お風呂が妊娠中の悩みを解決!妊婦にとってお風呂がおすすめの理由
妊婦さんは湯船に入らずにシャワーで済ませたり、体が重いためにお風呂を控えたりする事も多いですが、湯船に浸かったほうが体のだるさやむくみが緩和されて体が軽くなる事もあります。
体を温めることで心身共に良い影響があるため、妊娠中もしっかりお風呂に入る事をおすすめします。
今回は妊婦さんにお風呂をおすすめする8つの理由についてご紹介したいと思います。
お風呂の効果と妊婦さんのメリット
妊婦さんの中には、面倒でシャワーだけで済ましてしまう…赤ちゃんに影響が悪い気がしてサッと湯船に浸かるだけ…という方もいるのではないでしょうか。
しかし、妊婦さんでもお風呂にゆっくり浸かることで様々なプラス効果があります。
冷え症の緩和
血行が悪くなることで、お腹が張りやすくなったり、腰痛や肩こりの原因にも。胃腸の働きも低下し便秘になりやすかったりもします。
冷えを解消するには温めることが第一。湯船に浸かって体の芯まで温めることで血行が促進され、冷え症の緩和に繋がります。
むくみの緩和
むくみは、血行不良と冷えが主な理由ですが、余分な水分や老廃物が滞ることでもむくみが発生します。特に脚はお腹の重みで血行不良になりやすく、余分な水分が溜まりやすい箇所です。
むくみを改善するには湯船で体を温めるのが有効です。
腰痛の緩和
妊婦さんは、ホルモンバランスの変化が影響して背骨や骨盤の靭帯がゆるむため、腰痛を引き起こしやすくなってします。
また、妊娠後期になると重いお腹を支えるため、腰の負担が増加し腰痛は悪化する一方です。
リラックス効果
お風呂に浸かると副交感神経が優位になり、神経をリラックスさせる事ができます。体が温まる事で筋肉の緊張もほぐれ、心身共にホっと落ち着く事ができます。
そのため、お風呂でリラックスしたい時は湯船の温度に気をつけなければなりません。
42℃以上 | 38〜40℃ |
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交感神経が優位になる | 副交感神経が優位になる |
興奮作用・元気が出る・朝の目覚め時に最適 | リラックス作用・落ち着く・就寝1時間前が最適 |
また、リラックスしたり体を温めると子宮の筋肉も緩むので、お腹の赤ちゃんも心地良く感じると言われています。
疲労回復効果
お風呂に浸かると疲労回復効果も期待できます。妊婦さんの中には、お風呂は疲れるからサッと短時間で済ませたい…毎日は面倒…と感じる人もいますよね。
確かに、お風呂は体力を消耗します。気温の高い環境で汗をかくにはエネルギーが必要ですので、体力を使うというのも間違いありません。
しかし、お風呂で老廃物を排出する事で疲労物質が減少します。また、湯船にゆっくり浸かり自律神経のバランスを整える事で、体のだるさを緩和させる事にも繋がります。
体の筋肉が休まれば自ずと疲労を軽減してくれます。
睡眠障害の緩和
妊婦さんは特に妊娠後期になるとホルモンバランスが変化に寝付きが悪くなったり、大きなお腹のせいで寝返りしづらく眠りが浅くなる事があります。
寝付きを良くするには、寝る前に脳が刺激から解放されている事、リラックスしている事が大切です。お風呂に入って心身の緊張をほぐす事で自然な眠りを誘います。
肌トラブルの緩和
体を温めて自律神経を整える事で肌のバリア機能が向上するため、肌トラブルの緩和に繋がります。
しかし、皮膚がふやけてしまうほど長くお湯に浸かると、逆に保湿成分を奪ってしまう事になり乾燥肌の原因になるので注意しましょう。
疾患の緩和(鼻づまり・のどの痛みなど)
風邪やアレルギーなどで鼻づまりやのどの痛み・咳や痰がある場合、湯船に浸かる事で緩和できます。
体を温める自律神経を整える事で、免疫力をアップする事ができます。また、お風呂に立ち昇る温かい湯気は、粘膜の炎症を緩和させる働きがあり、症状が楽になる事があります。
お風呂を活用して体調を整えよう
妊娠中は禁止事項が多く気がかりも増えて不安だらけになります。だからといって何もせずに10ヶ月過ごすのもストレスの原因になり逆に体良くありませんよね。
お風呂は危ないからと言って全く活用しないのも勿体ない事。正しい入浴をすれば安全に過ごせます。
マタニティライフを健やかに過ごせるよう、お風呂のリラックスタイムを上手に活用していきましょう。
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