薬嫌いの子供でも飲める!飲ませ方のバリエーションと飲ませる工夫
子どもの処方される薬は、シロップ液のこともありますが意外に苦くて飲みにくい粉のことが多いと思います。そのままではまず飲んでくれません。
薬を飲ませる時の基本的なポイントや、風邪などに処方される一般的な薬と甘いものとの飲み合わせについて紹介します。
薬を飲ませる時の基本的なポイント
病気になったり風邪をひいたりして、子どもが小さいうちはよく病院にかかります。診察が終わって処方される飲み薬。
乳幼児に液体シロップ、粉薬といった、普段口にすることのない特別な味のする薬を飲ませるのはとても難しいですよね。
大人だって粉薬は飲みにくいですよね。私も未だに飲めずオブラートに包みます。子どもには、このオブラートはオブラートでさらに飲みにくくなりますから使えません。
なんとか薬の味を変化させる、誤魔化すなどして飲ませるしかありません。また、飲ませる時の雰囲気作りも大切ですよ。
目の前でママが「お願い飲んでっ!(心の声)」と必死の形相で「アーンして」と迫って来る感じは子どもには「何?何飲まされるの!?」とちょっと怖いかもしれませんよね。
上手く飲ませるコツはスピード感とママの笑顔
薬を飲ませる時に注意しておきたいポイントがあります。味覚の問題はとりあえず横に置いておいて基本中の基本を知っておきましょう。
- 子どもに悟られないように薬の準備する
- サッと飲ませて後で水などを飲ませて薬を口の中に残さない
- 飲ませる時ママは笑顔で(これ大事)
- 飲めたら褒める
基本のポイントはテクニック部門とでも言いましょうか…水薬も粉薬も基本は同じです。お母さんがやる気まんまんで飲ませるムードは頂けません。
さりげなく、スピーディーに、段取り良く、楽しい雰囲気が大切です。もし吐いてしまっても怒らないでください。
立て続けにすぐ飲み直しをさせると次も吐きやすくなりますから、5分10分時間を置いて仕切りなおしましょう。
シロップ薬はスポイトを使って
病院からシロップ薬が処方されると、粉薬より飲ませやすいため正直ホッとします。病気を治すためにはどんな薬も何とかして飲んでもらわないと困ります。
処方に水薬や粉薬が多いのは、子どもの成長に合わせて分量を調整しやすいからなんです。
錠剤だと量が決まっていて子どもの体に対して多すぎだったり少なかったりしますよね。それで、シロップや粉になっているんです。
他にもスプーンや哺乳瓶の乳首で吸わせるという方法も使えます。小さなおちょこで飲ませてもいいですね。
シロップとはいえ、苦くはなくても変な味のするものもあると思いますから、あとのお口直しを用意してあげましょう。
薬はミルクや普段の主食とは混ぜないで!
粉薬は少しの水やぬるま湯に混ぜてペースト状にしましょう。それを綺麗な指にとって赤ちゃんのほっぺの内側や、上あごに塗つけ水を飲ませましょう。
このやり方で薬を飲んでくれるようならこの基本形でいいと思います。何か他の食品と混ぜないと飲んでくれそうにない時、ミルクや主食の食品(お粥など)に混ぜるのはやめましょう。
凍らせる、食べ物とまぜて作りおきは薬の成分が変質してしまう
液体シロップなどは凍らせると冷たくて美味しくなりそうな気がしますが、成分が変質してしまうかもしれませんので薬剤師さんに確認してからの方がいいですね。
また、1日3回の薬を、面倒だからとまとめて食べ物にまぜて作り置きしてしまうのもやめておきましょう。薬の効果に影響するかもしれません。
一回分ずつ味をいろいろ変えて作ってあげてください。
難しい乳幼児の服薬は甘味を使った作戦で!
水薬でも飲みにくい変な味のもの、味のついたドライシロップ、粉薬の苦い味は誰でも好きではありませんよね。
薬の味をごまかすために、何かと混ぜて飲ませるのはよく使う手です。
ピーチ味、いちご味、ぶどう味、レモン味。抗生物質などの苦い薬には、チョコレート味がおすすめ。漢方薬にも合う、いちごチョコ風味も出ています。
もちろん成人用、高齢者用の美味しい服薬ゼリーも出ています。ゼリー状オブラートとして子どもも大人も楽に薬が飲めるスグレモノですね。
家庭にあるもので済ますことももちろんできますよ。特に使いやすいのは甘い味のする食品と混ぜることです。
【混ぜてもOKな食品】
- ガムシロップ
- チョコレートスプレッド(油分が薬を包み込み味がわかりにくくなる)
- ジャム
- アイスクリーム(冷たくて味覚を鈍らせ苦味を感じにくくする)
- コンデンスミルク(練乳)
- ハチミツ(1歳未満は不可)
嫌いになっても差し支えないもので、一口ちであげられる分量のものをチョイスしましょう。
牛乳も混ぜて大丈夫ですが、ミルクが主食の時期は嫌いにならないよう気をつけてください。コーヒー牛乳が飲めるなら(小学校あがる位でしょうか)こちらもオススメです。
プリンという手もありますが、お味がイマイチ微妙なようです。
一日に何回も飲む薬です。バリエーション豊かに味を変えながら飲ませることが子どもにイヤイヤを言わせないコツです。
薬の苦味がさらに増幅する食品もあるんですよ。酸味のあるものと混ぜるのは避けたほうがいいようです。
いつも冷蔵庫に入っているものでも使わないほうが無難な食品もありますので上げておきますね。
【混ぜるのはNGな食品】
- オレンジジュース
- アップルジュース
- ポカリスエット(イオン飲料)
- 飲むヨーグルト
- ヨーグルト
- ヤクルト
- マミー
ミルクやごはんといった”ごはんもの”に混ぜてしまうのもNG。味が口に合わなかった時にご飯を嫌いになってしまう可能性があるからです。
乳酸飲料は避けたほうが確実です。イオン飲料も熱のある時などに飲ませたりしますが、薬とは合わないので、ついでに混ぜて飲まそうとするのはやめたほうがいいでしょう。
色々な薬局のサイトで、薬剤師さんたちは悩めるお母さんたちのために、飲み合わせの検証をして紹介してくれていますよ。参考にしてみましょう。
ただ味覚の問題なので、主観の入った結果になっています。すべてがお子さんと同じ感覚ではないということを理解した上で参考にするといいですね。
混ぜてOKなもの、混ぜるとかえって良くないものを紹介しています。処方箋に書かれている薬の名前を確認しながら参考になさってくださいね。
子どもの好みを考えて好きなものに混ぜて飲ませる
本人の好みに合わせて混ぜるものをチョイスしてあげてください。チョコが好きなようでしたらチョコシロップやチョコクリーム、チョコアイス。
ココアが好きならココアミルクに一緒に混ぜて飲ませてあげましょう。
普段甘いものはあまり食べさせていなくても病気で食欲がない時は、固いことを言わずに多少であれば好きなものを食べさせてあげましょう。
「さあ、次は何味にしようかなあ?」とイチゴ味のゼリーやチョコレートアイスなど他にいくつも揃えておいて自分で選ばせてもいいですね。
一度にコップ一杯に薬を溶かすと、飲み残してしまう事も考えられますよね。少ない量で先に薬と一緒に飲み切らせましょう。
飲ませるタイミングですが、食事をしっかり取った後では飲みにくいかもしれませんので、できれば食事はいつもより控えめにした方が食後の薬は飲みやすいと思います。
薬に対する苦手意識の対処法
「良薬は口に苦し」とはよく言ったもので、子ども向けに味付けして薬も開発されていますが、それでも苦味があったりして好き好んで食べたい味ではありません。
なにより「薬=まずい」「薬=苦い」という先入観が勝っています。病気で辛いのにさらにまずい薬を飲ませられる…子どもにとっていいことなしです。
でも、病気になると母親が妙に優しかったり、普段たくさん飲むなと叱られるジュースをすすんで飲ませてくれたりと、ちょっとした特別感があります。
薬がちゃんと飲めたら、可愛いシールをお薬手帳に貼っていくとか、ママも子どもと一緒に「せーの」でサプリか何かを代用して飲ませっこをするとかも楽しくなりますね。
薬をちゃんと飲めば「元気になる!」「お友達と遊べる!」「ママに褒められる!」といった楽しい気持ちにして気分を盛り上げてあげましょう。
親の知恵と工夫で薬に対する嫌な気持ち、苦手意識を軽減してあげるのが一番です。
ママも薬を飲ませてもらう
ママが大好きな子ならお互いに薬を飲ませあっこするのもオススメです。
「○○ちゃんにお薬飲ませてあげるから、ママにもお薬飲ませてね」と言って普段飲んでいるサプリメントやひとさじ程度のお砂糖などをスプーンにとり、子供に薬をあげた後に、今度はママが飲ませてもらうのです。
注意点はスプーンが思ったより奥に入ってきて喉を直撃されることがあるので、あまり顔を近づけすぎないことです。
真似っこをして飲ませる
まだ赤ちゃんならば「一緒に薬飲もうね!」と声をかけて「ぱくん!」と薬を飲む真似をしてから「今度は○○ちゃんがぱくん!」と薬を飲ませてあげましょう。
そのあとすかさず飲み物をあげて飲み込ませてから「飲めたねー!わーい!」と楽しく声をかけてあげましょう。
大好きな人形があるなら先にそのお人形に「ぱくん!」とさせてからお子さんにあげてもいいですね。楽しいムードで飲ませてあげることが大切です。
第三者に褒めてもらう
「できないことができた時にはたくさん褒めてあげましょう」と育児書に書かれています。
薬を頑張って飲むのにも、ママの褒めだけだと慣れてしまって通じない時があります。
いつもなんだかんだ意見してくるママとそれほど話をしていない第三者の意見というのは重みが違います。
ここは知り合いにお願いして「○○ちゃんお薬飲めるの?偉いねー!」と一芝居打ってもらいましょう。きっとやる気を出してくれますよ!
「これを飲めば元気が出るのに」と分かっているからこそ飲んで欲しい薬。お子さんが早く元気になれるよう、きちんと飲んでくれるといいですね。
薬を飲ませる時はママの笑顔と味の工夫が大切
子どもが小さいうちは薬を飲ませるのは確かに骨が折れます。一度でも薬で苦い思いをしていると、その次からは口を開けてくれないこともあります。
もし、あの手この手でも薬を飲んでくれないときは、小児科の医師や看護師さんに相談してみてください。何かいい指示やアドバイスがもらえると思います。
「薬が飲めなかったら注射になるけど?」と息子を脅したこともありました…悪い母親ですね。(あくまでも最終手段ですよ)
ママの笑顔で騙し騙ししながら、甘味のバリエーションで薬をしっかり飲んで、早く元気になってもらいましょう!
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かねがえちかさん
とても良かったです!一回試してみます♪また分からないところがあれば聞いても良いですか?
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無記名さんさん
朝たらはぬ分かちやなのが、化やなやまたあまた片づいてもが終わったら?
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無記名さんさん
うーん、混ぜて飲ますのはわかってるけどそれでも飲まない場合を知りたいんだよね〜
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あさん
そんなのは病院で言われてるからわかってるんだよー
それでも拒否だから困ってるのにー
もう諦めるしかないのかな?
一向に良くならない。。。 -
無記名さんさん
わかります!本当に何をやってもダメで無理矢理やったら嘔吐して、、トラウマのようになってしまいました。。言い聞かせても嫌な物は嫌みたいですし、、うちは甘い物が好きではないので混ぜるものがありません。
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無記名さんさん
バナナしか食べず困ってます。バナナに薬を付けたら吐き出されました。もうどうやってあげたらいいかわかりません、、
40℃の熱が続いてて可愛そうでみてられないです… -
ゆきちさん
抗生剤入ってるせいか苦くてアイスに入れても1.2口でいらないと言ってきます。。
アイスも牛乳もダメなのでどうしたら良いのか… -
無記名さんさん
何やっても無理
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ひよこさん
苦い抗生物質に苦戦( ;∀;)ヨーグルトでも飲んでくれない…お薬飲めたねのチョコレート味でも一口でダメ…これに牛乳と砂糖を混ぜてストローで飲ましたら…何とかのんでくれた(^-^;みんな頑張れ
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無記名さんさん
今さっき、抗生物質アイスに混ぜて食べさせたら速攻吐きました(笑)
はちみつ!いいかも〜〜!がんばらねば(´・ω・`) -
無記名さんさん
甘いもの嫌いな場合は?
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のんさん
ヤクルトもダメ。アイスもダメ。困ったー❗溶連菌なのに。。。。
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無記名さんさん
おくすり飲めたね使えたのになんかもう嫌みたいで飲んでくれない(´・ω・`)(´・ω・`)
バニラアイスはのんでくれるからそれしかない(T ^ T) -
しゅかママさん
前は「かんぱ~い!」っとかってシロップやゼリーオブラートに包んだ粉薬を飲んでくれたが、最近は味が分かってきたのか、どれも飲んでくれない(´д`|||)
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ゆうゆうさん
ジュースでもだめで味噌汁に入れたらゲキまずでびっくりしました。
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ももこさん
ぜーんぶ試した、全く駄目、なら、強固突破しかないよね、可哀相だけど、粉薬は大変だ………
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ナナシーさん
理想論書かれても、本当に困っているママさん達を追い詰めるだけ。こんなサイト意味なし。
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無記名さんさん
「かもしれません」じゃアテになりません。
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やんちゃ坊さん
チョコアイスに混ぜてあげたら、口からダラダラと垂らしてしまいました。うちだけ上手くいかないのかと悩んでいましたが、皆さんも、同じような悩みを抱えていらっしゃると分かったので、心が楽になりました。ありがとうございます!
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himapuさん
バニラアイスで混ぜたらとても苦く大人でも飲めたもんじゃありませんどうにか飲ませたいのですがアドバイスがあったら教えてください。