お七夜は赤ちゃんの命名式!命名書の書き方やタイミング
赤ちゃんが産まれてから7日目に行う「お七夜」。
なんとなく知っているけれど、どんな行事かはっきりとはわからないという人もいるのでは?
お宮参りなんかに比べるとちょっと地味な行事ですが、赤ちゃんにとって初めての行事「お七夜」について、少し知っておきましょう。
お七夜とは?赤ちゃんの誕生から7日目の行事
お七夜とは、その名からもわかるように、赤ちゃんの誕生から数えて7日目に行われる行事です。赤ちゃんが誕生したことを氏神様に知らせ、その加護を祈願するという意味を持っています。
ではなぜ7日目なのか?これは、昔は産まれてすぐに亡くなる赤ちゃんや死産が多かったため。7日経って、赤ちゃんもママも落ち着いたころに行うというのが理由です。
ちなみに、現在の民法では生後14日以内に出生届けを提出することになっています。
お七夜は内輪で質素に
お七夜は昔からごく内輪でお祝いする行事でした。今でも大々的にすることは少なく、祖父母や近しい親族が集まるくらいの小さな行事です。
赤ちゃんもママも新しい環境に慣れておらず、特にママは産後できつい時期なので、賑やかなパーティをする、なんていう行事ではありません。
お七夜の儀式として命名書を書こう!
お七夜では命名の儀式として、神棚や床の間に「命名書」を貼ったり、供えたりします。
命名書の書き方
特に決まりはなく、半紙に筆で書く、専用用紙を用意する、PCでプリントアウトするなど、どんな形でも構いません。
楷書で細かいところまでしっかりと正確に書きましょう。
赤ちゃんの名前の左側にその家庭の「姓」を、その下に父母の名前を並べて書き、さらに、その下に赤ちゃんの続柄(長女・長男など)を書き入れます。赤ちゃん名前の右側には生年月日を書き入れます。
実は命名書は本来、奉書紙を用いて、目録のように畳んで神棚や床の間に供えるというのが正式なしきたり。半紙や命名書に書いて貼る、というのは略式なんです。
地域によって、または家庭によって命名書の書き方は大きく違いますので、一度確認しておきましょう。
命名書を飾るのは21日目まで
21日目を過ぎたら、命名書をへその緒と一緒に保管するというのがしきたりです。この命名書は赤ちゃんが成人するまで保管するというのが古くからのしきたりなので、保管の仕方も考えておきましょう。
21日というのはママの「床上げ」のタイミング。この時期を過ぎるとママも赤ちゃんも安定し、普段の生活も馴染んできます。
お七夜はタイミングを見てでOK!名前が決まってからでも大丈夫
現在の民法では赤ちゃんの名づけには14日間の猶予があります。そのため、お七夜を迎えても赤ちゃんの名前が決まっていない、なんていうケースも当然あります。
赤ちゃんの顔を見て名前を決めようとすると、お七夜をするのは難しいかもしれません。
赤ちゃんの名前が決まっていない場合には、無理にお七夜を7日目にする必要はありません。
赤ちゃんとママに無理ないように!
産後のママの体調は非常に不安定で、思うように動けないことも多いもの。そのため、ママの体調が悪い時はその回復を優先させましょう。
お七夜はお祝い事の一つですが、ママに負担がかからないようにするのが大前提。親族でお祝いする場合には、ケータリングや仕出し、出前などを利用してママに負担がかからないようにしましょう。
また、赤ちゃんも不安定な状態ですので、招待客があっても、あまり長居させないことが大事。べたべた触られたりすると赤ちゃんも不快ですし、感染症等のリスクもあります。
ママが面倒だな、しんどいなと感じるのであれば、お七夜には家族以外の人は呼ばない方が吉。落ち着いてから改めて赤ちゃんのお披露目の日を持った方がいいいでしょう。
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ムーミンママさん
ママになって、不安いっぱいパパとベビーと初めましての
事ばかりです。日にち薬でと思いながら、過ごしています。
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