電車好きの子供の知育遊び!楽しく遊びながら文字や数字を学ぶ工夫
電車好きな男の子には、電車に関連した知育遊びが沢山あります。遊びながら学べてしまうなんて、とっても素敵なことですよね。
線路遊びをしながら、言葉や図形を学ぶことができます。さらに、数や地名までも伝えることができちゃうんです。さらに、応用編もありますよ。
特に男の子は3歳くらいの時に車や電車など自分の興味のあるものの名前をすぐに、そして沢山覚えることがよくあります。
何か興味がある!これにハマっている!というものと文字とを組み合わせるとそれを吸収してくれるチャンス!ですよ。
今回は、電車で楽しく学ぶための環境づくりやおすすめの玩具、言葉かけの方法を年齢別にご紹介します。
この記事の目次
【1-2歳】愛情あふれる語りかけ!電車のおもちゃには楽しい要素がいっぱい
電車遊びをしながら、たくさんの単語、形、色を意識した語りかけをしましょう。
電車や電車に関連するものの名前
おすすめの電車の玩具
電車、線路、踏切や信号等の設備が揃っているおもちゃがおすすめです。例えば、トミカで出しているプラレールやトーマスは有名ですね。その他にも、木でできた電車セットなどもあります。
こうしたおもちゃだと、電車という単語だけでなく、「窓」「車輪」「ドア」「ライト」「運転席」など部分について、「線路」「鉄橋」「踏切」など設備などの単語まで広げて語りかけができます。
おもちゃの電車を走らせながら、まるで二人で電車に乗ってお出かけをしているようにお話をしてみましょう。
おすすめの声掛け
「車輪はくるくる回るね。電車には車輪が付ついているね。」
「ライトが前についているね。ライトをつけると明るくなるね。」
そのものがどんな役割をしているか、どのような動きをするのかなどをお話ししてあげます。単語と一緒に意味や役割なども自然な会話で伝えられますよ。
図形を伝えるのに電車はぴったり
電車はたくさんの図形が組み合わさって作られています。長方形は車体、丸は車輪、正方形は窓、菱形はパンタグラフ。意識して形の名称を電車遊びに取り入れてみませんか。
簡単に作れる図形の玩具
ダンボールで切った長方形や正方形や円などを組み合わせで電車の絵を作ります。こうした遊びをすることで、電車がどういった形の組み合わせで出来ているかを頭の中で作ることができるようになります。
ダンボールで電車を作るときには、「長方形が車体だね。正方形が窓だよ。丸は車輪だね」といったふうに図形の名称をたくさん口に出して伝えてくださいね。
自然と図形の名称をたくさん覚えていきますよ。
おすすめの声掛け
実際の電車のおもちゃを指差しながらの図形の声掛け
ある程度図形がわかるようになったら、「この電車の窓は正方形だね。楕円形の窓もあるんだね。」「ライトの形は長方形と丸とがあるんだね」といった声掛けをしても喜びます。
色々な電車を比較して、様々な発見が出来ますよ。
【2-3歳】数や地名も覚えられちゃう 電車遊びのすごいところ
線路作りや電車の種類にも興味を持ち始める頃ですね。その興味を数や地名への関心へと繋げる工夫をお伝えします。
地名に興味を持つチャンス 電車の種類や電車の名前をたくさん覚えちゃおう
プラレールなどで実際の電車が好きな子供は、電車の種類を非常に多く覚えます。そして、必ず聞かれるのが「どこを走っているの?」この質問が出たらものすごいチャンス!
このチャンスを大切に!地図を見せながら丁寧に答えてあげることが、地名への関心につながります。
おすすめの電車&日本地図
電車が走っている箇所を紹介した日本地図などもあります。こういったものを家の中に貼っておいても良いと思います。
この地図を使いながら「こまちは、東京から秋田まで走っているんだよ」と語りかけながら、地図の上をプラレールを走らせてあげると分かりやすく楽しく地名を伝えることができますよ。
ある程度地名を覚えてきたら、途中に停まる駅についてなども話すと、覚えられる地名の数が増えていきます。
数を教えるチャンス 線路工事遊び
線路の数を数えながら遊ぶ習慣をつけてみましょう。
おすすめの線路を使った声掛けの例
子供に線路を手渡す時には必ず数えながら渡すようにします。例えば、「線路1本どうぞ」「線路2本どうぞ」のようにです。「8個使うと小さな円の線路ができるね」「もう1個使ってみる?」などのように繰り返し繰り返し伝えていきます。
たまに、「線路を2本ちょうだい」と言って数を理解しているか様子を見てみます。もし、2本くれなかったとしても、不安に思わないでくださいね。
数はすぐに覚えるというものではありません。お母様やお父様が線路を数える習慣がついてくると、子供の数への理解は少しづつ進んでいますよ。
次第に、数が分かるようになったら、足したり、引いたりなどの応用遊びもできます。
8本ある線路に1本足します。「8本に1本足すと9本だね。一緒に数えてみようか?」と楽しく一緒に数えて9本あることを伝えます。
いろいろな足したり引いたり遊びを考えて挑戦してみてくださいね。
【3-4歳】物事を深く掘り下げて考える力 電車の博士になっちゃおう
子供の知的な欲求は日々膨らむばかりで、親もついていくのが必死です。そこで、調べることを遊びにしてしまいましょう
3歳からの語りかけは、図鑑や雑誌を見ながら
3歳頃になってくると、ママも分からない電車の質問がたくさん出てきます。
子供から出た質問を「分からない」と返すのではなく、「一緒に調べようか」と返す習慣をつけるようにしてみてください。
図鑑を置おておく場所
子供向けの電車図鑑や電車雑誌などをリビングに置いておきましょう。いつでも、すぐに取り出して読んであげるようにしましょうね。
分からないことがあったらママに聞くではなく、分からないことがあったらママと一緒に調べるようにすることが大切です。
親子で一緒に本や図鑑を楽しく過ごす時間は、知らないことを調べることの楽しさ、本を読んで知識を得ることの楽しさをたくさん伝えてくれます。
ひらがなを使った電車遊びをして文字を覚えちゃおう
電車と関連したひらがな遊びは沢山あります。
ひらがな遊びの目的の一番は、ひらがなを大好きになることです。
- 電車ひらがな遊び1
-
1.はじめに、画用紙にひらがなで「でんしゃ」「ふみきり」「せんろ」などと書いたカードを作ります。
2.書いてあるひらがなを見せながら読んであげます。
3.はじめは、ママが、そのひらがなカードを実際のおもちゃの上においてあげます。例えば、「せんろ」と書いてあるカードを実際のおもちゃの線路の上に置くといったようにです。
4.次に、「子供にも挑戦してみる?」と声掛けをします。
当たったらたくさん褒めてあげてくださいね。もし、当たらなかった場合も、優しく「ここだよっ」と教えてあげてください。
そして、挑戦したことをたくさん褒めてあげてくださいね。
- 電車ひらがな遊び2
-
1.はじめに、駅名をひらがなで書いたカードを作ります。
2.写真のようにおもちゃの駅に駅名カードを置いてあげます。
3.「うえの駅で電車を止めてください。」と声掛けをして、子供にその駅で電車を止めてもらいます。
4.まずは、自分が住んでいる駅の最寄駅などから始めるとわかりやすいです
はじめは、2−3枚くらいのひらがなカードからやってみることをお勧めします。その次の日には、もう一つカードを増やしてみましょう。焦らずにゆっくりと楽しみながら色々な遊びを挑戦してくださいね。
また、ひらがなの路線図、電車のあいうえおの絵本などもあります。たくさんひらがなに触れる遊びや環境を作って、自分で図鑑なども読めるようにしてあげたいですね。
楽しいが一番大切!無理強いはしないでくださいね!
一番大切なことは、子供もママも楽しく遊ぶこと。もし、遊びながら取り入れられそうな瞬間があったら、試してみてくださいね。それで楽しそうにしてくれたら大成功です。
もし、興味を持たなかったとしても、絶対に無理強いはしないようにお願いします。知育のために電車のおもちゃがあるのではないことを絶対に忘れないでくださいね。
これは何て読む?など常にプレッシャーを与えるようなことはしないで!子供が自分で読めたらすごい!!と思いっきり褒めてあげるとどんどんやる気UPが期待できます。
ワクワク楽しく!!これが一番の大切な事です!!/span>
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