赤ちゃんとの温泉旅行を楽しく快適に!宿泊宿の選び方や持ち物、温泉マナーなど
毎日、家事に育児に追われて、くたくたのママの体にはそろそろ休息が必要ではないでしょうか。休息の地として温泉に行かれるのはどうでしょうか。
温かいお風呂ときれいな景色。地元のおいしい料理。目まぐるしい日々から離れ新緑の新鮮な空気を体中いっぱいに満たして心と体をリフレッシュしてみるのはいかがでしょうか。
でも、赤ちゃんのお世話に手いっぱいでゆっくり温泉に入る機会もな~いというママへ
絶好のタイミングが赤ちゃんの1歳の誕生日。このお祝いを兼ねて家族で温泉旅行なんてどうでしょうか。
また、赤ちゃんだけでなくおむつが外れていない子供との旅行はいろいろと不安いっぱい。
そんな不安を解消するために、おむつが外れていない子供と一緒に行く温泉旅行について宿泊先選びから準備、旅行中の過ごし方などを紹介していきます。
この記事の目次
1.赤ちゃん連れでも安心して泊まれる宿の選び方
- 子供連れでの旅行で最初に憚る難問は宿選びではないでしょうか。
- おむつがまだはずれてないけど温泉って連れて行けるの?
- 子供の食事は?
- 離乳食はでるの?
- ミルクの消毒や準備は?
など、あげたらきりがないほどの悩みがあふれてきます。
でも、この悩みを一気に担ってくれるすごく便利なサイトがあります。
ここに掲載されている宿は、0~4歳くらいの子ども連れファミリーが安心快適に宿泊できる施設を独自の基準で(全100項目中70項目以上満たした施設だけが認定を受けられる)認定をした宿を掲載しているサイトです。
なので、子どもと一緒に旅行するときにはとっても便利な宿がいっぱい。
その中でも、特にうれしいサービスやプランをピックアップしたので紹介します。
※ここで紹介する内容は、宿によっては行っていない場合があります。
また、同じプランやサービスでもそれぞれの宿によって特徴があるので自分に合った宿を探してみてください。
1.おむつ使いたい放題プランがある
おむつが外れていない子供との旅行では、おむつをどれくらい持って行くか?結構悩みますよね。
- たくさんあれば安心だけど、荷物の量が・・・。
- 現地で買えなかったら・・・。
そんなお悩みを解消してくれるプランが、おむつ使いたい放題プラン。
宿によってはメーカー指定ができない場合もありますが、サイズやタイプを選ぶことができます。
もちろん、おしりふきもセットになっているほか、部屋にはおむつ用ゴミ箱も完備しています。
このプランを使えばグンッと荷物を減らすことができます。
また、使いたい放題ではありませんが、何枚か無料でおむつを用意してくれる宿もあります。少しでも、持っていく量が減るのはうれしですよね。
2.ミルク用品完備
赤ちゃんと宿泊するためのプランにはミルク用品がついてきます。内容としては、哺乳瓶・粉ミルク・ミルク用のお湯・哺乳瓶消毒セットになります。
重い哺乳瓶消毒セットを持って行かなくていいのは大変助かりますよね。
粉ミルクはメーカー指定ができる場合もありますので宿に問い合わせてみてください。また、哺乳瓶の消毒についてですが、宿によっては預けると無料で煮沸消毒をしてくれるところもあります。
自分でやる手間が省けるので普段育児に追われているママにはありがたいサービスですよね。
3.離乳食対応
赤ちゃんの口に入るものだからこそ特に注目したい離乳食。また、せっかくの旅行なので大人も子供も地産地消の温かい食事を一緒に食べたい!
そんな要望に応えて、地元の食材をふんだんに使った手作りのものを準備してくれる宿があります。
もちろんアレルギー対応もしっかりしてくれます。
食事に必要なエプロンや子供用食器類は宿に完備されています。他にも、ヌードルカッターなど食事の際に便利なグッズもありますよ。
食事に必要なこまごましたものも意外と荷物になるんですよね。こういった細かいサービスを利用して荷物を最小限に減らしちゃいましょう。
4.安心して赤ちゃんと温泉に入れるグッズが完備されている
温泉の中にも赤ちゃんや子供に便利なグッズが充実!
まず、浴室にはバスチェアー・ベビーバス・赤ちゃん用ソープ・温度計などが用意されています。
以前利用した宿に、お風呂に浮かべる黄色いアヒルがありクスッと笑っちゃったことがあります。
ベビーソープなどは自分で持っていこうとすると道中で揺られバックの中に漏れていた・・・なんてこともあるので、宿にあるとたいへん助かります。
また、バスチェアーやベビーバスはなかなか持っていけないものなので、あると安心して入浴ができますよね。
脱衣所にはオムツ用ゴミ箱・ベビーベット・赤ちゃん用のアメニティー用品さらにはベビーローションなどが完備されています。
もちろん、トイレには補助便座もあります。
他にも、赤ちゃん用の浴衣があったり、女の子用にとってもかわいい浴衣を用意している宿もあります。
5.キッズスペース・子供用おもちゃ完備
長旅で飽きてしまった子供たちにはうれしいキッズスペースがあります。ボールプールや室内用滑り台などがありのびのびとあそべます。
宿のお庭にはお散歩コースなどもあって親子で素敵なお庭を堪能することもできますし、部屋には知育おもちゃや絵本が置いてあるので赤ちゃんもたのしめます。
施設によっては部屋の中にキッズスペースがあるところもあるのでチェックしてみください。
6.ファーストバースデープランがある
家族にとって赤ちゃんのファーストバースデーはとっても大切な日。
一生の思い出に残るような素敵な誕生日にしてあげたい!でも、赤ちゃんのお世話や家事で準備がなかなかできないというママ必見!!
宿でお部屋の飾り付けからお祝い用ケーキの用意。さらには一升餅まで用意してくれるプランがあります。
また、大切なお誕生日だからこそおじいちゃんやおばあちゃんにも一緒にお祝いしてもらいたい!
そんな希望を叶えたプランもあります。
プランの特典として、かわいいおむつケーキのプレゼントや一生の思い出に手形スタンププレゼントなどもあります。
ファーストバースデープランは宿によって独自のこだわりがたくさん詰まったものを用意しているので、自分の希望に合ったお宿を探してみてください。
7.子供連れにとっても理解がある宿
厳しい審査に受かった施設だけにスタッフの方々はとても優しく、チェックインするときには子供のことを見ていてくれたり、赤ちゃんのお世話に使用できるようにバスタオルを多めに用意してくれたり、細やかなサービスをしっかりしてくれます。
また、おむつが外れていない子供との温泉入浴も気兼ねなくできるので、ママにとって周りの目を気にしなくていいのはとっても大きな利点だと思います。
ただし、マナーには注意しましょう。
子供連れでない方も多くいますので、子供が周りに迷惑をかけないよう目を配ることを忘れないようにしてください。
初めての旅行の際は、こちらのサイトに掲載されている施設を選んで旅行プランを考えると荷物も削減でるうえ、旅行での不安も解消できるので大人にとっても子供にとっても楽しい旅行になると思います。
ぜひチェックしてみてください。
最低限必要なものとあると便利な物の荷造りワンポイント
子供との旅行はとにかく荷物が増えて大変。
そこで、必要最低限の基本の荷物とあると便利なもの、荷造りのポイントを紹介します。
基本の荷物
- 母子手帳・健康保険証
いつもと違う環境でお熱を出すこともしばしば。持っていくと安心です - 紙おむつ・おしりふき
普段布おむつの子もお出かけの時はできれば紙おむつの方が処理もしやすいので便利です - 粉ミルク・哺乳瓶・湯冷まし
粉ミルクは持ち運びに適したキューブ型がおススメです。スティックの袋に入っているので持ち歩いてもバックの中で粉が散ることがありません。
- キューブ型粉ミルク
- いちいち量らなくてもいいので便利です。哺乳瓶にポンと入れるだけ。1つのキューブを半分にする際は、真ん中に割れやすいように切込みが入っている場合もありますので、手で簡単に半分にできます。
- ケープ
- 授乳ケープとしても使用でるうえ、防寒にも使えるので1枚で二役の活躍をしてくれます。
- 赤ちゃん用ストロー
- レストランや飲食店のストローは、 曲がりづらく赤ちゃんにとって扱いにくい場合があります。赤ちゃん用のゴムで出来たストローを持って行くと良いでしょう。
- ビニール袋
- 臭いが漏れ出さないようになっていますので、汚れてしまったおむつやゴミを捨てる場合にあるととても便利です。
- タオル地ハンカチ・抗菌ウエットティッシュ
- 汗をかいたり食事の汚れを拭いたりするのに使います。用途に合わせてサイズの違うタオルを持っていくよりタオル地ハンカチの方がコンパクトで持ちやすいので、荷物にもならず便利です。
- 着替え
- 一泊二日の場合、子どもは汗をかいたり汚したりするのでできれば3着持っていきましょう。トラベル用の圧縮袋に入れてもっていくとかさばらないのでいいですよ。
- ウィンドブレーカー
- 水をはじくのでカッパの役割にもなるし、防寒対策にもばっちりです。コンパクトにたためるので持っていくのにも邪魔になりません。
- 移動中のおもちゃや子供の好きなお菓子
- ぐずったときの必須アイテム。これで少しは機嫌が直ります
- 日常的に使っている薬や保湿クリーム等
- 歯ブラシや入浴に必要なものなど細かいものは施設にある場合があるので確認をして必要に応じで準備しましょう。
とにかく施設にあるものは持っていかない。荷物は最小限!!
もしもの時にあると便利なもの
- 冷えぴた
- 熱を出したときだけでなく、夏の旅行などには体を冷やすことができて便利です。
- 携帯用シミ取り
- せっかくの旅行なので新しい洋服でも着て行こう!って気合を入れるとなぜか汚してしまうんですよね。そういう時には持ち運びに便利な携帯用シミ取り。ちょっとしたシミならすぐ落ちるので新品の洋服でも安心です。
- おねしょシート
- 大体の方はおむつ替えシートとおねしょシート2枚持っていくと思うのですが、私はとにかく荷物を減らしたいのでおねしょシートを少し折りたたんでその上にタオル地ハンカチを敷いておむつ替えシートとしても使用しています。
荷造りのポイント
荷造りのポイントは用途ごとに小分けにすること。子どもとの旅行は時間との勝負!!
小分けにしておくとすぐ誰でもぱっと取り出せるのでママの負担も減ります。ここでは、ものによって小分けにしていくポイントを紹介します。
1日分の洋服ごとに洗濯ネットに入れる
着替えた服をそのネットに入れて持って帰ると、帰宅後はそのまま洗濯機へ入れることができます。
旅行の疲れもあるので、できるだけ家事を時短にしましょう。
また、この洗濯ネットはランドリーバッグ型になっているので温泉に行く際は着替えをこの中に入れて持ち歩くことができ、中も透けないのでとっても便利です。
普通の洗濯ネット同様そのまま洗濯機へ入れて洗うこともできます。その際は必ずファスナーをきちんと閉めてくださいね。
おむつは圧縮袋と普段使っているおむつポーチの2つに分ける
おむつは結構バックの中を占領するんですよね。足りなくなったときすぐ買える場所があればいいんですが、そう都合よくお店がない場合もあります。
なので、圧縮袋にたくさん詰めてコンパクトにしておいて、おむつポーチのおむつがなくなったら補充するやり方の方が邪魔にならずかつたくさんおむつを持っていくことができます。
マザーズバッグはバックインバックにする
普段もそうですが、子供用品と自分の荷物を1つのバックにいれて持ち歩くと結構中身がごちゃごちゃしませんか?
- 携帯が鳴っているのになかなか見つからない!!
- 子どもが口を汚してしまった!ティッシュはどこ!?
など、心当たりありませんか?
そんなマザーズバックの悩みを解決するのが小分けにできるバックインバック!!
小分けにできるのでものを探さなくても簡単に取り出すことができます。ものが迷子にならないように使ったら元のポケットに戻しましょうね!
子供連れでの温泉入浴の仕方と注意点
それではお待ちかね。さっそく温泉へ入りしましょう・・・・っとその前に!
まずは、子供を先に入れてしまってから後からゆっくりママ1人で温泉を満喫しましょう。せっかくの温泉旅行です。
ここはパパにもしっかり協力してもらって日ごろの疲れをゆっくり癒してください。
では、小さい子供との入浴の仕方と注意点についてお伝えします。
1.脱衣所で入浴準備
まず、脱衣所に入ったら温泉から上がったらすぐに着替えられるように準備をしましょう。着替えの上におむつ。おむつの上にバスタオルの順で準備します。
そうすることで、上がってからばたばたすることなくすぐにバスタオルで体を拭いておむつを履かせることができます。
おむつを履かせてしまえば脱衣所で粗相をする心配がないのでママも安心してきがえることができます。
上がった後の水分補給も忘れずに用意しましょう。
では、先にママが入浴準備を済ませてから子供の衣類を脱せていざお風呂へ!
2.子供の体を洗う
先に子供の体を洗ってしまいましょう。その後バスチェアーに赤ちゃんを預けさらっとママの体を洗います。
あとからゆっくり入浴するのでママはかけ湯程度でいいです。
3.温泉へつかる
ここで注意する点が3つあります。
- 温泉のお湯は温度が普段より高い場合があるので長風呂には気を付けましょう。
- 万一お湯の中で粗相をしてしまったら生理現象とはいえ、最低限のマナーとして隠さずに正直にスタッフの方に伝えましょう。
- 温泉の中は大変滑りやすいので小さい子供が走り回らないようしっかり注意してください。また、赤ちゃんを抱いているママも足元を見ながらゆっくり歩いてください。
4.あがり湯
お湯につかって温まったら最後にあがり湯をしてから上がりましょう。温泉成分はまだ敏感肌の赤ちゃんや小さい子供には刺激が強い場合があります。
軽くシャワーで流してあげましょう。
5.着替え
脱衣所に向かう前に、バスチェアーなどをうまく利用してママも赤ちゃんもしっかり体を拭いてから上がりましょう。
先に赤ちゃんのお世話をしてからママの着替えをしましょう。
5. 現地での過ごし方
家族3人での初めての旅行の場合、いろいろと行きたい場所がたくさんあると思いますが、今回は温泉へ行くことを最大の目的として旅行したほうがいいでしょう。
正直、予定をいっぱい組み込んでも自分たちの思うように旅行を勧められません。
子供がぐずったり、天気に左右されたり、思い通りに旅行を勧められないとイライラしてしまってせっかくの楽しい旅行が喧嘩旅行になってしまいます。
でも、せっかくの旅行どこかに立ち寄りたいときは旅行に慣れるまでは目的地を1・2個に絞ることをお勧めします。
- 屋外施設の場合、突然の悪天候に対応できる場所があるか
- 屋内外の施設に共通することでおむつ替え授乳ができる場所があるか
- 年齢制限の遊具については施設のHPなどで事前確認
- 緊急時に備えて付近の病院確認
6.現地で病院にかかる際の注意点
普段、病院で保険証と一緒に子ども医療費助成受給者証を出しませんか?
各自治体で対象年齢が違うのですが、もし普段子ども医療費助成受給者証を提示している場合はいつもと受給方法が変わってくる場合があるので確認が必要です。
例として私の自治体の制度で説明します。
普段、医療費の8割が健康保険証で負担、残り2割が子ども医療費助成受給者証で負担になり実質医療費0円になります。
しかし、県外で病院を受診した場合医療費の8割は健康保険証で負担し残り2割は一度実費で支払います。
その後、市役所があいている平日に領収書と子ども医療費助成受給者証をもって市役所の子ども支援課に必要書類と一緒に提出し後日指定した口座に手出しした2割分が支払われるという仕組みになっています。
ちなみに、海外の場合は大人と同じで保険適応外になります。
今後も使える情報なので今回の旅行を機に一度最寄りの役所に確認してください。
楽しい温泉旅行にするために!当日の心得
ここまで準備ができたら当日を待つばかり・・・なのですが、ここで旅行中にパパとママがケンカしないための心得を伝授します。
私は子供をつれての初めての旅行に行った際、主人とケンカをしてしまい楽しい旅行を台無しにした経験があります。
子供は初めての環境で気持ちが不安定になり、いつもよりグズりやすいです。
また、普段育児に積極的なパパも違う環境に戸惑ってしまい、一生懸命楽しい旅行にしようと考えてできる限り頑張るのですがうまくいかず、かえってママの逆鱗に触れてしまうこともしばしば・・・
せっかくの旅行を楽しい旅にするためにも行く前の下準備をきちんとしていきましょう。
そして、ママは家族みんなを引っ張っていくくらいおおらかな気持ちを持って旅行に臨みましょう。
何回か旅行をするとパパも慣れてきてこうすればいいんだとレベルアップしてくれます。
なので、今回はママが少しだけ頑張って楽しい旅行を作ってください。また、パパは旅行中ママが疲れた顔をしていたらママへの感謝の気持ちをしっかりと伝えてあげてください。
パパからひとこと「ありがとう」と言ってもらえると疲れやイライラも落ち着きます。お互いいたわる気持ちを忘れずにしましょう。
旅行の醍醐味は、帰宅後に家族でどれだけ楽しい思い出話ができるかだと私は思います。どうか、笑い声あふれる旅行の思い出をたくさん作ってきてくださいね。



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