プリプリ肌を守る!ベビーオイルとベビーローションの使い分け方
赤ちゃんの肌ケアには何を使っていますか?お風呂上りにローションだったり、毎日オイルを使ってベビーマッサージをしていたりと様々だと思います。
でもこの「ローション」と「オイル」ってその効果にどのような違いがあるのでしょうか?今回は赤ちゃんのお肌を守るために効果的にローションとオイルを使い分けていく方法と選び方をご紹介します。
この記事の目次
どちらも保湿するものなの?オイルとローションの違いとは
「ベビーオイル」と「ベビーローション」ってどのようなものなのでしょうか?その効果はどう違うのかをみていきましょう。
【オイル】油分を補いベビーマッサージにも活躍する
その名の通り”油”です。肌ケアに使うことで「お肌に油分を補う」効果があります。皮膚の一番外側にある角質をしっかり守ってくれます。
鉱物油を精製して作られる「ミネラルオイル」とホホバ・スイートアーモンド・オリーブオイルなどの「植物性オイル」の大きく二つに分けられます。
一般に「ベビーオイル」として市販されているものではなくても、質の良い植物性オイルであれば「赤ちゃんにも使えます」と表示があるものが多いです。
伸びが良くて赤ちゃんとの触れ合いにいいですよね。肌ケアというよりは「ベビーマッサージ用にオイルを買いました」というママが多いかもしれませんね。
【ローション】お肌にたっぷりと水分を補い保湿する
ローションは皆さんが肌のお手入れに使うことの多い化粧水のような「お肌に水分を補う」効果のあるもの。
「ベビーローション」として売られているものはサラッとしたものと乳液状のものと両方がありますね。
赤ちゃんの繊細なお肌でも使えるように刺激になるようなものが入っていないのが特徴です。特にアトピー体質などのお肌トラブルを抱えている赤ちゃん向けのものもありますね。
間違えないで!どちらの効果も無駄にならない上手な使い方
ではローションとオイル、どちらの効果も十分に発揮できるようにするにはどのように使っていけばいいのでしょうか?
ローションで「保湿」→ オイルで「蓋」の順が大切
皆さんもお肌のケアをする時には「化粧水」→「乳液orクリーム」という順番で使いますよね。例外としてオールインワンのジェルのようなものもありますが。
このように、まずローションで水分を補ってからオイルで蓋をするというのが効果的。逆にしてしまうとローションがうまく浸透していかないんです。
ローションはお風呂上りにしっかり水分を拭き取ってすぐに塗ってあげるようにしましょう。さらっとしているローションの場合には、その後すぐオイル(オイルではなくてもオイルの入っている乳液やクリームなどでも)を塗った方がいいですね。
サラッとしたローションだけだと水分が蒸発してしまいやすくて、また乾燥してしまうことになりやすいのでしっかりその後のケアもしていきましょう。
必ず「どちらも」ではなくローションの成分とお肌で判断
「ローションの後にオイル」という順番は分かっていただけたと思うんですが、いつもどちらも使わなければならないということではありません。
これは「どのようなローションを使っているか」によって大きく変わってきます。例えば、”セラミド”という肌表面で外からの刺激をしっかりブロックするためにとても重要な成分が入っているものなら、ローションだけでもすぐに乾燥してしまうことはありません。
ベビーローションには実際にセラミドが入っているものが多く、中には植物性オイルを配合しているものもあります。
ローションにどのような成分が入っているのかを確かめるのはもちろんですが、塗った赤ちゃんのお肌を触ってみてからまだ油分を補う必要がありそうかどうかを判断するといいですね。
ローションだけで足りている感じでも、もちろんオイルを使ってマッサージをすることで赤ちゃんとの絆が深まり、母子ともに気持ちも安定して赤ちゃんの寝つきが良くなるといった良い効果があります。
精神の安定はそのままお肌の状態にも影響してきます。また便秘気味の赤ちゃんにはお腹をマッサージしてあげるといいですよね。
赤ちゃんの肌ケアをしているおかげでママの手も潤いが増したという声も。
ただ「保湿のため」というのではなく、赤ちゃんとのコミュニケーションの手段として「義務」ではなく「楽しむ」ともっと効果が上がりますね。
「オイルの選び方」植物性がオススメ!それぞれの特徴を知ろう
では肌ケアに使うオイルはどのようなものを選べば良いのでしょうか?具体的なポイントを見ていきましょう。
ミネラルオイルは危険?肌トラブルが起こりやすいことを知って
一般的な「ベビーオイル」にはミネラルオイルが入っているものが多く、赤くなった、かぶれてしまったといったトラブルになりやすいです。私もミネラルオイル(これが原因かは不明ですが)入りのオイルで娘の肌を真っ赤にした経験があります。
ただミネラルオイルは体に良くないので絶対に使ってはいけない!ということでもないようです。今の技術で徹底して精製されたミネラルオイルは不純物が入っていないため、質のあまり良くない植物性オイルよりむしろ安全だという考え方もできます。
ミネラルオイルは植物性の質の良いオイルに比べて大量生産しやすいために、安く手に入れることが出来るのも魅力ですね。
でも植物性オイルは肌に浸透しやすいのに対して、ミネラルオイルは肌表面をピタッと覆ってしまうために、肌トラブルになりやすいのも確かです。
植物性オイルは栄養分も豊富で肌ケアに適したものもたくさんあります。ママの肌や髪のケアにも使えていいですね。
4つのポイントを押さえて!赤ちゃんに良い植物性オイルの選び方
植物性オイルを選ぶ時のポイントは4つあります。
- 赤ちゃんにはホホバ・スイートアーモンド・グレープシードがオススメ
- オイルが「低温圧搾法(コールドプレス)」で作られているもの
- オーガニックの認定を受けているもの
- 安いからといっていきなりお徳用を購入せず、できれば一番小さいものを選ぶ
普段オイルに馴染みがないと何を選んでいいのかが難しいと思います。そんな方には一番使いやすいホホバオイルがオススメ。他のオイルと比べて非常に酸化しにくく、人の肌に含まれるワックスエステルという成分を唯一含むオイルです。
他にも赤ちゃんにも使えるオイルがありますので、お試しサイズがあればそういったものを色々試して赤ちゃんに合ったものを見つけてみるといいですね。
オイルを使う時には、必ずパッチテストをしましょう。ほんの1滴のオイルを指につけ、腕や腿の内側に10円玉くらいの大きさでクルクルと塗り付けて1~2日おきます。赤みやかゆみが現れたら、すぐに使用を中止して洗い流してください。
「ローションの選び方」伸びが良い乳液状が使いやすい!低刺激のものを
次にローションです。ローションは乳液状のものがしっとりと保湿効果が高くオススメです。エタノールや鉱物油無添加のものが安心ですね。
ここでは赤ちゃん用に作られた、評判の良いものを2つご紹介します。
羊水の成分に近い【ママ&キッズ ベビーミルキーローション】
パラベン・アルコール(エタノール)・鉱物油・石油系界面活性剤無添加の赤ちゃんに優しいローション。
セラミドや8種のうるおいアミノ酸、スクワランを配合。なんと赤ちゃんの肌のうるおいを守る”羊水”に近づけています。乳液タイプでスクワランが入っていて油分も補えるので、お風呂上りはこれ1本でOK。
乾燥しやすい季節やガサガサになりやすいほっぺには「ベビーミルキークリーム」を使うなど、上手に使い分けるといいですね。
価格は150mlで2,000円ほど。他のローションに変えた途端ガサガサになったという声もあり、長く愛用するママが多い商品です。
▼ママ&キッズ ベビーミルキーローションの情報はコチラ
http://www.natural-s.jp/pickup/babym/
ほぼ天然由来で安心!出産祝いにも人気【アロベビー ミルクローション】
99%以上天然由来で赤ちゃんにも安心して使えるこちらの商品は、オリーブオイル・ホホバオイル・シア脂を配合し、赤ちゃんの薄い皮膚をうるおいで満たしてくれます。
乳液とクリームの効果を兼ね備えていて、伸びが良く赤ちゃんのマッサージにも向いています。ラベンダーとローズのオーガニックオイルを配合していて、ほのかな良い香りがママの心も落ち着かせてくれますよ。
価格は150mlで2,300円+税。出産祝いにもよく選ばれていて、雑誌にも多く取り上げられている人気商品です。
同じシリーズでマッサージオイルもあります。ベビーマッサージでたっぷり使いたいという方はコチラもチェックしてみてくださいね。
▼アロベビー ミルクローションの情報はコチラ
http://www.alo-organic.com/
赤ちゃんのお肌を守る生活を!適切な肌ケアを楽しく続けよう
いかがでしたか?オイルやローションを選び、それぞれの良さを生かして使い分けることが赤ちゃんのプリプリお肌を守るということが分かっていただけたのではないでしょうか。
ただ評判の良いものでも全ての赤ちゃんに合うとは限りません。また肌トラブルの原因がオイルやローションにだけにあるとも限りません。
赤ちゃんのお肌を良い状態に保つためには体の洗い方、肌に触れるものの洗濯法、食べ物(母乳ならママも)、十分な睡眠、触れ合いを多くすることなどでストレスを減らすという様々な面で気を付けることで心身共に健康に保つことがとても大切です。
その中の一つの手段としてオイルやローションを使った肌ケアを、親子の触れ合いで楽しみながら続けていけるといいですね!