父子家庭は大変!周りにサポートしてもらい1人で悩まないで
最近は離婚率がアップし、シングルで子供を育てている方も増えつつあります。
目立っているのは女性がシングルマザーとして子供を養育しているケースですが、父子家庭で子供を育てているパターンも見られます。
金銭的な部分は母子家庭より良いかもしれませんが、現実的な部分ではシングルパパのほうが苦労は多いようです。
父子家庭ではどういった部分が特に苦労があるのか?どんなサポートが必要なのかについてご紹介します。
父子家庭は子育てがやっぱり大変!
父子家庭では母子家庭と比べて、経済面についてははあまり心配がない場合が多いかもしれません。
しかし家事をあまりこなしてこなかった男性にとっては、仕事と家事と子供の子育てと全てをすることはとても大変です。
中には自分の両親が近くにいるので助けてもらう事も多いようですが、自分だけで頑張っているパパも少なくありません。
娘は異性だから父親には理解出来ない点があるのは当然の事
父子家庭では娘の言動についてわからない、という事があります。どうしても自分と違う異性なので、理解出来ない部分があっても当然かもしれません。
しかしそこはあくまで当然の事ですので、悩みすぎないようにしたい所です。
パパにに出来ない部分がある事は素直に認識し、どうしても無理だと判断した場合には別の人にサポートをしてもらいましょう。
自分一人で解決しようとしてもキャパオーバーとなることもあります。
育児の中には、理解出来ない、自分だけでは解決出来ない事もあるという割り切りも大切です。
パパは忙しいので、子供が自分への愛情を確認出来ない事がある
パパの多くは外で仕事をしていて帰りも遅いので、どうしても顔を合わせる時間が短くなりつつあります。
自分の祖父母と同居してもらうなど、家庭で娘の世話をしてくれる人がいるのならばなおさら仕事に集中しているかもしれません。
パパとしては少しでも自分に甘えて貰ったり、どうして欲しいのかと言ってくれたりしたほうがわかりやすくて助かるとは思います。
でも、子供からしたら忙しい人に甘えるなんて悪いと感じる事もあるでしょう。
特に女の子は空気を読む事が得意なケースも多く、余計に気を遣って自己表現を自粛する事がみられます。
我が子がワガママも言わず甘えてこないのはどうしてか…と心配になる事もあるでしょう。
パパの役目は気を遣っている我が子に対して、少しでも普通に過ごさせる事です。のびのびと育つように手助けしてあげましょう。
娘がもしも内向的で、自分に対して全く甘えてこない、という悩みがある場合にはどのように対応を行えば良いのでしょうか。
内向的なのは愛情不足ではない!女の子は母親と父親への接し方が違う
女の子は女親と男親に対する態度が異なります。もちろん男子にも多少あるでしょうが、女子のほうがより極端かもしれません。
赤ちゃんや乳児ではあまり気にならなくても、幼児くらいになると少しずつ距離を置く子が出てきます。
自分の気持ちを今までのように素直に言葉で表現してくれる事が減るかもしれません。
ですから知らないうちに我慢したり、親には自分の姿を出さなかったりするケースもあるのです。
女の子は、同い年の男の子より内面がとても大人でしっかりしている子が多く見られます。パパとママという二人に対して話す内容も異なります。
やはり異性のパパには女子トークが出来ませんので、次第に本音が出にくくなってしまう事もあるようです。
生活面をサポートしてもらうならばパパの両親が安心!
パパと娘二人きりとか、パパと複数の子供たちと暮らしている場合でも、何かあった時のサポート体制を作っているケースがほとんどです。
多いのがパパの実の両親のサポートを受けているご家庭です。実の母ならば比較的遠慮なく物事を頼めるというメリットがあるからです。
もしもパパのご両親が元気で健在ならば、近くに来てもらうとか自分が転居するなどしてサポート体制を作るほうがいいと思います。
子供が小さいうちには発熱や病気などのトラブルも多く、通常は仕事をお休みしなくてはいけない場合も多いでしょう。
休む頻度にもよりますが、あまり頻繁に休むと仕事に支障をきたします。サポート体制を万全にして、助けを借りられるようにしておかなくてはいけません。
お金を稼ぐことがパパにとっての大事な仕事と割り切ります。一人親はどうしてもいろいろ仕事が増えますが、体はひとつと認識しましょう。
育児を全部諦めるのではなく、全てを行うと体を壊すかもしれないと考えれば何が大事かが見えてきます。
可能であれば、離婚してもママとの連絡は途絶えさせない
死別の場合ではなく、離婚でシングルパパになった場合には結婚して別れたママとの関係も大切です。
別れたママと全く連絡が取れないならば難しいですが、連絡が取れるのであればママにやってほしい事があります。子供の相談相手になってもらう役です。
小学生になる前後には「パパには言えないけどママには言える」という悩み事が出てくるかもしれません。
気軽にママに話が出来る間柄であるというのは、同性の子供には安心感が生まれます。
自分にとって気に入らない元妻であっても、子供の事を考えたら付き合いをゼロにするにはリスクがあります。ママとの関係はなるべく途絶えないように心掛けましょう。
パパはお風呂や外遊びで娘の心をぐっと掴もう
ママにはかなわない…と落ち込んでいる場合ではありません。パパにはパパならではの子供の心を鷲づかみ出来る方法があるはずです。
パパは、遊びやお風呂に一緒に入るといった育児が比較的得意という声を聞きます。
平日は忙しくて一緒に過ごせる時間が少ないのでしたら、土日は一緒にゆっくりお風呂に入るのも良いでしょう。
休日に時々でもいいので、公園で一緒に思いっきり遊んであげられるように時間を作りましょう。孤独感を体感させない事が大切です。
一人で全てをしなくては!と頑張りすぎないで!
シングルパパもママも、どうしても大人一人になる事から大変頑張りがちです。しかし一人で全てを頑張ってしよう!と思うと空回りしてしまいますので、身内など周りにも助けてもらいましょう。
実母はもちろん、妹や姉といった血の繋がりがある姉妹がいるなら心強いですね。
また、行政や民間のサポートを活用して少しでも育児や家事の負担を軽くしましょう。
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カレンさん
身内に女性がいない、行政は臨機応変な対応が難しい場合が多い。現実は厳しい。父母が健在でも、持ち家や墓の管理など近くに引っ越すなど不可能。自分達が近くに行くのは会社をやめるという事。リスクは取れない。
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