母子ともにリラックス!妊娠中は胎教を取り入れて楽しんでみよう

胎教を始めている妊婦さん

妊婦さんはつわりが落ち着きだしたら「胎教」をはじめてみませんか。

お腹の中の赤ちゃんは小さいながらも体も脳もぐんぐん成長しています。胎教を始めることで成長に寄り添うことができます。

胎教の目的は「赤ちゃんとコミュニケーションをとること」と「脳に刺激を与える」ことです。「赤ちゃんおはよう」の一言から始めることができます。

いろいろな胎教法を比べて、自分が出来そうなものにチャレンジしてみてくださいね!

お腹の中で赤ちゃんはぐんぐん成長している!

お腹の中でぐんぐん成長する時期に、ママとのコミュニケーションによって刺激を与えようとするのが胎教です。

赤ちゃんの成長

  • 触覚  指しゃぶり、お腹の中でキック
  • 聴覚  妊娠5ヶ月~6か月ぐらいで母親の心臓の音や声をきいている
  • 嗅覚  生まれた時点で成人と同じくらい鋭いといわれている
  • 視覚  生まれた時点でコントラストが分かる
  • 味覚  生まれた時点で甘いものを好む

「胎教はまるでしなかった」というママも、ママの話す声自体が聞こえているので、知らず知らずのうちに胎教をしているといえます。

無意識に過ごすのではなく、積極的に赤ちゃんの成長に関わることができます。まだまっさらな赤ちゃんに、話しかけなどの胎教で経験や知識を積み重ねていきましょう。

妊娠中から教育が始まっていると思うと、難しいと感じるかもしれません。ママが負担にならず楽しくできる範囲でいいんです。

子育ては大変な仕事なのに、教科書はありません。ですので、何か問題が起こった時はそのつどママ自身で答えをだすという繰り返しです。

出産までの妊娠10ヶ月間、こんなにぴったり一緒にいることは、生まれたらもう二度とありません。

そう思うと、赤ちゃんをお腹に感じる日々がキラキラ輝いてみえます。赤ちゃんの可能性を信じて、ぜひ有意義な時間をすごしましょう!

簡単!朝のおはようから始めるコミュニケーション

最初は「ちょっと恥ずかしいかも」と思うかもしれませんが、慣れてくると赤ちゃんとのコミュニケーションを実感がでてきますよ!「話しかけ」のご紹介です。

胎教で話しかけをはじめるポイント

  • 「おはよう」から始める
  • 「〇〇ちゃん」と愛称で呼ぶ
  • 毎日の日課にする

せっかく語りかけるのですから、ニックネームがあると呼びやすいと思います。まだ名前が決まっていない場合は「赤ちゃん」と呼んだり「ちびちゃん」「ベビーちゃん」などと工夫すれば大丈夫です。

毎日の日課にすることで、赤ちゃんが生まれてからも話しかけやすくなります。「おはよう」になれてきたら次は「おやすみ」や、今日あったことなど声かけしてみましょう。

声かけ例 タイミング
〇〇ちゃん、おはよう! 朝おきたとき
一緒にお買い物いこうね 玄関をでるときなど
風が気持ちいいね 散歩中など
いただきます、美味しい? 食事中
〇〇ちゃん、おやすみ 夜ねるまえ

普段から気軽に話しかけることで、胎教のハードルを低くすることができます。タイミングや語りかけの言葉は決まっていませんので、些細な事でも話してみてくださいね。

胎動があるときは起きているので積極的に話しかけてみましょう。

胎教は義務ではありませんので、ママ自身が体調のいい時やニコニコで出来るときにチャレンジしてみましょう。「胎教をしなくちゃ」と気負わなくても、声かけはすぐに実践できますよ!

胎教はいつからするのがいいのかについては、こちらを参考にしてみてください。
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いろいろな胎教法を比べてチャレンジしてみよう!

以下にいろいろな胎教法を表にしました。どれか一つでも出来そうなものがあれば、気負わずチャレンジしてみてくださいね。

胎教法 内容
話しかけ 「おはよう」「今日は楽しかったね」など
ママだけでなく、パパや家族みんなでお腹に話しかける
絵本の読み聞かせ 赤ちゃん絵本から物語絵本まで、好きな絵本を読んであげる
ゆっくり大きな声で読み上げる
音楽をきかせる リラックスするとa波がでて幸せな気持ちに、クラシックや童謡など
CDを聴くほか、ピアノやギターができるママは演奏してあげると楽しい
ママが歌う 好きな曲や童謡など
一番聞きなれている声のママが歌う
キックゲーム 胎動があったお腹の場所を「キック!」と優しく叩きかえす
胎動の回数分トントンと返事をする
綺麗な景色や絵をみる ママが見ている景色を教えてあげる
ママがリラックスできる
マタニティヨガ ゆったりとした有酸素運動
医師の許可をえてスタジオや産婦人科などで行っている
散歩、ウォーキング 有酸素運動、目安は2kmくらいを30分程
無理せず休憩しながら行う、医師の許可をもらう
マタニティスイミング むくみの改善やリラックスの効果
医師の許可をえてスタジオや産婦人科などで行っている

話しかけや歌うことはパパや家族でもすぐにできる胎教法です。「元気に育ってね」など一言でいいので、ぜひ一緒に話しかけてみましょう!

ママは体の変化があるので赤ちゃんがいることに実感が持てますが、パパや家族はママよりゆっくりと受け入れていきます。話しかけることで家族の絆を感じることができます。

ヨガ・ウォーキング・スイミングは医師の許可をもらい始めます。

運動のマタニティスクールは病院と連携しているところが多いですが、念のため緊急時には病院に連絡をとってもらえるよう、電話番号の控えを携帯しておきます。

家でゆっくりすのものいいのですが、運動をしなさすぎると体力が落ちて産後の育児がつらいものになります。自分のできる範囲で適度に運動しましょう。

無理は禁物ですが、ヨガはゆっくり自分の心と体に向き合いたいという方におすすめです。腰痛や肩こりなどの改善も期待でき、精神面で落ち着くことができます。

おすすめの胎教法4つについては、この記事で詳しく伝えています。
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ストレスはNG!ママの感情が赤ちゃんにも伝わっている

妊娠は大きな変化なのでホルモン分泌の影響もあり、感情をコントロールするのは通常より難しいかもしれません。

そんな時は「大丈夫だよ、お腹の中でゆっくりしててね」と声をかければ、赤ちゃんもママもお互いに癒されると思います。

ママの心地よさやイライラが伝わってしまうのはホルモンの流れが原因

ママが幸せやイライラを感じるとホルモンが分泌され、へその緒から赤ちゃんに伝わってしまいます。

  • 幸せ・・・ドーパミン、 B-エンドルフィン
  • イライラ・・・コルチゾール

妊娠中も仕事を続けている方は、今までの普通にできていた事をきつく感じたり、体調面が思わしくなかったりとストレスに感じることがあると思います。

また家族との関係が不安定だったり、離婚を考えたりなど、人間関係のストレスをためてしまう方もいます。

考えすぎると逆にストレスになります。胎教が上手くいかなくても、当然あることだと受け入れてみましょう。上手くいけばラッキーくらいに思う方が続けることができます。

腹式呼吸で乗り切る!短時間でできるリラックス方法

考えすぎの方は頭を空っぽにして試してみてくださいね。腹式呼吸でリラックスすることができます。

腹式呼吸の方法

  1. お腹をへこませながら息をゆっくり口で吐く
  2. お腹をふくらませながら息を鼻で吸う
  3. 5回ほど繰り返す

ポイントは息を吐くことから始めたほうがやりやすい事です。息を吐くときゆっくりと長く吐きましょう。二酸化炭素を出し切ると、新しい酸素を取り入れやすくなります。

また、小さなことでも心配があればかかりつけの産婦人科の医師に相談して、体調の悪い時は横になり休みましょう。

話しかけに慣れてきたら絵本や音楽にもチャレンジしてみよう

「おはよう」や「おやすみ」に慣れてきたら、絵本や音楽を使った胎教もおすすめです。ママがリラックスすることが前提なので、絵本も音楽も気に入ったものを聞かせましょう。

絵本の読み聞かせポイント

  • ゆっくり話す
  • パパや上の子にも読んでもらう
  • 無理せず1冊からはじめてみる

ゆっくりお話しを聞かせ、家族の声に慣れてもらいましょう。お散歩コースに本屋さんや図書館があれば通ってみてくださいね。

パパに本の購入を頼むとノリノリで買ってきてくれるかもしれません。赤ちゃん絵本は文章が短いのでストレスなく読み終わることが出来ます。

また音楽では胎教用CDが販売されていますので、比べて試してみてはいかがでしょうか。

人気の胎教音楽

  • モーツァルトなどクラシック
  • アニメ主題歌などのオルゴールサウンド
  • 童謡
  • パパママの好きな音楽

どれもいい音楽を聞かせたいという想いがこめられています。生まれた後もお腹で聞いていた音楽をならすと、安心したりスヤスヤと眠ってくれたりすることがあります。

ときにはママが歌ってあげるのもいいですね。子守歌を妊娠中から練習することができます。上の子がいる場合、一緒に歌ってみてはいかがでしょうか。子供も下の子の存在を認識して愛情をはぐくむことができます。

2歳から3歳ぐらいになって胎内記憶をお話する子供もいます。もしかしたら、絵本や歌のことを覚えているかもしれません。ぜひ赤ちゃんとの時間に絵本や歌を楽しんでみてください。

妊娠中の胎教の効果については、こちらを読んでみてくださいね。
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リラックスして過ごすことが一番の胎教!

赤ちゃんはお腹の中で急激な成長をしているので、そのぶん体に負担がかかりママは疲れやすくなっています。

これからのことを考えすぎて不安になったり、家事や仕事で無理をしていませんか。心も体も休憩をとらないとダウンしてしまいます。

吐き気・立ちくらみ・眠気などがあるときは、無理をしないで横になりましょう。赤ちゃんとママの血液の流れをよくするよう、栄養補給や冷え対策も欠かせません。

多少不安があっても、その困難にあったとき一緒に乗り切っていけるのが家族です。ママ一人で抱え込まず、弱音も希望も家族に聞いてもらいましょう。

これからその家族が一人増えるのですから、とっても嬉しいことですね。

赤ちゃんの名前を考えたり、ベビーグッズを揃えたり、赤ちゃんを迎えるための準備を少しずつ始めて、大変ながらも充実した日々をお過ごしくださいね。

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