幼稚園面接で好印象な母親の服装選び!3つのポイントを押さえよう
我が子が幼稚園へ入園するにあたり、避けられないのが親子で臨む面接です。お受験を考えているご家庭ではもちろんですが、そうでなくても、通常は入園前に園側との面接があります。
そんな時、ママの頭を悩ませるのは、「一体何を着て行ったらいいの?」ということ。お受験の場合は、お子さんやパパの服装にまで気を付けなければなりません。
短時間で行われる1度きりの面接、ぜひとも良い印象を残したいですよね。好印象の秘訣は、控え目でスマートなファッション。成功させたいママのために、面接時の服装のチェックポイントをまとめました。
幼稚園の面接は大きく分けて2パターンあり!
幼稚園に入るための面接と聞くと、お受験?となるかもしれませんが、それだけではありません。
1.私立幼稚園に入るためのお受験面接
代表的な幼稚園面接といえば、やはり私立幼稚園受験で、合否を決めるための試験面接です。入室から面接、退室まで、ほんの数分の時間で判断されるため、この日のために入念な準備をしてくるママたち。
例え好印象でも悪印象でも、面接官には一度与えた印象が残りやすく、それを覆すのはとても難しいと思います。
2.入園の意思確認面接
受験ではなく、抽選や申込みによって入園することが決まっている場合も、面接は行われます。
先生側も、いつものジャージやエプロン姿の場合もあり、それならあまり気張らず普段着で大丈夫。少しキレイめを心掛けるくらいで丁度いいはずです。
お受験面接!失敗しないママの服装テーマは【さりげない上質感】
ではまず、お受験面接のパターンから服装を考えていきましょう。お受験を考えた場合は、その前の5月〜8月頃、学校説明会を開催する学校が主流です。ママはこの説明会に合わせて事前にスーツを用意しておきましょう。
しかし服装まではチェックされませんので、手持ちにスーツがあればそれで充分。この時に周りを見回して、学校の雰囲気と、他のママはどんな装いなのかをチェックします。
百貨店やネット通販では、専用コーナーを設けているところも増えてきています。最近ではレンタルをしてくれるところも。
悩んだら実際に見てみるとイメージが掴みやすくなるはず。大切なのは控え目で清楚な雰囲気と、さりげない上質感です。
しっかり押さえて!3つのポント
- 1.色はネイビーで
- 受験する園にもよりますが、基本、黒ではなく濃紺がベスト。今やお受験で暗黙のドレスコードになっているところが多く、ブラックよりも柔らかな印象を与えてくれます。
特に有名私立幼稚園では、コンサバティブな格式あるスタイルが好まれるため、とにかく皆んなが同じような装いで集まります。
印象に残りたいと、枠を外れるのはNG。かえって悪目立ちしてしまうことにも。入れたい学校の現状に従うのがベターです。
- 2.丈は膝が隠れるのがマスト
- お受験面接では、パンツスーツを避けた方が無難です。パンツスーツは若干カジュアルな印象に感じる面接官もいるため、スカートかワンピースが最適。
人気があるのは襟付きジャケットにワンピーススタイル。ワンピースなら、妊娠中でお腹が大きいママでも安心です。
ちなみに、ジャケットの襟は優しい雰囲気のショールカラーかテーラードカラーがオススメ。生地と同色のボタンのものを選びましょう。身体のラインが出すぎたり、露出の多いものは絶対NG。胸元が開かないように注意して、スカート丈は、座っても膝が隠れるくらいが好ましいです。
- 3.素材はシワになりにくいものを
- 似たような格好のファミリーが集まる面接会場では、同じような格好であるがゆえに、値段をあまりに抑えると、見た目に差がわかりやすくなってしまいます。
特別高価なものする必要はありませんが、さりげない上質感はこういうところに表れてきますので、少し意識してみましょう。
どうしても当日は待ち時間が長くなってしまうので、ずっと座っていると、順番がきた時にはうっかり座りジワが…なんてことも。
お受験となると、少々だらしない印象になるといけません。シワになりにくい素材を選ぶと失敗を防げます。ウール素材はシワになりにくく、高級感もあって一石二鳥です。
ヘアや小物も気を抜くべからず
着ていくものは決まっても、それだけでは済みません。細部にも気を抜かず、洋服に合わせてヘアや小物も品良く整えることで、好印象に繋がります。
- ヘアスタイル
- 明るすぎるヘアカラーは避けて、落ち着いたトーンに。お辞儀で髪が乱れないよう、紺や黒のバレッタなどでまとめると〇。顔周りがスッキリするので、明るい印象になり、表情を相手に伝えやすくなります。
せっかくですので、ただひっつめるだけではなく、ゆるく毛先を撒いたり、ハーフアップにすることで、女性らしさが表現できますね。
- バッグ
- バッグはフォーマルバッグが基本ですが、当日は何かと荷物が多くなることが予想されます。バッグに入らない書類などを手に持って移動する姿はスマートではありません。黒のサブバッグがあれば安心です。
高級感といっても、大きくブランドのロゴが入っているようなバッグは×。面接の最中に足元にそっと置いておけるよう、自立するタイプの物だとベストです。
また、面接の季節になると、コートが必要な場合も。行き帰りに着るだけだからと、油断してカジュアルなものにすると、会場内で腕にかけて持ち歩く姿を見られています。きちんと感のあるコートも用意するのを忘れずに。
- 靴
- ハイブランドのものである必要はありません。エナメル素材とハイヒールを避け、歩きやすい5センチ程度のヒールがある黒い革靴がオススメです。
太めのヒールにすれば、歩いた時にカツカツと音が響きにくいですし、緊張しても足元の安定感はバッチリです。ストッキングはナチュラルカラーで肌に合わせて。ラメ入りはNGです。さらに、ストッキングがナチュラルだと、ペディキュアをしているのがわかります。ナチュラルなカラーであれば問題ありませんが、目立つ色味だった場合はきちんと落としてから行きましょう。
- アクセサリー
- 基本的にアクセサリーはしなくて大丈夫です。目立つような装飾は、派手な印象を与えてしまいます。用いるとしても、シンプルなパールかダイヤを最小限にとどめましょう。
アクセサリーではありませんが、メイクもネイルもナチュラルに。逆にスッピンでは失礼にあたります。ネイルはしない方が無難ですが、爪先をお手入れしてあるのは美しい印象です。するのであれば上品なフレンチネイル程度で。取れかかっていないか充分に注意してください。
- 内履き用スリッパ
- 意外と忘れがちなのがこれです。スリッパなら何でも良い、というわけにはいきません。スリッパも黒が基本。
歩きやすい、脱げにくい、滑りにくい、という3要素を兼ね備えた【お受験スリッパ】というネーミングのスリッパも売り出されているようです。
普通のスリッパとの違いは、ヒール付きであること。3センチほどの低いヒールでも、エレガントな雰囲気を演出でき、美脚効果も期待できます。つま先が出ないタイプの物を選びましょう。
家族一体!パパの服装もママと合わせて
面接は、両親揃ってという園も多く、パパも一緒に臨むことになります。やはり家族の一体感はとても重要なポイント。両親のテイストは同じ雰囲気で統一しましょう。
同じネイビーか、チャコールグレー、黒などのダークカラーのスーツに白いYシャツ、シンプルなネクタイでOK。
シャツはボタンダウンを避けて、ネクタイも2色以内に抑えるとスッキリします。ちなみにストライプ柄が人気ですが、もしも受験する園にテーマカラーがあれば、そのカラーが入ったネクタイにすると印象も良いですね。
きちんとサイズ感の合った、くたびれていないスーツにしましょう。ダブルや個性的なデザインのものは×。ママと同じくシワになりにくい、ウール素材のものだと安心です。
面接時、着席で足が見えてしまわないよう、靴下は長めのものに。足元は革靴で、お手入れを忘れないことも重要です。
主役はお子さん!服装はきちんと感を大切に
つい、パパママに気合が入りがちですが、お受験をするのはお子さんだということを忘れないで。お子さんの服装も、パパママとの一体感を意識してください。
【普段よりちょっとよそ行き】といった感覚で、サイズのあった服装を。七五三のようにきらびやかなスタイルにならないよう気を付けましょう。
- 男の子
-
- ネイビーやグレーのブレザー、カーディガン
- 半ズボン
- 白いシャツ
- ネクタイは無しの場合も。するなら無地かストライプなどのベーシックなもので、蝶ネクタイはNG
- 温度調節に無地のベスト
- 女の子
-
- ネイビーのアンサンブルやワンピース
- 白いシャツにネイビーのジャンパースカート
- 上に着るならボレロやカーディガン
- 膝が隠れるスカート丈
- 行動を見られる場合もあるので、下着が見えないようにタイツかアンダーパンツの着用も忘れずに
- 共通
-
- 白かネイビーのハイソックス
- 黒のローファー
- 内履きは白で脱ぎ履きしやすいもの。汚れていないか必ずチェック
当日、いつもと雰囲気の違う環境で、着慣れない服を着るお子さんは不安でいっぱい。少しでも緊張感を和らげるために、事前に何度か袖を通しておくといいですね。行動を見られることも多いので、基本的に動きやすい素材のものを。
入園の意思確認面接ならカジュアルでも大丈夫
お受験ではないタイプの幼稚園でも面接は必ずありますが、リベラルな幼稚園であれば、そこまでかっちりしている必要はありません。普段より少しキレイめ、くらいを意識してコーディネートしましょう。ただ、清潔感や好印象は同じように大切です。
おすすめコーディネート
ある程度かしこまったジャケットスタイルであれば、パンツもオススメ。テーパードパンツやセンタープレスのパンツを選ぶときちんと感が出ます。
季節によっては、ジャケットがなくても、シャツだけできれいにまとめて。リネン素材や、とろみ素材のシャツを選ぶと女性らしさを演出できます。
スカートをチョイスする場合は、定番のタイトスカートはもちろん、プリーツスカートも人気です。いずれにしても、膝がきちんと隠れる丈にしましょう。
ワンピースはベーシックカラーのシンプルなデザインを選んで。ウエストマークするだけで、一気に上品な雰囲気になりますよ。
困った時にはセットアップがおすすめ。コーディネートに迷う心配がありません。
これだけはさすがにNG!
中には気軽に、カジュアルな服装でOKという園もありますが、先生方が普段のエプロン姿であったとしても、ママもエプロン姿というわけにはいきませんよね。どんなにカジュアルでも、これだけは避けて欲しい点をあげておきます。
- デニムスタイル(ダメージジーンズ×)
- スウェット
- 露出多め
- 派手なメイク、アクセサリーやネイル
短時間の面接では服装も重要な判断基準
面接での受け答えが服装よりも重視されるのは、間違いありません。しかし、お受験であってもそうでなくても、身だしなみを整えるのは、大人である以上最低限のマナーです。
基本は、その園のカラーに合わせた、面接に相応しい常識的なファッション。そこに加えて、お子さんの新しい生活を見据え、せっかくなら良い印象にしたい、というのが親の愛情だと思います。できることはしてあげたいですよね。
面接を控えているママたちにとって、少しでも参考にしてもらえたなら嬉しいです。面接がうまくいくといいですね!
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