妊婦の飛行機旅の不安解消!妊娠中に嬉しい航空会社のサービス
妊娠中に飛行機に乗るのは不安がありますよね。広い空港内を歩くのは疲れてしまうし、シートベルトでお腹がきつくならないかなど、考えだしたらきりがないと思います。
しかし、空港でも飛行機内でも、しっかりとサポートしてくれますので安心して搭乗できます。
どのようなサービスを使えるのか、まとめたので飛行機に乗る際には参考にしてください。
この記事の目次
優先カウンターで受け付け可能!混雑時にも並ばなくて済みます
空港での受付時に、普通のカウンターと優先カウンターがあります。
妊婦はこの優先カウンターで手続きすることができます。長蛇の列に並ぶことで、人混みにまぎれて疲れて具合が悪くなることや、何かの拍子に転んでしまう危険性がなくなります。
手続きの時に椅子に座ることもできます。荷物もその場で預かってくれるので、体への負担を大幅に減らすことができます。
- 出産予定日や妊娠週数を聞かれるのでしっかり答える
- 出産予定日がわからない場合は搭乗できないこともある
- 出産予定日から28日以内は医師の同意書の提出が必要
受付カウンターでの手続きの際には、この3つのことに注意が必要です。
搭乗手続きと同時に必要なサービスをお願いしよう!
搭乗手続き時に、妊娠していることを告げて、サポートしてほしことがある場合は同時にお願いしましょう
具体的にどのようなことがお願いできるのか、まとめました。
- 機内で荷物を上の収納に入れるのを手伝ってもらいたい
- ひざ掛けやクッションをあらかじめ席に置いておいてほしい
- エチケット袋を多めにほしい
- 座席を広いところや通路側、トイレ近くに変更してほしい
- 子連れの場合は周りの迷惑になりづらい場所にしてほしい
このようなことをお願いすることができます。もしもこれらの他にもお願いしたいことがあれば、遠慮せずに相談しましょう。柔軟に対応してくれます。
航空会社のマタニティマークがもらえます
カウンターでマタニティマークをもらうこともできます。旅行でいつもと違う鞄を使っているので、マタニティマークを忘れてしまった!という人にはとても助かります。
もらい方は、スタッフから必要かどうか声をかけてもらえることもありますが、自分からマタニティマークが欲しいとお願いしても大丈夫です。
マタニティマークを付けていることで、周りから妊婦だとわかってもらえるので、急にぶつかられたりする危険性が低くなります。また、客室乗務員も気にかけてくれます。
忘れたからいいや、ではなくしっかりマタニティマークをつけましょう。
事前座席指定をしても、当日カウンターで座席状況について確認しよう
最近では事前にネットで座席指定できる航空会社がほとんどです。しかし、予約していた時には空いている場所を選んでいても、搭乗日には混んでいるということもあります。
当日にならないと混雑具合はわかりません。搭乗前にカウンターに行き、もしも周りに人が多いようだったら空いているところに座席を変更してもらうということもできます。
他にも次のようなメリットがあります。
- CAの座席の前の広い席にしてもらうことでエコノミー症候群対策
- 通路側やトイレの近くにしてもらうことでトイレに行きやすい
- 機内後方に子連れを多くしていて、多少騒いでも安心できる
- 空いているスペースに移動することで感染症予防になる
このような理由から当日カウンターで座席指定する事をおすすめします。
座席を指定する際に、妊婦は非常口座席には座れません。非常口座席は非常時に客室乗務員の指示に従い、避難や救助の手助けをできる人だけが座れる席になっています。
非常ドアは重く、妊婦が開けるには負担が大きすぎるため、妊娠中は非常口座席には座れないので注意が必要です。
機内でも快適に過ごせるサービスが充実!
一度離陸したら途中で降りることはできないのが飛行機ですので、できるだけストレスフリーのフライトを心がけたいですよね。
妊婦は特に体調が変わりやすいので、無理をしないように気を付けたいです。そのために使えるサービスはこちらです。
優先搭乗で狭い機内の通路も楽に進めます
優先搭乗とは、一般客より先に機内に行くことができるので、混雑の中並ばなくても良くなり、とても便利です。
客室乗務員もまだ搭乗者の少ない状態でリクエストに応えてくれるので、安心してお願いすることができます。
万が一、温度変化などで体調が悪くなりそうなときには、利用してみましょう。これは優先搭乗してすぐのまだ人が少ない時が頼みやすいです。
頼む飲み物は、これからのフライトに向けて炭酸飲料は控えましょう。体内にたまった炭酸のガスが上空で膨張して、お腹が張ってしまうことがあります。
他にも、優先搭乗のメリットは、一般搭乗が始まって、荷物を収納棚にしまう人の後ろを通る時は、気づかずぶつかってしまう危険がないことです。
ひざ掛け、クッション、追加ベルトの貸し出し
機内は意外と冷えますので、ひざ掛けがあると便利です。2枚ほど借りると、足元とお腹の両方を保温できます
また、小さいですがクッションの貸し出しもしてくれます。妊婦は腰痛に悩まされている人も多いですので、腰のあたりに入れておくと負担が軽減されます。
他にも、シートベルトでお腹を圧迫すると危険ですので、心配な場合は追加ベルトを借りることも出来ます。
ベルトをする際は先にひざ掛けなどでお腹を包んでから、骨盤の位置できつくならない程度にしめます。
サポートガイドの配布
妊婦や子連れのフライト中の過ごし方が書いてあるサポートブックを搭乗時にもらうことができます。
また、航空会社でできるサポート内容も書いてありますので、サポートガイドを見てしっかりサポートしてもらいましょう。
妊婦が子供と一緒に飛行機に乗る時に受けられるサービス
妊娠中に小さな上の子を連れての搭乗は、荷物も多いし移動も大変です。できるだけ負担を減らしたいけれど、荷物を減らしていざという時にあれがあれば…となるのも避けたい!
そんなママは航空会社のサービスに甘えましょう。どこでもスタッフが手助けしてくれます。
子どもが受けられるサービス
子連れだとなかなか思ったように行動できなくヤキモキしちゃうこともあります。そんな時には、子供が利用できるサービスを使いましょう。
- ベビーカーレンタル
- キッズスペースなどの遊技施設を利用できる
- 絵本の貸し出し
- おもちゃがもらえる
他にも、妊婦に産まれてくる赤ちゃんにどうぞとおもちゃをくれることもあるそうです。
ベビーカーはどこまで乗れる?
空港には貸し出しベビーカーがあります。これはカウンターで借りることも出来ますし、自分で探して使用することも出来ます。
しかし、ベビーカーは保安検査場までは乗れるけど、その先も使うことができるのか心配ですよね。
もちろん保安検査場の先でも使用できます。飛行機に乗るぎりぎりの、搭乗口まで使用できます。
あとは飛行機に乗るだけというところまで使用できるので、公安検査場の先で買い物などをする時にもとても便利です。
こちらも、カウンターでお願いしておくようにします。もちろん、乗継空港でも有効です。ベビーカーに名前を付けて、他の搭乗者が間違って使わないようにしてくれます。
妊娠中の飛行機旅行は航空会社のサポートで安心
妊婦も仕事に旅行、里帰りなどで飛行機を利用する人が多いです。時期によって自己申告しなくてはこれらのサービスを受けられないことがあります。
万が一のために母子手帳は必ず携帯しましょう。もしも、体調が悪くなって喋れなくなった時には母子手帳がなければ週数もわからなくなります。
妊婦もこれらのサービスを利用して快適なフライトをしましょう。