子供を叱りすぎた時に重要な親のフォロー方法!叱り方の見直しも大事
子供を注意するだけのつもりが、叱るからついつい怒るに転じてしまった事はありませんか?
そんなに怒るつもりじゃなかったのに。どうしてこんなに怒ってしまったのか?子供の寝顔を見ながら私も自己嫌悪になってしまった事があります。
親だって人間です。間違いをしながら成長していくのです。間違えてしまったら親もしっかりその後のケアやフォローをしてあげる事が大切だと思います。
ここでは、叱りすぎから怒ってしまって後悔してしまった時に、親がすべき叱り方の見直しや自分の気持ちの持って生き方、そしてフォロー方法について紹介いたします。
この記事の目次
親が子供を必要以上に怒ってしまう理由
子供に注意をするとき、必要以上に大きな声で怒鳴ってしまったり、キツイ言葉で攻めてしまったり。
また、初めは穏やかに話していたつもりが、徐々にヒートアップして長々と説教をしてしまった経験はありませんか?
その原因は、親が何度も注意しているのに子供が繰り返し同じことをしたり、真剣に注意をしているのに、親が思っていたような反省をしてくれていなかったり…。
「子供が自分の思うように動いてくれない。」という、イラ立ちからくる場合も多くあります。
「怒る」と「叱る」は違う。叱る前に親が心得ておくこと
親になって子育てに悩む中、「怒る」と「叱る」は違う。という事を知る方も多いと思います。
中には、その二つが違うという事をなんとなくわかっていても、しっかりと理解できていないというママやパパもいるのではないでしょうか?
この二つの違いを親が認識しておくことで、親がすべき注意のやり方が見えてきます。
- 怒るとは
- 自分に害を加えられたり、思うように動いてくれないなど 不愉快と感じたことを怒りにして相手にぶつける。自己中心的な行為を言います。
思うように事が進まない。自分の中のイライラを感情としてぶつけてしまう場合にも当てはまります。
つまり「怒る」とは自分の為に行うことです。
- 叱るとは
- 相手を思って注意することを言います。他の人に対して、迷惑をかけた時。危険な事をした時。子供が今後同じような事をしないように思いやりを持って注意する事です。
つまり「叱る」とは相手のためを思ってする事なのです。
決して「自分の思うようにならなくて直してほしい。」というような親の都合で注意する事ではありません。
子供に本当に必要なのは、「怒る」ことではなく「叱る」ことなのです。
親も人間です。時として「叱る」つもりが「怒る」にかわる事があるでしょう。もしこの違いがわかっていれば、親も徐々に自分の心をコントロールするきっかけになるでしょう。
子供が親の注意を聞かないのは、注意の仕方が悪いかも
子供に一生懸命注意していると余計にイライラしてくることありませんか?イライラして、声がどんどん大きくなってしまったり、しつこく追い込んでしまったり。
注意すれば注意するほど不思議と腹が立つ。一体どうしてでしょうか?
その理由の一つに大人は心のどこかで、注意する事で子供から反省の態度を引き出したいと思っているからなのです。
注意をする事で素直に「ママ、これからはしません。」と反省をしてほしい。「ごめんなさい。」と素直に謝ってほしい。
お片付けなど、できていなかったことを頑張ってやりはじめるなど、態度を改めて欲しい。と思い描く期待があるからなのです。
しかし子供は、そんな事はお構いなし。しょんぼり反省の顔をしてくれならまだ良いのですが、中には途中から話を聞いていない子供もいます。
こうなってしまっては、親も心をコントロールできず何を怒っているのか子供にも伝わらなくなってしまいます。
怒りがヒートアップしないためにも、まずは子供が反省しやすい注意の方法を考えてみる事も大切です。
話は短く。ポイントを抑えて注意する
子供は、あまり長い話を聞くことができません。あまりに長いお説教を理解するのは、まだ小さな子供には難しい。という事を親は理解しておきましょう。
怒りに任せ、長いお説教をしても子どもは途中で「ママやパパは何で怒っているのかな?」「嫌われたのかな?」「怖いよ。はやく終わらないかな。」そんな思いにばかり駆られて、「なぜ注意されているのか?」が分からなくなってしまいます。
子供に理解してもらわなくては、叱る意味がありません。
昔のことやくどくど言わないことがポイントです。
「床におもちゃが落ちていると踏んだり、引っかかって誰かがこけちゃうから危ないよ。今すぐ片づけしなさい。」
と、なぜやってはいけないことなのか?理由をつけて説明してあげましょう。
また説明する時にも、大きな声で上から怒鳴りつけるだけでなく、子供の目線にあわせ冷静な態度で「目で見て伝える。」という方法も効果的です。
親の態度が冷静な時は、子供も冷静に話を聞こうという気持ちになります。「子供が注意しても反省しない!」と感じた時は、子供の心に響くような注意の仕方を工夫してみましょう。
頭ごなしに説教をし続けると子供はあきらめの心理に
親が子供に対して注意する理由は、「直してほしいから。」ですよね。
ところがあまりにも一方的に注意し過ぎると、子供の中には親に叱られるたびに黙ってしまう子供になってしまう可能性もあります。
- 親に何を言っても無駄
- 一言でも反論すれば、更にヒートアップするから何も言わない
- どうせわかってもらえないから…
こんな気持ちを子供に抱かせてしまえば、子供が本当に困った時に親に相談しづらくなってしまいます。
頭ごなしにしつこく追い詰める様に注意し続けるのは、子供の将来を考えてもあまり良い事ではありません。
ママ達はどうしてる?怒りが収まらない時に前向きになる対処法
大人も人間です。その予期の状況などで必要以上に注意してしまい、ガミガミと怒鳴ってしまう事があります。
子供を叱りすぎてしまって後悔しないよう何とかしたい親は多いはず。ネットにも怒りが収まらない時、どんな工夫をして乗り越えているのか?ママ達の対処法が寄せられていました。
やはり、意識の問題が大切。すぐに直せることではないようですが、大人も根気よく前向きに、考え方を変えていきガミガミしない癖をつけていく必要があります。
- 怒りが収まらないとき
- ワンクッション置いてから話しをする。時にはお茶を飲んで深呼吸をする。
- ヒートアップしてしまったら
-
子供から距離を置く。冷静になるために、別の部屋に行き少し気分を変える。
- 子供が謝らない
-
親が何とかしてくれると思っているからかもしれません。こんなことをしたら、悲しい気持ちになる…など、なぜ叱るのかを伝える。
- 失敗程度のこと
-
お茶をこぼしてしまったなどは叱るのをやめる。やってしまった事は仕方ないし、もう時間は戻せないのだから次気を付けるよう促す。
そして子供がやってしまった事は、実は親がそうさせてしまったんだ…と諦めるようにする。
どの親も叱りすぎては後悔して…。その繰り返しで成長しているようです。「失敗してしまった事は、次はやめよう。」という気持ちが大切なのです。
まだ相手は小さな子供。思うようにならなくて当然
子どもを必要以上に怒鳴りすぎてしまう原因には、子供に大人の対応を求めすぎている。という事も原因の1つです。
それは、注意されている原因にもあります。大人が思うほど子供にとっては悪い事をしてしまった。というような感覚がない場合があるからなのです。
また「ごめんなさい。」と謝る事は、子供にとっても勇気がいることです。自分から謝る事が上手くできないという場合もあります。
子供が「ごめんなさい。」と素直に謝る事ができないと、「自分の子供は私がこんなに真剣に怒っているのに謝る事ができないの?きちんと反省させなくては!」
と何とか謝罪の言葉や反省の言葉を子供の口から引き出したくて、追い込んで泣かせてしまう事があります。
しかしそれでは親も疲れますし、子供も何でこんなにパパやママが怒っているのか?訳が分からなくなってしまいます。
ですから、あまり完璧な態度を求めないようにしましょう。もしも謝る事が出来るようになった時は、「きちんと謝る事ができてえらいね。お兄さんになったね。」と褒めてあげましょう。
怒りすぎてしまって後悔したら…親ができるフォロー
とはいえ、親も人間です。どうしても怒りすぎしてしまい後悔してしまう事があるでしょう。そんな時は、子供へのフォローが肝心です。
言ってしまった言葉を消したり、時間を戻すことはできません。
寝ているわが子を見て「さっきは言いすぎちゃったな。」と思ったら、子供の心のケアをしっかりとしてあげましょう。
子供は不安でいっぱいになっています。ますは安心させてあげて!
子どもは、親に必要以上に注意されると「ママやパパは僕のことが嫌いだから怒っているのかな?」と勘違いをしてしまう事があります。
そのままにしていると不安な気持ちが積み重なり、「僕はいつもママやパパに怒られてしまう。」「何をやってもダメなんだ…。」と自信を失い親の顔色を見て行動するなど、自己肯定感の低い子になってしまう可能性もあります。
まずは子供を不安から解放させる。安心を与えるフォローをしてあげましょう。
「子供のことが好きだから注意するんだよ。」「ママは●●君のことがとてもすきなのよ。」と安心させてあげるようなフォローをしてあげましょう。
大人の態度は子供の手本。言い過ぎてしまった事をきちんと「謝る」
まずはきちんと謝る事も大切です。お友達に同じような事をしてしまったら謝るのと同じです。相手は子供ですが同じ心を持った人間です。
傷つけるような事をしてしまったら、「さっきは言いすぎちゃったね。悲しい思いをさせてごめんなさい。」としっかりと気持ちを伝えましょう。
親から子供に謝るのは言いにくい場合もあると思いますが、「相手を悲しい気持ちにさせたら謝る。」この態度を見せる事は、子供の為にも必要な事です。
ギュッと抱きしめることで、愛情と安心感をぬくもりで伝える
子どもは、自分が叱られたことで「ママは僕のことを嫌いになったのかな?」と不安でいっぱいになります。
親は子供のことが大好きだから注意するものなのに、子供はそんな気持ちに気が付かないものです。
まずは、その誤解を解くことが大切です。「●●ちゃんのことが大好きだから注意したんだよ。」とぎゅっと抱きしめてあげるのも一つの方法です。
そして、子供だけでなく「言いすぎてしまった。」と落ち込んでいる親も心が安らいできます。
必要以上に叱ってしまったら、いっぱい抱きしめて子供が大好きな気持ちを伝えてあげましょう。
起きているときに話して思いを伝える
「さっきは言いすぎちゃったな…。」と思う時間は、子どもが泣き疲れてねてしまったり、夜寝貸し付けをして寝顔を見ているときに多かったりします。
たしかに、その時に親は反省モードなので「ごめんね。」と伝えているつもりかもしれません。
しかし、いくら抱きしめても、話しかけても子供が寝ているときにしては意味がありません。起きているときにしっかりと思いを伝えてあげてくださいね。
大切な内容で怒ったときは、フォローのタイミングも大切
「叱りすぎた!」と思い後悔することもあると思いますが、あまりにも早いタイミングで「ママが怒りすぎた。ごめんね。」と謝ってしまうと、ひどく叱られたり、謝られたり…。子供もわけがわからなくなります。
「ママが謝ってくれた。僕は、悪い事をしてないんだ。」と思わせては、せっかく注意した内容も子どもの脳裏から消えてしまう可能性があり、親が叱ったこと自体が無意味になってしまいます。
フォローする事も大切ですが、タイミングも大切です。「なぜ注意されてしまったのか?」少し子供も考える時間が必要な場合もあります。
ママが怒りすぎてしまった時は、パパがフォロー!
ママが怒りすぎてしまう時は、ストレスが溜まっている事も考えられます。そんな時は、パパの出番です。パパがママや子供に手を差し伸べてあげる様にしましょう。
ママがいっぱい、いっぱいになっている様に感じたら、「お疲れ様。子供の面倒をみているから、休日くらい息抜きしてきたら?」と少し子供から離れて、ゆっくりする時間を作ってあげるのもいいでしょう。
子どもには、「ママは●●ちゃんのことを思って叱っているんだよ。」とフォローの言葉を子供にかけてあげるのも優しい心遣いだと思います。
ママがイライラしている。と思ったら、優しく声をかけてフォローしてあげてくださいね。
子供だと割り切る事も大切。危険な時だけ本気で注意を
気分や感情的になって怒ってしまうのであれば、常にここまではOKだけど、ここからは譲れない。という注意する基準の線引きを夫婦でしておくといいでしょう。
相手は子供だとわりきって、明確に線引きをしておくことで子供にもわかりやすく、親も注意しすぎることなく大らかな気持ちで見守るきっかけになります。
反省を繰り返し考えて、徐々に親も子供と一緒に成長していくものです。
ただ、親が反省ばかりして悲しい顔をしていると、子供はますます悲しい気持ちになってしまいます。
叱りすぎてしまっても、信頼関係があれば子供との関係はすぐに戻すことができます。常日頃から子供との信頼関係を築いておきましょう。
叱りすぎてしまった時こそフォローです。真摯な態度があれば、子供にも親の愛情が伝わります。そして更に良い親子関係を築く事ができるでしょう。
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いりみいさん
私はシングルマザーです。実家で母と妹と暮らしておりますが、特に母親に対してイライラしてしまい、そのイライラを子供にぶつけてしまっているような時があります。最低な自分をどうにかしたいのに手を上げてきた時にはどうしても、こうされたら痛いでしょ?叩かれるの嫌でしょう?と子供を叩いてしまうことがあります。叱っているうちに色々なイライラがあつまってきて、歯止めが効かずに怒ってしまうことがあり本当に何とかしたいと思っています。
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無記名さんさん
すごくわかります。私もシングルマザーで、常にいろんなこと1人で考えて決断しなきゃならないストレスと、子供に対しての全責任が自分にくることへの重圧やらで、必要以上に厳しく怒ってしまってます。子供にとってマイナスになることばかりしていて自己嫌悪もいいとこです。私の気持ちも誰かにわかってほしいな。
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みいさん
今日、お友達と遊んだ帰りにトイレを我慢していたみたいで、車でおしっこをされて、私自身も早く帰らなきゃとか帰ってお風呂しなきゃとか色々と焦っていた。だからイライラしてしまって思いっきり起こってしまいました。なくまで。。。その後、ぁぁぁぁああたしなんでここまで怒っちゃったんだろうと反省。。ごめんね!と子供に伝えましたがもう子供も泣いていて、話を聞いてくれません。すごく反省しました
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中嶋さん
母親にひどくせめられた
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