子供のお漏らし布団の洗い方!シミや匂いを防ぎ綺麗にする方法
子どもがまだ小さくトイレトレーニングをはじめた頃は、寝ている間におねしょをしてしまうということもあります。
悪気がないのは分かっていても、お漏らしをすると思わずため息が出てしまいますよね。
心のサポートももちろん大切ですが、早急に必要なのがお布団のケアです。おねしょ布団はしっかりと処理をしないと、匂いやシミの原因になってしまいます。
そこで今回は、お家でできる布団の洗い方と対処法を紹介します。
この記事の目次
まずは応急処置!匂いを最小限に抑える!
子どものお漏らしに気づいたら、応急処置を行っていきましょう。
- 消臭・吸湿効果あり!重曹
- アンモニア臭を撃退!クエン酸スプレー
- 尿を吸い取る!紙おむつを活用しよう!
このような手順で応急処置を行っていきます。応急処置を行っておくことで、臭いや汚れを落としやすくなり、後のケアも楽になります。
消臭・吸湿効果あり!重曹
重曹には不快な臭いを消す効果があります。臭い物質そのものを中和分解するので、無臭の状態に近くなります。
しばらくして重曹が乾いたら、掃除機で吸い取っていきます。
重曹は、料理にも使用することのあるものなので、子どもの寝具にも安心して使用できますし、100円均一やスーパーなどで手軽に購入することができます。
アンモニア臭を撃退!クエン酸スプレー
重曹の他に、消臭効果が期待できるのがクエン酸です。酸っぱい成分でも有名なクエン酸は、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類にも豊富に含まれています。
食品由来の成分なので、子供の寝具にも安心して使用することができます。
溶けたクエン酸は、アルカリ性の悪臭を分解する働きがあり、お漏らしの消臭にはぴったりです。
これを、おねしょした場所にスプレーして消臭していきます。
クエン酸も重曹と同様、100円均一やスーパーで手軽に手に入り、掃除用と料理用があります。よく比較してから購入するようにしましょう。
尿を吸い取る!紙おむつを活用しよう!
臭いの対策をしたら、濡れた部分の水分を吸収していきます。紙おむつやペット用のトイレシートを使うと、しっかりと水分の吸収をしてくれるのでおススメです。
紙おむつを広げて、濡れている部分にあて、叩くようにしていきます。上から足で踏んでもいいですね。
応急処置後は、お湯洗いで汚れを落とす
ぬるま湯でおしっこの汚れを流していきます。
熱湯であらうと、オシッコの中のたんぱく質が固まって、落ちにくくなってしまうので、40度くらいのぬるま湯がベストです。
お湯を流しかけるようにしていくので、お風呂場やベランダなどに移動した方がいいです。
少量のお漏らしなら、お湯でしっかりと洗って、天日干しを行えばOKです。
マットレスも応急処置で対応しよう!
マットレスにおねしょをされてしまったら、まずは重曹たクエン酸水スプレーで応急処置を行います。
重いマットレスは天日干しができないので、部屋の風通しを良くしたり、部屋に立てかけたりして、乾きやすいようにしていきます。
お湯洗いだけじゃ不安…布団をしっかりと洗いたい!
お湯洗いだけでは、きれいになった気がしない!という人は、丸洗いやクリーニングできれいにしていきましょう。
- 洗えるのかをチェック!まずは、洗濯表示を確認しよう
- 自宅の洗濯機やコインランドリーで丸ごと洗濯する!
- クリーニングに出す
これらの方法があるので詳しく見ていきましょう。
洗えるのかをチェック!まずは、洗濯表示を確認しよう
近年は洗える布団も増えてきてはいますが、まずは洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示タグに水洗いができないと表示されているものは、家では洗濯することができません。
羽毛布団でも、自宅やコインランドリーで洗濯できるものもあります。しかし、羽毛は水分に弱く固まってしまうものが多いので、洗濯が不可となっている場合には専門の業者に出すようにしましょう。
自宅の洗濯機やコインランドリーで丸ごと洗濯する!
洗濯機で洗うという場合にも、下洗いは重要です。他の洗濯物も洗う洗濯機を衛生的に保つことができますし、汚れも落ちやすくなります。
洗濯むらがでないように洗濯機に水をはり、洗濯洗剤を溶かしておくようにします。
また、粉末洗剤は溶け残りが出ることがあるので、液体洗剤を使っておいた方が安心です。
最終手段!クリーニングに出す
最終手段とも言っていいクリーニングでの洗濯は、しっかりと汚れを落とすことができるので安心ですよね。
お漏らし布団にも対応してくれますし、布団用に除菌・抗菌効果の高いクリーニングを行ってくれる所もあります。
最近では宅配クリーニングも充実しているので、布団を運ぶことが大変という場合にもお願いしやすいですよ。
クリーニングに布団を出した場合、布団が返ってくるまでの間は別の布団が必要になります。布団の予備を確認してから、クリーニングに出すようにしましょう。
布団を内側まで乾燥して、シミ予防!
洗った布団はしっかりと乾燥しないとシミや臭いの原因になります。しっかりと乾燥するようにしましょう。
- 天日干しが一番!日光によく当てる
- 雨の日はコインランドリーや布団乾燥機を活用
- 家で乾かしたい時にはドライヤーも便利!
乾燥にはこれらの方法があります。それでは、詳しく見ていきましょう。
天日干しが一番!日光によく当てる
一番しっかりと乾くのが日光での乾燥です。日当たりのよい場所で布団を天日干ししていきます。
布団の丸洗いを行おうと考えている時は、天気予報をチェックして、日光が良く出る晴れの日を狙うのがオススメです。
雨の日はコインランドリーや布団乾燥機を活用
雨の日に布団を洗濯した場合には、コインランドリーの乾燥機を活用するとふっくらと仕上がります。
内側まで乾燥するように、長めの乾燥がオススメです。
家で乾かしたい時にはドライヤーも便利!
布団乾燥機や浴室乾燥がないお宅では、ドライヤーが活躍します!
人がつきっきりにならなくてはいけないので手間はかかりますが、手軽にでき、布団の部分洗いなら、十分乾かすことができますよ。
次回のおねしょ対策も忘れずに!
今回のおねしょは仕方ないですが、次からは被害を最小限に抑えるために対策をしていきましょう。
- 大きめのおねしょシーツでカバーする
- おねしょ対策ケットを使用する!
- 布製のおねしょパンツは目立たず便利!
- 掛け布団の一番下にはタオルケットを!
- 夕食から水分量を調節していく
少し工夫するだけで、失敗した時の処理が大分楽になります。
大きめのおねしょシーツでカバーする
おねしょシーツは防水機能のあるシーツで、手軽な値段で手に入れることができます。
購入する時には、子どもが寝返りをうってもカバーできる大きめのものを選ぶのがポイントです。
マットレスは中々きれいにできないので、おねしょシーツを敷いておくと安心です。
おねしょ対策ケットを使用する!
おねしょ対策ケットは、スカートのようになっているタオルで、定番となっている人気グッズです。
こどもが寝てしまった後からでも装着できるので、忙しいママには嬉しいアイテムですよね。腰に巻くような形なので、寝返りの多い子には特にオススメです。
布製のおねしょパンツは目立たず便利!
布製の防水加工がされたパンツで、見た目は普通のパンツと変わりありません。
友達や兄弟に気づかれたくないという時には非常に便利です。
掛け布団の一番下にはタオルケットを!
お漏らしでは掛け布団も被害をうけることがあります。
そんな時に、一枚丸ごと洗うことができるタオルケットを掛け布団の一番下にセットしておくと安心です。
夕食から水分量を調節していく
布団に対策をすることはもちろんですが、子供が夜中にトイレに行かずに済むように水分量を調整してあげるようにします。
食後は数時間あけて、必ず排尿してから就寝するようにしていきましょう。
子ども心にお漏らしを気にしています…
お漏らしは、処理を考えると大人はとても大変ですよね。でも、子ども自身も失敗を気にしているんです。
自分の失敗で落ち込んでいるのに、ママやパパの顔色を気にして更に落ち込んでしまうということもあります。
そのためには、パパとママの準備が必須です。お漏らし後にすぐに対応できるように、お掃除セットを用意し、予防策を練っておくようにしましょう。