慌てないで!赤ちゃんを病院に連れて行く前に持ち物をチェック!
赤ちゃんが熱を出したり、風邪をひいたりすると焦りますよね。特に初めての子だと「どうしよう!?」と軽くパニックになりますよね。
「とにかく病院に行こう!」となる前にちょっと待って下さい!一旦落ち着いて病院に行くための準備をしましょう。
病院に行く前にしっかり準備しておくと病院に着いてから、診察のときに落ち着いて対応することができますよ。
必ず質問されます
病院に行くと必ず質問されますよね。言葉がしゃべれない赤ちゃんの代わりに当然パパやママが答えますよね。
症状を把握する
まずは症状を確認しておきましょう。そのときに簡単でいいのでメモしておきます。
- 熱はいつから何度出ているか
- 食欲はあるか
- 体に湿疹等出ているか
- 咳や鼻水の質はどうか
- うんちはどんな感じか
病院によって異なることもありますが、この5つぐらいを受付やお医者さんは必ず聞いてきます。準備していないで行くと「えーと…」と時間がかかってしまいます。
それに一旦立ち止まって状況を把握することで、こちらの気持ちも落ち着きます。おおまかでいいのでまずは子供の症状を確認しましょう。
パパ、頑張って!
最近ではそうでもないと思いますが、“赤ちゃんを病院に連れて行くのはママ”ってイメージありませんか?
しかし、ママの仕事の都合や上の子の学校行事などママに何か用事があると、パパが赤ちゃんを病院に連れて行くこともあると思います。
医療系の仕事をしている友人に聞いても、「最近では赤ちゃんを連れてくるパパさん増えたよ」と言っていました。
しかし、同時に「けど、ママに比べて準備が足りないのがちょっと残念なんだよね。普段と何か違うところありますか、って聞いても『うーん…』ってなるパパさん結構いるんだよね。」という声もありました。
パパさんを非難するわけではないですよ。連れて行くだけでもエライと思いますよ。ただ、連れて行くならきちんと診てもらいたいですよね。
そうなるとやはりメモの存在は大きいと言えます。ママでもパパでもどちらが病院に連れて行くにしても、メモを持って行くことをオススメします。
持ち物チェック
病院に行くと必ず問診に記入したり、待ち時間が長かったりします。そういうときのための準備もしておきましょう。
持ち物チェック!
- 症状を書いたメモ
- 保険証、診察券
- 絵本や音の出ないおもちゃ
- 乳幼児医療費助成のカードや用紙
- あればお薬手帳
- 授乳ケープやミルクの準備
- オムツは多めに
この他に、念のためにカバンに印鑑とボールペンを一本入れておくと何か記入しなければいけないというときに重宝します。
また、下痢やうんちの色や状態に何か異変があるときは、黒いビニール袋に入れて持って行ってお医者さんに診てもらうことをオススメします。
それから、どこの病院に行っても大抵は待ち時間が長く、キッズコーナーも子供たちでいっぱいということもありますし、病院によってはキッズコーナーが設置されていない所もあります。
なので、お気に入りの絵本やぬいぐるみ、音の出ないおもちゃなど簡単なものでいいので持って行くと待ち時間も何とか乗り越えることができます。
待ち時間にスマホで動画やアプリで時間を潰す親子をたまに見かけますが、あまりスマホに頼りすぎると子供がスマホから離れてくれなくなるので、ほどほどに。
病院帰りの準備も
熱や風邪だと2,3日家で過ごすことになります。そう考えると、冷却シートなどのホームケア用品や食料などを病院帰りにスーパーに買いに行っておこうという方は多いと思います。
病院に行くことだけに一生懸命になってしまいがちですが、帰りの買い物のリストのメモを持って行くといいでしょう。
メモがあるとスムーズに買い物ができるので、病院帰りで疲れている子供の負担もちょっとは少なくなりますし、買い忘れ防止になります。
ちょっとしたことですが、このちょっとした工夫をするかしないかでストレスが減るので是非メモを活用して下さいね。
本当に行く必要があるのか?
落ち着いて症状を確認すると「あれ?熱はあるけどそれ以外は割といつも通りかも」と気づくことがあります。
病院に行く基準
「発熱=すぐに病院に行く」というイメージをお持ちの方もいると思います。しかし、元気がある、食欲があるなど普段とあまり変わった様子がなければホームケアだけで十分なことが多いです。
では、どんなときに行けばいいのかというと、「40度以上の高熱のとき又は38度以上の熱が3,4日続いたとき」です。
賛否両論様々な意見があると思いますが、これ以下の熱の場合は確かに病院に行っても「様子をみましょう。」としかお医者さんは言わない気がします。
ただし、熱がなくてもうんちに血が混じっている、咳が続く、嘔吐してしまったなどの場合は病院に行く必要性が高いです。
また、大人でも熱があるときは病院に行くこともしんどいですよね。それは赤ちゃんも同じことです。
あの小さい身体で熱が出ると心配になりますが、熱以外普段どおりであれば家で落ち着いて過ごすほうがいいでしょう。
相談してからでも大丈夫
日中はかかりつけ医を受診したり、先輩ママさんなどに連絡したりしてどうしたらいいのか相談できる相手がいますが、夜間の急な発熱などは相談できる相手はネットぐらいなので、心細いですよね。
そんなとき役に立つサービスがあります。「こども救急相談電話」をご存知でしょうか?
都道府県ごとの相談電話番号もありますが、局番なしの#8000にも電話すると、住んでいる都道府県の相談窓口に自動転送されます。
相談すると今すぐ受診するべきか否かを教えてくれるだけではなく、対処法も教えてくれます。病気はもちろんケガの対処法の相談もOKです。
この相談窓口の相談時間は自治体によってバラバラなので、日頃からホームページなどで情報収集しておくといいでしょう。
ちなみに筆者は1回使ったことがあります。夜、子供が指をドアに挟んでしまい、今までにないくらい大声で泣いたので、病院に行った方がいいのではないかと思いました。
しかし、こども救急相談電話に相談したところ「大きく腫れてなければ大丈夫」と言われて落ち着いて行動することができました。
赤ちゃんや子供の医療費は国や自治体で負担してもらえますが、その財源は皆の税金で賄われています。
多くの病気が無料で診てもらえるし、病院は24時間やっているし手軽に感じてしまいますが、皆で大切に使っていきましょう。