注射の度に号泣でヘトヘト…子供の注射嫌いを克服できる方法
赤ちゃんが生まれて少ししますと、予防接種の案内がたくさん届き、どんな順番で受けていくのがベストなのかという問題を考えなくてはなりません。
しかも当り前ですが予防接種は健康なときにしか受けられませんし、何より注射によっては次に受けられる期間が変わるなど計算が必要で、頭の痛いものでもあります。でも大人も含めて注射が嫌いという方がほとんどのはず。
特に小さい子は泣いて暴れて連れていく大人が毎度くたくたになってしまうのですか、どうしたら少しでも楽になるのかを考えてみましょう。
注射が嫌だとわかるのっていつくらいからなの?
「小さい子はよくわからないから、早いうちに注射をさせたほうがいい」と言われます。確かに小さければ小さいほどよくわからないまま注射となるので、泣かれてもあやせば比較的スムーズに泣きやみます。
しかし1歳くらいになれば、残念ながらもう周りの様子を見ながら「何か怪しい」と感じとることができるように思えます。
我が子たちは1歳すぎて注射の後の泣き方が変わった
うちの子供たちもみんな1歳過ぎてからの注射には今までの注射とは異なる態度を取るようになりました。脳も成長しているので、注射は痛いとわかるのでしょう。
なぜわかるのか、と言いますと注射を受けた後の泣き方が違うのです。今までは「痛い」ということで泣いていたのが、ある日を境に連れて行った親(私)に対して怒りだして泣くようになったのです。
それを見てからは「こんなに小さくても痛いのはわかるんだ」と思ったのです。
予防接種は基本は受けたほうがいいです!あとのフォローが大事
毎度泣かれてしまえば、連れていくのもひと苦労だし気持ちが萎えるというのもよくわかります。とはいえ、受けたほうがいいのが予防接種。
全ての注射を受けたほうがいいのかどうか、一応調べて判断しなくてはなりませんが、任意となっていても受けたほうがいいという理由があるからです。面倒だから行くのをやめてしまおうか、と考えてしまう気持ちはよくわかります。
私も注射の後にずっと泣きやまず、自転車に乗せても号泣している子供を連れて帰宅したことがありますが、周りからは虐待と思われているかもと焦りながら急いで自転車を漕いだことを覚えています。
でもめげず、注射に黙って連れて行ったことは謝ったものの、注射は受けないとダメだという話もしました。
1歳過ぎてからも予防接種はまだ続きます。特に任意で受けたほうがいいと言われるようなものも出てきますので、なかなか大変だと思います。しかし頑張って最初の1年は受けるようにしましょう。
なぜ最初の1年頑張るのかというと、最初の1年に一気に受けていくとそのあと少し間隔があきほっとする期間ができるためです。そのためには、それまでにスムーズに注射を受けておくのが前提になります。
注射の後に子供たちをフォローをしよう
ここからはどうしたら嫌がる子供を宥めていくかについて考えてみましょう。まずは最低限やっておきたい、注射のあとに子供を慰めることです。子供のことをぎゅっと抱きしめてあげるとか、「よく我慢したね。偉いね」とフォローします。
私はよく頭をいい子いい子してあげました。それくらいではまだ怒りは治まらないと思いますが、それでも大好きなママに何もされないのはさすがにかわいそうです。
よく看護師さんも「頑張ったね」と褒めてくれると思うのですが、やはり親も一緒に「凄いね。お兄ちゃん(お姉ちゃん)だね」と赤ちゃん扱いしないと、子供もちょっと嬉しくなります。
たとえ泣いた場合でも、今までより泣く時間が減れば「我慢できたね!」と言ってもらえたら子供も自信に繋がります。と同時に泣いてしまう子には「痛いよね。だから泣いてもいいんだよ」と子供が泣くことを認めてあげるのも有効だと思います。
シールなどご褒美をくれる病院を選ぶ
私の子供たちが通っている小児科は、注射をするとたくさんあるシールから好きな1枚をもらっていい、というルールです。シール1枚ではなく1シートなのでいくつもシールがあること。
しかもキャラクターのものが多い、ということでもらったら機嫌が戻るケースが多かったです。このシールは医薬品の業者さんが作られているもののようなので、比較的いろいろな病院でもシールをもらっていると思います。
また、小児科ではありませんが注射をしたり、痛い治療をしたりするとキャラクターの形におられた折り紙をくれる耳鼻科にも通っています。こういう些細なものでも、子供は喜んでくれます。
子供の喜ぶキャラクターのばんそうこうをしてくれると少しご機嫌になる
シール以外にも、子供が喜ぶ方法はあります。小児科の中には注射のあとのばんそうこうがキャラクターを使っていることもありますし、普通のばんそうこうでもあっという間にアンパンマンの顔を書いてしまう看護師さんも結構います。
こういう小さいケアをしてくれる看護師さんがいる小児科で受ける、というのもお勧めです。
注射のうまい先生にやってもらうと一瞬で終わる
実は私の一番のイチオシは「注射のうまい先生」に打ってもらう、です。注射のうまい先生というのは「ここだ」というタイミングで一気に、しかも迅速に打つので赤ちゃんが気がついたときには既に終わっていた、ということも少なくありません。
子供が注射を受ける際に、その瞬間を見せないようにもっていくのでこれは親としてもとても助かります。
押さえつけられるのが嫌な子には、支えるだけにしてみよう
注射が嫌なのは「痛い」というのが多い理由ですが、他にも「とにかく白衣が苦手」「男性は怖い」「みんなに押さえつけられるのが不安になる」ということも考えられます。押さえつけられるのが嫌な子には支えるだけにしてもらいます。
でももちろん動かないのが前提なので、それができないとダメなんだよ、とは教えましょう。それだけで泣かなくなるかもしれません。男性が苦手な場合には、少ないとは思うのですが女医さんがいる病院を選ぶのもお勧めです。
小さい子供だってバレる!だからこそ嘘はつかない
「今日は注射じゃないよ」という嘘をついて病院へ行く、なんてことはしていませんか?これは一番していけないことです。こうなると、親と子供との信頼関係が崩れます。小さいからわからないはず、なんて思わずに、嘘はつかないようにします。
だまして連れていくということは、できれば避けたいもの。私も昔「注射行くの?」と聞かれてどうしようかと悩んだことがありますが、嫌がってもちゃんと「うん」と返事したことがあります。その代わり頑張ったらご褒美をという話はします。
ご褒美は決して高いものでなくていいのです。二人で買い物へ行き、安い駄菓子でもシールでも子供が喜ぶものを買ってあげます。たくさん泣かない、と約束をすると子供なりに頑張るもの。
子供が頑張ったことを褒めてあげて、注射の嫌な思い出を残らないように手助けしてあげてください。
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フランさん
すごく助かりました
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ゆゆさん
よくわかりました」
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ゆずさん
やってみます。ありがとうございました。
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萌々果さん
なるほどです!参考にさせて頂きます
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