【どんな効果が期待できる?】赤ちゃんとお風呂の関係を知ろう
大人にとってお風呂に入ることは、リラックス効果や血行促進効果などが期待できますが、赤ちゃんにとってお風呂に入ることはどのような効果を目的としているのでしょうか。
赤ちゃんとお風呂の関係について正しい知識を持ち、赤ちゃんを安全にお風呂に入れてあげましょう!
入れ方の種類
赤ちゃんをお風呂にいれる場合、3種類の入れ方があります。
沐浴
湯船につけながら赤ちゃんの身体を洗うことです。生まれてまもなくの赤ちゃんは、まだ抵抗力が弱いため、生後1ヶ月頃まではベビーバスを使って沐浴をさせてあげます。
1ヶ月を過ぎてからは、大人と一緒のお風呂に入れても問題ありませんが、毎日新しく沸かしたお湯に入れてあげる必要があります。引き続きベビーバスを利用してお風呂にいれてあげても、もちろん大丈夫です。
全身清拭
赤ちゃんが何か理由があってお風呂に入ることができない時に、身体を拭いてきれいにする方法です。
スポンジバス
全身清拭同様、赤ちゃんが何か理由があってお風呂に入ることができない時に、バスタオルやオムツ台の上に赤ちゃんを寝かせ、赤ちゃん専用のベビーソープをつけてから、お湯をベビータオルやガーゼに含ませて拭き取る方法です。
赤ちゃんをお風呂にいれる効果
赤ちゃんをお風呂に入れることによって、次のような効果が期待できます。
肌のケア
赤ちゃんの皮膚は、想像以上に汚れています。赤ちゃんは新陳代謝が活発で、垢がたくさん出ますし、汗もよくかきます。放っておくとあせもや湿疹の原因となるため、毎日お風呂で身体を洗ってあげて、皮膚を清潔に保つことがとても大切です。
適度な運動効果
お風呂に入ることは、赤ちゃんにとって適度な運動効果が期待できます。また、適度な運動を行うことによって、身体を温める効果も期待できます。
寝かしつけの効果も
赤ちゃんだけではなく大人も同じですが、人は眠りにつくときに体温が急激に下がります。赤ちゃんが眠くなると手足が熱くなるのは、身体の熱を放出しているためです。
お風呂から出て少し経つと、体温が下がり始めます。これは眠りにつくときの現象と似ているため、身体が「眠りにつくんだ」と勘違いし、眠るモードに切り替わります。
お風呂から上がってすぐではなく、少し時間が経った頃が寝かせてあげると、寝かしつけの効果が期待できます。なかなか寝付かない赤ちゃんにはぜひ試してみてください。
お風呂にいれる際の注意点
お風呂にいれる際にどんなことに注意すれば良いか知っておきましょう。
温度調節に気をつけて
お湯が熱すぎると赤ちゃんはびっくりしてしまい、お風呂が嫌いになってしまうことがあります。一般的には38度から40度が適温とされていますが、赤ちゃんの様子を見ながら調節しましょう。
お風呂に入れるときは、いきなりではなく、足先から徐々にお湯をかけてあげながら入れてあげるなど、赤ちゃんがびっくりしてしまわないように工夫しましょう。
手早く済ませて
赤ちゃんはのぼせやすいため、あまり長時間のお風呂はおすすめできません。また、湯冷めもしやすいため、すき間風などに注意しながら、手早く5分から10分のうちに済ませてあげましょう。
目に入らないように
シャンプーや石鹸が目に入らないように十分に気をつけましょう。赤ちゃんが嫌がるだけではなく、角膜を傷つけてしまう可能性もあります。
そもそも赤ちゃんは、大人と比べてまばたきの数が少ないため、目の中の異物を取り除いたり、目の中に異物が入るのを防いだりすることが上手ではありません。目に入らないよう十分に注意し、もしも目に入ってしまったら速やかに洗い流してあげましょう。
やさしく洗って
赤ちゃんの皮膚はまだ薄く、とてもデリケートです。ゴシゴシと強く洗ってはいけません。やさしく洗うことを心がけましょう。赤ちゃん専用のベビーソープを利用するとあまりこすらずに汚れを落とすことができます。
柔らかいガーゼや手のひらを使って、撫でるように全身を洗ってあげましょう。赤ちゃんとママがスキンシップをとれるというメリットもありますね!
こんな時はお風呂は避けて
赤ちゃんの体温が36.4度以下、もしくは37.5度以上のときはお風呂は避けましょう。また、下痢や嘔吐があったり、顔色が悪かったりと、いつもと赤ちゃんの様子が違うときもお風呂は避け、全身清拭やスポンジバスで身体をきれいにしてあげましょう。
新陳代謝が活発な赤ちゃん。いつも皮膚を清潔にしてあげ、お風呂が嫌いになってしまわないように上手にいれてあげましょう!
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