連絡帳に何を書いたらいい?成長記録として考えてみる方法
幼稚園や保育園の先生が書いてくれる連絡帳。返事を書いた方がいいのか悩んでいませんか?
連絡帳での先生とのやりとりは、人と人のやりとり。皆が同じではなく、ひとりひとりが違うものだと思います。
連絡帳は毎日の子供の様子を知るためや、大切な連絡をやりとりするために使われているものですが、子供の成長の記録を残していると考え、自分が記録として残しておきたい思いなども少し書き入れてみるのもいいかもしれません。
でも、連絡帳の基本的な役割というものを忘れてはいけませんよね。
そこにプラスαとして、ママの目から見た子供の様子やママの思いを書くことができたら、とても素敵な連絡帳になるのではないでしょうか?
連絡帳は子供を知るためのもの
連絡帳ではほぼ毎日、先生が子供の様子を伝えてくれます。
先生のタイプやその園の傾向、子供の年齢などによって、内容の深さや頻度等は違ってくると思いますが、ママやパパは連絡帳から園での子供の様子を知ることができます。
赤ちゃんの頃は特に詳しく書いてあることが多いですよね。
ミルクの量や回数、お昼寝の時間や様子、ウンチの回数や様子など、親としては知っておきたいことがたくさん書いてあります。
1日の赤ちゃんの様子の例
10:10 | ミルク100cc |
---|---|
10:20~11:00 | 睡眠 |
11:30 | 昼食(野菜トロトロあんかけ、みそ汁、かゆ) |
12:20~13:40 | お昼寝 |
13:50 | 排泄 |
14:00 | ヨーグルト |
14:30 | ミルク150cc |
トイレトレーニングの頃になると、園でのトイレの様子なども書いてくれる先生が多いようです。
家ではうまく行かない時も、がんばっている様子などが書いてあるとうれしくなったりもしますね。
先生が教えてくれた幼稚園での子供の様子
- 登園後の様子
-
登園してすぐにパンツに替え、遊んでいました。気がつくと、○○くんの姿が見えません。みんなで探したら一人でオムツを持ってトイレにいました。どうやらパンツにおしっこをしてしまい、一人で替えようとしていました。
- 園での生活の様子
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砂場で遊んでいたら、急に「トイレ」と自分から言ってきました。「えらいね~」と言いながらトイレに行くと、ズボンとパンツがビショビショでした。きっと「トイレ」と言った時は、もうギリギリだったのでしょうね。教えてくれた事はとてもうれしかったです。
- 昼食での様子
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昼食では、苦手な野菜を今日は自分から口の中に入れて食べていました。一度、「ウエー」っとなったのですが、がんばって食べきりました。
- 好き嫌いについて
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今日も野菜、特にキュウリをがんばって食べていました。はじめは食べずにカレーライスだけを食べていたのですが、デザートがゼリーとわかると、あわてるように口の中へ入れていました。
- 体調の変化について
-
今日は朝からぐずっている事が多かったです(めずらしく)。もしかしたら、熱を出す前兆かもしれません。気を付けて様子を見ていてください。
- 子供の機嫌について
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体調がまだ本調子ではないのか、とても機嫌が悪く、食欲もいつもよりなかったです。抱っこやおんぶをすると、すぐに眠ってしまいました。夕方近くなると機嫌がなおり、遊ぶようになりました。おやつは食べました。
このように詳しく先生が子供の園での様子を細かく書いてくれます。
連絡帳は子供のことを伝えるもの
連絡帳は、先生に知っておいてほしいことを伝えるために使うことも大切です。
登園時に口頭で伝えることもあると思うのですが、連絡帳にも書いておくことで、より確実に先生に伝わります。
- 鼻水や咳が出ているなど、体調があまり良くない場合
- 投薬の必要がある場合
- 休み明けなどで疲れが残っている場合
- 先生に知っておいてほしいことがある場合
このような場合は連絡帳に書いておくと、先生は対応がしやすく、ママやパパも安心できるのではないでしょうか?
連絡帳で先生との信頼関係を築きましょう
連絡帳での先生とのやりとりは、人と人とのやりとりです。忙しい毎日の中でも、必ず目を通しておきたいですね。
先生は、ひとりひとりの様子を連絡帳に書いてくれています。特別なことが書いていない日があったり、返事が遅れてしまうこともあるかもしれません。
ですが、園の先生は、ママやパパの代わりに子供に責任を持ってくれています。そのお陰でママやパパは安心して仕事ができていることを忘れないようにしたいですね。
先生との信頼関係を築く最初のステップは、園からのお知らせは必ず目を通しておくこと、大切なことは必ず伝えるようにすることだと思います。そのために、連絡帳は最大限に活用していきたいですね。
私が子供を保育園に預けていた頃は、子育てと仕事の忙しさで自分に余裕がなく、連絡帳には目を通すのが精一杯でした。
体調の変化や投薬が必要な場合など、必要最低限のことは書いていましたが、先生からの日々の子供の様子などに返事を書くことは全くといっていいほどなかったのです。
今、その頃の連絡帳を見返してみると、とてもぶっきらぼうな対応に見えます。
ちょっとしたことでもいいから返事を書き込んでおけばよかったなと思いました。
もし少しでも返事を書いていれば、その時私自身が何を感じていたのかを思い返すことができただろうと思います。
また、先生も親からの反応がないのは、残念だったのではないかと思います。
先生との信頼関係を築くことは、子供にも影響してくることだと思います。先生への「ありがとう」の気持ちを忘れず、心のこもった一言を書き添えておくと、きっとよい関係を築いていけると思います。
そのために、連絡帳をぜひ活用してくださいね。
連絡帳は後の成長記録となるものです
連絡帳は、後にとても役に立つことがあります。子供が反抗期で嫌になってしまった時など、読み返してみるといいことがあるかもしれませんよ。
そのためにも、連絡帳は大切にとっておきましょう。そして、時々読み返してみましょう。
連絡帳は、最後はママやパパの手元に残るものです。先生とのやりとりの中から、その時その時の子供の様子を記録として残していってくださいね。
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