子供の浴衣姿を華やかに!簡単・かわいい髪飾りの作り方
子供達にドレス甚平や浴衣ドレスが定着し、浴衣や甚平を「夏の装い」として楽しむことは特別なことではなく、最近では「普通のコト」になりました。
夏祭りや花火大会に向けて、今夏の浴衣の色柄の流行を調べて、ヘアアレンジやアクセサリーをあれこれお考えのお母さんたちもいると思います。
せっかく浴衣を着せたら髪型だって可愛くしてあげたいものですよね。でも和装小物には子供らしいデザインの商品が少ないうえ、結構良い価格です。
やっぱりお気に入りのものを身につけたい!もちろん周りのお友達と同じになるのもイヤ!とお考えのママさん達、この機会に自分好みの髪飾りを手作りしてみませんか?
今回は50センチ×30センチの和柄布を無駄なく使い回し、さらに100円ショップや手芸店でお安く売られている材料を追加して、3種類のヘアアクセサリーを作ります。
同じ布なので経済的なうえ、3姉妹や仲良し3人組でお揃いにできるのでとても可愛いです!初心者向けの簡単な作り方ですので、ぜひ挑戦してみてください!
この記事の目次
レトロなデザインが浴衣に映える!和柄布のお花
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材料 できあがり花のサイズ 約7センチ
- 和柄布 6.5センチ×6.5センチを8枚
- レース糸
- ビーズ(大小お好みで)
- ぱっちんピン
- 厚紙
- ぱっちんピン用の端布
布を外表に折り画像のように半円のしるしをつけます。型紙を作ると作業がラクです。
しるしのとおりぐし縫いします。縫い目が細かいと上手に縮まりませんので、粗めで大丈夫です。少し膨らむ程度に中に綿を入れます。
糸を引っ張って縮めます。しっかり縮めたら一番初めの縫い目の横に針をさし、ほどけないように玉留めしておきます。
糸をつなげたまま、次々と作っていきます。糸を引っ張りすぎると切れてしまいますので気をつけて下さい。
7枚目が終わったら丸く形を作ります。布の形が同じになるようにそろえ、最初と最後の花びらを縫ってつなげます。玉留めしたらここで一度糸を切ります。
8枚目の布は直径6.5センチに丸く切り、5ミリくらい内側をぐし縫いします。綿を入れて縮め、丸く形を作ります。
丸を花の中心に縫い付けます。今回は中心を花びらよりも平たくしたかったので、高さを調整して縫い付けました。中心を大きくするとヒマワリのような形になります。
レース糸にビーズを通して下がりの部分を作ります。一つ通す毎に玉止めして間隔を開けました。数や長さはお好みで。後ろ側に縫い付けます。
ぱっちんピンの準備をします。厚紙を直径2.5センチの丸型に切り、画像を参考に印をつけます。
印をつけたところをカッターで切り、画像を参考に組み合わせます。
ぱっちんピンと厚紙がこの位置で重なります。
ぱっちんピンをひっくり返し、下になる方(裏側の方)に接着剤を付けます。
布を丸く切り、厚紙を包むように接着します。上になる方(表の方)の厚紙が見えていますがこれで正解です。
今度は上になる方に接着剤を付けます。
花の裏中心と接着します。外れてしまわないようしっかりと抑えて下さい。
完成です。下がりを付けずにコサージュとして使っても可愛いです。
- 表側はシワが寄らないように丸く整えると、ぷっくり感がでて可愛いです。
ふっくらフォルムが子供らしさを引き立てる!和柄布のリボン
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材料 できあがりのリボンのサイズ 12センチ×9センチ
- 和柄布 13センチ×22センチ、4センチ×6.5センチ 各1枚
- 綿 お好みで
- レース糸 お好みで
- カラーボール(ビーズでもOK)
- ぱっちんピン
- 厚紙
- ぱっちんピン用の端布
布を中表に折って上の辺を縫います。真ん中はあとでひっくり返すために4センチほど開けておきます。
縫ったところが真ん中に来るように布をたたみ直し、両端を縫います。縫い終えたらひっくり返し、表が外側になるよう直します。
好みの分量で綿を入れます。パンパンに詰めると後で作業がしにくいので、加減して下さい。真ん中には綿は入れません。
開いている部分を縫ってひっくり返したら、画像を参考に谷折り・山折りをしてリボンの形を作ります。
まち針で真ん中あたりを留めます。左右対称にならなくても気にしない!
横から見たところです。このままでは厚みがありすぎるので、さらに2つに折ります。
まち針を留めているあたりをほどけないように糸でぐるぐる巻きにします。もう一枚の布をバイアステープの要領で折り、リボンの中心に巻きつけます。
布の端は後ろ側で縫い付けます。本体には縫い付けず、中心布だけを縫うようにして下さい。リボンの形が整えられなくなってしまいます!
レース糸にカラーボールやビーズを通し、下がりの部分を作ります。今回は子供らしくカラフルなボールを使いました。長さや数はお好みでどうぞ。後ろ側に縫い付けます。
ぱっちんピンの準備をします。今回は1.5センチ×2センチの四角のものを、前記事の要領で作ります。
ぱっちんピンの上になる部分と、リボンの後ろ側を接着剤で付けます。
完成です。ショートヘアやボブでも簡単リボンヘアができあがります。
- 小さく作るとヘアゴムやUピンと組み合わせることもできます
- ヘアクリップを組み合わせ、造り帯のリボン部分に付けるのも可愛いです
ベビーちゃんも可愛くおしゃれ!和柄布のヘアバンド
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材料 できあがり和柄リボンのサイズ 約8センチ
- 和柄布 42センチ×6.5センチ、3センチ×7センチ 各1枚
- ストレッチレース 40センチ 1枚
- オーガンジーリボン5センチ幅25センチ 1枚
ストレッチレースを中表に折り、端を三つ折りします。
下になっているレースを広げ、重なっている部分を縫い付けます。レースの端が巻き込まれ、ほつれないようになります。
大きい方の布の端をほつれないようすべて三つ折りして縫います。ほつれ止めをしないで切りっぱなしでも違う雰囲気のリボンができますので、お好みでどうぞ。
手に巻き付け長さを決めます。端と端は上下に別れますので注意して下さい。
長さが決まったら、重ねて真ん中あたりを糸でしっかりとぐるぐる巻きにします。
一枚ずつ広げます。ハリのある布だと広がりにくいので、力を入れてしっかりと曲げます。ほどけないように気をつけて下さい。
広げると風車のような形になります。小さい方の布をバイアスの要領で折り、真ん中に巻きつけます。布の端は後ろ側で縫い合わせます。本体と縫い合わせてもOKです。
オーガンジーリボンの端をライターで炙ってほつれ止めし、端が真ん中にくるようにたたみます。真ん中をぐし縫いし、赤のリボンに重ねて絞ります。好みの形になったら赤リボンに軽く縫い付けます。
ストレッチレースに縫い付けます。レースのつなぎ目がリボンで隠れるような位置に縫い付けます。
完成です。レースを長くしてあげると年齢を問わず使えます。ポニーテールの時にリボン代わりに使うのも可愛いです。
リボンの中心・レースのつなぎ目など、生地が厚くなっているところは重なり合わないようにずらして留めると仕上がりがキレイです!
完璧じゃなくても大丈夫!子供が喜ぶと手作りはもっと楽しくなる
浴衣はあらたまった時に身に付ける特別な衣類ではなく、普段着の延長です。だから浴衣のアクセサリーだって、全てを完璧に仕上げる必要はありません。
多少歪んでいたって大丈夫!それこそがオンリーワンの証で手作りの面白いところなのですから、だれとも被らないオリジナルを楽しんで下さい。
また、今回は童顔に似合うような子ども向けの赤をメイン色で作りましたが、ピンク系・青系・紫系と色を変えると小学生や中学生にも似合うものになります。
白・緑・水色・紫・ピンク・黒・藤色・ミントグリーン・黄色・ベージュ・茶色など、いろいろな色で作って、仲良しグループでつけるのも可愛いですよ!
着物用と決めつけずに、造花など色々なアイテムを組み合わせて作ってみると、子供が目を輝かせて喜ぶような素敵なヘアアクセがきっとできあがります。
今回の材料費は、布・リボン・レース・糸・綿・ビーズ・カラーボール・ぱっちんピンの8点で864円、一つあたり300円弱で作ることができました!
ぜひとも大人用にも作って、今年の夏は娘さんとお揃いのヘアスタイル・ヘアアクセサリーでお出かけして下さいね!
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11人の子供の母♪さん
私は、毎年子供7人の(来年11人になります。)と私の分と私の夫の浴衣です。髪飾り、浴衣、草履等をやると1人2万近くなってしまうので、とてもありがたいです。早速やってみます♪ありがとうございました~