おしるしがない、分からない…でも出産に進む場合もあるので安心して!
出産が始まったことを教えてくれる「おしるし」。いつおしるしが来るのか、気になってしょうがない妊婦の方もいるでしょう。
でも、中にはおしるしがないまま出産が始まったという方もいるのです。本当におしるしがなくて始まるのでしょうか。おしるしについてチェックしてみましょう。
本当になかったの?おしるしがない理由
おしるしとは、出産が近づくにつれ起こる子宮の伸縮などにより、子宮内の粘液が排出される現象のこと。胎児がそれだけ下がってきているサインでもあります。
その理由の大きなひとつは、「本当はおしるしがあったけれど、気づかなかった」というものです。
おしるしかどうかわからない理由
おしるしの色や量は人によって違いがみられます。うっすらピンクや赤などの色がついているという方もいれば、おりもののような不透明な無色に近い色だという方もいます。
量も、明らかにわかりやすく「どばっ」と出たという方もいる一方で、わずかな量しか出なかったという方も。
おりもののような色で、量もさほどではない場合、「まさかおりものだとは思わなかった」と気づかないまま出産を迎える可能性が高くなるわけですね。
▼おしるしの色についてはコチラも参考にしてみて!
経産婦にはおしるしがない?初産婦・経産婦での違い
おしるしは初産婦の方が起こりやすく、経産婦には起こりにくいといわれる説もありますが、こちらは根拠がある説ではありません。
初産のときにはおしるしを感じなかったのに、二人目では気づいたという方も実際にいます。
妊娠経過は妊娠ごとに異なります。決めつけずに意識しておきましょう。
おしるしが分からない・ない場合は出産兆候もチェックして見逃しを防止!
はっきりと「おしるしがあったから、もうすぐ出産かも!」と把握していた妊婦さんの方が少ない傾向にあります。
そのため、おしるし以外の出産兆候についても知っておいて、気づけるようにしておきましょう。
頻度・程度をチェック!おなかの張り
今までは「おなかが張ったら休息を」を言われてきましたよね。これは、おなかの張りが出産のサインになっているからです。
そのため、いつ生まれてもいい正産期に入ったあとは、定期的なおなかの張りは出産が近づいてきているサインです。
おなかの張りが陣痛の始まりだったという妊婦さんもいるので、いつもよりおなかが張る頻度が高くなってきた・張り方が強くなってきたという場合は、経過に注意しておきましょう。
▼おしるしから出産への流れについてはコチラも参考にしてみて!
間隔を計ろう!定期的な腹痛・腰痛
陣痛と聞くと、激しい痛みに襲われるイメージが強いでしょうが、いきなりはじめからそこまで強い痛みが襲ってくるわけではありません。
最初は痛み方が弱く、断続的にやってくることが一般的です。イメージとしては、生理痛のような鈍痛が近いでしょう。
はじめは30分おきなど、起こる間隔が空いている上に、痛みが弱いこともあり、なんとなく流してしまう人も多いです。
「あれ?」と思った時点で、痛みがどれくらいの頻度で起きているかをメモしておくようにしましょう。
産婦人科によって差はありますが、間隔が10分程度になった時点で、一度電話連絡をするように言われることが多いですよ。
もし、よくわからないというときにも、一度病院に電話をして症状を説明して相談してみてくださいね。
▼陣痛についてはコチラも参考にしてみて!
尿漏れの勘違いに注意!破水
破水には、二通りの形があります。
- ばしゃっと大量に出て、あたりが水浸しになるようなもの
- ちょろちょろと少量が出続けるわかりづらいもの
前者であれば、明らかに破水だとわかる人がほとんどではないかと思います。「風船が割れたような感覚だった」という感想を持っている方もいることからもわかるとおり、かなり盛大にあふれ出ますよ。
しかし、後者の破水タイプの場合は気づきにくいです。
あまりにも継続して尿漏れのような状況が続いているときは、病院で診てもらっておきましょう。
破水が起きたあとは、細菌が膣内・子宮内に入り込みやすくなります。そのため陣痛とは違い、即入院の必要があります。
おしるしの有無にばかりとらわれないで! 出産兆候に敏感になっておこう
実際に、おしるしにはっきり気づいていたという妊婦は少ないです。おしるしがなくても出産は正常に進みますし、おしるしがあった直後~数日後に出産がくるとは限りません。(数週間何も音沙汰がなかった妊婦さんもいます)
あまりおしるしの有無だけにこだわらず、その他の出産兆候についても意識しておくことで、出産開始のサインを見逃さないようにしましょう!
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