仕事している女性が妊娠のタイミングを見極めるために考えるべきこと

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2017/06/07

仕事しているが妊娠のタイミングはいつがいいのかと考えている女性

将来的には妊娠したいと思っていても、今は仕事を優先したいなどの思いがあり、妊娠は考えるきっかけがなければ、先延ばしになってしまう場合が多いです。

しかし将来的に赤ちゃんが欲しいのなら仕事と妊娠について、一度考えてみませんか?もっと早くに考えておけば良かったと後悔しない為に!!

まずは仕事をしながら妊娠のタイミングを見極めるために、考えなければいけないことについてお話しします。

「年齢」について考える!赤ちゃんを産むためのベストな時期

20歳から35歳くらいまでが、一般的に妊娠適齢期と言われていますが、妊娠はあくまでもスタートです。

子供を産んでから十数年は、子育てに追われる毎日になります。趣味もそうですが、仕事ですら、今まで通りには出来なくなる可能性があります。

無事に妊娠・出産ができ、そこから子育てが始まります。年齢が低い時期、高い時期の妊娠・出産・子育てのことを考えてみましょう。

赤ちゃんが欲しい時期に妊娠できるのか!高齢出産のリスク

35歳以上が高齢出産と言われていますが、女性の社会進出が増えている現在は、35歳以上で子供を産んでいる人も増えています。

仕事にも余裕ができ、経済力もついてきて、自分たちのやりたいことをやってから子作りをしようと考えている方もいます。

高齢出産は、「気持ちに余裕を持って子育てが出来る良さ」に繋がる場合もありますが、妊娠しにくくなるなどの、リスクを考えることも大切です。

35歳以上になって妊娠を試みても、なかなか子宝に恵まれず、不妊治療を受けている方も多いです。

仕事にやりがいを感じていると、妊娠・出産について考えることができなくなってしまう時期もありますが、妊娠適齢期があることも頭に入れておきましょう。

卵子の老化による不妊、出産時・出産後の体力の低下、老後破たんになることもあるなど、高齢出産のリスクをきちんと把握しておくことは大切です。

赤ちゃん中心の生活を受け入れることが出来る年齢

年齢が若い場合の出産では、「赤ちゃんが産まれたから、やりたいことが出来なかった」と感じ、同世代で自由な人をみると羨ましく思える場合もあります。

ある程度の年齢になるとやりたいことをしてきたから、子育てに集中しようと思える人が多く、年齢が低いと自由な時間がないことに苦痛を感じやすくなります。

ただし、長い目で見ると、若いうちに子供を産んで育てておくと、みんなが子育てに追われている時期に、子供が自立してくれるという利点もあります。

子育てで自由がなくなることに対しての感じ方は人それぞれです。子供を育てたいと思える時期がベストのタイミングと言えます。

今の職場で産後にキャリアUPができるかどうか?

男女平等・男女雇用均等と言って育てられてきてはいるけど、仕事と妊娠・出産について真剣に考えなくてはいけなくなるのは女性です。

一人前になったと認められ、自分なりにキャリアを築き、自信を持って仕事ができるようになっている時期に妊娠・出産でキャリアを失くしたくないと感じる人もいます。

出産後も今まで通り働きたいと考えている方は、今の職場で出産休暇・育児休暇後もキャリアアップができる職場かどうか、周りの状況を確認してみましょう。

やりがいを感じている仕事を持ち、産後もキャリアアップできる職場だとしても、妊娠・出産の状況によっては、仕事に力を入れられなくなることもあります。

妊娠した時の職場での立場…妊娠・出産した時の仕事の状況

妊娠した時の職場での立場、任されている仕事についても考える必要があります。

仕事を抱えすぎている、自分しかできない仕事がある、ギリギリの人数で業務をこなしているなど、妊娠することにより職場の人に、負担を掛けてしまう場合もあります。

また、立ち仕事や重労働、有毒物質を扱うなど、妊娠中や産後に働くにはリスクがある職種の人は、デスクワークなどの、軽作業への異動を考慮してもらうことも必要です。

  • 職場の繁忙期
  • 仕事を代わりに出来る人がいるのか
  • 長期に休んだ時の職場の体制
  • 妊娠中・産後すぐでも働ける業務・職種か

上記の点についても確認する必要があります。妊活を考える場合は、妊娠中・出産後のお互いの負担を減らすために、上司や労働組合に相談する方法もあります。

妊活・妊娠・産後と職場での自分の立場が分かると、妊活に入るタイミングが掴みやすくなります。

妊娠・出産後の収入は?子供を育てられる経済力があるのか

仕事が好きなわけではなく、出来れば子供も早く欲しいと思っている方の中には、妊娠・出産となると仕事を休み、収入が減ってしまうのが不安と感じている方もいますよね。

夫の収入だけでは、子供を産んで育てることはできないと考えたり、産休・育休の間に収入が減った時の生活が心配になったりもします。

  • どのくらいの収入があれば、子供を産んで育てられるのか
  • 仕事を休んでいる間の給料はどうなるのか
  • 産後の収入はどうなるのか

妊娠・出産・子育てで必要なお金が公的資金で賄える部分もあります。ただし、申請しないともらえない資金もあるので調べておきましょう。

妊活中や妊娠中に発覚した病気の治療費、帝王切開の費用が発生することも考えられます。妊活に入る前に医療保険の見直しをして、備えることも大切です。

※保険の見直し前に妊娠または病気に掛かっていることが分かった場合、女性特約などに入れないこともあるので、早めに見直すことをおすすめします。

子供を産んだけど「育てることが出来ない」のでは、やはり困りますが、子育て支援のシステムもいくつかあるので確認してみて下さいね。

産後・育休後の職場復帰と退職をしなければいけない可能性

少し前の世代では結婚したら、退職をしなくてはいけない、子供を産んだら職場復帰しにくい状態で結婚退職が一般的でした。

今は、子供を産んだ後も職場復帰する場合が多いです。また、法律で妊娠・出産を理由に不当な解雇や降格をできないことになっています。

出産後も今の職場で働きたいと考えている方は、妊娠・出産についての法律を知り、知識を身に付けることも大切です。

厚生労働省委託 母性健康管理サイト「妊娠・出産をサポートする女性に優しい職場づくりナビ」には下記ような情報が書かれています。

  • 妊娠が分かったときにやるべきこと
  • 通勤や職場での過ごし方
  • 産前・産後の休業について
  • 働くママの育児についての情報

働きながら妊娠・出産について知りたい情報が載っているので参考にして下さいね。

※職場復帰を望んでいても、体調によっては休みがちになり、妊娠中に仕事を辞める決断をする人や、出産後育児に専念したいと考える人もいます。

妊活・妊娠を理解してもらえて仕事と両立できる職場かどうか

妊活・妊娠と仕事の両立は難しいと考えて、それが妊娠のタイミングに悩む原因となっている人が多いです。

妊活中
  • クリニックに通うと早退が多くなることもある
  • 仕事に今までのように打ち込むことが出来ない
  • 仕事・妊活の両方のストレスを受ける

頻繁な早退や欠勤が続くと、周りの人に理解されにくくなり、ストレスを感じると妊娠しにくくなることも考えられます。

妊娠していれば、ある程度は理解を得られますが、妊活を理解してもらえる職場が多いとは言えない現実もあります。

また、妊娠中もつわりや体調不良で早退や欠勤が多くなる可能性もあり、無理して働いていると流産などの危険もあります。

妊活中・妊娠中のトラブルも考慮した状態で、今の仕事を続けることが出来るか、出来ない場合はどうしたいかを考える必要があります。

妊娠のタイミングは仕事の両立や年齢との兼合いから考えよう

妊娠のタイミングは仕事の状態、経済状況、妊娠できる時期などを踏まえて考えることが大切です。

ただし、いくらタイミングを見計らったとしても、妊娠・出産は計画通りにはいかないものです。妊娠・出産した時に備えて、今自分ができることを前もって考え行動しておきましょう。

  • 妊娠しやすくするために普段から栄養を採り、体力作りをしておく
  • 自分しかできない仕事を作らず周りと共有する
  • 自分がやりたいことはなるべくやっておく
  • 出産・子供のための費用の蓄えや医療保険などの見直しをする
ママになりたいと考えているのなら、仕事やプライベートも大事ですが、いつ妊娠しても良いような環境作りも大切です。
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