トイレトレーニングを始めるなら2歳がおすすめの理由!

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2017/03/08

トイレトレーニングのことを考えると憂鬱…どうやって始めたらいいのかわからない。そんなママも多いですよね。

子育ての大きな山場とも言える「トイレトレーニング」。トイレトレーニングはタイミングをみて始めましょう、2歳がおすすめと言われますが具体的になぜなのでしょうか?

無理なく始めよう!2歳児からトイレトレーニングをさせる理由

何もしなくてもそのうちオムツは取れるだろうなんて思わないでください。子どもだってカッコいいお兄さんパンツ、お姉さんパンツを履きたいのです。

周りのお友達がパンツになりだしたら尚更。子どもの気持ちを高めて成長させるためにも、トイレトレーニングは前向きに進めていきましょう!

膀胱の成長が大事!体の準備が整ってくるころ

トイレトレーニングを始める上で一番重要なのは体の成長、特に膀胱がおしっこをある程度溜められるようになったかどうかです。

よく「おしっこ、ウンチの間隔が1~2時間以上空くようになったら」ということが言われますが、これは膀胱がある程度育ったかどうかの目安になるからなのです。

また「おしっこ・ウンチが出ること、出たことが分かるようになったらトイレトレーニングをスタートさせましょう」と言われるのも、膀胱の成長を目安にしたもの。

というのもこの感覚は膀胱がいっぱいになると尿意が大脳に伝達されるからなので、ある程度膀胱が育たないとこの感覚自体がまだ分かりませんからトイレトレーニングは難しいでしょう。

つまりトイレトレーニングは体の準備が整っていることが第一条件。

周りのお子さんと比べて焦りを感じてしまうこともあると思いますが発育のスピードは個人差がありますから、焦らずに、お子さんの成長を見てトレーニングを始めることが大切です。

色々なものに興味津々!2歳は自分で出来ることが増える時期

2歳になると好奇心が旺盛で、「何で?」「どうして?」が増えてきます。何でもかんでも「何で?」と聞かれると、返答に困ってしまうこともありますよね。

きちんと物事を正しく教えてあげることで、言葉の理解や物事の結びつきに気づく瞬間が早くなります!

ここで面倒くさがらず、お子さんと向き合う時間を大切にしましょう。

自我が芽生えてきて、”何でも自分でやってみたい2歳児”からトイレトレーニングを始める事がオムツはずれへの近道です!

子どもだけがトイレトレーニングをするわけではありません。子どもが一番ヤル気のある時期に、ママも一緒に失敗を恐れずトライしていきましょう。

「自分でトイレに行く」というのは言葉にすれば簡単そう。ですが「おしっこ・ウンチの出そうな感覚をキャッチしてトイレまで行き、ズボン・パンツを下ろして便座にまたがって排泄」と実は結構な手順を踏んでいるもの。

ですから自分のことがどの程度できるようになっているかも重要なポイントです。

  • トイレについてからズボンを下ろすのにまごまごして間に合わなかった
  • トイレにまたがるまでに時間がかかってなかなか上手くいかない

ということが原因での失敗が多いと、お子さんもトイレトレーニングに消極的になってしまうかもしれません。

こういった失敗を減らすためにも、ある程度自分のことができるようになってから始める方がスムーズです。

とはいえおしっこはちゃんと言えるけどズボンの着脱がおぼつかない、ということならズボンやパンツなどに扱いやすいものを用意してトレーニングを始めてあげるといいでしょう。

ミニスカートやウエストゴムで布地の柔らかいズボンがおススメです。

トイレについては補助便座とおまるとどちらが使いやすいか、とお悩みの方もいるでしょうが、おうちの環境とお子さんに合わせて選んであげるといいでしょう。

トイレを使うのであれば登りやすく大きめの踏み台を、おまるならおしりや指を挟まない安全なものを用意してあげるといいですよ。

大人と同じことがしたい!まねっこが大好き

一番身近にいる大人が、いつでも子どもにとっては見本や憧れの対象となります。ママやパパがお家でトイレに行くときについてくるようになったら絶好のチャンス!

ズボンは下ろさなくてもいいので、一度トイレに座らせてみましょう。子どもは、ママと同じことが出来たと喜びます。

このような積み重ねで、「○○ちゃんもやってみる?」と子どもを誘い、トイレに行くこと自体に興味を持たてせていってください。

こうすることで、嫌々ではなく自然とトレーニングになっていきます。

言葉を理解し始めたら、誘ってみよう

言葉には出すことが出来なくても、子どもが首を縦に振ったり横に振ったり出来るようになれば、言葉の理解はかなり出来てきています。

何を聞いても首を縦に振ってしまう場合は、まだ完璧な理解力とまでは言えません。ですが、ママの言ったことにある程度正しく反応を示すようになれば、トレーニングを始めても大丈夫でしょう。

一番わかりやすいのは、いつも使っている子どものオムツなどをママが指さし、「オムツ取ってきて」と話しかけ、ママのところまで取って持ってこれたらOKです。

トイレに行くこと自体が嫌な子でなければ、「一緒に行こう!」と誘ってみましょう。トイレが嫌なこの場合は、上記のように「ママがおしっこしたいから来てほしいな。」など、”ママも一緒に行く”ということを強調して誘ってみて下さい。

2歳の「夏」がオススメ!という理由

よく育児雑誌などで「トイレトレーニングは2歳の夏に始めるのがオススメ!」と言われています。

トイレトレーニングにはお子さんの成長が大きく関わってきますので、一概に2歳の夏から、とはいかないのですが何故このように言われるのでしょうか。

トイレトレーニングは本人の成長に合わせて、とはいうものの2歳から遅くとも3歳半ぐらいまでにはスタートするのが望ましいです。

理由はあまり遅いとオムツに慣れ過ぎてしまってオムツのない状態を本人が不安に思ってしまうことがあるためです。

夏を勧める理由についてはこういったことが挙げられています。

  • 着脱しやすい薄着であるため冬に比べてトイレにまたがるまでの手間がかからない
  • 汗をかくためトイレの間隔が空きやすくトイレに誘いやすい
  • 失敗をしても洗濯物が少なく済んで乾きも早い

これらをまとめて「2歳の夏」が目安にになった、ということのよう。言葉だけ聞くと焦ってしまいそうですが、以上の理由を踏まえて時期を決めるといいですね。

周りが始めると焦ってしまうトイレトレーニングですが、お子さんの成長を見て無理なくスタートできるといいですね。

2歳スタートが最適なので、2歳児クラスの夏にトイレトレーニングが行われる!

保育園に通っている子は、2歳児クラスの夏から園でトイレトレーニングを始めます。幼稚園に通う予定の子はお家にいる時期ですから、家でトレーニングを始めましょう。

早生まれの子や少し理解力の遅い子など、オムツが外れないまま入園する子もいます。先生たちは協力的にトレーニングをしてくれるので安心してください。

ですが、集団行動をしていくうえでは、オムツが外れている方が子どもの為です。布パンツで過ごせることが子どもの自信にもつながります。

焦る必要はありませんが、一つの目安として”2歳児の夏”に頑張ってみましょう!

年少さんになる前にオムツを卒業出来る

年少さんに進級、もしくは入園したとき、保育園や幼稚園の先生は必ずオムツが外れているかを確認します。

基本的に幼児クラスにオムツやオムツバケツなど、オムツに関連するものが置いていない為、準備をしなくてはいけないからです。

夏場のプールでは、オムツの外れていない子は一緒に入れないという園もあります。

家のお風呂とは違い、もしプール内で失敗してしまったら…水の総入れ替えはもちろんのこと、塩素消毒等行うため、その日のプールの時間が無くなってしまうことも。

年少さんからは、『乳児』ではなく『幼児』です。お家でも、「もうすぐお兄さんクラスになるから頑張ろうね!」と励ましの言葉をかけて進めていきましょう。

夏場は水分補給がしやすい

夏は暑いため、汗で体中の水分が外に出ていきます。その分水分もたくさん摂りますよね。水分を摂りやすいこの時期は、排尿間隔のコントロールがしやすいのです。

例えば、外遊びの後に水筒のお茶をたくさん飲んだとします。その後室内で遊び、昼ご飯の前に、「お茶いっぱい飲んだからおしっこに行こう!」と誘うと、子どもも実際にたくさんお茶を飲んだわけですから、言われたことに納得してトイレに向かってくれます。

そして、実際におしっこが出たら完璧です。これでもかというぐらい褒めてあげましょう。

水分を摂取しないとおしっこは出ないわけですから、夏の暑さを利用して、水分補給をしたらトイレに誘うことを心掛けると、オムツ外れに一歩近づきます。

失敗してしまっても、体が冷えることが少ない

おしっこを漏らしてしまうと、パンツやズボン、時にはシャツにも染みて全身が汚れてしまいます。そうなると着替えを行うわけですから、寒い冬の時期はかわいそうですよね。

極端な話をすれば、家の中であれば夏場のトイレトレーニングはパンツ一丁でもいいのです。洗い物も増えるので、ぜひ暑い夏のうちにオムツを外してしまいましょう!

また、最近では、トレーニングパンツとズボンが一体化したものも売られています。これなら、お家で一枚で過ごしていても、お客さんが来た場合にも恥ずかしくありません。

トレーニングパンツにも3重構造~6重構造までありますから、お子さんのトレーニングの進み具合によって分けていくと良いですよ。

気持ちの準備ができつつある!自立心や会話力が育っているか?

他にも自立心、会話力が育っているかも重要です。

見極めるポイントは、大人の真似をしたがるようになってきたか、自分の要求が言えるようになってきたか、お手伝いができるようになってきたか、というところ。

  • 大人の真似をしたがる、というのは自立心の芽生え
  • 自分の要求を伝える行為はおしっこ・ウンチが言えるかどうか
  • お手伝いができるかどうかは「おしっこしたくなったら言ってね」というようなやりとりができるかどうか

こういったところに関係してきます。

トイレトレーニングはお子さんの自立心と、サポートする親御さんと前向きにやりとりができるかどうかがとても重要です。この辺りがまだまだ怪しいかな、と思うのであればあまり焦らずに。

まずはトイレに行く時に一緒に誘って便座に座らせたりといった「トイレごっこ」をさせてトイレに慣れることから始めるといいでしょう。

そして本格的なトイレトレーニングに移行していこうかな!となった場合は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

▼トイレトレーニングの詳しい進め方についてはコチラも参考にしてみて!

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