母乳パッドって必要!?紙タイプ・布タイプのメリットデメリット
出産準備をする中で、あらかじめ購入しておくべきか迷うアイテムの一つ、母乳パッド。妊娠して母乳パッドの存在を初めて知る方も多いですよね。私もそうでした!
今回は母乳パッドの必要性と、使い捨ての紙タイプ、洗濯可能で繰り返し使用できる布タイプの母乳パッドのメリットとデメリットをまとめます。
母乳パッドを選ぶ時の参考にしてもらえるとうれしいです!
この記事の目次
母乳パッドの準備は焦らなくてもいい!
そもそも母乳パッドとは何か?私も妊娠するまで、目にしたこともなければ聞いたこともなかったので謎だらけでした。
母乳パッドとは、無意識に出てきてしまう母乳を吸い取ってくれるアイテム。下着と乳房の間にはさんで使います。生理用のナプキンの母乳バージョンといったらわかりやすいでしょうか。
ナプキンと同じように、母乳パッドにも使い捨てで使用する紙でできたものと、洗濯して繰り返し使える布でできたものがあります。
ですので、産前の出産準備をする際に焦って大量に購入しておく必要はありません。
産院から入院する際に持ってくるよう指示があった場合や、入院中に買い物を頼めずどうしても心配…などという場合は、とりあえず入っている枚数が少ないものを購入しておくと良いと思います。
妊娠中にもらったサンプルを集めておくというのもいいかもしれませんね!
一人目と二人目でも必要性に違いがあります!
私は2人子供がいて2人とも母乳で育てました。一人目の時は産後すぐにおっぱいが張ってしまうほど、分泌量が多かったんです。
片方授乳していたら、もう片方からビュービュー母乳が出ていたり、寝ている間に出てしまっていて起きたらパジャマがびしょ濡れのことも…。
出産前の産院の指示ではタオルをパッドの代用にするということだったので、母乳パッドを購入していませんでした。でもタオルでは対応しきれない!ということで、入院中に夫に購入してきてもらいました。
二人目の時。一人目の産後がそんな調子だったので、出産前に母乳パッドを購入しておきました。が、無意識に母乳が出てしまうことが全然ないのです。
赤ちゃんに吸われる時だけ母乳が出るという機能性の高いおっぱいになっていました(笑)。結果、母乳パッドは一度も使わず…買わなきゃよかったなぁ~と思いました。
同じ人間でも一人目と二人目で母乳の出方に違いがあることもあります。一人目の時に必要だったからと、あらかじめ準備しておくと無駄になってしまうかもしれません!
たくさん母乳が出るママは使い捨て母乳パッドがおススメ!
使い捨てできる紙製の母乳パッド。さわり心地としては生理用ナプキンを柔らかくしたような感触です。個包装されているものが多いんですよ。メリットとデメリットを挙げてみます。
- 【使い捨て母乳パッドのメリット】
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- 吸収率が高い
- ずれない
- 衛生的
- 洗濯しなくていい
- お出かけに便利
なにより使い捨てできるのが魅力!赤ちゃんのお世話で忙しいママは、頻繁に洗濯することもなかなか大変ですよね。そして常に新しいものを使用できるので衛生的です。
吸収ポリマーが入っているので、母乳の吸収率も布に比べて高いこともポイント。また裏には下着に固定できるテープがついているので、ずれることも少ないです。
何もしていなくても出てきてしまうような、母乳の分泌量が多めのママにおススメです。
また、個包装になっていることから、お出かけの時にも便利!さっと取り替えられて、疲れて帰ってきても洗う手間がないですからね。
- 【使い捨て母乳パッドのデメリット】
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- コストがかかる
- 肌に合わない製品もある
デメリットとしては、やはりコストがかかること。メーカーや販売店によって価格は異なりますが、大体120枚程度入ったもので700円~1000円前後です。
衛生的に使用するためには、授乳のたびに取り換えること、濡れていると感じたらすぐ取り換えなければなりません。
1日5回授乳すると考えると、10枚プラス数枚を毎日…と計算すると結構な額になりますよね。
また製品によっては肌に合わないものもあります。産後は特に肌や乳首は敏感になりがち。かゆみや痛みを感じることもあります。自分の肌に合うものを使用してくださいね。
布製母乳パッドは敏感肌ママにおススメ!
布製の母乳パッドは、洗濯して繰り返し使用することができるものです。こちらもメリットとデメリットをみていきましょう!
- 【布製のメリット】
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- コスパがよい!
- 肌にやさしい
- ゴミが出ない
繰り返し使用できる布製の母乳パッドはコスパがよいところがメリット!
また、オーガニックコットンでできているものなど素材にこだわったものも多く、肌にやさしいことも魅力のひとつです。
特に初めての授乳の場合は授乳による乳首へのダメージは大きいもの。産後敏感になりやすい肌にやさしいという点は重視したいですよね。
- 【布製のデメリット】
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- 頻繁な洗濯が必要
- 吸収率が低い
衛生的に使うためには常に清潔に保たなければなりません。頻繁に洗濯しなければならないという点はデメリットです。
また、紙製に比べると吸収率、防水性が低いので、母乳の分泌量が多いと洋服まで染み出てきてしまう可能性が高いところも難点。
これらのメリットデメリットから、布製母乳パッドは、敏感肌のママ、母乳の分泌量が少なめのママにおススメします。
- 布製母乳パッドはしっかり洗って清潔に!
- 母乳は栄養分をたっぷり含んでいるので、使用後そのままにしておくと菌の温床になってしまいます!とりはずしたら、できるだけ早く洗いましょう!
洗面器などに水かぬるま湯を入れ、適量の洗濯石鹸でよくもみ洗いしてください。水が母乳で白濁したら水も交換しながら洗ってくださいね。よくすすいで、干します。
厚みがあったり、防水布が使われているものが多い母乳パッドは乾きにくいです。生乾きは、カビの原因にもなってしまうので、しっかりと乾燥させましょう!
タオルなどで代用も可!ハンドメイドもおススメ!
母乳パッドを使うほど母乳が出ていない時や、母乳パッドを使い果たしてしまった!という緊急の時は、タオルハンカチやガーゼを母乳パッドの代わりに使用できますよ。
染み出てしまわないように、こまめに取り換えることと洗濯を忘れずに!
布製母乳パッドの作り方
ハンドメイドが好きなママだったら、布製母乳パッドを手作りするのもおススメ。自分の好きな柄や肌に合った生地で作ってみてください。
プリント布・タオル・ダブルガーゼ等肌にやさしい生地
- それぞれ直径13センチ程度の円形に裁断
- プリント布とダブルガーゼの表を合わせる
- その間にタオルを挟む
- 返し口を残して周りを縫う
- 裏返して返し口を縫う
ダブルガーゼが肌に触れる側になるように、少しギャザーを寄せて縫ったり、真ん中を直線縫いして立体的にするとよりつけ心地がよいです!
ネットで検索するとさまざまな作り方やアレンジ方法が紹介されていますので、参考にしてみてください。赤ちゃんのスタイを作って余った生地で作るなんていうのも、いいですね!
ママの体調を第一に母乳パッドを選ぼう!
産後はホルモンバランスの影響で肌が敏感になりがちです。授乳中は、赤ちゃんに吸われたり噛まれたり、乳首の痛みも相当なもの。
また、産後の身体の回復には時間がかかりますし、慣れない赤ちゃんのお世話や生活リズムの変化でクタクタになることも多いです!
母乳パッドを選ぶ時には、肌の状態はもちろん、洗濯できるかどうかなど、ママの体調面全てを含めて考えるのがおススメです。
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