折り紙のやっこさんは基本を覚えるのに最適!アレンジにも挑戦
折り紙でやっこさんと言えば、おじいちゃんやおばあちゃんなどに「折り方教えてー。」と言えば、大概折り方を知っているくらい有名ですよね。
やっこさんは、江戸時代の武家に遣える身分の低く荷物持ちや雑務を行っていた人のことをいうようです。
子どもに「やっこさん折りたい」と言われて、「どうだっけな?」と忘れてしまっている方もいますよね。私もいざ折ろうとして忘れてて母に教えてもらいました。
子どもに説明しながらやっこさんを一緒に折ってみました。やっこさんとはかまの折り方や、やっこさんからのアレンジ折り紙も紹介します。
やっこさんの上半身の折り方
最初にやっこさんの上半身を折ってみましょう。
1、折り紙を用意します。
2、折り紙を裏返し、三角におります。
3、2をさらに三角に折ります。
4、折り紙を開きます。
5、折り目に合わせて中心に向けております。
6、5を裏返します。
7、6の赤線部分を谷折りにします。
8、7を裏返します。
9、中心に向かって折ります。
10、9を裏返します。
11、下図のように3か所を折り、手と腰の部分を作ります。
12、やっこさんの上半身の完成です。
手や腰を引き出す部分は、小さなお子様だと難しい可能性があります。その他の部分も苦戦しているようでしたら、パパやママが手助けしてあげて下さいね。
やっこさんのはかまの折り方
次にやっこさんのはかまの作り方を説明します。上半身とは違う色の折り紙を用意してくださいね。
1、やっこさんの両手を出した部分からスタートし、矢印部分を開きます
2、さらに矢印部分を開きます。
3、2を図のようにつまんで折ります。
4、はかまの腰の部分を合わせて折ればはかまの完成です。
5、最後にやっこさんの上半身と合わて、セロテープで貼り合わせましょう。
いろんな色やデザインの折り紙で、はかまと上半身を作って、着せ替えをして遊んでも楽しいですよ。
やっこさんのはかまからカメラを作ろう
やっこさんのはかまができたら、そこから簡単にカメラにアレンジできます。
1、やっこさんのはかまからスタートします。
2、やっこさんのはかまの腰の部分を開きます。
3、足の部分を図のように合わせます。
4、足の部分通しを図のように折り外れないようにします。
5、両側を持って引っ張りと「カシャッ」っと音がします。
作った後もカメラマンごっこをして遊べるので、やっこさんに飽きたらカメラにも作り替えて楽しんでくださいね。
やっこさんから二層船・風車・だましぶねへ変身
次はやっこさんでついた折り目を利用して、次々にいろんなものに変身させて遊んでみましょう。
1、やっこさんの手順10まで折り目をつけたところからどんどん開いていきます。
【図1】
2、1の開いた状態から【図1】の指示通りに折り目をつれば二層船の完成です。
【二層船】
3、次に二層船を開いた状態にします。
4、互い違いになるように折ると風車の完成です。
【風車】
5、さらに風車を裏返しにします。
6、真ん中を谷折りにします。
7、図のように折ります。
8、だましぶねの完成です。
【だましぶね】
やっこさんができれば折り紙のレパートリーが増える
やっこさんは谷折りや山折りをたくさん使い、幼児にも比較ておりやすく基礎が学べる折り方です。
どうしても三角の端がきれいにそろわず雑になりがちですが、最初から完璧に折れなくても大丈夫なので、折り紙を楽しませてあげて下さいね。
- 「アイロンがけするともっとおりやすくなるよ」
- 「まえよりきれいな三角が折れたね」
折るたびにうるさくならない程度にアドバイスをしてあげれば、少しずつきれいに端を合わせられるようになりますよ。
基本のやっこさんが折れれば、レパートリーも増えていき、お子様の自信にもつながります。時間があるときに試してみてくださいね。
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