待ち時間や移動中…退屈する子供と遊びたい暇つぶしアイデア6つ
長時間の移動や病院、お店での待ち時間。お子さんが退屈しないようにするのはなかなか大変なものですよね。
スマホにお子さんお気に入りのアプリを入れておいたり動画を見せたりすると、確かにじーっと大人しくしていられるかもしれませんが…これじゃダメだよな~と感じているママも多いのでは?
そこで今回はお子さんと一緒に楽しめて親子のコミュニケーションにも繋がる「暇つぶし遊び」のアイデアをご紹介します!
1.「持っているモノ」を最大限利用しちゃおう!
いつも身に付けている「ハンカチ」一枚でも大活躍します
ハンカチはいつも身に付けているものですよね。
- 折り方(バナナ、ネズミなど)を覚えておいて作ってみせる
- 頭にかぶせる、髪に結んでみる、首に巻き付けるなどオシャレを楽しむ
- 結び目をつくる、ほどくの練習
顔を隠して「いないいないばあ!」だけでもOK。普段手でするのとはまた違った面白さがあります。ハンカチの位置を固定して上から、右から…と顔を出してみたり、ふ~っと息を吹いてめくれた時にちらっと顔が見えても楽しいですね。
タオルの生地だとやりにくいので、薄手のハンカチを一枚カバンに入れておくとちょっとした時に役に立ちますね。
比較的静かに遊ぶことが出来ますので、病院やレストランでの待ち時間、電車などの移動中でもOKです。
▼子供とできるハンカチ遊びについてはコチラも参考にしてみて!
場所をとらずいつも携帯しておけそう!意外と遊べる「輪ゴム」
カバンに入れておいても場所を取らない輪ゴム。意外と遊べるものです。
- 片方の手に入れて「どっちに入ってる?」定番ですが結構長時間いけます
- 何本か使ってテーブルの上で顔を作る。少し濡らすと曲げたりしやすい
- テーブルや本の上の目印を囲むように投げる。即席輪投げ
2、3番目はテーブルがあるといいので、レストランなどで注文したものが来るのを待つ間や、お子さんが食べ終わった後に遊ぶのにいいですね。
濡れていると輪ゴムだけでも結構表情を作ることができて面白いです。
ただ小さいお子さんの場合は誤飲の可能性があるので十分に注意しましょう。うちの子たちも輪ゴムをもぐもぐガムのように噛んでしまう時期がありましたので。
物がなくても「手や顔」がある!使えるものは使いましょう
遊べそうなものがない!という時でも大丈夫。小さな子ほど手遊びなら同じものでも何度も遊べます。
人差し指と中指を脚のようにトコトコ動かして歩いてみせて、たまに躓いたり、ジャンプしたりしながら「よ~し、今度はこっちへ行ってみよう!」と子供の体の上を歩いてみると大喜び。
ペンがあれば指に顔を描いてみてもいいですね。水性のボールペンならカバンに1本ぐらい入っているのでは?
またママが両手をグーにしてどれか1本だけ指を立てます。子供が触ったらその指を引っ込めて他の指を立てる…を繰り返します。もぐらたたきのようなものです。こんな単純なものでも楽しいものですよ。
2.物がなくても大丈夫!「見えるモノ」を活用しよう!
何も物がなくても大丈夫。目の前の風景には遊びのヒントがいっぱいです。
色って面白いと思ってもらえるきっかけにも!「色さがし」
色の名前が分かるようになってきたら「どこかに赤いものある?」と探す遊びができますね。何色と言ったらいいか難しいものも、たくさんありますよね。
色って面白い!とお子さんが思うきっかけになるかもしれませんね。
あの形は何に見える?子供の想像力を引き出せる「形例え」
定番は空の雲を題材にすること。我が家は実家に帰る時にいつも長時間車に乗りますが、子供はよく外の景色を見て「あ、あの雲見て!」とはしゃいでいます。
他のものに見えるかも!?という視点でモノを見ることで、いろいろな発想が生まれてきますね。子供の想像力にきっと驚かされますよ。
あの人何話してる?想像や仕草で読み取らせて「ストーリ作り」
こちらも想像遊び。見えている人がどんな話をしているか、表情や仕草から想像して自分で勝手にストーリーを考えて遊びましょう。
小さな子には難しいと思うので、ママやパパが作ったストーリーを聞かせてあげるといいですね。
こういう遊びをしている子供は成長してくると、おもちゃがなくても鉛筆でも紙切れでも主人公にしてお話の世界に入って遊べるようになりますよ。
車のナンバー・看板などの「数字」や「文字」も上手く利用!
高速道路では周りの景色が同じで面白くないものです。近くを走る車のナンバープレートを使いましょう。
まずは数字。読み上げるだけでOK。ヒュ~ンと抜かしていってしまうと、幼い子にはしっかり読むのが難しいもの。動体視力と集中力がつきますね。
次はひらがなに注目。自分の名前に入っている文字を早く見つけられる?というような遊びも結構盛り上がります。
3.「言葉遊び」なら運転中でもOKだから家族みんなでできる!
こちらも何も使わなくてもできる遊び。暇つぶしとしては定番でしょうか?人数が多くてもできますね。運転中でも参加できるので、ぜひ家族みんなでやってみましょう。
これぞ王道「しりとり」
4、5歳くらいからとっても大好きになってくるしりとり。普段はお子さんに「しりとりしよう!」と言われると「え?また?」と思ってしまうかもしれませんが、暇つぶしにはもってこいですよね。
バリエーションをいくつでも考えられるところもしりとりの良いところ。定番のものはもちろん、
- ○文字限定
- 次の人は後ろから2文字目から始まる言葉を言う(「ん」で終わってOK)
- 動物だけ、食べ物だけなどジャンルを決める
子供は同じ言葉を言ってもいい、大人だけ4文字以上の言葉を言うなどのハンデを付けることで親子で楽しめますね。
ひらめきが楽しい!色々な遊び方ができる「連想ゲーム」
こちらもおなじみですね。でも連想ゲームといっても結構いろいろありますよね。
- 「黄色いものといえば?」「丸いものといえば?」ひたすら答えを出す
- 出題者が決めたものを「それは食べ物?」「白いですか?」と質問して当てる
- 「ウサギといったら白い」「白いといったら砂糖」と連想していく
子供は大人と全然違う発想をすることがあってビックリするものです。頭に色々と思い浮かべることで脳トレになりますよね。
「一文字言っちゃダメ」禁止ワードって結構言っちゃうから盛り上がる!
大人でも「外来語禁止」なんていうゲームで盛り上がったりしますよね。子供とは例えば「あ」を言っちゃダメなど一文字だけ決めて遊んでみましょう。
だんだん誰も話さなくなるかもしれませんので、そのルールを続けたままでしりとりをするのもいいですね。
4.声を出せない所などで重宝!「紙とペン」で遊ぼう
あまり声を出せない電車の中や病院の待合室で重宝するのが紙とペン。どんな遊びがあるでしょうか?
出来上がりの顔が楽しみ!「選んだパーツを組み合わせたらどんな顔?」
まずママやパパが顔の形、髪型、眉毛、目、鼻、口、耳をそれぞれ3つずつ(もっと多くてもOK)紙に描いていきます。
出来たら、お子さんにはそれが見えないようにして「顔の形は1~3のどれ?」と選んでもらいます。
他のパーツも同様に子供に選ばせて、それをどんどん描き足していきます。耳まで描けたら出来上がり。「こんな顔になったよ!」とお子さんに見せてあげましょう。
絵が苦手でも大丈夫。顔の形なんて○、△、□でいいですし、目もグルグルうずまき、×、点だけとかでいいんです。普段顔を描く時には使わないようなものにすると出来上がったとき無茶苦茶になって子供は大喜びですよ。
描き足していくと何ができる?「みんなで一つの絵を作ろう」
まずママが○を描いたらお子さんに渡して何かを描き足してもらい、また交替…とどんどん何かを描き足していって一つの絵にしてく遊びです。
描いているうちに自然と何を描くかがお互いの中で決まってきて、でもそれが全く違ったものだったりして「え?こんなところに線!?」みたいなことになって面白いです。
子供大好き!「あみだくじ」でも遊べる
単純なあみだくじですが、子供は好きですよね。たどりついた場所に、ただ「大吉!」とかでもいいんですが「静かに遊べているキミはすごい!」なんてメッセージを書いておくと楽しいですね。
あみだくじでちゃんと進むのが難しい場合には、縦の線を引くだけでOK。「ウサギさんの耳はどれ?」と上に書いて番号をふって、下にはいろんな耳を書いておくなんていう遊びもできます。
5.「数字遊び」ママやパパの脳トレにもなります!
次は数字を使った簡単な遊び。記憶力も鍛えられます。「アウト~!」とつい大きな声を出してしまいがちなので、車の中など多少声を出しても大丈夫な時がオススメです。
「同じ数字言ったらアウト!」交替で数字を出していく遊びです
「10まで」や「20まで」の数字を同じものを言わないようにランダムに言っていくゲーム。かぶってしまったり言えなかったらアウトです。
数を増やすほど頭が混乱してきて難しいですよね。チェックする人がいないと結局分からなくなってしまうので、3人以上いる時には誰かがチェックするといいですね。
「書いた数字当て」なかなか難しいので最初は一桁からがオススメ!
「ヌメロン」という数字当てゲームが流行りましたね。私も小学生の頃、よく家族でこのような遊びをしました。長時間電車に乗った時に何度もしたのを覚えています。
3ケタや4ケタの数字を決めて、他の人がそれを当てるというなかなか論理的な遊びです。
慣れてきたら20までにするとか、2桁にして合っている数字があるかどうかを教え合うというように、だんだん難しくしてみましょう。
最初は紙に書いてもいい、レベルアップしてくると3ケタでも書かずに出来るようになってきます。子供の成長は驚異的ですよ。
「31」を言っちゃダメ!
これはやったことがある方も多いのでは?1から順に数字を言って(ひとり3つまでOK)31を言った人が負けというゲームです。
ルールが分かりやすいので数を数えられれば子供でも簡単ですね。
6.単純で誰でも楽しめる!「じゃんけん遊び」
最後に子供が大好きなじゃんけん遊び。これはもう説明するまでもありませんね。
- あっちむいてホイ!
- 「げんこつやまのたぬきさん」のような手遊びをプラス
- 後出しで「勝つように」「負けるように」出す
- 顔じゃんけん、脚じゃんけん
- 予告じゃんけん
「予告じゃんけん」は誰か一人が体のどこかで何を出すかのサインを出し、それに勝つようにグーチョキパーを出してねという遊びです。
例えば「いくよ~」の掛け声で左手を腰に当てたら「グー」首をかしげたら「チョキ」脚を開いたら「パー」などです。
何度かじゃんけんをする中で見ている人がその「サイン」を読みとっていきます。サインを出す人は間違えないようにメモをしておくようにしましょう。
最初は「グーの時はこうするね」とサインを教えておいて、ルールが分かって慣れてきたら別のサインに変えるといいかも。
場所に合った暇つぶしで待ち時間も有効活用!大人も子供も楽しく過ごそう
いかがでしたか?大きく分けて6つの遊びをご提案しました。実際に私が子供との暇つぶしに使っているものもたくさんあります。
ただ、注意していただきたいことが一つ。子供が退屈しないように…といろいろな遊びをしていくと、どうしても盛り上がってきて大きな声を出してしまうことがあるかもしれません。
周りに迷惑を掛けないことは大前提ですから、少しヒートアップしてきたなと感じたら落ち着いて遊べるものに切り替えましょう。
スマホで遊ばせているだけでは子供には伝わらない「公共の場でのマナー」を遊びながら少しずつ子供に教えていけるといいですね。
時間を持て余すと子供がぐずり出し、だんだん大人も不機嫌になってしまいがち。いろいろな遊びをすることで楽しい時間を過ごしませんか?
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三日月さん
今度車で出かける時、さっそく使ってみたいなぁ~
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ノーテンキさん
うんうん、つかおう、つかおう!
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ミクさん
電車の中で大変重宝しました!
ありがとうございます!! -
*黒メガネ*さん
よかったね~!
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ミクさん
電車の中で大変重宝しました!
ありがとうございます!!
友達にも教えようかな~♪ -
のんのんさん
ゲームやスマホで遊ばせてたりするのを見かけるけど、私はイヤだなぁーと思いつつもグズられるとなす術がなく渡してしまいそうでした?こんなにもアイディアがあるだけで楽しめるって本当に素敵だと思いました!!今度の電車での遠出が怖くなくなりました!
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ほなさん
「見えるものを活用」や「数字遊び」など、いつでもどこでも活用できそうです。
頭を使ってコミュニケーションもとれるので、おもちゃよりいいかもしれませんね。 -
*黒メガネ*さん
明日、下呂に旅行に行きます。私には、年少の弟がいるので、退屈しないようにいろんな方法を使いたいなと思いました。がんばります!
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