風邪などから避けるためのマスクって赤ちゃんはいつから出来る?
外に出てみますと、冬から春にかけての季節はマスクをしている方が非常に多いですね。春に入る少し前からは、日本人のアレルギーの中でも一番多いと言われていますスギ花粉が飛散する関係で、花粉症の方を中心にマスクされているのだと思います。
冬はやはりインフルエンザ対策という感じでしょうか。満員電車を利用する方をはじめ、人込みではいつインフルエンザや風邪をもらってくるかわかりません。
大人や少し大きくなった子供にマスクはとても有効なのだと思いますが、問題は赤ちゃんです。赤ちゃんはいつからマスクが出来るのでしょうか。
赤ちゃんとマスクの関係
今、市販品で「はじめてのマスク」というような名前で販売されているものがあります。目安として1歳半から使えるようですね。手作りのものを買ったり作ったりすればもっと小さいうちから出来るとは思います。
マスクは嫌がられるのが前提?
でも、赤ちゃんはやっぱりマスクが嫌いだからしてくれないというのがあります。そして小さい子はマスクがずれて窒息の可能性も捨てきれません。マスクを寝ているときにするのは、赤ちゃん時代にはやめたほうがいいと思います。
うちの子供たちもインフルエンザに感染しない限りは就寝時にマスクはせず、加湿器を使っています。
マスクは信頼出来るの?
風邪にしてもインフルエンザにしてもマスクでどこまで防げるのか、これは真剣な問題で「マスクは過信してはいけない」と言われています。
でもあえて私は、我が家の子供たちがインフルエンザにかかった時の経験をもとに今からマスクの凄さをお伝えしたいと思います。
残念ながら長男もインフルエンザになってしまいました。ですが、なんと長男のクラスメイトは、その後誰もインフルエンザに感染しなかったのです。
まずは大人がマスクを!
どうしても学校や保育園、幼稚園などの集団生活をしていると、こまめに換気をしない限りインフルエンザの集団感染は必須です。
マスクの底力を感じた話
でも今回の長男のインフルエンザの件をみてわかると思いますが、100パーセントの防御率はなかったとしても、発症前からマスクをしているだけで感染を防ぐことが出来るのだと思います。
それでも抵抗力が落ちているときには感染してしまうので、気をつけなくてはいけませんが。赤ちゃんと大人だけの生活ならば赤ちゃんにマスクをさせるのではなく、体調が悪くなったらまずは大人がマスクをするのが一番でしょう。
ベビーカーカバーは優秀
外出時に赤ちゃんが心配ならば、ベビーカーに乗せてカバーをさせてあげると安心です。咳やくしゃみと触れる心配がありませんし、赤ちゃんがインフルエンザの菌がついたものをつかんだりする可能性もなくなります。
これで買い物へ行けばマスクの出来ない赤ちゃんも安心です。街中では自転車の雨よけカバーも販売されているので、これを使って花粉をブロックするのもお勧めです。
抱っこひもでガードする
広い場所ならばまだしも、狭い場所の買い物や電車での移動など、どうしてもカバーが出来ない場所へ行くというケースはどうしたら良いでしょうか。
私はなるべく抱っこひもで抱っこかおんぶをお勧めします。混雑した車内は抱っこのほうがいいでしょう。
おんぶがNGの理由は…
おんぶだと近くに誰がいるのかわかりませんが、抱っこならば自分の目の前なのでよく見えます。今流行りのエルゴなどの場合は、フードカバーをして赤ちゃんの顔をあまり露出しないことがポイントになります。
普通に抱っこするとどうしても赤ちゃんが右へ左へと動きが大きくなります。抱っこひもで限定させたほうが安心です。
まずは布から…作戦
ちなみに我が家の末っ子が初めてマスクをしたのは1歳半くらいでした。紙ではなく、布のマスクなのであまり効果はなかったかもしれませんが、やっぱり何もしないよりも良かったとは思います。
末っ子が好きそうな男の子用のイラストが盛りだくさんのマスクです。真ん中の子も最初は布のマスクから始めました。紙だとどうしてもシンプルなものが多い(絵柄があると高いから我が家では買わない)ので、本人が嫌がっていたのです。
マスクの練習を兼ねてならば最初から紙マスクではなく、布からスタートさせてみるといいと思います。
両親がお手本を見せる
赤ちゃんでも花粉症になる子が増えていると言われています。少しでも花粉を吸わないことは大切ですので、小さいうちからマスクを生活に取り入れることは大切かなと思います。もちろんママやパパがお手本を見せてマスクをしてあげるのは大前提ですよ。
赤ちゃんだけにマスクをさせることはないようにしましょう。