いざ公園デビュー!まだ歩けない赤ちゃんにおすすめの遊び方
産後少しの間は赤ちゃんも小さいので、外に出る機会も少ないものです。しかし、成長と共に少しずつ外の世界を見せてあげたい、近くの公園なんかに一緒に出かけてみたいなと思うママも多いと思います。
でも、まだ歩けないねんねの赤ちゃんが公園に行っても楽しめるのかな?遊具で遊べないなら何をすればよいのかな?と疑問に思ったりもしますが大丈夫!ねんねやハイハイの赤ちゃんでも、十分公園で楽しめる方法はあります。
そこで、まだ歩けない赤ちゃんでも、公園で楽しく過ごせる遊び方を紹介していきます。ベビーカーを押して、あるいは抱っこをしてお散歩しがてら是非赤ちゃんと一緒に公園にでかけてみましょう。
公園デビューは首が座る生後3ヶ月位からでもOK
歩けるようにならないと遊具でも遊べないので、我が子の公園デビューは1歳未満ではまだ早いのかな?と思っているママもいるでしょう。
公園デビューの時期に決まりはありませんが、ねんねの時期から公園に行っているという赤ちゃんもいるくらいで、歩けなくてもたっちがまだできなくても、十分公園遊びを楽しむことができるので、早すぎるということはありません。
ただ、生後3ヶ月位まではまだ首も座っておらず、免疫力が弱く病気にかかりやすいの出来る限りは控えたほうがよいでしょう。首が座ってきて、抱っこしやすくなった時期が来たらそろそろ公園デビューを考えてみるのがよいでしょう。
赤ちゃんにとって外の世界は見るもの、触れるもの全てが新鮮でとても魅力的に映るので、脳へもよい刺激となります。
公園は草花や樹木などの自然や大きな遊具があるなど、赤ちゃんの興味を惹きやすい場所となるため、連れて行ってあげるときっと目を輝かせて喜んでくれるでしょう。
ただ真冬や真夏は、免疫力の弱い赤ちゃんは外に出ると体調を崩しやすいので、避けたほうがよいでしょう。
公園デビューは生後3ヶ月を過ぎた頃、赤ちゃんの体調も良くかつ、暖かくて風があまり吹いていない天気の良い日がよいタイミングだと言えます。
「自然に触れる」歩けない赤ちゃんも楽しめる公園での遊び方
公園に行くとどうしても遊具での遊びがメインとなりがちなので、まだ1人で遊べない赤ちゃんだと楽しめないかと思われがちです。
しかし、公園内の草木など自然に触れたり、家で使っているおもちゃで遊んだり、遊具を使わなくても赤ちゃんが十分楽しめる遊び方は色々とあるので紹介していきます。
外の新鮮な空気を吸いながらのランチやおやつタイムは最高!
公園に行くからといって、何かで遊ばせなければと意気込む必要はありません。離乳食やおやつを持参して、公園のベンチやレジャーシートを敷いてその上一緒に座って食べてみましょう。
外の心地よい風を感じ、草木の香りや緑を目で楽しみながら、新鮮な空気に包まれながら食べるご飯やおやつは、また家で食べるよりは美味しく感じるかもしれません。
芝生の上でゴロゴロ、ハイハイや葉っぱなどの自然に触れさせる
芝生がある公園なら、芝生の上に赤ちゃんを寝かせて、ゴロゴロさせたり、ハイハイさせてみましょう。
草の青臭い香りを嗅いだり、ちくっとする感触を手足で確かめながら自然を感じることができます。
公園内の草木に実際に触れさせて、感触や香りを楽しむなど自然を感じさせる遊びも赤ちゃんの五感を刺激してくれます。
高い位置にある木の葉や花へは抱っこして「葉っぱだよ、綺麗な緑色だね。触ってみよう」と声をかけながら赤ちゃんに近づけると、興味をもって手を伸ばし触ろうとする赤ちゃんもいます。ゴツゴツした木の幹にも触れさせてあげましょう。
赤ちゃんは自分では触れたくても動けないので、落ちている葉っぱや小枝、どんぐりなどの木の実やまつぼっくりなどを拾って、赤ちゃんの目の前で動かしてみたり、手に握らせてあげるだけでも自然を感じることができます。
地面の土、大きさや形の違う石などどんなものでも赤ちゃんには初めてのものばかりなので、手にとって見たり触ったりさせてみるだけでもよい刺激となります。
砂を触ったり、山を作ったりして砂場で遊んでみよう
公園内に砂場があれば、実際に砂を触らせて見るのも赤ちゃんへのよい刺激となります。さらっとした乾いた感触や、水を少し混ぜてべちゃっとした感触など色々な感触があって楽しめます。
簡単な砂場遊びセットがあれば、シャベルで砂をすくって落としたり、ふるいにかけたり、型押しをして砂で車などの形を作ってみせてあげましょう。
ただ、口の中に入れないように充分気をつけてあげましょう。
家で遊べるおもちゃも、広くて自然溢れる公園なら数倍楽しい
普段家で遊べるおもちゃも広くて開放的な公園で遊べば、違った気分が味わえるものです。ボールを弾ませたり、赤ちゃんにコロコロ転がすだけでも楽しいボール遊びになります。
風が吹いて転がしたボールが違う方向にいってしまうのも面白いものです。赤ちゃんの手に持たせて一緒に転がしたり、「はい」と声をかけながらボールを渡したりもらったりする遊びもやってみましょう。
また、目の前でシャボン玉をたくさん作って飛ばしてみるのもおすすめです。キラキラ輝くシャボン玉に夢中になったり、手の伸ばしてつかもうとしたり、興奮して「きゃっきゃ」と声を上げる子もいます。
赤ちゃんがシャボン玉液を口に入れないように気をつけながら、触らせてあげてもよいでしょう。すぐに割れてなくなってしまう感触にびっくりするでしょう。
お座りできる位になったら、手にもってできるシャボン玉器を一緒にもって作らせてあげるのもとても刺激になるのでおすすめです。
更に、風船をボールのようにポンポンと掌でついてあげるのも、楽しい遊びになります。そして膨らませた風船を縛らないで、そのまま手を離すと、空気が抜けて思わぬ方向に飛んでいきます。
その飛んでいく様子も面白いものです。室内だと天井や壁にぶつかってしまいますが、公園だと遮るものも少ないので結構遠くまで飛んでいくのでより楽しめます。
また、広告などで紙飛行機を作って飛ばしてみたり、お気に入りの絵本を公園で読んであげたり、音の出る楽器で楽しく遊んだりするのも自宅でするのとは気分が違ってくるものです。
「遊具で遊ばせてみる」お座りできる赤ちゃんは体を支えてやってみて
高い滑り台や一人で乗るブランコなどの遊具は、まだ一人で遊べない赤ちゃんを乗せるのは、落ちたらどうしようと危なく感じますよね。
でも座らせて使う遊具は、歩けなくても腰周りがしっかりしてきてお座りできるようになった赤ちゃんなら、大人の支えがあれば遊ばせることができます。
できれば幼稚園や保育園などの園庭にあるような低くプラスティックでできた滑り台など、幼児向けの遊具がある公園に行くのが望ましいです。
でも近所の公園に小さな遊具がなくても、例えば滑り台の下の方に座らせて大人が体を支えて滑らせてあげれば、十分遊ばせることは可能です。
始めのうちは赤ちゃんも怖いので、しっかり両脇を支えてあげて、慣れてきたら少しずつ支える力を緩めて重力で自然にすとーんと落ちる、面白い感覚を味あわせてあげましょう。
ブランコは赤ちゃんを膝にのせて、一緒に乗るところから始めましょう。
しっかりお座りできるようになったら、背もたれがあったりかごになっているタイプに乗せて、小さく動かしながら揺れる感覚や、風を切る爽快感を楽しませてあげましょう。
赤ちゃんは遊べない遊具は、手で触らせたり、叩いて音を出すなどしても楽しめるので試してみましょう。
他にもある!公園遊びの中で赤ちゃんが楽しめるポイント
遊具や自然遊び以外にも、他の子が遊んでいる姿を見たり、お友達作りのきっかけとするなど公園遊びならではのメリットもあるので、参考にしてみましょう。
ダイナミックに動き回れたり他の子供の動きを見て勉強できる!
公園は家の中よりも広く、赤ちゃんの視界もかなり開けるので閉塞感がなくなり、家とは違った雄大な景色が広がるので開放的な気持ちになります。
ハイハイをするにも壁など遮るものがないので、自由に伸び伸びと体全体を使ってダイナミックに動き回ることができるのも公園遊びならではです。
また、公園には我が子と同じ位の月齢の子から小学生位の子など様々な年代の子が集まり、遊具で遊んだり、ボールを蹴ったり、草花を摘んだりと楽しく遊びます。
また、自分一人で思うように遊べない赤ちゃんにとって他の子の動きは、脳に良い刺激となって色々な遊び方を知る良いきっかけとなります。
赤ちゃんは他の子が遊んでいるいつもと違った、初めて見る光景に惹きつけられ、じっと見たり「キャッキャ」と声をあげて喜んだり、指をさして何かを言おうとするなどのリアクションが見られることがあります。
また、ママにとっても他の子が遊んでいる姿から、今まで気づかなかった遊びを発見するいい機会にもなるので、赤ちゃんと一緒に他の子が遊んでいる様子を眺めるのもいいものです。
お友達作りもできる!是非積極的に話しかけてみて
公園には色々な月齢、年齢の子が集まってきますが、我が子と同じ月齢位の子を連れたママに出会える場合もあります。
育児のことなど情報交換ができるママ友が欲しい、ゆくゆくは一緒に遊んでくれるお友達ができればと思っているママなら、公園遊びはお友達づくりの絶好の機会となります。
近所で友人ができれば困った時などにお互い頼れたりと心強いし、今後保育園や幼稚園も一緒に通うことになるかもしれないので、お近づきになっておきたいですよね。
我が子を近くで遊ばせながら、挨拶から始めて自分たちの自己紹介をしたりと少し勇気を出して、是非積極的に話しかけてみましょう。
同じような時間帯に公園で遊ばせる機会が増えれば、連絡先を交換してお茶に誘ってみるなどして、少しずつ仲良くなっていけるのが望ましいですよね。
公園遊びは赤ちゃんの体調管理とケガ防止に気を付けよう
赤ちゃんはまだ体が小さく、外の世界にも慣れていないので気候のちょっとした変化でも体調を崩しやすいものです。
また、外の世界には危険が多い上に、危ないことも理解できないので、大人がそばについて注意していないと些細なことでも大ケガにつながることがあります。
そこで安全に公園で遊ぶために気をつけたいことを紹介するので、しっかり頭にいれておきましょう。
公園遊びは赤ちゃんが元気な時、暖かい時期がおすすめ
赤ちゃんはまだ免疫力が弱いし、自分で上手に体温調節ができないので風邪をひきやすいものです。
日差しが強く、気温が高い日や逆に冷たい強風が吹き荒れていたり、凍てつくほど寒い日は赤ちゃんの体を考えて公園遊びは控えたほうがよいでしょう。
夏は日差しが強くなる前の朝の早い時間か、涼しくなる夕方、冬は日差しが暖かい昼間の時間帯に遊ばせるなど気候に応じて遊ばせる時間帯にも配慮しましょう。
また、赤ちゃんは元気でも鼻水や咳が出ているなど風邪の症状があったり、お腹を壊している時などは体調が万全と言えません。
公園遊びで興奮すると、発熱するなど体調が崩れることもあるので、体調が優れないときは無理して遊ばせるのはやめましょう。
ケガしないように大人は目を離さないで
外の世界は刺激が多く、赤ちゃんには魅力的なものがたくさんあるのと同時に、まだ小さな赤ちゃんにとって危険なものもたくさんあります。
これくらいは大丈夫だろうと高い遊具に乗せたら、バランスを崩して落ちたり、散歩中の犬に触らせようとして飛びかかられたりと思わぬ場面で怪我をすることがあります。
また、歩けないから遠くにいかないから大丈夫だろうと、赤ちゃんから少し目を離しているうちに地面にの土や葉っぱを口に入れてしまうこともあります。
赤ちゃんの身を守るためにも、外に出たら赤ちゃんから目を離さないようにし、危ないことはさせないよう気をつけましょう。
夏は虫除けと日焼け止めを忘れずに
特に緑が多い公園では蚊やハチなどの虫がいっぱい潜んでいます。大人より肌が柔らかくて体温が高く、更に汗っかきの赤ちゃんは蚊などの虫に狙われやすいものです。
虫に刺されると赤ちゃんの肌はデリケートなので、赤く腫れ上がって熱が出たり、掻き壊しから膿んで傷口が広がり悪化すると痕が残ってしまうこともあるため、できるだけ虫に刺されないようにしてあげることが大事です。
肌から露出している腕や足、首周りなどには虫よけスプレーをかけたり、虫よけリングをベビーカーにつける、服に虫よけシールを貼るなどの虫よけ対策をしっかり行いましょう。
また、通気性の良い長袖のパーカーなどを着せるなどしてできるだけ肌の露出を控えましょう。
そして強い紫外線に当たるとデリケートな赤ちゃんの肌が赤く腫れあがり、ひどい場合はやけどのように水膨れができることもあります。
肌に優しいベビー用の日焼け止めを準備し、肌が露出する部分に塗るのも忘れないようにしましょう。
水筒を持参してこまめな水分補給&帽子を必ずかぶらせよう
子供は汗をかきやすく、親子で公園遊びに夢中になっているとつい水分をとるのを忘れがちになります。
赤ちゃんは喉が渇いていても自分で意思を伝えることができないので、水分不足になりがちです。特に夏は熱中症になることもあるので、水筒を持参してこまめに水分補給をしてあげましょう。
また、赤ちゃんは大人に比べると髪の量も少なく、頭皮もとてもデリケートなので日差しが強い日は日向に少しいるだけでも、頭が熱くなったり、頭皮が真っ赤に日焼けすることがあります。
強い紫外線から頭を守れるように、帽子も忘れずにかぶせてあげましょう。
赤ちゃんの関心を優先する&安全に過ごせる配慮を
公園に行くと遊具があって、せっかくなので遊具に乗せてあげたいと思いがちです。でも初めてのブランコの揺れやすべり台の高さにビックリして、怖がる子も多いでしょう。
そんな時は無理に遊ばせるのではなく、赤ちゃんの気持ちを優先してあげましょう。公園に来たからといって、どうしても遊具で遊ばせなければいけないというわけではありません。
草木や石、砂などに少しふれたり、匂いを嗅いでみるという何気ないことでも、赤ちゃんにとってはとても面白く、興味深いことなのです。同じことを繰り返しやってみたり、同じところでじっと自然を観察しているような素振りを見せることもあります。
ただベンチに座って他の子が遊んでいる姿を見ているだけでも、赤ちゃんにとってはすごく刺激になるものです。ママにとっては少し退屈な時間かもしれませんが、気持ちにゆとりをもってのんびりと過ごさせてあげましょう。
虫に刺されたり、日差しが強く熱くなった遊具でやけどしたり、高い場所から落ちたりと公園遊びには危険がいっぱいです。赤ちゃんが怪我をしたり、病気にならないように安全と体調には十分注意してあげることも大事です。
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