子供の吃音(どもり)の原因はストレス?考えられる原因を知っておこう
どもり(吃音)の原因はストレスや心因性のものとよく聞きますが、脳の働きが大きく関係していて、ストレスなどが直接的な原因ではないと言われています。
しかし幼児期のどもりは特にはっきりとした原因があるわけでもなく、ほとんどが治ると言われています。
その他にも悪化を招く原因になりうることがあるのでみていきましょう。
この記事の目次
幼児のどもりの症状は主に3つのパターンがある!
いろんな言葉を後から後から覚え、片言でしゃべりはじめたと思ったら、「いつの間にこんなに上手にしゃべれるようになったのだろう?」という驚きとともに、順調に成長してくれていることを嬉しく思うことでしょう。
そのため、「お、お、お菓子」や「あ、あ、あ、明日…」など、この間まですらすらと言えていたはずの単語をどもっていると、「お、お、お菓子」」じゃなくて「お菓子でしょ?!」などと、つい強い口調で注意してしまったりしていませんか?
幼児のどもり(吃音)には主に以下の3つの症状が見られます。
- 1.連声型
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発語時にある言葉が連続してしまう状態。(例)「こ、こ、こんにちは…」
- 2.伸発
- 最初の音が引き伸ばされる状態。(例)「こーーーんにちは」
- 3.無声型・中阻型
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最初の言葉から後ろが続かない状態。(例)「こ、……(無音)」
吃音の原因は1つの特定な要因ではなく、発達や周囲の環境と関りが!
「どもり」というのは差別用語とされ今は吃音(きつおん)、または吃音症と呼ばれています。
現在の海外における吃音治療の見解によると、特定の原因で吃音症になるわけではなく、いくつもの要因が重なり吃音を引き起こしていると言われています。
また脳の働きが関係しているとも言われています。これらは主に大人の吃音症や獲得性吃音と言われるに対して言われているものです。
※獲得性吃音とは神経疾患や脳損傷などによって発症、またはストレスや外傷体験が原因で起こる吃音。これは発症時期が10代後半~です。
明確な原因が分かっていない吃音ですが、考えられる要因を見ていきましょう。
幼児期の吃音の原因として考えられるもの1.脳の発達によるもの
2~5歳の吃音(発達性吃音)は脳が成長途中の為に起こると言われています。
この時期は言葉を急速に吸収し、周りからの刺激も多いので脳が言葉の処理に追い付いていかないため上手く言葉が出ない事があります。
幼児期の吃音の原因として考えれられるもの2.遺伝によるもの
親が吃音者だと60%確率で子供に吃音の遺伝子が見られ、発症する確率が高くなります。
ただし、この遺伝子を持っているからといって必ず発症するわけではありません。なんらかの環境的要因や心理的要因が重なって発症します。
幼児期の吃音の原因として考えられているもの3.日常生活が影響しているもの
さまざまな要因が重なると吃音が発症することがあります。特に緊張している時はどもりが出やすいです。
他にも環境的要因など子供にとっては色々なことが要因になりえます。
子供のどもりが最近急に気になり始め、だんだんひどくなっているような様子の時は子供自身が何かしらトラブルを抱えていることも考えられます。子供を取り巻く環境について一度見直してみましょう。
現在も研究はされていますが詳しい原因は究明されておらず、幼児期を過ぎると消失するケースが多いので治療や薬などはありません。
学童期の吃音の原因:幼児期からの吃音が続いている場合
自分の話し方が他の子と違うことに気付いたり、友達からどもりを指摘されることがあります。
また、子どもだけでなく教師などの大人から注意されて気にするようになります。
自分は吃音だと自覚するようになると、話し方を気にしてますます吃音の症状が悪なります。
学童期の吃音の原因:もともと吃音ではなかったのに症状が出てきた場合
どもったことが脳に記憶され同じ経験を繰り返すことによって、吃音になってしまったケースが考えられます。
「僕の名前は○○です。好きな食べ物は、り、り、りんごです」
「り、り、りんごだってー」とクラスの友達に笑われたとします。
この時脳は、人前で話すこと・笑われたこと=どもると記憶します。次に人前で話す場面で脳はどもるを引き出してきて体に伝えます。
すると緊張やいつもよりも大勢の前で話すプレッシャーなどさまざまな要因が重なり、どもってしまいます。
もし笑われてしまったら、脳はまた記憶します。こうしていくつもの体験が記憶され、どもりとイコールにしてしまうのです。
子供の吃音は、環境的要因・心理的要因に大きく影響される
上記の原因にさまざまな要因が加わることで吃音が悪化する、小学生になってますますひどくなることもあります。
具体的にどんなことが要因になるのか見てみましょう。
- 下の子が産まれた:甘えられないと強く感じているかも…
- 引っ越しをした:知らない環境で不安かも…
- 幼稚園・保育園の入園、進級など:慣れない場所での緊張の毎日…
- 人が多い:しゃべろうしゃべろうと必死だけど言葉が出ない…
- 近くに吃音の人がいる
環境的要因と言われる、主に生活の環境が変わることによる要因です。不安や寂しさからどもってしまう、吃音が悪化することがあります。
また吃音者の真似をしてそれが定着し吃音になってしまうこともあります。
- 親が早口で話す
- しつけが厳しい
気持ちに関わる心理的要因は焦ったり、緊張状態が多いとどもりやすくなります。
吃音の原因はママやパパのせいではありません
幼児期であれば誰しも通る道です。環境的要因は確かに症状をひどくしますが、何が要因なのかわかれば取り除けるものです。
日頃からスキンシップを多くとることで、お子さんにとって吃音の要因になる事柄に気づきやすくなります。
病気ではありませんので、小学生になるまでは温かく見守り、吃音が定着・悪化しない環境作りを心がけましょう。
家族みんなで大らかに吃音時期過ごせるといいですね。
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みっくんさん
僕の弟がきつおんぽいです。
今までの自分を見直すとひどいことをしたなとかいろいろとあります。
これからは気を付けていきたいです❗ -
大津留雅子さん
友達の岩田はルミさんどもりで喋れないくせになにお花しているのかわからないわたし自身疲れるから距離おこうかといつたらつぎいつ会えるのか?と言われもう疲れてきています友達おやめたいと言いたい
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ぷりんさん
人の名前を出すのはやめましょうね。
人の事言う前にあなたの文面の方が意味不明ですよ。 -
sakyさん
3歳の娘が吃るようになりました。
2ヶ月前くらいからです。
3月に弟が生まれて、そのせいでしょうか?
もっと娘の目を見て触れ合おうと思います。私は、娘が吃っていても続けて話そうとする時に
抱きしめて(大丈夫、ゆっくりでいいなら話してみようね。)
と、言います。
やめた方がいいでしょうか? -
りっくんさん
二歳9ヶ月の息子が三日前から急に吃りだしました
どうすればいいのか…
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無記名さんさん
丁度3歳の息子に対して母親である私が困惑してしまってその焦りから上記に記してあるような事を言ってしまっていたので、どうしたらいいかヒントが貰えて、息子に優しい言葉をかけてあげれそうです。
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スイカさん
もうすぐ3歳になる次男が2歳半前くらいからどもっていたのが最近になりとてもひどくなってきたので少し心配になってきました。フルで働いてるから構ってあげれなくて?お兄ちゃんばかりをいつも優先してるから?自分のせいでどもるようになったんじゃないかと思うと最近になって気持ちが辛くなってきました。ほんとうに治るのかな。病院行く必要はないのかな。不安な事がいっぱいですが今できることはゆっくりと話を聞いてあげること。少しでも遊ぶ時間を作ってあげる事かなと思っています。
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atunaomamaさん
3歳半になる息子が、吃ります。最初は連声型でしたが、
2週間後にはブロック型に。こころ辺りはたくさんあります。引っ越し、行きたくない保育園の進級、弟の誕生、母の仕事、しつけの厳しさ、両親のケンカ…今思うと、吃音になってくださいと言っているかのような、最悪な環境でした。今は、毎晩毎晩、私のせいだと泣いています。
本当にごめんなさい? -
atunaomamaさん
最後の文章の所の記号を間違えてしまい、文章が変になってしまいました。
書きたかったのは…本当に、ごめんなさい‼
です。疑問なんて決してありません。
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アンさん
3歳半、急にどもるように。
弟の誕生、あともしかしてお友達の真似をしているのかな?という点がありました。
厳しい躾?愛情不足? -
真桜さん
私は今小6です。5〜6歳の頃に発症しました☞無声型です。今年の春から中学生になります。とても怖いです。また笑われたりいじめられたりするのが辛くて怖いんです。もう毎日泣いています。時には死にたいと思うこともありました。思うように言葉が出なくてそんな自分にイラつくことがあります。この地獄のような世の中を乗り切るにはどーすればいいんですか…。
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なおきさん
私は今29歳で物心がついた時から吃音症でした。
小学生の時は友人にからかわれたり、親に指摘されたりして言葉が簡単に出ない自分自身にもイライラしていたので真桜さんの気持ちは痛いくらいわかります。
特に学校での発表や本読みは地獄でした。
ですが中学生の頃はこんな私でも友達が沢山出来ましたし彼女も出来ました。
きっと真桜さんは新しい同級生にへんな人と思われたらどうしようと心配していると思います。
実は、最近になって私が吃音症だということを友人に打ち明けました。理由はどう思われているのか気にしてなったからです。
友人の反応は「うん、知ってるよ(^ ^)」「でもそんなになおきが思ってるほど私も周りの人も気にしてないと思うよ?」というなんだか素っ気ない反応でした。
それから私は自分が吃音症だという恐怖がなんだかうすれました。
よく考えると周りの人も吃ったり噛んだりたまにしていますが、
それをいちいち私はずっと覚えてるかな?10分後もまだその事を気にしているかなと思うと当然忘れているので楽になりました。
人って他人の事をあまりこと細かくに見ていないと思います。
昨日何の話で何回笑ったっけ?友人は何色の服で何色の靴だっけ?ちゃんと覚えていないと思います。結局の所私がどもったりしも他人はずっと覚えちゃいないと思います。
それに吃音症は別名「優秀者病」と言われていて調べると凄い有名人ばかりいます。
優秀者病「吃音症」は感受性が凄く強くて、人一倍思いやりがあり、人一倍優しい人がなってしまう代償なようなものです。
そんな真桜さんには、真桜さんをちゃんと理解して慕ってくれる友人がもうすでに居たり、新しく出会ったりすると思います。
吃音の私でも友人には沢山恵まれ、結婚相手にも出会い、子供にも2人恵まれました。
自分が思ってるより周りは吃音なんてその場だけで後は殆ど気にして無いです!
どうかこれからの人生を怖がらないで下さい!
心配しないで下さい!
吃音で嫌な思いをすると思いますが、そんな事よりも楽しい事はこれからどんどん増えていきます!
是非、最高の楽しい中学生時代を築いて下さい(^^) -
ジロウさん
私は現在55歳で幼少期から吃音です。
幼少期は連声型で成人してからは吃音者だと思われたくないが為に無声型になりました。
小中学時代は、からかい地獄でしたね。
歳をとるにつれて徐々にドモる事は少なくなりますが、一番大事な思春期にからかわれてたので本当に辛かったです。
高校時代からは理解者も増えてきて、からかう人も減りました。今でも偶にドモりますが、55歳にもなると、どの言葉がドモるか判るので言葉を発する前に一度頭の中で考えてから言葉を発する様になります。長い付き合いの友人でも私が吃音なのを知らなかった人もいます。
私は高校時代に、人前に出ても緊張しない様にする為にギターを独学で始めて友人とバンドを組み、アマチュアバンドとしてステージに上がる事で随分克服出来た様に思えます。私には効果的だったと思います。
吃音で悩んでる方々の参考になれば幸いです。
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ともこんさん
2歳半の娘がここ数ヶ月で吃音が目立ってきました。話はしたいけどまとまらないのか「せ、先生が、先生が、先生が…」という調子です。兄弟の誕生や引越し、進級などなど環境に変化もなく、何がストレスになっているのか考えたところ、夏頃から保育園でトイトレが始まったんですが、おもらしすることをとても気にしていて、「パンツ履くとおもらししちゃうから嫌なの…」と言っていました。
トイトレは進んで欲しいけど、ストレスを抱えて吃音に影響して欲しくないです。どちらを優先したらいいのか悩みます。
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