ピンセットで水イボケア!取り方と除去後のケア方法
水イボが多いと病院では1度に全部とることができないので、何回も通院しなければならず、ママも子供も疲れてしまいます。
また一度、病院で水イボをとって痛い思いをしていると、子供は覚えているので行きたがらないこともありまよね。
水イボがたくさんあってもゆっくり進めることができるので、子供にとっても安心です。まずは家でできるピンセットを使ったケア方法を実践してみましょう。
この記事の目次
水イボは、リングピンセットを使ってとる
水イボをとるときに使うピンセットは、先っぽが輪っかになっているリングピンセットを使用します。
水イボを取るためのピンセットではなく、もともとは細かい部品をつまむときに使うピンセットでした。薬局にも売ってますし、アマゾンでも1000円くらいで購入できます。
はじめる前にピンセットを消毒しよう!
ピンセットに水イボのウイルスが付着している可能性もありますので、他の人が使うと移ってしまうことがあります。
必ずピンセットは子供(自分専用)だけで使うようにしましょう。
- 煮沸消毒:きれいなお鍋にお湯を沸かします。沸騰したらピンセットを入れ、10秒以上待ちます。10秒以上たったら、割りばしなどで取り出してきれいな布巾で乾かします。
- アルコール消毒:煮沸消毒をして、乾かしたピンセットを市販の消毒液などでコットンやガーゼに湿らせてピンセットを拭きます。
時間がないときは、煮沸消毒を抜かしてアルコール消毒だけでも大丈夫です。その時の状況によって判断しましょう。
水イボをとるコツ!すばやくとれば痛みが少ない
ピンセットで水イボをとるのは子供の体調や機嫌がよいときにします。体験した方のお話では、子供が寝ているときに実行している人も多いようです
何回か経験していたり、痛みを我慢できる子供はご褒美作戦でもうまくいきますが、まだ年齢が小さいと余計に怖がってしまうこともあります。
子供にとっては怖い思いを感じることがありますが、ママやパパの早く治ってほしい、という想いからくるケアであることは間違いではありません。
- 1.水イボは外側からとる
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水イボの膨らんでいる真ん中をとろうとしてしまいますが、きっちり芯がとれていないことが多く、ウイルスが残ってしまいます。
そうなるとウイルスが新しい水イボを作ってしまい、さらに増えてしまうので必ず水イボの外側からとるようにします。
このときにウイルスに触れないように気をつけましょう。
- 2.水イボを挟んだらす早くとる
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ゆっくりとってしまうと痛みが長引いてしまい、子供がトラウマになってしまうことも。迷わずにサッととることで早く終わらせることができ、子供も安心します。
たくさん水イボがある場合は子供も疲れてしまいますので、様子をみながら次の日にとるなど調整しまましょう。
- 3.子供が暴れてしまう場合は誰かに押さえてもらう
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水イボの除去は腹部や胸部、脇の下、太ももなど皮膚の薄い場所にできることが多いことから痛みを強く感じてしまいます。
大人でも痛いのに、子供はもっと痛いはず。暴れてしまうときれいに除去できず、やり直しをしたりひどくなってしまうことも。
子供の痛々しい姿を見るのは悲しいですが、励ましながらもパパや誰かに押さえてもらいながら実行しましょう。
- 4.終わった後は子供にご褒美作戦も!
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水イボをとる前や、終わった後に子供の好きなお菓子やおもちゃなどのご褒美を用意して、気分を高めてあげます。
ご褒美作戦があるだけで、子供のがんばりも随分違ってきますよ。
乾燥肌・アトピー性皮膚炎のある子の除去
乾燥肌やアトピー性皮膚炎の子供は皮膚表面のバリア機能がないため水イボウイルスが侵入しやすい状態です。
このため、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の子供は水イボが広がりやすく悪化することがあります。
ステロイドを塗っていると水イボが悪化するといわれていますが、水イボは時間がたてば自然に消失しますので様子を見ましょう。まずは保湿剤でケアをし、ウイルスの侵入を防ぎます。
アトピー性皮膚炎や乾燥肌の子は水イボが完全になくなるまでに時間はかかってしまいますが、まずは皮膚の治療を優先することで広がりを抑えることができます。
水イボを取るときにセットで準備したほうがいいもの
リングピンセット以外にも、水イボをとるときに一緒に準備をしたほうがいい物を紹介します。
- ビニール手袋
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患部に誤って触らないようにするためにビニール手袋をつけます。ウイルスの広がりや感染を予防するためにもビニール手袋を用意しましょう。使った後は水イボ除去時に出たゴミと一緒に1つのゴミ袋に入れて捨てれば安心です。
- 消毒液
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水イボをとる前ととった後に使用します。イソジンのきず薬やオキシドールなどの消毒液があります。消毒せずに水イボをとってしまうと傷口が悪化したり治りが遅くなってしまいます。必ず消毒をとる前ととった後にするようにしましょう。
▼イソジンで水いぼケアについてはコチラも参考にしてみて!
- コットンやガーゼ
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消毒液をつけるときや出血したときに使います。なかなか血が止まらないこともありますので準備をしておくと安心です。
- 絆創膏
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水イボの数が少ない場合はとった後、患部に絆創膏を貼りましょう。洋服に患部が触れると擦れて血が出たり傷みが出てきます。
- メディパッチ
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メディパッチは、注射後に貼ってくれる小さな絆創膏です。たくさんある水イボの場合はメディパッチが便利です。
メディパッチや絆創膏のガーゼに消毒液を浸みこませて貼るのもいいでしょう。
水イボをとった後の注意点とケア方法
水イボをとった後はきちんとケアをすることで跡が残りにくくなり、治りが早くなります。
しばらくするとかさぶたが出てきますが、傷口が乾いたり、きれいになっていれば絆創膏を外しても大丈夫です。
- 血が出ていることもありますので患部に消毒をします。コットンやガーゼで少しふき取ります。
- 患部に絆創膏またはメディパッチを貼ります(絆創膏・メディパッチに消毒液を塗って貼るのもOK)
- 注意点
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傷口がジュクジュクしている場合は毎日消毒を続けて様子をみます。雑菌が増えて、治りが遅くなってしまいますので、絆創膏やメディパッチも毎日新しい物に交換しましょう。
水イボをピンセットでとった人のクチコミを紹介!
水イボが多い場合、病院に行っても1度に全部取ることができないので、定期的に通う手間を考えて自宅でケアをする人も増えています。
ご褒美を渡しながら子供にがんばってもらったり、水イボができる度にピンセットでとっている方が多いようです。
時間はかかりますが、約半年で水イボがきれいになくなることがわかります。
忙しいママにもピンセットで水イボケアはおすすめ!
病院では麻酔テープがあり、取る30分前に水イボの近くに貼ってピンセットでとります。この麻酔テープを貼ると、痛みが和らぐようです。
しかし、麻酔テープを貼っても全く効かない子供もいるようです。効果はさまざまですが、病院での治療もなるべく子供に負担がかからないように変化してきているのも事実です。
病院で泣く我が子を見るより、家でご褒美をあげたり声かけをしてもらいながらするほうが子供にとっても安心できるでしょう。
▼ハトムギで水いぼ対策についてはコチラも参考にしてみて!
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