下ろすと泣く…赤ちゃんの背中スイッチ対策!上手に抱っこから布団へ寝かせる方法

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2019/05/27

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赤ちゃんがやっと寝てくれたと思って布団にそっと下ろした途端に起きて泣き出し、また抱っこして寝かせる。これが繰り返されるとこちらまで泣きたくなりますよね。

寝た赤ちゃんを布団に下ろす、背中が布団につくと泣き出すというように赤ちゃんの背中にあるだろうと思われる「背中スイッチ」はパパママの宿敵ともいえます。

赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているパパママの負担が少しでも楽になるような背中スイッチを押さずに寝かせる方法をご紹介します。

パパママの悩み!赤ちゃんの背中スイッチあるある

多くのパパママが赤ちゃんの背中スイッチに悩み、奮闘しています。どんな悩みがあるかどんなことで苦労があるのでしょうか?

同じ悩みを持つパパママの話を聞くと「分かるわ~」「うちだけじゃないんだ」という気持ちになり心が少し軽くなると思います。

赤ちゃんの背中スイッチで悩んだパパママの体験談をご紹介します。

センサーのように感度がいい背中スイッチ
そーっと布団に寝かせようと布団に着くか着かないかの所で起きてしまって背中スイッチの感度の良さに驚く。
しゃがんでも起きてしまう勘の良さ
布団に寝かせようとそっとしゃがみこんだだけで、起きてしまう赤ちゃんの勘の良さに驚き、うなだれる。
熟睡しているのか分からない
赤ちゃんが寝て布団へ下ろしたくても、本当に熟睡しているのか気になって、なかなか布団へ行けない。
寝かしつけに失敗し続け途方に暮れる
寝かしつけに失敗し続けると、また最初からやり直しの抱っこで気が滅入り、気が遠くなる。

背中スイッチが作動する原因

背中スイッチは個人差も多く、原因もさまざまあります。おもに考えられる原因はどんなことがあるのでしょうか?原因と共に詳しくご説明していきます。

大好きなママから離れたくない

赤ちゃんはママの匂いや体温を感じ、ママの心臓の音も赤ちゃんにとっては心地が良いものです。

それはお腹の中でも聞こえていた音で、胎内の中にいた時に近い感覚に似ていて安心して眠りにつく事ができます。

しかし、ママの匂いや心臓の音が感じられなくなるとママから離れたと感じて、寂しくなって泣いてしまうようです。

寝ている時の体勢が変わってしまう

お腹の中にいる時の赤ちゃんの体勢は背中を丸めて脚をぎゅっと曲げるように卵の中に入っているように丸くなっています。

赤ちゃんにとってはこの姿勢が気持ち良く、背骨がまだCの字のように丸くなっているので、背中を丸めた姿勢が楽なのです。

なので、布団で寝る時に寝心地が良い体勢から背中が平らになってしまう事で泣いてしまうと考えられます。

成長してくるとだんだん背骨のラインがS字になってきて、平らな布団でも気持ちよく眠れるようになってきます。

ママの体温と布団の温度に差がある

ママの体温でちょうど気持ち良かったところから、急に冷たい布団へ下ろされてしまうと温度の変化に目が覚めてしまいます。

暑い時期だとひんやりして気持ちがいいかもしれませんが、寒い時期だと急にヒヤッとしてびっくりしてしまいすよね。

眠りが浅く、まだ熟睡していなかった

一般的に睡眠時にはレム睡眠の浅い眠りとノンレム睡眠の深い眠りを繰り返しますが、生後間もない赤ちゃんはそのサイクルが約50~60分短く、眠りが浅いのが特徴です。

赤ちゃんは眠りが浅いレム睡眠が長く、熟睡するまでに時間がかかるので目が覚めやすくなるのです。

パパママの肌の感触から違う感触に気付く

抱っこをしている時は赤ちゃんと肌が触れ合っているのに布団に下ろしてしまうと触れ合う事がなくなり、添い寝をしたとしても触れ合う部分が違ってきますよね。

赤ちゃんはパパママの肌の感触をよく覚えていて布団の感触の変化に敏感に感じてしまいます。

いつまで続くの?赤ちゃんの背中スイッチ作動期間

赤ちゃんの背中スイッチと奮闘中のママは「いつまで続くの?」と悩み、途方にくれる方もいるかもしれません。

背中スイッチの作動期間は個人差があり赤ちゃんによって期間は異なりますが、だいたい生後3ヶ月頃から始まり1歳頃までと言われています。

赤ちゃんの睡眠リズムがだんだんと整ってくれば、背中スイッチの心配も徐々に減ってきます。いつまでも続く事はないので根気よく付き合ってあげてくださいね。

背中スイッチ対策!寝かしつけるコツ

赤ちゃんの背中スイッチを押さないためにも事前に準備して赤ちゃんにとって寝やすくしてあげると寝かしつけもずいぶんと楽になるかもしれません。

背中スイッチを押さない対策をいくつかご紹介しますので、良ければ参考にして試してみてくださいね。

おくるみやバスタオルで包み込んで寝かす

寝かしつける時におくるみやバスタオル等で包み込んでおき熟睡したらそのまま布団にそっと下ろします。

おくるみなどで包む事で背中スイッチの原因となる体勢が変わることなく、赤ちゃんにみられるモロー反射も防ぐ事ができます。

おくるみなどで包むときはなるべく体を丸めるような体勢でくるむと赤ちゃんが安心して寝つきが良くなります。

布団を温めておいて温度差を解消!

布団に寝かせる前に布団を温めておきましょう。また、赤ちゃんの背中に綿毛布等を当てて、そのまま寝かせてみてもいいですよ!

床に敷いた布団に下ろす場合は、しばらくママが赤ちゃんを寝かせる場所に座っておくと丁度いい温度に温まります。

布団に寝かせる前に熟睡しているかどうかをチェック!

赤ちゃんが熟睡しているかどうかよく分からないママさんもいるのではないでしょうか?眠りが浅いとせっかくの寝かしつけも台無しになってしまいます。

赤ちゃんが熟睡しているかどうかは次のような事をチェックしてみましょう。

  • 腕や脚がだらんとしていて全身が脱力していてずっしりする
  • 口の中をのぞき舌が上あごについている
  • 息遣いが深く一定している

ママと体を密着したまま布団に寝かす

なるべくぎりぎりまで体を密着させた状態で布団に寝かせると温度差もあまり感じることなく寝てくれます。

布団に寝かせる時は頭から下ろすようにしましょう。赤ちゃんの頭と首元辺りからゆっくりと手を放しながら下ろし、今度はお尻をゆっくり下ろし、そっと手を抜きます。

布団に下ろした後しばらくは赤ちゃんの腕や脚を触ってあげるとママの肌の感触に安心して寝てくれます。

あらかじめに背中に薄手のクッションをあてておく

寝かしつける前に薄手のクッションなどを背中にあてておいておけば、寝てから布団に下ろしても感触が変わることなくそのまま寝てくれます。

また、赤ちゃん用の薄手で小さなお布団も寝かしつけグッズとして人気がありママの中にはお布団を手作りする方もいるようです。

焦らずに穏やかな心で接する事が大切

抱っこ→寝る→下ろす→泣くの繰り返しだとママも辛くなって早く寝て欲しいと焦ったり、イライラしてしまうと思います。

そんな時は一旦、一呼吸おいて気持ちを落ち着けて寝かせつけしてあげてください。どうしても辛い時はパパや周りの人に協力してもらってくださいね。

抱っこの寝かしつけが辛い時は添い寝も良いと思います。初めからママと一緒だと赤ちゃんも安心しますし、背中スイッチの心配もなくなります。

背中スイッチは赤ちゃんによって敏感に感じる子とあまり感じない子それぞれいるので、赤ちゃんに合った対策法でママも穏やかな気持ちで付き合う事が大切です。

赤ちゃんの背中スイッチは一時的なものと考えてゆったりとした気持ちで接してあげてくださいね。

みんなのコメント
  • きんもくせいさん

    今、生後4か月の娘がいます。寝ていておろすと、30分以上大泣きしています。おくるみでくるんだり、頬を触ったり実践してみようかなと思いました。本当に、抱っこされるまで泣き続けるので、大変です。

  • らこみ、さん

    うちの子も下ろすと泣きます。
    昼間は諦めて抱き続け、夜は腕枕して寝ています。
    何年も続くわけではないと諦めて、もう少しの辛です。

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