳方法と保存方法についてはコチラも参考にしてみて!
手指用消毒ジェルを活用
手をしっかりと石鹸で洗っても、衛生状態がが気になる時もありますよね。
搾乳する直前に、手指用消毒ジェルで手を再度消毒するという慎重なママもいます。活用できそうなものは、活用して万全の体制を整えられるといいですね。
質を保つため搾乳したらすぐに冷凍!
搾乳した母乳をその後、赤ちゃんにあげるためには、すぐに冷凍して質を保つ必要があります。
常温保存はできません。母乳は傷みやすいので、細菌が繁殖してしまうことがあります。
会社で使える冷凍庫はあるか?を確認
たいていの会社には、共用できる冷蔵庫があります。その冷蔵庫を使ってもよければ、使わせてもらって冷凍しましょう。
冷蔵庫のスペースには限りがありますし、そもそも冷蔵庫が職場にないというときは、冷凍保存するための発泡スチロールなどのケースを用意すればOKです。
母乳だとわからないように目隠しをする配慮を
共用の冷凍庫を使う場合は、母乳だとわからないように目隠しする配慮を忘れないようにしましょう。母乳とはいえ体液です。不快に思う人もいるかもしれません。
24時間以内に使用するなら冷蔵でもOK
冷蔵でも保存できますが、冷蔵だと搾乳後24時間以内に使用しなければいけません。
いつでも使える母乳をストックしておきたいという目的なら、冷凍しておいたほうが使いやすいでしょう。
持ち歩きには保冷剤と保冷バッグが必須
冷凍した母乳を持ち歩くときには、母乳を保冷バッグなどに入れて運びます。
一度解凍された母乳は、再び冷凍して使うことはできません。母乳が溶けてしまわないための工夫が必要です。
保冷バッグは二重にする
折りたたみ式の保冷バッグにポンと入れるだけでは、持ち歩きには不安です。
クーラーバッグの中に発泡スチロールケースや缶を入れて、二重構造にして、保冷状態を保ちやすくしましょう。
保冷剤は隙間なく詰める
保冷バッグの中には保冷剤をしっかりと入れます。
大きめで保冷力の強い保冷剤を中心に入れたら、あとは小さな保冷剤で、できるだけ隙間ができないように詰めていきます。
小さくて柔らかい保冷剤を集めておくといいですね。
解凍はゆっくりと。レンジ使用はNG
冷凍した母乳を解凍して使うときに注意するのは「急な解凍は厳禁」ということ。
容器ごと30~40度のぬるま湯に20分ほどつけて
冷凍母乳は冷蔵庫で一晩かけて、ゆっくり自然解凍をします。その後、お湯に浸けて人肌温まで温め直します。
解凍した母乳はできるだけ早く、10時間以内には使ってしまいましょう。
油分が分離していても、しっかり混ぜれば問題なし
冷凍母乳を解凍すると、油分が分離して見えることがあります。この現象は、問題ありません。再び温めれば混ざり合います。
油分も母乳を構成する大切な栄養なので、しっかりと与えてあげましょう。
冷凍母乳を活用できれば、自信を持って母乳育児を安心して続けられます。
冷凍した母乳は、1か月ほど保存ができます。
そのときには、安全な母乳を与えられるよう、しっかりとした手順を守るようにしましょうね。
▼仕事と母乳育児の両立法についてはコチラも参考にしてみて!
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