離乳食作り、頑張らない宣言!裏ワザ&便利商品で手間を削減
生後5、6ヶ月頃からスタートする離乳食。大切な赤ちゃんのために手間と時間を掛け、慣れない作業にママは悪戦苦闘!
やっと慣れてきたと思った頃にはもう3回食で、ふと「あれ…?私一日中離乳食作ってない…?」と我に返ったりしますよね(笑)
そんな離乳食の手間を削減できれば、ママの負担はかなり減らせるはず!筆者が実際に離乳食期に実践した裏ワザや、使用していた便利な商品をご紹介します。
離乳食作りを楽にする裏ワザ
教科書通りに離乳食を作っていたら、ママは大変です!手抜きできるところはどんどん手抜きしましょう。ほとんどが特別な道具が無くてもできる裏ワザなので、ぜひ試してみてくださいね。
炊飯器に湯呑を入れてお粥作り
湯呑みに、作りたい硬さの分量のお米と水を入れます。大人のご飯を炊く時に、その湯呑みを炊飯器に一緒に入れて普通に炊飯すれば、お粥も同時に炊けちゃいます!ちなみに、このための専用商品も売られています。
ポットに10倍、7倍、5倍がゆの目盛りが書かれているので、水の計量も楽ちんです。
10倍がゆの裏ごしは、米粉+水をチンで完成!
離乳食初期の主食、10倍がゆの裏ごし。お粥を炊くだけでなく、裏ごしの作業にかなりの時間と労力がかかりますよね。
なんと、米粉とお水を混ぜてチンするだけで、10倍がゆの裏ごしが完成します!調理時間1~2分の、目からウロコのレシピです。
- 作り方
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米粉:水=1:10になるよう計量し、耐熱容器に入れて混ぜ合わせます。
そのままだと消化に悪いので、必ずレンジで加熱します。目安は600Wで30秒、500Wで40秒。使用する機器によって異なるので、ご自宅の電子レンジに合った時間を見つけてくださいね。
加熱し過ぎると噴きこぼれるので、様子を見守りながらレンジにかけ、噴きこぼれる寸前で取り出しましょう。
製氷皿やジッパーバッグに入れて冷凍保存もできます。1週間以内に食べきるようにしましょう。
野菜は、お米を炊くついでに炊飯器にポイ!
離乳食の野菜は、赤ちゃんに合わせてかなり軟らかく茹でなければなりません。これがとにかく時間がかかる!
そんな手間を解決してくれるのが炊飯器。
やり方はごくごく簡単。お米を炊く時に野菜も一緒に炊飯器に入れ、普通に炊飯ボタンを押すだけ。お米の炊きあがりを邪魔することもなく、ホクホク軟らかい茹で野菜が出来上がります。
ちなみに、この方法でゆで卵も作れちゃいます!生卵をアルミホイルで包んで、炊飯器にポイ。大人のメニューにも活用できる裏ワザです。
トマトの皮は冷凍で簡単にツルリ!
離乳食で使うトマトは皮を剥き、種を取り除くのが鉄則。でもいちいち湯剥きと種取りするの、面倒じゃありませんか?
更にこの裏ワザの良いところは、種の除去がとっても簡単なこと!
種を包むゼリー状の部分が凍って、ポロリと取り除けるようになっています。凍っているからまな板がトマトの汁で汚れる心配もなし!やらなきゃ損の裏ワザです。
ジッパーバッグに入れて手で押し潰せば、簡単マッシュ!
加熱した野菜は、すり鉢・すりこぎやマッシャーを使って潰さなくても、ジッパーバッグに入れて手でギュッギュッと押し潰せば、簡単にマッシュできます。
じゃがいもやかぼちゃ、さつまいもなどのホクホク系野菜に使える他、常温だとすぐに変色しがちなバナナもこの方法で冷凍保存できます。
包丁の腹でペースト状に、フォークでみじん切りに!
こちらも、野菜をすり潰したり細かく切るのが面倒な時に使える裏ワザ。
クタクタに火を通した野菜をまな板の上に置き、包丁の腹で潰せばあっという間にペースト状に!また、フォークの背で野菜を潰すように切れば、簡単にみじん切り状になります。
ミニおにぎりの作り方3パターン
手づかみ食べに便利な、一口サイズのおにぎり。でも一個一個作るのはかなりめんどくさいですよね。一口サイズのミニおにぎりを作る時の裏ワザ3パターンをご紹介します。
- 細巻きをチョキチョキ
- 細い海苔巻きを作ったら、金太郎飴のようにキッチンバサミでチョキチョキ切り落として一口大にします。
- 海苔でサンドしてチョキチョキ
- 焼きのりにご飯を塗り広げます。同じサイズの焼きのりでご飯をサンドしたら、キッチンバサミでチョキチョキ切って一口大に。
- 製氷皿に入れてフリフリ
- 離乳食のフリージング用に売られている、蓋付きの製氷皿。これにご飯を入れ、蓋を閉めてフリフリと振ると、ミニおにぎりが一度に大量生産できます。
コツは、製氷皿のキューブ部分にご飯を詰めすぎないこと。余裕を持たせて少なめに詰めた方が、ご飯が固まりやすいです。ご飯を詰める前に製氷皿を水で濡らしておくと、さらに綺麗に仕上がります。
我が家で使っているのはこちら!
リッチェル わけわけフリージングブロックトレー 25
https://www.richell.co.jp/shop/baby/detail/49070こちらの25mlのサイズのものを使用しているので、一度に8個のおにぎりが作れます。食器洗い乾燥機対応なので、食洗機をお持ちの方は使った後の洗浄もラクラク。とってもオススメです!
離乳食作りを楽にする便利商品
さて、ここまでは離乳食作りを楽にする方法を、裏ワザやアイテムの観点からご紹介してきましたが、今度は食品編です。
中でも「ベビーフードとして売られているものではないけど、離乳食に使える」という商品をご紹介します。幼児食や大人の食事作りにも使える便利商品ばかりなので、筆者のキッチンでは未だに現役で活躍してくれています!
水と混ぜれば野菜ペーストの完成!野菜フレーク
野菜フレークとは、野菜を茹でて裏ごしし、乾燥させたもの。水と混ぜるだけでペースト状の野菜が完成します。
各メーカーから様々な商品が発売されており、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、にんじん、とうもろこしなどの野菜がサラサラとしたフレーク状になっています。添加物の入ってない、野菜100%のものが数多くあり、赤ちゃんにも安心です。
大人のポテトサラダやポタージュスープ、お菓子作りにも活用可能。生の野菜を調理するよりやはり味は落ちてしまいますが、この手軽さには代えられない!
一番有名なのは、野菜フレークの専門店「大望」の商品。公式オンラインショップの他、アカチャンホンポやトイザらスのようなベビー用品店でも販売されています。
我が家が愛用しているのは、製菓材料専門店「富澤商店」の『野菜フレーク』です。
富澤商店ではこちらのカボチャフレーク以外にも、じゃがいもやさつまいも、紫芋フレークも販売されています。大望より気持ち割安なので、お近くに富澤商店の店舗がある方はぜひチェックしてみてください!
食塩不使用で塩抜き不要!冷凍の「素材そのままパラパラしらす」
生協の宅配・コープデリで売られている商品。
冷凍のしらすなので、冷蔵のものに比べて長期保存が可能。一匹一匹がくっつかずパラパラに凍結されているので、使いたい分だけ袋から出せます。
この商品の最大の長所は、食塩無添加というところ!一般的な釜揚げしらすは赤ちゃんには塩分が多すぎるため、熱湯をかけて塩抜きしなければなりませんが、こちらは解凍するだけですぐに使えちゃいます。
離乳食や幼児食にはもちろん、塩分を控えたい大人の食事にも使えますよ。
水溶き不要の片栗粉「とろみちゃん」
「とろみちゃん」は、片栗粉を顆粒にした商品です。じゃがいもでんぷんからできており、添加物も使用されていないので赤ちゃんにも安心して使えます。
混ぜ合わせた後は、普通の片栗粉と同様に、とろみが出るまで加熱すればOK!お鍋での加熱はもちろん、レンジ加熱でも十分にとろみが出ます。
水溶きの手間も不要だし、片栗粉を水溶きするための器も要らないので洗い物も減らせます。小さなことだけど、しばしばとろみが必要になる離乳食期にはとっても便利なのです。
必要な量だけ作れる!粉末麦茶
大人の麦茶は水出しで手軽に作ってるけど、赤ちゃんは湯冷ましで作らなきゃいけないし、2倍の薄さだから、大人が一緒に飲むと美味しくない。かといって赤ちゃん専用に作るほど、量が必要なわけでもない…。
地味~にめんどくさいこの悩みを解決してくれるのが、粉末状の麦茶!水と混ぜるだけで、好きな濃さの麦茶が、好きな量だけ作れます!
おすすめは、伊藤園の「さらさら健康ミネラルむぎ茶」。乳児用規格適用商品なので、赤ちゃんにも安心して使えます。
手抜きは悪じゃない!
離乳食作りは作業の大変さに加えて、赤ちゃんの好き嫌いや食欲によって一喜一憂させられる、精神的にも負担の大きいものだと思います。
そんなとき手間の部分を軽減できれば、精神的な負担も少しは軽くなるのではないかと思うのです。実際筆者はここに書いてある裏ワザと便利商品にとても救われました。
タイトルに「頑張らない宣言」と書きましたが、それは心持ちの話。裏ワザや便利商品を使ったからと言って、決して頑張ってないわけではありません!手抜きは、ママの気持ちを軽くするために必要なものなのです。
この記事で、少しでもママの心を楽にするお手伝いができれば嬉しいです。
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料理ダメちゃんママさん
料理苦手で、今まで約3ヶ月程離乳食は、コープのもの(ただチンするもの)や店のヘビーフードに頼ってばっかりで自分では作ったことがありません。ヘビーフードの色々な味で、栄養は、補えますか?
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