パニックなど発達障害の子供の行動の特徴!イライラ軽減できる対処法

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2016/10/06

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発達障害の子どもの行動はなかなか理解しにくく、振り回されてしまうことも多々あると思います。

毎日子どもと向き合っていると、疲れてしまったり、イライラしてしまったりすることもありますよね。

そんなときは、子どもの行動をよく観察して、何につまずいているのか考えてあげましょう。

子どもの動きに合わせた対処をしていくことで、子どもが落ち着いて行動するようになったり、できるようになったりすることもたくさんあるんです!

子どもの行動がセーブできるようになることで、子ども自身も安心して過ごすことができますし、子どもの周りにいる大人もイライラを軽減させることができますよ。

今回は、発達障害のある子どもにどんな風に対応していけばいいのかを考え、家庭ですぐに実践できる工夫を紹介していきます。

発達障害の子どもの特徴を知っておきましょう!

発達障害といっても、障害の特徴は様々で、一概にこれがあれば発達障害だという風に言えません。

  • 発達障害の子どもたちが苦手な代表的なこと
  • パニックの現れ方
  • パニックに入るきっかけ

まずはこれらについて考えてみましょう。

発達障害の子どもたちが苦手な代表的なこと

発達障害の子どもが苦手な代表的なものは主に下記になります。

  • 初めての場所や人
  • 急に予定が変わること
  • コミュニケーション上手にとること
  • 対人関係をつくること
  • 大きな音や周りの雑音

今挙げたのは代表的なものですが、実態は様々なので、当てはまらない項目もあるかと思います。

年齢や生活環境によっても違いがあり、子どもによっては、細かい作業が苦手だったり、じっとしていることが苦手だったり、計算だけが苦手だったりします。

発達障害の子の特徴についてはこちらも参考にしてみてください。

パニックの現れ方

発達障害の子どもの中には、気持ちが不安定になり、パニックになってしまう子が多くいます。

パニックというと奇声をあげたり、泣いたりすることが代表的ですが、様々なパターンがあります。

  • 奇声をあげる
  • 大きな声で泣く
  • 叩く、噛む、引っ掻くなどして、自分自身を傷つける
  • 叩く、噛む、引っ掻くなどして、他人を傷つける
  • その場から逃げる

これらは、周りから見ても分かりやすいパニックの例です。他にも、動悸や息苦しさを感じたり、めまいを訴えたりするようなこともあります。

パニックに入るきっかけ

子どもは思い通りにしたくて、騒いでいるわけではないですし、わがままでとか気に入らないことがあるからとかでパニックを起こしているのではありません。

自分の感情や不快感をうまくコントロールできずにパニックになってしまうのです。

パニックのスイッチが入りやすい原因を挙げます。、

  • 音や光などの刺激が強すぎる
  • 過敏があり、身体に触られたときに不快感を強く感じる
  • 活動に見通しが持てない
  • 体調不良
  • 気圧の変化による不快感
他にも、特定の音や声に不快感を強く感じたり、特定の言葉に敏感であったりと、きっけは様々です。

発達障害の子どもと落ち着いて行動するための工夫

不安になって大きな声を出したり、攻撃的になってしまったり、走り出してしまったり…発達障害がある子とのお出かけは、想像以上に大変だと感じるママも多いと思います。

子どもを無理に引っ張っていくのではなく、少し工夫をして子どもが落ち着いて行動できるように手助けしていきましょう。
  • これからの予定を見て、確認する
  • 落ち着いて活動できる場所で一度練習する
  • 安心して行動できる人の近くにいる
  • 刺激を最小限に抑える

これらの工夫をしていきましょう。では、具体的に見ていきます。

これからの予定を見て、確認する

発達障害の子どもは予測できない事態に陥ると、パニック状態になってしまうことがあります。

そんな子どもたちのために、これから、どこで、だれと、何をするのかを事前に確認しておき、見通しを持たせてあげましょう。

言葉で伝えると、伝えた内容が消えてしまうので、人の顔写真や場所の写真をカードなどにして、一枚の紙にまとめてあげるとよいでしょう。

これからする行動を見て、予測することができるので、一枚の紙を持たせるだけでも、落ち着いて行動できるようになります。

移動手段も書いてあげると、見通しがさらに持ちやすくなります。

私たち大人も、「この仕事はこれくらい頑張れば終わる」「嫌なこれを終わらせれば、楽しいことがある」という見通しがあれば、頑張って行動することができま。

しかし、いつまで続くか分からない、どれぐらい頑張ればいいのか分からないという状況では、不安にもなりますよね。

発達障害の子どもは、健常児に比べれば支援が必要かもしれません。しかし、無意味に問題行動を起こすわけではないんです。どんなところが、その子にとって辛いのか、自分に置き換えて考えてあげられるとよりよい支援をすることができます。

落ち着いて活動できる場所で一度練習する

紙で確認しただけで、実際の場所でこちらの望んだ通りに行動できるかと言うと、それは難しいです。

事前に何をするのかを確認したら、子どもが落ち着いて過ごせる場所で練習を行うことをおすすめします。

より具体的な活動をすることで、正しい行動を体験することができ、子どもにとってその場所をイメージしやすくなります。

例えばの例として、電車に乗る事前体験の例を紹介します。

  1. まずは、椅子を横一列に並べ、車内の雰囲気づくりをします。
  2. 次に、アナウンスや扉の開く音を再現し、扉がひらくジェスチャーをして、車内に入りっていきます。
  3. 電車の中では、静かにしてほしいのであれば、おしゃべりを我慢する練習、まっすぐ座っていてほしいなら、前を向いて座る練習をします。
ごっこ遊びをしている感覚で、なるべくリアルに再現しましょう。また、何が正解なのか必ず見本を見せてあげてください。

お家の練習は、楽しく、課題を達成できるようにしていくことがポイントです。「外出しても、自分はできるんだ!」という自信をつけてあげましょう。

安心して行動できる人の近くにいる

不安な活動であっても安心できる人が傍にいれば、頑張れることもたくさんあります。

子どもが不安に思う時ほど、信頼できる安心できる人が近くにいるようにしましょう。

誰かと一緒だとしても、まずはやってみることが重要です。

回数を重ねていくうちに、一人でもできるようになってくるので、初めての時は焦らずに、親や先生、好きな友達が傍にいて見守ってあげるようにします。

やらなくても、できなくても、最初はその場にいるだけでいいんです。周りの人が活動する様子を見ることも、その場の雰囲気を掴む大切な勉強になります。

刺激を最小限に抑える

私たちの生活には、視覚的・聴覚的な刺激があふれています。

子どもたちの中には、大きすぎる刺激を処理できずに、どうしたらいいのか分からなくなっている子もたくさんいるんです。

聞こえ方・見え方は人によって違いますが、周りの雑音も耳をふさぎたくなるような音として聞こえていたり、外の光が目を開けられないほどまぶしく感じていたりする子どももいるようです。

そんな子には、音や光の刺激が最小限になるように工夫をしてあげましょう。

イヤーマフを着けたり、声のボリュームを抑えて話しかけたりすることで、音の刺激を抑えることができます。

また、サングラスを着けたり、証明を調節することで、光の刺激を抑えることができます。

道具や環境に依存しすぎてしまわなように、子どもの様子を見ながら、「外に出るときだけ」など、一定のルールを設けておくといいですね。

子どもがそわそわ…パニックになりそうな時の対処

事前にできる準備はすべてしてきたけれども、子どもがそわそわして落ち着かなくなってきた…。

そんな時は、これらの、小技と小道具で何とか子どもの気持ちを落ち着けましょう。

  • そっと手を頭に添えて安心感を
  • 小さい声で優しく話しかけて
  • 好きな歌や本で気持ちを落ち着ける
  • 静かな場所に移動する

詳しく見ていきましょう。

そっと手を頭に添えて安心感を

気持ちが高ぶって癇癪をおこしそうになったり、自己刺激で頭を叩いたりしているときは、頭を手のひら全体で包み込むようにして、安心感を与えてあげましょう。

頭をなでるというよりも、手のひら全体で包み込むイメージです。じわっと圧をかけては、ふっと離す動きを、ゆっくりと繰り返し、「大丈夫だよ」「一緒だよ」と優しく話しかけてあげましょう。

人に触れられることに抵抗がある子もいると思うので、子どもの様子を見て、無理をしないように行ってください。

小さい声で優しく話しかけて

気持ちが高ぶり、子どもの声が段々と大きくなっていくことがありますよね。お母さんも子どもに聞こえるように、大きな声で話しかけてしまっていませんか?

実は、これは逆効果なんです。

先ほども述べた通り、子どもは刺激に敏感です。ましてや、気持ちが高ぶっているいるときに、更に興奮する刺激を与えることは好ましくありません。

そんな時は、あえてお母さんは声を落とし、絵本をやさしく読み聞かせるような穏やかな口調で声をかけてあげましょう。

「ドキドキするよね」「がんばっていて、えらいよ」など、肯定的な言葉で、諭してあげると、子どもの気持ちも落ち着くことが多いです。

厳しすぎる言葉は二次障害を引き起こす可能性があるので、自己肯定感が高まるように
諭したり、誉めたりをバランスよく行ってあげましょう。

最初は切り替えに時間がかかっていても、傍にいてやさしく諭してくれるという安心感があると、段々と気持ちに折り合いをつけることができるようになってきます。

好きな歌や本で気持ちを落ち着ける

好きな歌や本で、嫌なことや不安な気持ちからいったん気をそらし、気分を落ち着けるという方法です。

一時的なものではありますが、お気に入りのものがある子にはとても効果的です。

年齢が上がると絵本はあまり効果がありませんが、他にも、好きなおもちゃや簡単なゲームなどに応用していくことができます。

普段から子どもの興味のあるものや、好きな歌などを把握しておくと、いざという時に心強い味方になってくれますよ。

静かな場所に移動する

衝動性のある子や、手が出てしまい暴力に繋がってしまうような子には、静かな場所に移動することが有効です。

このタイプの子は、人ごみの中にいたり、友達と一緒にいるときなどに気持ちが高ぶると、怪我をしたり大きな事故につながる可能性があるからです。

少し集団から離れたり、物陰で過ごしたりするだけで、落ち着けることが多いです。完全な無音という訳ではなく、その子にとって、さっきの場所とは違う場所で、気分転換ができるということが重要になります。

相手が、親でも友達でも、叩いたり、殴ったりしてしまうことはいいことではありません。

中学生、高校生になれば、力は更に強くなりますし、社会的に暴力は許されるものではありません。

なので、小さいうちからなるべく、暴力などの負の経験をさせないように意識していきましょう。

抑え込んで、負の経験を防ぐのではなく、負の経験をしなくても済むような手立てを考えていきたいですね。

それでも落ち着かない!パニックになった時の対処法

色々と手を尽くしてきたけれども、子どもが落ち着かず、パニックになってしまった。そんな時こそ、お母さん・お父さんが落ち着きましょう。

  • 安全な場所へ移動する
  • 何が嫌だったのかを確認する
  • 騒げばいいという訳ではない!子ども自身に理由を言い聞かせる

これらの方法を通して、子どもが気持ちを落ち着けて、次の行動に切り替えらえるように支援していきます。

安全な場所へ移動する

まずは、安全な場所に移動しましょう。投げられるものがあったり、小さい子がいたりする場所では、本人だけでなく、周りにいる人が怪我をしてしまう可能性があります。

決まった部屋や安全なスペースが決まっていれば、そこに連れて行くようにします。

移動したら、危険な行為以外には、あまり口を出さないようにして、子どもの興奮が納まるのを待ちます。

外出先ではこういう場所を見つけにくいとは思いますが、物陰や、人通りが少ないところなどを探すようにしてください。

外出先で、自由に歩かせたり、飛び跳ねたりすることは危険を伴いますので、両手をしっかりつないで、その場で落ち着けるように、サポートしてあげましょう。

ずっと、興奮しているというのはとても疲れることなので、子どもも、段々と気持ちが落ち着いてきます。

落ち着くために場所を移動しているので、大人は、余計な刺激になるような言葉かけはせず、見守ることに力を注ぐようにしましょう。

何が嫌だったのかを確認する

興奮が落ちついたら、気持ちの整理をして、反省をする番です。

何が嫌だったのか、そう我慢できなかったのかを聞き取ってあげましょう。

この時に「だから言ったでしょ!」「いいかげんにして!」などと怒っても、子どもの心を傷つけるだけで、解決になりません。

あくまでも「~が嫌だったんだね」というような共感的な言葉で、気持ちを整理してあげることが大切です。共感的な姿勢を示すことで、

子どもは、自分の気持ちをちゃんと受け止めてくれているという実感を持つことができます。

文章を書くことができる子はノートに自分の気持ちを書いて、整理することもおすすめです。自分の思考が目で見て分かるので、解決につながりやすいです。

子どもから聞き取った後に、「じゃあ次はこうしてみようか」「ここがいけなかったから気をつけようね」など、言葉や文字でしっかりと確認し、心に留まるようにしていきましょう。

一度では無理でも、同じ言葉で何度も繰り返すうちに、心の中で「~を気をつける」という意識が生まれます。根気強く、子どもと向き合ってあげましょう。

騒げばいいという訳ではない!子ども自身に理由を言い聞かせる

すべてが計画通り、子どもの思う通りに進んでいくという訳ではありません。急に予定が変わることもあれば、友達との関わりで我慢しなくてはならないこともあります。

騒いでお母さんを困らせれば、欲求が通ると思ってもよくないので、わがままが過ぎると判断できる時には、きちんと伝えるようにしましょう。

急な予定変更の時には、「予定が変わることもあるんだよ」と伝えたり、友達との勝負に負けてしまった時などは「負けても、まあいいか」などと周りが言ったりします。
こだわりが強い子どもには、回数を決めたり、場所を限定したりして伝えるようにします。「3回やったら終わりだね」や「お家ではたくさんできるね」など子ども自身が自分をコントロールしやすいように一定のルールを提示してあげましょう。

最初は、気に入らずに、騒いでいたとしても、何度も繰り替えていくうちに、自分で「予定が変わることもあるよね」「3回だけだね」と言いながら、気持ちを落ち着けようとするようになります。

子供自身が自分で自分をコントロールできるように支援していく

パニック状態になっているとき、一番不安で困っているのは子ども達自身です。自分の感情や行動をコントロールできないことは、想像以上のストレスになります。

子どものパニックやトラブルを防ぐために工夫をすることと並行して、パニックになりそうな時、子ども自身で気持ちを落ち着けることができるような「スイッチ」を作っていってあげましょう

例えば、「落ち着いて」「大丈夫」と子ども自身が自分に言い聞かせることで、一種のおまじないのように心を落ち着けられるようにしたり、「外の空気を吸う」「好きな音楽を聴く」などの行動で気分を切り替えられるようにしたりします。

この「スイッチ」という自己コントロール術があるだけで、子どもの気持ち的な負担も軽くなりますし、成長していく中でパニックの頻度や大きさを調整する力が育ってきます。

気持ちを切り替える行動には、人の助けを必要とする場合が多くあります。「困っています」「助けてください」「~してもいいですか」と自分から言えるような、習慣も身に着けていけるように練習しましょう。

自分でパニックを未然に防ぐことは、簡単なことではありません。根気強く、子どもを支援してあげましょう。

一人で抱え込まないで、周りと協力しましょう

日々の育児で、悩んだり考えたりすることもたくさんありあすよね。

でも、辛いことや、苦しいこと、悩んでいることを、一人で抱え込むことはよくありません。

一人では見えなかったものも、たくさんの目で見ると、気づけることがたくさんあります。

子どもが落ち着かない原因は、一つではありません。何が問題で、どこにつまずいているのかを考え、環境を整えたり、周りと協力したりして対応していきましょう。

子どもはずっと小さいのではなく、いずれは大きく成長し、社会の中で生きていきます。時間はかかるかもしれませんが、その場しのぎの対応ではなく、一貫した習慣を確立していってあげたいですよね。

そのためにも、家族や保育園・幼稚園の先生、周りの大人で協力して、誰にでも伝わる方法を身につけさせていきましょう。

子どものできることや分かることを周りの人と共感しあえると、今よりももっと子育てが楽しくなりますよ。

みんなのコメント
  • ゆうママさん

    すごく教えてほしかった対処の仕方が書かれていてためになりました。ありがとうございます。

  • みるママさん

    どうしよう?と、思ってたんです!すごく助かりましたありがとうございます!

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