トレーニングパンツはトイトレ中にあると便利!選び方やおすすめ商品
そろそろトイレトレーニングを始めようかなと考える時、どんな物を揃えればいいか悩みますよね。
トイレトレーニングのお助けグッズのひとつに、トレーニングパンツがあります。ひと口にトレーニングパンツと言っても、素材、使用目的、柄など本当に様々な商品が発売されています。
トレーニングパンツとはいったいどんなもので、どんな種類があるのか。人気の商品を踏まえながら紹介していきます。
この記事の目次
トレーニングパンツを利用するタイミング
トレーニングパンツをいつから利用するかということについて、大きく2つのタイミングがあります。
- トイレトレーニングを開始する時期
- オムツでトイトレを進め、ある程度トイレで用が足せるようになった時期
1.2.どちらの時期に利用を開始する場合でも、”家の中ではトレーニングパンツ、外出先ではオムツというように”、オムツと併用する方がほとんどです。
各タイミングでの使用スタートにおけるメリット・デメリットをまとめました。
トイレトレーニングを開始する時期に、トレーニングパンツを利用する場合
【メリット】
- オムツを卒業することで、トイトレを始めるという気分を盛り上げることができる
- トイトレ開始時期から、おしっこがでた感覚をはっきりと意識することができる
【デメリット】
- 漏れてしまうことが多いので、掃除や洗濯が大変
- トレーニングパンツをたくさん用意しなくてはならない
ある程度トイレで用が足せるようになった時期に利用をする場合
【メリット】
- 失敗してしまったという、ストレスが少ない
- 掃除や洗濯が比較的楽
【デメリット】
- せっかくトレーニングパンツを購入しても、あまり利用せずパンツに移行する可能性があり不経済
- トレーニングが上手く行っていたのに、ステップが戻ってパンツでしてしまう可能性も…(ステップダウン)
トレーニングパンツの種類について
トレーニングパンツとは、オムツからパンツへ移行する間に利用するものです。
布製(パンツ)と紙製(オムツ)の違い
トレーニングパンツは大きく分けて、布製と紙製の2種類があります。
- 布製トレーニングパンツ
-
素材:綿やポリエステルなど
見た目、形はパンツと変わらない。生地が何層にも重なっており、おしっこが漏れにくいようになっている。
【メリット】
- 洗って繰り返し使える
- 濡れた感じがしっかりわかる
- デザインが豊富で、気持ちを盛り上げやすい
【デメリット】
- 漏れやすい
- 洗濯が大変
- 紙製トレーニングパンツ
-
素材:ポリエステル、高分子吸収材など
見た目、形はオムツと変わらない。濡れた感じがわかりやすくなっていたり、商品によってはご褒美シールがついていたりと、トイレトレーニングを進めやすいようになっている。
【メリット】
- 洗濯の必要がない
- 漏れにくい
【デメリット】
- 費用がかさむ
- 濡れた感じがしっかりとわからない場合がある
- 乾きにくい
- 夏場は蒸れて肌が荒れる
- 少量のおしっこだと、漏れても気づかない場合がある
- 漏れた場所の掃除が大変
- パッドを取り換えるだけでよいので処理しやすい
- 紙製トレーニングパンツより安い
- ずれたり、漏れたりしやすい
- ごわごわして嫌がる子が多い
- 両開きタイプ
- 両開きタイプのトレーニングパンツには、両わき部分にスナップボタンがついています。テープタイプのオムツのように、前後でパカッと開きます。
トレーニングパンツは、漏れにくいように足のゴムがきつくなっているものもありますが、この両開きタイプなら脱ぎ着も楽です。また、スナップボタンをはずして開いた状態で干すことができるので、乾きも早くなります。
- 吊り式タイプ
- 吊り式タイプのトレーニングパンツは、表地と、内側の生地が胴部分以外縫い合わされておらず、離れるようになっています。干す時に表地と内側の生地を離した状態で干せるので、乾きが早くなります。
- キャラクターもの
- トレーニングパンツの中には、キャラクターの絵が描いてあるものがたくさんあります。お子さんが好きなキャラクターのトレパンがあれば、履いてみたくなるかもしれません。
中には、おしっこでパンツが濡れると、キャラクターの泣いた顔が浮かびあがるような商品もあります。”~が泣かないように、トイレでおしっこしようね”などトイレに誘いやすいでしょう。
紙タイプのトレーニングパンツも、各メーカーごとに異なるキャラクターが描かれていますので、お子さんが好きなキャラクターのものを選ぶのもいいですね。
- デザイン性のあるもの
- 思わず履いてみたいと思わせるような、デザイン性に特化した商品もたくさん販売されています。
女の子用であれば、フリルがついたり、かわいいスカートのようになっているものがあります。男の子用であれば、かっこいいズボンのようなものがあります。
いずれも、少しお姉さんやお兄さんのお洋服といった感じのデザインになっており、”もう赤ちゃんじゃないからトイレでおしっこしよう”という気持ちを盛り上げてくれるでしょう
- 綿の比率が大きいもの
- 実際に商品を手にとって選ぶことのできる場合は、肌にあたる部分がどんな感触か確認しましょう。手にとれない場合には、素材の表記を確認して、全体的に綿を多く利用しているものを選ぶと肌触りが良いでしょう。
- オーガニックコットン
- より肌に優しいものを選びたい場合には、オーガニックコットンの商品なども販売されています。お値段は高くなりますが、安心安全を追及するこだわり派のママはこういったものを購入するのもいいですね。
- さっと予洗いして、洗濯洗剤を入れたぬるま湯につける
- 1日分つけおきしておいたものを、まとめて洗濯する
- うんちをトイレに捨てる
- 石鹸で予洗いして、洗濯洗剤を入れたぬるま湯につける
- 1日分つけおきしておいたものを、まとめて洗濯する
- 酸素系漂白剤
- クエン酸
- 酸素系漂白剤につけて殺菌
- 煮沸消毒
- パンツへの憧れがあったので、トレーニングパンツを買うことでトイトレする気持ちを盛り上げることができた(女1児の母)
- おしっこをしても教えてくれることがなかった子が、布製トレーニングパンツを履かせたら、教えてくれるようになった。(女2児の母)
- お風呂前の時間帯にオムツ替えをした時など、少しの時間に新しいオムツを使うのがもったいないので、布製トレーニングパンツを履かせておいた。(男女2児の母)
何層のトレーニングパンツを選べばよいか
布製トレーニングパンツを利用する場合、2層・3層・4層・6層の3種類からお子さんにあったものを購入しましょう。層が厚いほど、漏れにくい、濡れた感じがわかりにくい、洗濯後乾きにくいという特徴があります。
6層が1番厚く、漏れにくいという意味では安心です。しかし、以下のような不便な点もあります。
2層が1番薄く、おしっこをしたという感覚がダイレクトに解ります。しかし、以下のような不便な点もあります。
少しでも漏れるのを防ぎたい場合は、4層を選びます。初めは3層または4層を利用し、漏れては困る場面では6層にする、トレーニングが進んできたら2層にするというように使い分けるのもいいですね。
パンツの上に広げて使用できる!トレーニングパットについて
トレーニングパンツとは別に、トレーニングパットと呼ばれるものがあります。生理用品のような形をしており、パンツの上に広げて使用します。
トレーニングパットを利用するメリットデメリットは、紙製のトレーニングパンツを利用する場合とほぼ同じです。
【メリット】
【デメリット】
トレーニングパンツの必要枚数について
トレーニングパンツをいざ使ってみようかな!となった場合、何枚位の準備すればいいのでしょうか?それぞれの状況毎に見ていきましょう。
まずはお試しで1つ買ってみる
トレーニングパンツには、様々な素材や厚さのものがあります。ごわごわしたり、もたったり、なかにはお子さんが不快と感じるものもあるでしょう。
たくさん枚数を買ってから、履きたくないと言われてしまっては困ります。
おしっこの回数から子供に必要な枚数を考える
おしっこの感覚が2~3時間空いていることが、トイレトレーニングを始める1つの目安です。そのことを考えると、お子さんが起きている間に5~8回はおしっこがでていると考えられます。
オムツでトイトレを進めているお子さんは、1日に何回くらいおしっこがでているか、何回くらいトイレで成功しているか、把握しておきましょう。
漏らすごとにパンツを変える必要がありますので、1日に漏らしてしまう回数+洗い替えの枚数のトレーニングパンツが必要になります。
トレーニングパンツの選び方!何を重視するかで変わってくる!
布製トレーニングパンツには色々な種類があり、どれを買えばよいか迷ってしまいますよね。どういった場合に、どういった種類のものを選べばよいかご紹介します。
洗濯や、着替えなど少しでも楽にしたい
布製トレーニングパンツについて、脱ぎ着や洗濯に手間がかかるのではと不安に思うママは多いですよね。そういった場合は、以下のような特徴があるトレーニングパンツを選びましょう。
子供の気分を盛り上げたい
トレーニングパンツを利用して、トイトレをするという気持ちをとにかく盛り上げたいという場合は、以下のような特徴があるトレーニングパンツを選びましょう。
肌に優しいものを選びたい
トレーニングパンツの中には、防水性を重視するあまり、肌に触れる面にもざらざらした素材を使用しているものがあります。不快に感じたり、肌が荒れてしまう子もいるので、敏感にな子は肌に優しい素材のものを選びましょう。
トレーニングパンツの洗濯方法
布製トレーニングパンツにおしっこやうんちが漏れてしまった場合、そのまま洗濯機へぽいと入れてしまうわけにはいきません。
どのようにすれば清潔さが保てるのか、基本の洗濯方法をご紹介します。
予洗いの時に使う石鹸は、ベビーソープや洗濯用固形石鹸を利用すると汚れが落ちやすいです。黄ばみが気になる場合には、酸素系漂白剤につけておきましょう。
ゆるいうんちの場合は、便器の中ですすいでから予洗いするという方法もあります。あまりにもべっとりとついてしまった場合には、あきらめてトレーニングパンツごと捨てるという人も多いようです。
匂いがとれない場合の対処方法
汚れはとれても、匂いが残ってしまうという場合があります。
そんな時は、身近に手に入る以下のいずれかを利用して消臭しましょう。
使い方は、どちらもお湯とまぜてつけおきするだけです。まぜる分量は購入した商品のパッケージを確認しましょう。
酸素系漂白剤の場合は40~50℃の熱いお湯、クエン酸の場合はぬるま湯と混ぜた方が効果を発揮します。
※クエン酸は弱アルカリ性洗剤と混ぜると洗浄効果が弱まり、塩素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するので注意しましょう。単体使用が基本です。酸素系漂白剤は洗剤と混ぜてつけおきしても問題ありません。
雑菌の付着に注意
トレーニングパンツがピンク色に変色している部分があったら、雑菌が繁殖しているかもしれません。雑菌が繁殖してしまったら、下記いずれかの方法で清潔にしましょう。
先輩ママのトレーニングパンツ活用体験談
トレーニングパンツがどのように役立ったか、先輩ママの体験談をご紹介します。
お気に入りのトレーニングパンツを見つけて、楽しくトイトレを乗り切ろう!
トレーニングパンツには本当に色々な商品があります。お気に入りを見つけることができたら、トイトレに思わぬ効果を発揮するかもしれません。
お子さんと一緒に、トレーニングパンツを選びに行くのも楽しいかもしれませんね。