子供の体力向上で風邪撃退!親子で免疫力を高める遊び方

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2016/01/14

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寒くなると、子供の体調が心配になりませんか?子供は走ったりジャンプしたり、外で体を動かすことが大好きです。

ですが、寒い冬はどうしても室内で過ごすことが多くなり、体を動かすことも少なくなります。

ぜひ、家でも簡単にできる体操で体力UPを目指し、親子一緒に風邪に負けない体作りを楽しんでみませんか!

体操が体力UPにつながり、風邪をひかせなくなるひみつ

体操は場所を選ばず、お金もかからないことから手軽にできます。

また体を動かすことで、血行促進や代謝UPなど体にとって嬉しい効果が期待されます。

即効性はありませんが、継続することでその効果は高まります。

代謝UPは、体の免疫力の向上にもつながります。免疫力とは、体の防衛システムのことです。

万が一、体内に風邪の原因となるウイルスが侵入してきても、免疫力が高まっていれば退治することができるのです。

ぜひ一緒にやってみよう!親子でふれあい体操

今回まず最初にご紹介させていただく体操は、ママと子供が一緒に行うことが最大のポイントです。

こちらは、早稲田大学人間科学学術院の前橋明教授が考案されました。

あえてふれあう時間を作ることで、子供は普段忙しいママを独占することができ、心の居場所づくりができます。

心が満たされると、自然と精神力も高まります。「病は気から」と言うように、心が強くなると、体も丈夫になるのです。

各体操には対象年齢が明記してありますので、ご参考にしてください。

  1. 高い高い(2歳児~)
  2. スーパーマン(2歳児~)
  3. ロボット歩き(2,3歳児~)
  4. 足跳びまわり(4,5歳児~)
  5. 両足くぐり(4,5歳児~)
  6. 丸太倒し(4,5歳児~)
  7. グーパー跳び(4,5歳児~)
  8. タオルを使って!おしりたたき(4,5歳児~)

前橋明教授のPDFから参照して下記をご紹介しますね!沢山ある中から喜んでくれたものを選定しています。※下記画像は全て早稲田大学人間科学学術院 前橋明教授の許可を得て使用させていただいております。転用転載など禁止となっております。

高い高いで子供の遊ぶ意欲を高めよう

01高い高い

おなじみの、子供が喜ぶ遊びです。子供の脇の下を持ち、体を高く持ち上げます。子供が怖がらない程度に、またママも無理のない範囲で行いましょう。喜ぶことで楽しく感じ、子供の意欲を高めます。
スーパーマンは様子を見て上下してあげるとGood!

02スーパーマン

文字通り、ママは子供の脇の下と太腿に手をあてて、スーパーマンのように持ち上げます。子供が怖がらなければ、移動しながらゆっくり上下させると喜びます。
足の甲を使ってロボット歩き

03ロボット歩き

ママの足の甲に子供が前を向いて乗り、手を握って一緒に歩きます。ゆっくりと、前方や横方向、後ろ方向へと移動します。大股歩きでゆっくりと、「機械音」など声をかけながら行うと、子供も喜びます。
ママの周りを跳びはねる足跳びまわり

4足とび周り

ママは両足を開いて座ります。子供はその足を両足を揃えて飛び越えて、ママの背後をひと回りします。慣れてきたら、片足で跳んだり、横跳び、後ろ跳びにも挑戦してみましょう。
ママも一緒に筋トレするなら両足くぐり

05両足くぐり

ママは床に手をつき、両足を揃えてV字になります。子供は、ママの両足の下をくぐり抜け、背後をひと回りして繰り返し行います。
男の子は大好き!力比べで楽しむ丸太倒し

06丸太倒し

「力試しをしてみよう!」と子供を誘います。ママは仰向けに寝て、足を垂直にまっすぐ立てます。両手は床につけて、足が倒れないように支えます。子供は、ママの両足を丸太に見立てて、その丸太(両足)を倒すように押してみましょう。
親子のリズム感覚が大切なグーパー跳び

7.グーパー跳び

ママは両足を開いて座り、子供はその両足をまたいで向かい合わせで立ちます。今度は、ママが両足を開き、子供はそれを踏まないように、タイミングを合わせて跳んで、両足を閉じます。

この動作を、声を掛け合いながら初めはゆっくりと、繰り返し行います。上達したら、子供はママに背を向けて行ってみましょう。ハードな体操ですので、子供の様子を見ながら、無理のないペースで行いましょう。

タオルを使ったおしりたたき

08お尻叩き

タオルの両端を子供と持ち、片方の手でお互いのお尻をたたきます。たたかれないように、うまくママのおしりをたたくことができるかな?!慣れてきたら、今度はタオルを取って、より近い距離で行ってみましょう。

体操を行う時の注意点

周りにぶつかる物はないかよく確認をして、広い場所で行いましょう。寒くても少し窓を開けて外気を取り入れるなどして、換気も十分にしてください。

体操を行う時間帯は、子供の体温がピークを迎える午後3時~4時の間がおすすめです。夜に行うと血液の循環が良くなり、子供が眠れなくなってしまうこともありますので注意してください。

体操が終わったら、手洗いとうがいをします。多少汗もかいていると思いますので、しっかりと拭き取り、必要であれば体を冷やさないように着替えをしましょ
う。水分補給も忘れずにしてくださいね。

参考させていただきました画像のリンク先は、以下になります。

「親子ふれあい体操」
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いつでもどこでも簡単に取り組める!「あいうべ体操」をご存知ですか?

体を動かさないので時や場所を選ばず、子供でもとても簡単にできる「あいうべ体操」、聞いたことがありますか?これは、相田歯科クリニックという歯医者さんも推奨している体操です。

この体操は、舌を正しい位置に収める筋肉を鍛えるのが目的です。

舌が正しい位置に収まることで、口での呼吸から鼻での呼吸に変わり、口腔内の乾燥を防ぎます。

これにより、細菌の繁殖とそれによる進入や、体の免疫作用によって、発生する有害な活性酸素を抑えると考えられています。

免疫力を高めることでインフルエンザの予防にも役に立つとされている、口の体操です。

子供と一緒にやってみよう!体操の仕方ともうひとつの嬉しい効果

その方法は、とても簡単です。口を大きく開けて「あー」、「いー」、「うー」、「べー」と動かすだけです。

あいうべ体操

  • 発声は少しでOK、できるだけオーバーにやりましょう。
  • 4つの動作を1セットとして目安に、ゆっくりと行います。
  • 1日30セット(3分間)を目標にします。
  • 顎に痛みがある時は、「いー」、「うー」のみでOKです。

お互いの顔を見ながらこの体操をすると、初めのうちは笑ってしまうかもしれませんね。実は「笑い」には免疫力をUPさせるだけではなく、免疫システム全体のバランスを整える嬉しい効果があるのです。

思い出したら、ぜひ子供と一緒にやってみましょう!

一緒に体を動かして、リフレッシュする時間も必要

天気や気温の低さから、家に閉じこもりがちな冬は、子供もストレスを抱えやすいものです。テレビを観たり、おもちゃで遊ぶことはもちろん悪いことではありませんが、そればかりでは思考も偏りやすくなります。

特に、普段から外遊びが大好きなお子さんは、外に出られないだけで相当なストレスです。それは、ママも同じですよね。思考が偏るとイライラしやすく、子供に対して冷たくなってしまうことも…。

これでは、心にも体にも良くありません!体を動かすことは、その時間は何も考えなくて良いので気分転換になります。うっすらと汗をかく軽めの体操はストレス解消効果もあり、リフレッシュには最適です。

子供と楽ふれあう時間は、ママも自然と笑顔が多くなりますよね。子供はママの笑顔が大好きです。一緒に体操に取り組むことで、お互いの心も体もUPさせましょう!

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