便秘に悩む妊婦にルイボスティー!アレルギーにも効果あり
南アフリカ原産のお茶「ルイボスティー」。ノンカフェインなので妊婦さんでも安心して飲用でき、マグネシウムを多く含むため便秘の解消に効果があるといいます。
ルイボスティーは家族みんなで安心して飲めるお茶です。ここではルイボスティーの効果・効能、飲み方などをご紹介していきます。
この記事の目次
「奇跡のお茶」ルイボスティー!ミネラル豊富で飲みやすい
健康志向の高い人に人気があるルイボスティー。美容誌や婦人雑誌にも取り上げられることが多く、名前を聞いたことがある人も多いのでは?
ルイボスティーには効果・効能がたくさんあり、古くから「不老長寿のお茶」「奇跡のお茶」などと言われ飲まれてきました。
さて、ルイボスティーとはどんなお茶なのでしょうか。原料や含まれる成分、味などについて調べてみました。
南アフリカ原産!マメ科の植物の葉を発酵・乾燥させたもの
ルイボスは松のような葉を持つマメ科の植物で、高さ1メートルほどにしかならない低木です。
この木が育つのは、世界でも南アフリカのシダーバーグという地域のみ。
世界各地の似たような気候の場所での栽培も試まれたそうですが、どの場所でも育たなかったそうです。ルイボスは土との相性が重要なのです。
摘み取られた葉は、発酵・乾燥の作業を経てルイボスティーになります。茶葉を煮出すとキレイな赤色のお茶ができあがります。
たくさんのミネラル・鉄分を含むノンカフェインドリンク
ルイボスティーは、昔から現地の人に薬として飲まれていたそうです。健康への様々な効果がわかっており、体の不調を取り除くことができるとして話題になっています。
ルイボスティーが健康にいい理由の1つに、含まれる成分があげられます。ミネラル・鉄分などが体に良い作用として働いてくれます。
ルイボスティーに含まれる成分は沢山ありますが、妊婦に嬉しい成分の特徴6つを取り上げてみましょう。
- カルシウムが豊富
- カリウムを多く含む
- 亜鉛を含む
- マグネシウムが入っている
- 鉄分たっぷり
- ノンカフェイン
- カルシウムが豊富
- 妊娠中は胎児の成長のために沢山のカルシウムが使われます。カルシウム摂取が不足すると、ママの骨や歯からカルシウムが溶け出して胎児に運ばれることになります。
妊娠を機に、ママの体の骨密度が低下したり、虫歯が増えることもよくある話です。ですから、妊娠中の歯科検診はとっても大切なのです。
また、カルシウム不足は、赤ちゃんの骨の成長に影響がでる場合もあります。はカルシウムを豊富に含むルイボスティーで、赤ちゃんやママの骨を大切にしましょう。
- カリウムを多く含む
- カリウムには利尿作用があるので、妊娠中の「むくみ」を改善することができます。妊娠中は血液量が増えるために、むくみやすくなります。
カリウムは体内の余分な水分と塩分を排出してバランスを整える働きがあり、むくみを抑えることができます。
尿と一緒に老廃物も排出されるのでデトックス効果も期待でき、また、血圧を正常に保って高血圧を予防することができます。
- 亜鉛を含む
- 亜鉛は妊娠中に不足しがちな栄養素です。
亜鉛は受精卵の細胞分裂を活性化させます。女性の摂取目安量は1日あたり9㎎で、妊娠中はさらに2㎎、授乳中は3㎎の追加摂取が必要となります。
また、カルシウムの吸収を促進したり、赤血球を作り出す働きをします。
妊娠中に亜鉛が不足すると、赤ちゃんの発育不全が起きたり、母体の貧血(亜鉛欠乏性貧血)・味覚障害などを引き起こします。亜鉛の摂取は、妊婦を悩ます「つわり」にも効果があります。バランスのよい食事が食べられるように、味覚の変化を少なくすることが大切です。
- マグネシウムが入っている
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マグネシウムは、妊娠中に摂取目安量が増える栄養素です。亜鉛と同じように、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。
カルシウム2に対してマグネシウム1を摂取するのが理想的です。このバランスが崩れると、骨からカルシウムが溶け出してしまい、骨がもろくなってしまいます。
また、マグネシウムは便秘にも効果があります。便の水分量を増やして柔らかくし、排便しやすくします。酸化マグネシウムとして、妊娠中に使える便秘薬にも含まれています。
- 鉄分たっぷり
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鉄分は妊娠中の女性にとって、とても重要な栄養素です。体内の鉄分が不足すると貧血になってしまいます。
妊娠中期~後期には1日に20㎎の鉄を摂取する必要があります。
貧血が重症化すると、胎児に届く酸素の量が減ってしまい、発育の遅れや未熟児になってしまう可能性があります。ルイボスの茶葉5g(約1リットル分)にはおよそ0.5㎎の鉄が含まれています。日頃の水分補給にルイボスティーを飲むことで、手軽に鉄分を補うことができます。
また、鉄分の吸収を阻害するタンニンの含有量が少ないので、補った鉄分を効率よく体に取り入れることができます。
- ノンカフェイン
- また、妊娠中に飲むなら「ノンカフェイン」であることも重要なポイントです。ルイボスティーはカフェインを含まないお茶です。
妊娠中のカフェイン摂取には注意が必要です。母体のカフェイン濃度が上がると、胎児の体にもカフェインが移行してしまい、発育の遅れにつながる危険性があります。
また授乳中にカフェインを大量摂取すると、母乳にカフェインが移行してしまい、赤ちゃんもカフェインを摂取することになります。
その結果、落ち着きがなく泣き止まなかったり、寝付きが悪いなどの影響がでることがあります。妊娠中から授乳が終わるまでは、コーヒーなどを一日1~2杯程度に控え、なるべくノンカフェインのドリンクを飲んだ方がよいでしょう。
このように、ルイボスティーは妊婦に必要なミネラルをたっぷり含んだノンカフェインの健康茶です。
しっかり煮出すことが大事!苦みやクセのない味を楽しんで
ルイボスティーは他のお茶に比べ、体に嬉しい成分が沢山入っていることがわかりました。できることならこの有効成分を逃がすことなく体に取り入れたいものですね。
調べてみると、ルイボスティーの淹れ方にはコツがあることがわかりました。
それは「しっかり煮出すこと」です。
- ルイボスティーの作り方
- ルイボスティーの作り方には、3通りの方法があります。製品によって推奨している方法が異なるので、まずは注意書きをよく読んでみてくださいね。
- お湯出し・・・ポットに茶葉を入れ、沸騰したお湯を注いで数分置く。
- 水出し・・・ポットに茶葉を入れて水を注ぎ、冷蔵庫で一晩置く。
- 煮出し・・・やかんで沸かしたお湯に茶葉を入れ、弱火で数十分煮る
お湯出しが一番簡単な方法ですが、ルイボスティーの成分をしっかり抽出するには煮出す方法がよいそうです。長く煮出したり、茶葉を浸したままにしても、苦みが出にくいので、健康のためにはしっかり煮出して飲みたいですね。
- ルイボスティーの味と1日の摂取量
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ルイボスティーの味には、強いクセや苦み、渋みがありません。緑茶に含まれるようなカテキンが含まれていないため、ほのかな甘みでさっぱりと飲むことができます。
ただ、中には、独特のスーッとした香りが気になって飲めないという人もいるそうです。しかし、不思議なことに、飲み続けると気にならなくなるという人が多いです。
ルイボスティーの摂取量は、1日に500㎖を目安にしましょう。下痢などの不調が出なければ、量を増やしても大丈夫です。ただし、利尿作用が高いので、たくさん飲むとトイレに行く回数が増えます。
旅行などで頻繁にトイレに行きづらい日には飲む量を少なくした方がよいかもしれません。
愛飲者の方のなかには、お水やお茶の代わりに日常の水分補給をルイボスティーでしている人も。体調と相談して、飲む量を加減するのがよさそうです。
ルイボスティーは活性酸素の除去に有効!抗酸化作用が高い
ルイボスティーの最大の特徴は「抗酸化作用」があることです。
体内で増えすぎた活性酸素を中和する役割があり、その効能は数え切れないほど!
ルイボスティーにはSOD酵素をサポートする働きがあり、その作用によって様々な効能が得られます。ルイボスティーの抗酸化作用に迫ります!
成人病やがんの原因にも!「活性酸素」の増えすぎに注意
「活性酸素」という言葉をご存じでしょうか。
活性酸素は私たちの体内で作られ、強い殺菌作用でウイルスや細菌などから身体を守り、病気を予防する役割を持ちます。
動脈硬化や高血圧、肌荒れや体臭、疲労感などもそうですが、活性酸素の増えすぎは、成人病やがんなどの疾患の原因の一つになるとも言われています。
活性酸素は、呼吸から取り込んだ酸素と食事から摂取した栄養素をエネルギーに変換する過程で生まれます。取り入れた酸素の約2%が活性酸素になると言われています。
また、紫外線、電磁波、ストレス、食品添加物、喫煙、食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足やホルモンバランスの乱れでも活性酸素が発生します。
現代人の生活スタイルでは、活性酸素はとても増えやすいといえます。
活性酸素から身を守るための「抗酸化力」・・・SOD酵素
活性酸素からの攻撃を防いで体を守る働きを「抗酸化力」といいます。
私たちの体内には、活性酸素に立ち向かう「SOD酵素」が備わっています。
通常なら、SOD酵素が除去してくれるため、活性酸素からの害を受けることはありません。
しかし、生活習慣の乱れなどで活性酸素が増えすぎると、働きが追いつかなくなり、加齢によってSOD酵素の働きは弱くなると言われています。
SOD酵素の抗酸化力は20代から減り始め、50代には半分以下になってしまうそうです。
様々な効能を生み出す!ルイボスティーの抗酸化力
活性酸素から身を守り、健康であり続けるためには、弱くなってしまったSOD酵素の働きをサポートすることが重要になってきます。
その作用をしてくれるのが「ルイボスティー」なのです。ルイボスティーを飲み続けると、結果的に体内の活性酸素を取り除くことにつながります。
その結果、便秘、アレルギー、皮膚疾患、高血圧、糖尿病、白内障、不妊など、様々な症例に効果がみられています。
幸いにも私たちの体内には活性酸素が増えすぎると、その働きを抑制する装置が備わっています。それがスーパーオキシド・ジムスターゼ、すなわちSODと呼ばれる酵素類です。(中略)活性酸素を中和する物質を体の外から補ってやる必要が出てくるのです。その役割をしてくれる最適な飲み物がこのルイボスティーなのです。「ルイボスティーのすべて」|日本SOD研究会
ルイボスティーの効果については、まだまだ研究が進められており、「血液中の抗酸化レベルが上がって心臓病の予防になるのではないか」という仮説もあります。
その他にも、肌の細胞を傷つける活性酸素を除去することができ、傷ついた細胞を治癒する力もあるので、シミやそばかすを防ぐことができ、アンチエイジング効果や美容効果を感じることもできるのです。
また、妊活中のカップルにも人気が高く、ルイボスティーの抗酸化作用が妊娠力を高めて不妊治療に効果があると期待されています。
ここからは、妊娠中に悩んでいる方に試してほしい「便秘」「アレルギー」への効能について調べていきます。
ルイボスティーで腸内の悪玉菌を減らす!便秘解消に効果あり
妊娠中に便秘に悩む妊婦さんは多いと聞きます。普段は便秘とは無縁の方でも、妊娠をきっかけに便秘になってしまい困ってしまうことも。
実は、便秘が様々な体の不調の原因となっている場合があります。妊娠中に便秘を放置すると、産後もずっと便秘で苦しむことも。
妊婦が便秘になりやすい理由と、便秘が引き起こす体の不調、ルイボスティーの効果などを知って、不快な便秘を解消させましょう。
様々な不調の引き金に・・・多くの妊婦を悩ます便秘症状
妊娠中は体に様々な変化がおこります。特に、ホルモンバランスが変化し、流産を防ぐためにプロゲステロンというホルモンが分泌されます。
このホルモンが腸の蠕動運動を抑える働きをするために、便秘になりやすいのです。また、胎児が大きくなると子宮が腸を圧迫したり、運動不足になるため、便秘を悪化させてしまいます。
便秘が続くと、体に不調がおきやすくなります。腸は沢山の免疫細胞があり、腸の働きが鈍くなると健康への悪影響が出やすいのです。
- 胃腸の不調・・・おなかの張り、下痢と便秘の繰り返し、胃痛、げっぷ
- 免疫力が低下・・・風邪をひきやすくなる
- 血流が悪くなる・・・痔になりやすい
これらの不調は便秘によって引き起こされている場合があります。腸内環境を整え、スムーズな排便ができるようになると体の不調も解消されるかもしれません。
便秘の原因は腸内の環境にあり!悪玉菌対策が肝心
私たちの腸の中には、沢山の細菌が生息しています。よい働きをするもの(善玉菌)もあれば、悪い働きをする菌(悪玉菌)もいます。
また、どちらか優勢の方と同じ働きをする日和見菌という細菌もいます。善玉菌が優勢なら良い働きをする菌なので、日和見菌を味方につけたいものです。
逆に、便秘の人の腸内では悪玉菌が増えており、正常な腸の働きができません。便秘を引き起こしたり、便秘と下痢を繰り返したりとお腹の調子が悪くなります。
腸を正常な状態に戻すには、乳酸菌などの摂取で善玉菌を増やすことも大切ですが、増えすぎた悪玉菌を減らすことも重要です。
悪玉菌増加の原因の一つは「活性酸素」だった!
腸内の悪玉菌が増える原因の一つに「体内の活性酸素の増加」があります。体内の活性酸素が増えると、腸内でも細胞がダメージを受けて正常な働きができなくなります。
すると腸内の悪玉菌が増えて体に悪い影響を与えるのです。これらの悪玉菌は腸内でさらに活性酸素を発生させ、スムーズな排便を妨げます。
妊娠中はホルモンの変化や運動不足、食生活の変化で活性酸素が増えやすくなり、その分腸内の悪玉菌が増えてしまうことにつながります。
ルイボスティーを飲むと腸内の悪玉菌が撃退される!
この活性酸素の除去に必要なのが「SOD酵素」です。SOD酵素には活性酸素を除去する働きがあります。
ルイボスティーの作用でSOD酵素をサポートすると、高い抗酸化作用により活性酸素を除去することができます。その結果、悪玉菌をやっつけて腸内環境の改善に役立ちます。
日本SOD研究会によると、ある研究で、学生寮に住む女子大生40人に1日コップ2杯のルイボスティーを飲んでもらったところ、2~3日で25人に便秘への効果がみられたといいます。
ルイボスティーを飲む習慣をはじめると、最初に感じられるのが腸への変化です。妊娠中のお通じで悩んでいる方は、ぜひルイボスティーを飲んでみてください。
ルイボスティーに含まれるマグネシウムが便をやわらかくする!
ルイボスティーに沢山ふくまれているマグネシウムには、便秘を解消する効果があります。マグネシウムには水分を含みやすい作用があります。
しかし、大腸での滞在時間が長くなると、便の中の水分がどんどん奪われて便が固くなってしまいます。固くなった便は肛門でフタをすることになってしまい便秘を悪化させてしまいます。
マグネシウムを摂ることで、便の水分抜けすぎるのを防ぎ、柔らかく排便しやすい便になるのです。便が硬くて悩んでいる方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
ルイボスティーはアレルギー症状を抑えてくれる
さて、ルイボスティーにはアレルギーの症状を抑える作用もあるといいます。アレルギーの炎症を引き起こす物質を消去してくれるため、不快な症状を和らげることができます。
そんなときには、ルイボスティーを飲んでみてください。ルイボスティーの抗酸化作用は花粉症の症状にも効果があるのです。
アレルギーのメカニズム・・・炎症を引き起こすのは「ヒスタミン」
そもそもアレルギーによる症状は、なぜ起こるのでしょうか。それまでなんとも無かったのに、ある年から急に花粉の時期に症状が出るようになった、などという話もよく聞きます。
異物が侵入したという指令をキャッチすると、体はヒスタミンを放出して異物を排除しようとします。このヒスタミンが活性酸素と結びついて、炎症を引き起こすのです。
鼻水、目のかゆみ、くしゃみなど、ヒスタミンが発生する場所によって炎症が起きる場所も違います。ひどい場合には、生死に関わるような「アナフィラキシーショック」を起こすことも。
アレルギーの症状を抑えるには、ヒスタミンや活性酸素の活動を抑制する必要があるのです。
花粉症などのアレルギー対策にルイボスティーが効果あり
さて、そこでルイボスティーの登場です。ルイボスティーが活性酸素の除去に効果があることはすでにお話していますが、実はヒスタミンを消してくれる作用もあるのです。
ルイボスティーの抗アレルギー作用の効果としては、花粉症、慢性じんましん、気管支喘息、アレルギー性鼻炎など様々な症状に効果が期待できます。
ネットでは、花粉症に悩んでいた人がルイボスティーを毎日飲むようにしたところ、症状が出なくなったり緩和されたという口コミが多く見受けられます。
同じように、フラボノイドが多く含まれていて花粉症にも効果があると言われる緑茶には、「カフェイン」と「タンニン」が含まれているので、妊娠中は控えたいですね。
妊娠中の花粉症の解消法には、健康効能が沢山あり安心して飲めるルイボスティーがおすすめです。
アトピー皮膚炎の症状も改善!・・・活性酸素除去の効果
また、妊娠中にはホルモンバランスの変化などにより、アトピーの症状が一時的に強くなることがありますが、ルイボスティーはアトピーの改善にも効果があるといわれています。
ルイボスティーを飲むことで、アトピーのかゆみや炎症などの症状を緩和することができます。
個人差はあると思いますがかなり改善された方もいるようです。
アトピー性皮膚炎の方の中には、妊娠中のステロイド剤の使用を心配されることもあるようですが、ステロイド剤も適正量の使用なら問題はありません。
ただし、薬を使用する場合は必ず病院の先生に相談をしてからにしましょう。
ルイボスティーは家族で飲めるお茶・・・肌トラブルの改善にも
ここまでのお話で、ルイボスティーが健康に効果の高いお茶だということはわかっていただけたと思います。
では、ノンカフェインのお茶として一般的な「麦茶」とはどのように違うのでしょうか。
調べてみると、様々な違いがあることがわかりました。
ノンカフェインの代表「麦茶」と比較・・・麦茶には体を冷やす作用が
夏の暑い時期、冷たく冷やした麦茶を飲むのはとっても美味しいですね。麦茶を作り置きしている家庭も多いのではないでしょうか。
麦茶も、ノンカフェインで妊娠中・授乳中・赤ちゃんでも安心して飲めるお茶です。
ルイボスティーとの違いはどんな点があるのでしょうか。比較してみました。
麦茶 | ルイボスティー | |
---|---|---|
体を冷やす作用 | あり | なし |
ミネラル成分 | あまりない | 豊富 |
保存方法 | 冷蔵庫で2~3日 | 常温で2~3日 (冷蔵庫で4~5日) |
価格 | 安い | 少し高い |
「豆類の発酵茶」であるルイボスティーは体を冷やしにくいものと考えられます。常温で保存しても2~3日飲めるので、冷たい飲み物が苦手な方や冷え性の方でも安心。
さらに、ミネラル成分の量でもルイボスティーに軍配が上がります。麦茶のミネラル成分はそれほど豊富ではありません。
(※「麦茶はミネラル豊富」というのは、何年も前に麦茶のメーカーが宣伝文句として使ったことで広まったのだそうです。)
しかし、ミネラル成分を調整した「ミネラル入り麦茶」なら熱中症対策に効果的です!水分とミネラルが補給でき、冷却作用でほてった体を冷ましてくれる効果があります。
体を冷やしたい場合は麦茶、そうでない場合はルイボスティーを選ぶとよいかもしれません。少し価格が高いですが、それだけの効能が期待できそうです!
赤ちゃんでも飲める!あせも・おむつかぶれにも効果あり
ルイボスティーは大人はもちろん、ノンカフェインで成長に必要なミネラルを多く含んでいるので、赤ちゃんでも飲むことができます。
ただし、赤ちゃんに冷たいルイボスティーはNGです。人肌程度に温めたものがよいでしょう。
また、粉ミルクを溶くお湯の代わりに使うとミルクの栄養価が高くなります。
また、ルイボスティー風呂もお肌のトラブルへの対策法として知られています。アトピー性皮膚炎の改善のほか、ママの美肌効果もあります。
品質の高いルイボスティーの選び方・・・4つのポイント
このように、家族みんなで安心して飲むことのできるルイボスティーですが、購入の際にはどのような点に気をつけたらよいのでしょうか。
含まれる成分を効果的に取り入れるためには、質の高いルイボスティーを選ぶことが大切です。ここではポイントとなる4点をご紹介します。
- 品質の高いルイボスティーの選び方
-
- スーパーグレード(スーペリア)等級
・・・全生産量の1%という最高等級。若い新芽を摘み取ったもの。 - オーガニック栽培(有機栽培)
・・・極力農薬や化学肥料が使われていないものを。有機JAS認定マークなどが目安です。 - 鮮度が高いもの
・・・日が経つにつれ、大切な成分が抜けていってしまいます。できるだけ新しいものを選びましょう。 - 煮出すタイプ
・・・水出しタイプよりも、しっかりと成分を抽出することができます。
- スーパーグレード(スーペリア)等級
子供から大人まで毎日飲めるお茶・・・副作用なしで安心
ルイボスティーが「奇跡のお茶」と呼ばれる理由、それは赤ちゃんから大人まで誰でも安心して飲むことができ、健康への効果が現れるからです。
強い薬には副作用がつきものですが、ルイボスティーには副作用がほとんどありません。毎日続けて飲むことで、体の不調を取り除いていくことができます。
たとえば、便秘で悩んでいるなら、食事内容を見直して食物繊維・乳酸菌・オリゴ糖を含む食べ物を摂取する、適度な運動をする、水分補給を忘れない・・・などを心がけてみましょう。
生活習慣を改善することで、さらにルイボスティーの健康効果を高めることができるはずです。ぜひ、ママと家族の健康のために、ルイボスティーを取り入れてみてくださいね。
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