産後の仕事復帰を見据えての準備!産休・育休中の過ごし方で差が出る
働くママにとって産休・育休期間は新しく生まれてくるお子さんと過ごせる、とても幸せであると同時に、仕事に復帰することを考えた時に「何をしておけばいいのか?ちゃんと戻れるんだろうか?」と不安もあることでしょう。
そこで今回は、仕事に復帰する時に「もっとこうしておけばよかった!」と後悔しないような充実した産休・育休期間の過ごし方を考えていきましょう。
この記事の目次
やるべきことを分類し、1つずつしっかり見つめることが大事!
あれもこれも…といろいろと手を出してしまうと混乱してしまうので、まずやるべきことを分類してみましょう。大きく3つに分けてみます。
- 仕事に関すること
- ご自身の健康に関すること
- 子供に関すること
次からはこの3つに分けたひとつずつについて、詳しく見ていきます。
仕事に関すること!復帰に向けて少しずつステップアップ
まずは仕事について。産休・育休中のママに話を聞いてみると、やはり「職場に戻ってちゃんと仕事ができるのか?」ということに不安を感じている方が多いです。
この不安を少しでもなくすために出来ることって何でしょうか?
【勉強する】キャリアアップへの近道!でも無理は禁物
仕事に復帰したママたちの声でとても多いのが「勉強しておけばよかった」という後悔なんです。これはもう、勉強するしかありませんね!
一人目の赤ちゃんの場合には、産後に時間が取れない可能性が高いので、、まずは出産するまでの期間にある程度勉強をしておいた方がいいです。
産休中はついつい赤ちゃんに関する情報を集めることに時間を費やしてしまうんですが、仕事にも継続して目を向けて役立ちそうな資格や挑戦してみたい検定がないかどうか、赤ちゃんが生まれる前に調べてみましょう。
PC関連、語学関連(TOEIC,TOFELなど)といったものはどんなジャンルの仕事にも役に立つものですから、資格試験・検定を受けなくても勉強しておいて損はありませんよね。
昔ながらのテキストや通信教育からまずは始めてみてはいかがでしょうか。テキストはいつでもどこでも学べて昔から大人気です。気になる分野の資料を一度取り寄せてみてもいいですね。
テキストは自分で添削となりますが、通信教育ですと誰かが添削してくれるので手間が省け、更に勉強へのモチベーションUPにもつながります。
テキストではなく通学タイプについて。通学タイプは確かに直接学べて進みも早くいいのですが、産休中にはあまりお薦めできません。
妊娠中はいつ入院となるかわかりませんし、産後には通えなくなってしまうからです。
またネットで学べるものもオススメです。決まった時間や曜日しか学べない講座も中にはあるのですが、いつでも学べるものもあるので便利です。
テキストや通信教育、そしてネットでの勉強法は、好きな場所で好きな時間にという特徴なので、産後もある程度早いうちから勉強に復帰できます。
30分~1時間程度であれば、赤ちゃんをご主人などにお願いして取り組んでもそう負い目を感じないのではないでしょうか。
語学なら聞き流すタイプの勉強法がオススメ。料理をしながらでも勉強が出来るので忙しいママにピッタリです。出産前から継続して欲しいと思います。
話し方やビジネスマナーなどといった「勉強」とは言い難いけれどキャリアアップにつながりそうなものに目を向けてみるのもいいですね。
たとえばこんな本を読んで見るのはいかがですか?
▼「仕事で信頼される女性の 美しいマナー&話し方」
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/245820.html
またキャリアアップに役に立ちそうなコンテンツをポッドキャストでも探すことが出来ます。語学系、経済系、自己啓発系などその日の気分に合ったものを見つけて家事をしながらでも聞くといいですね。
本格的な資格試験の対策にも役に立ちそうな番組もたくさんあります。「聞く勉強法」は忙しいママにピッタリなのでぜひチェックしてみてくださいね。
ポッドキャストというとiPhone・iPodなどを持ってないと聞けないイメージかもしれませんが、android向けのアプリで聞けるものはたくさんあります。私が使っているのは「ポッドキャストHD」というアプリ。日本語対応で使いやすいですよ。
▼ポッドキャストHDの情報はコチラ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.rootive.friend.podcasts&hl=ja
ビジネスマナーなどの知識なら気軽で少しずつでも身に付いて、必ず仕事にも生きてきますよね。
ただ赤ちゃんが生まれてからは「私の時間はどこに行ってしまったの⁉」というくらいに赤ちゃん中心の毎日になります。実際、育休中に資格を取りたい!という声に対しては「そんな時間ないよ」「やるなら産前に!」という声がとても多いです。
まずは自分の体をしっかり休めつつ赤ちゃんのお世話を中心にして、すきま時間に少し勉強ができればいい…というくらいの気持ちで臨む方が気楽にできるし、イライラしないので集中できますよ。
すきま時間を作るにはまず家事の時短ワザを身に付けるといいですね!野菜をまとめて下ごしらえして冷凍するとか、食事を多めに作ってリメイクするとかいったことなら始めやすいですよ。
仕事に復帰した後も家事の時短ワザは必ず生きてきます。時短家電も上手に取り入れていけるといいですね。
無理のない勉強を成功させるために次のことを守るようにしましょう。
- 赤ちゃんのお世話を優先する
- ママ自身の体もゆっくり休める
- 「○時~○時は勉強」と決めてしまわない
- 生活リズムが整うまでは勉強できなくて当たり前と思っておく
- 家事を時短できるよう工夫する
- 夫・両親などに積極的に助けてもらうようにしておく
とはいっても、なかなか思うように進まないと思います。
赤ちゃんを産み、育てるためのお休みですから優先順位を間違えないようにしましょう。
赤ちゃんと過ごす大切な時間なので仕事の勘を失わない程度に頭を回転させておくことができればいいかな、という気持ちで取り掛かる方がきっとうまくいきますよ!
【情報を集める】仕事に関係ない・興味がなかった分野まで
「勉強」とまではいかなくても、いろいろな情報に触れることは復帰してからの仕事に生きてくるはず。
そのために役に立つのが新聞や本です。インターネットの普及で新聞をとる人が減っていますが、やっぱりネットのニュースサイトは新聞の代わりにはなりません。
ネットだと自分の興味のあるものばかり見てしまうんですよね。どんどん新しい情報がアップされてくるのでかなりこまめにチェックしていない限り、見逃してしまう情報も多いですし。
また地域の情報が手に入りやすいのも新聞の良さ。保育園の情報など子育てに関するものにはしっかりアンテナを張っておくようにしたいですね。
そこからもう一歩奥に進みたければ、そのジャンルの本を読んでみましょう。「私の仕事ではこんなものを読んだって無駄」と思っていたものでも、役に立つ日が来ないとは言い切れませんよね。
「PRESIDENT」「週刊東洋経済」などの経済誌も興味がありそうな内容の時に購入してみるのもいいですね。
ちょっと難しそう…という場合には「日経ウーマン」が気軽に読めていいですよ。
他にも、特に産休中は映画を観て感性を磨くこともオススメ。妊娠中に見た映画を、子供が2、3歳の頃にまた見たら「これ知ってる」と子供が言ったという話は少なくなくて、良い内容のものなら胎教にもいいですね。
赤ちゃんが生まれたらゆっくり映画を観る時間を取れないので、特にクリエイティブな仕事をしている方はぜひたくさん映画を観ておくといいですよ。
産後は読書がオススメ。もちろんどんなジャンルでもOK。赤ちゃんのお世話で中断する時もしおりをはさめばいいですし、仕事に必要な集中力を維持することにも繋がりますよね。
情報収集の手段としてもポッドキャストは活躍します。毎日のニュースもテレビで見るとじーっとしてしまうんですが、聞くだけなら他のことをしながらでもできます。NHKラジオニュースなどは主要なニュースを押さえられるのでオススメです。
【ママならではの目線を磨く】前とは違うものが見えてくる
「ママならではの目線」というと少し漠然として分かりにくいかもしれませんね。これは妊娠し子供を持つことで得ることができる今までとは違った目線です。
たとえばお店である家具を見に行った時、今までだとその使い勝手やデザインで選んでいたけれど、ママになったことで「これは子供にとって危険な箇所がないか」「子供がどこまで手が届くか」といったことも選ぶ基準に加わってきます。
また普段何気なく歩いている道も、大きなお腹でだったりベビーカーを押したりしながら歩くことで、今までは気にしなかった段差や小さな穴にまで目が行くようになってきます。
他にも例を挙げると色々あると思いますが、こういった「ママならではの目線」を磨いていきましょう。
妊婦さんとして生活していて、また赤ちゃんが生まれてからの日常の中で「こういったことが不便だな」と思うことを書き留めておいて、自分なりに「こうだったら便利」というようなものを考えていくということです。
仕事に戻った時にはこのアイデアが役に立つというよりは「子供を持たない女性はこう考えるけれど、子供を持つ女性ならこう思うだろうな」という両方の視点から物事を考えられることが強みとして生きてくるでしょう。
子育てしにくい時代と言われる今、こうしたママならではの目線を活かした新しいビジネスがどんどん増えてきています。
具体的に○○の勉強をするということではなくても、ママ目線を磨くことを仕事に活かせるといいですね。
【職場との連絡を取る】復帰できるのか?という不安を減らそう
育休中は子供中心の生活になりますから、どうしても「復職した時にちゃんと仕事ができるのかな」といった不安はずっとありますよね。
仕事の内容によっては難しいこともあるかもしれませんが、職場の誰か一人でもいいのでこまめに連絡を取り合って、情報を持っておけるようにしておきましょう。
週に1度、30分でいいので今までにした仕事の資料を見てみるようにしてもいいですね。
また復帰後の働き方についても早めにしっかり相談しておきましょう。時短勤務や曜日限定で在宅勤務などが可能かどうか、前例がなくても掛け合ってみる価値はきっとありますよ。
3歳未満の子を持つ親(6時間を超える勤務・継続雇用が1年以上など条件あり)には希望すれば時短勤務が利用できることが「育児・介護休業法」で定められています。
事業主は、3歳に満たない子を養育する労働者について、労働者が希望すれば利用できる、所定労働時間を短縮することにより当該労働者が就業しつつ子を養育することを容易にするための措置 (短時間勤務制度)を講じなければなりません。
ちゃんと法律で保証されているものなので、しっかり職場に訴えていきましょう。
健康に関すること!生活のリズムを整えストレスのない生活を
次に、ママ自身の健康に関すること。復職して仕事と育児を両立させていく上でこれが一番大切とも言えますよね。産休・育休中に心がけておきたいことを見ていきましょう。
【体力アップ】ハードな「仕事と育児」を乗り切る体力をつける
妊娠・出産も女性の体にとって負担の大きな大仕事ですが、その後の育児はもっと体力が必要になってきます。
さらに、そこに加えて仕事をしていくわけですから、体力はしっかりつけておかなければ持たなくなってしまいますよね。
妊娠中から無理のない範囲で(お医者さんと相談の上)ウォーキングやヨガを楽しんで。赤ちゃんが生まれてからも(もちろん体調を第一に考えて)積極的に体を動かして体力を落とさないようにしておきましょう。
ベビーカーを押しながらではゆっくりの散歩しかできないので、ヨガやピラティスのような体のバランスを整えながら筋力もつけていけるものがいいですね。ストレス解消にもなりますから、ぜひ挑戦してみてください。
だんだん重くなってくる赤ちゃんも筋力アップのいい負荷になります。良い姿勢で抱っこしながら少し膝を曲げて骨盤を締めるようなスクワットなんてすごく効きますよ。
触れ合いながら体力アップが出来ると楽しいですよね!
【体型の維持】仕事に着て行く服が入らない…にならないように
体力アップと似ていますが体型を妊娠前と大きく変わらないようにしておくことも気を付けたいところ。
特に妊娠中はシビアに体重管理をしていかないと、食べたら食べるだけどんどん体重が増えてしまいますよね。もちろん適度な体重増加は不可欠ですが、しっかり食事制限をしてダラダラした生活をしてしまうことがないように心がけましょう。
産後大きく崩れてしまいやすい骨盤をしっかり矯正することが体型維持のためには大切です。骨盤ベルトや体操でちゃんと骨盤を締めていきましょう!
仕事の復帰が決まって、以前着て行っていた服を出してみたけれど…「え~!入らない!」なんてことになってしまわないようにしたいですね。
【生活リズムを乱さない】復帰後の生活サイクルに慣れておこう
赤ちゃんとの生活はどうしてもリズムが乱れがちになってしまいます。夜泣きが始まると特に、夜よく寝られなかった分、昼寝をして補わなければ体がもちませんし。
ただ復帰が近づいてきたら「眠い」とも言っていられないので早寝早起きのリズムをしっかりつけたいですね。
朝は何時に起きれば家を出る時間に間に合うのか、夜は帰って来てどのくらいで食事の用意が出来るのか…といったシミュレーションもしておきましょう。
とは言っても子供は時間通りに行動することなんてできませんから、「あ~、もう間に合わない!」なんてことも出てくるかもしれません。子供に少しでも早く用意をさせる方法を探っておけるといいですね。
私の経験からして、子供はママが「早く!」とガミガミ言って怖い顔になればなるほど動かなくなっていきます。イラッとするところをグッとこらえて褒めながら笑わせながら朝の支度ができれば、気持ちよく一日をスタートできて子供の機嫌も良くなりますよ。
家事をいかに早く済ませることが出来るかもポイント。時短家電や食材の宅配も積極的に取り入れて、生活サイクルを維持できるようにしておきましょう。
【ストレスを減らす方法を探す】自分にピッタリな解消法は何?
今までは仕事だけでもストレスがいっぱいだったのに、疲れて帰ってきてからもゆっくりする暇もなく子供の世話が待っています。
そんな生活だと精神的に辛くなってしまうこともあるかもしれませんよね。ストレスをため込んで爆発してしまう前に、少し疲れた、イラッとした段階で解消できる方法を見つけましょう。
私のオススメはヨガ。体が硬いと出来ないのでは?というイメージかもしれませんが、ヨガで一番大切なのは呼吸です。簡単なポーズでも自分の体に集中してゆっくり呼吸(1分間に3~4回のペース)することで心は必ず落ち着きます。
もっと積極的に体を動かして汗を流す方がいいという方、ピカピカに掃除するという方、いろいろ解消法はあると思います。
自分にとって簡単に、少しずつでもスッキリできるものを見つけられるといいですね。
子供に関すること!予防接種・保育園探しなど大忙し
最後に子供に関してやるべきこと。ギリギリになって慌てないようにしっかり計画を立ててこなしていきましょう。
【予防接種】入園後は体調を崩しやすい!早く接種して
0,1歳の頃は本当に予防接種がとても多いです。特に0歳でのスタートダッシュはとても重要。そのうち…と思っているとどんどん時間が過ぎてしまいます。
- ヒブ 3回
- 肺炎球菌 3回
- 4種混合 3回
- BCG(集団接種が多い)
- ロタ 2or3回(任意)
- B型肝炎 3回(任意)
多いですね。2か月になってすぐのスタートダッシュが肝心なので、早めに小児科にスケジュールを相談しに行くようにしましょう。
- ヒブ 4回目
- 肺炎球菌 4回目
- 4種混合 4回目
- 麻しん風しん 1回目
- 水ぼうそう 1回目(3か月あけて追加接種)
- おたふくかぜ(任意)
あとはインフルエンザの季節の前に予防接種を受けておけば、3歳になる前の予防接種はバッチリです。
保育園に行き始めると必ずと言っても過言ではないほど病気をもらってきやすいです。集団生活でどうしても病原菌が多いですし、子供自身へのストレスもあって免疫力が下がってしまうんですね。
この日の午後に休みを取って予防接種に行こうと思っていても、子供が体調を崩してしまって先延ばし…ということになりかねません。出来る限り早く予防接種が済むように計画を立てましょうね。
【保育園探し】できれば産休中に役所に話を聞きに行っておく
復帰に向けて最も重要なのがこの保育園探しですね。待機児童がまだまだいる自治体も多いので、スムーズに入れるかどうかは正直相談してみないと分かりません。
まずはお住いの自治体の役所(児童福祉課など)へ行ってとにかく色々と質問してみましょう。
- 地域にどのような保育園があるのか
- 今現在、何点以上(認可保育園の審査のポイント)の人が入れているか
- 育休明けの人が入れているか
- 4月入園ではない場合でも入れる可能性があるか
- 病児・病児後保育をしているところはあるか
その他、気になることがあれば何でも質問してみましょう。
4月入園の方が入りやすいということであればそれに合わせて復帰予定を決めた方がいいかもしれませんね。
4月入園なら11~1月ごろに申し込み受付をするところが多いですので、その前にはしっかりリサーチをしておく必要があります。
保育園探しで動き始めるのに早すぎるということはありませんから、産休に入ったら一度役所へ足を運んでおくことをオススメします。
地域によっては「申し込めば間違いなく入れる」というようなところもあれば、「祖母が近くに住んでいたら(仕事をしていても)ほぼ無理」といったとこもあって保育園探しが難航する可能性も十分にあります。
住んでいる自治体の保育園ではなく、職場のある自治体で申し込んだ場合には審査のポイントが減点されることもあるようですが、職場の地域では比較的楽に入れるということもあり得るので、どちらの情報も集めておくといいですね!
【必要なものを手に入れておく】ゆっくり買い物ができるうちに
仕事に復帰すると休みの日といってもしばらくはゆっくり出かける余裕がないかもしれません。でも子供はどんどん大きくなるし、消耗品もたくさんありますよね。
春にきていた服が秋には全然入らなくなっているということはよくあること。肌寒くなってきたけれど着させるものがほとんどない!ということにならないように、時間のあるうちに先取りして子供の用品を買っておきましょう。
またあっという間に成長する子供は動ける範囲・開けられる場所が増えてきます。けが防止の対策グッズは早めに購入して取り付けておきましょう。
【写真・記録の整理】時間のある時に整理する習慣をつけて
妊娠中からエコー写真や健診の記録、出産の記憶、生まれたばかりの赤ちゃんとの不安がありながらも幸せな日々の写真…こういった大切な記録や記憶って「ちゃんと残しておかないと」と思いながらそのままになっていませんか?
そのうちちゃんと…なんて思っていても、仕事を始めてしまったらそんな時間ありませんよね。
写真や記録は新しいうちにちゃんとした形に残しておかないと「これいつの写真だっけ?」となってしまう日が来てしまうかも。
かといって、アルバムを時間をかけて作ろう!と凝ってしまうと後々しんどいので、たくさん撮りためた写真をいいものだけ別のファイルに残す習慣をつけておいて、数ヶ月に一度プリントするといったような続けやすい整理の仕方を見つけたいですね。
【頼れる人探し】協力してくれるママ友作り・ファミサポ登録
これは仕事をしていてもしていなくても大切なことですが、普段から気軽に子供のことで相談したり手伝ってもらったりできる人を見つけておきましょう。
特に保育園に通い始めてすぐは体調を崩しやすいので「今日は少しでも仕事に行かなきゃ!」という時に子供が熱を出してしまうということもあるでしょう。そんな時に「3時間だけお願い!」と子供を頼める人がいると助かりますよね。
私もまだ子供たちが小さかった頃に、普段は子供を保育園に通わせて看護学校に通っている友達が「今日は大事なテストだから」と熱を出して保育園に行けない子を1日預かったことがあります。他にも4,5回預かりました。
夫婦ともに実家が遠いという人は特に、いざという時にお互いに助け合える人を見つけておくことは子供を育てていく上で大切なことです。
結構仲良くならないと難しいかもしれませんが、育休中に支援センターなどに積極的に足を運んで友達を作っておきたいですね。
もちろん、いざという時のためのファミリーサポートの登録も忘れずに。ちゃんとお金を支払って依頼するのでママ友より気兼ねなくお願いできますよね。
全て完璧に!と思わず余裕を持って貴重な時間を楽しんで
こうしてずらっと並べてみると、やることが山積みですね。
産休・育休というと「休」という字が入っているので、何だかゆっくり休んでいていいような気になってしまいますがここで気を引き締めることで差がつきます。
でも「あれもこれもやらなきゃ!」と張り切り過ぎてしまうこともありませんよ。ただ具体的に何か「こんなことをしよう!」という目標だけは決めておいた方がいいと思います。産休育休の時期はあっという間に過ぎてしまいがちなので。。。
追い込んでしまうと不安や焦りが出てしまいますが「育児も仕事もするために努力している私はスゴイ!」と自分を褒めると自信がついてきます。
出来ないことがあっても卑下したり誰かを責めたりしないで。自分に足りない部分・出来ないことに目を向けてしまうとだんだんストレスが溜まってきます。
現状に満足はできないかもしれないけれど「ここが幸せだ」と思える部分に目を向けて心を穏やかに保てるようにしましょう。
「産休・育休中ほど赤ちゃんと一緒にいられる時間はこの先ずっとないかもしれない貴重なもの」と思うだけで幸せですよね。
すると忙しい毎日でも気持ちに余裕が生まれてきます。この心の在り方は仕事に復帰してからもとても大切。不安もイライラも生まれて当然ですが、それを受け入れて客観的に見つめられるようになるといいですね。
そうして心穏やかに産休・育休中の生活を楽しむことが出来るといいですね!