魔の2歳児にお手上げ…イヤイヤ期を乗り切る上手な対処法

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2015/11/24

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「魔の2歳児」だからと頭では分かっていても、子供のイヤイヤを毎日目の当たりにしていると、ママのストレスもたまりがちでイライラしますよね。イヤイヤ期には、パターンがあるというのをご存知ですか?

イヤイヤのパターンを知ることで違った受け止め方ができるようになれるかも!是非参考にしてみてくださいね。

「2歳児イヤイヤ」実は1歳半位からスタートしています!

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2歳になると歩いたり走ったり出来るようになっている子もいますし、食事も自分で食べられたりと、赤ちゃんではなく”幼児”らしくなってきている頃です。

色々出来るようになっている反面、話すことに関してはまだまだ…という部分も多いのではないでしょうか。こちらの話はある程度理解しても、自分の気持ちをちゃんと口にすることは難しいようです。

最初の子や一人っ子に関しては特に、親と子が一対一なので子供も好き勝手「イヤイヤ」言える環境なのではないでしょうか。

しかもママにとっても初めての子だと、その「イヤイヤ」に対してどう対処していいのかわからず、自分も余計イライラしてしまうのだと思います。

また、自分が育児をしていて感じたのは、こういった「イヤイヤ」に関しては実は1歳半くらいから出てきていたかなということです。

個人差はありますが、2歳前から覚悟しておくと良いでしょう。イヤイヤって絶対通る道なんだ!と覚悟しているだけで、随分と受け止め方が楽になりますよ。

「イヤイヤ」かまって欲しいというアピールであることも!

イヤイヤする子は実はかまって欲しい子であるとも言えます。上手に話せないからイヤイヤになったり、下の子が生まれてその子にママがかまいっきりで自分が甘えられない…などという環境ではないですか?

見つめて欲しいという感情からのイヤイヤの場合は、なるべくその子を中心に出来る時間を作ってあげると、イヤイヤする回数を減らせるかもしませんね。

「2歳児イヤイヤ」どんな時によく見られるのかを思い返してみよう!

子育ての最初の壁とも言える「魔の2歳児」のイヤイヤが見られやすいのは、下記のような状況下ではないでしょうか。

  • お出かけ時
  • 買い物時
  • 食事の時
  • おやすみ前

その時々のパターンがある程度分かっていれば、ママも対処しやすいのではないでしょうか。今回は、子育ての最初の壁とも言える「魔の2歳児」について、よくあるパターンとその対処法をご紹介します。

【お出かけ時イヤイヤ】嫌だと言っている物を元の状態に戻そう!

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あらかじめ、自宅を出発する10分前くらいには子供の支度を済ませて、準備万端にしていたのに、急にぐずり出してしまい、結局遅刻してしまった!という経験はありませんか?

遅刻は免れても、無理やり子供を連れて行ったがために、ずっと泣いて用事を足すどころではなかった!ということもあるかもしれません。下記に例を挙げてみます。

  • 並べて置いた靴を、自分で靴箱から取りたいと泣き出した
  • 子供が靴を左右逆に履いていたので、直そうとしたら自分でやると言ってきかなくなった
  • 玄関のドアを自分で開けたいと言ってきかなくなり、玄関先に寝転んだまま泣き続けた

これらのイヤイヤに対してはどう対処すれば良いのでしょうか?

すぐに元の状態に戻して、子供の自立心を伸ばそう!

「自分でやりたい!」は自立心の芽生えです。2歳児は、だんだんと自分でできることが増える一方、まだまだできないことの方が多いのですが、それを自分で受け入れることができず、意地をはることでイヤイヤを起こすと言われます。

お出かけ時のイヤイヤは、ほぼこの「自分でやりたかったのに…」という主張が多そうです。

「自分でやりたい!」と子供が言い出したら、ママも「あ、来たな!」と察知して元の状態にできるだけ素早く戻すようにしましょう。

「どうせ時間がかかるのだから自分でやってしまいたい」とママは思いがちですが、子供サイドからすると結局はやりたい!と言った事はやりたいので、それをやらせてあげないとずっとイヤイヤが続いてしまいます。

時間がかかるのをある程度予測して、子供との行動は「時間に余裕を持って」「10分前行動」などを心がけましょう。

【買い物時のイヤイヤ】人に迷惑でなければ自分でやらせてみて

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ようやく目的のお店に着いても、入り口でいきなり子供のイヤイヤが始まり、結局満足に買い物もできずに帰宅したという経験は1度はあるのではないでしょうか?下記に買い物時のイヤイヤあるあるを紹介します。

  • カートを自分で押したがり、危ないからと制止したら泣き出した
  • 家にまだある商品を「買う!」と言ってきかなくなり、泣き叫んで売り場から離れない
  • セルフレジを自分でやりたがる

家の外での「自分でやりたい2歳児のあるあるパターン」に対する対処として気にかけたいのは、まず他人の迷惑にならないか、お店の混み具合はどうなのかなどです。

例えば、特売日で混雑しているのに、子供の要求通りにカートを押させたりセルフレジをさせるのは非常識なことなのでやめましょう。

カートを自分で押すことは、危険を伴うこともある

子供が自分でカートを押すことは危険を伴います。大人と違って目線が低い分、カートが邪魔で進行方向が確認しづらく、前方不注意になるからです。お店が空いている場合でも、ママは細心の注意を払わなければなりません。

それが混雑している店内となれば、子供に気を取られて買い物どころではなくなるかもしれません。

子供がどうしても言うことをきかず、泣き出してしまったら、買い物をあきらめて出直すことも視野に入れましょう。万が一のことが起こってからでは、取り返しがつきません。

買いたがって泣き出したら、買えない理由を伝える

子供が、家にまだ同じ商品があるのに、買いたがって売り場から離れず、泣いてしまった時は「お家にまだあるよ」など、まずは買えない理由を伝えましょう。

また、「こっちはどうかな?」と同じような別の商品を見せたり、「あ、そういえば〇〇がなかったんだ!選んでくれるかな?」と違う商品に興味がわくように、促してみる方法もおすすめです。

それでも子供が意固地になってイヤイヤがおさまらないようでしたら、「ママは先に行くよ」と思い切ってその場を離れるのも1つの方法だと思います。

混雑している場合は、セルフレジはやめておこう

お店が混雑している場合は、「今日は混んでいるから、また今度来た時にお手伝いお願いね」と、子供にはセルフレジをできない理由を伝えて、会計は普通のレジで済ませるようにしましょう。当然、納得できないと泣き出すかもしれませんね。

泣き叫ぶのをなだめながら、レジで会計の順番を待つのは試練の時ですが、混雑する日でしたらある程度それも予想がつくことです。ママも辛抱強く待ちたいところですね。

それでもやりたがってイヤイヤがひどくなるようでしたら、一度店の外に出てその場を離れ、気分転換をさせるといいでしょう。

この頃の子供は場所が変わると、案外気持ちも変わりやすいものです。

余裕がある日は、ぜひ社会勉強としてのお手伝いを

逆に店内が空いていてママの気持ちにも余裕がある日には、社会勉強としてお手伝いをさせてみましょう。ゆっくりとカートを押させてみたり、破損する心配のない商品を1つ2つ、セルフレジで買い物をさせてみたり。

子供には「今日は混んでいないから、お手伝いお願いね」と、させてあげられる理由をきちんと伝えます。普段から伝えておくことで、「混んでいる日はできない」ということが、自然と理解できるようになっていきます。

いずれのお手伝いもママがきちんとサポートをすることが鉄則ですので、十分な時間と気持ちの余裕が必要です。

【食事時イヤイヤ】場合によっては食事を一旦中断してみて

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好き嫌いが始まり、偏食気味になりやすいのもこの時期です。ちょっとしたことから、イヤイヤが始まります。

  • 普段を違う食器を使うと、それがイヤだとグズり出す
  • 箸やスプーンの置き場所が、いつもと少し違うだけで気分を害して食べなくなる
  • 好きな物ばかりを食べたがり、まったく食べない

ママからしてみればそれほど気にもとめずに行った行為に対して、この頃の子供はとても機敏に反応します。

普段から、なるべく食器や物の置き方は統一しましょう

ママとしては、食事毎にそれぞれ食べる人が使いやすい食器を使用したいものですが、子供にとってはいつもと同じでないと嫌だと思ってしまうこともあるようです。

もし可能でしたら、配膳後でも子供の要求通りにいつもの食器に変えたり、スプーンや箸などの置き場所を直してあげましょう。「そうだね、いつもと違かったよね。ごめんね」と、共感して子供を受け入れましょう。

この頃の子供はママを困らせようとしているわけではなくて、ただ単にいつもと同じようにしたいだけなのです。そう考えると少し気持ちが楽になると思いますよ。

それだけ記憶力が発達してきた証拠だと、プラスに受け止めましょう。

好きな物ばかり食べるのは、わがままの始まりです!

先ほど挙げた中で1つ、注意して欲しい項目があります。「好きな物ばかりを食べたがり、まったく食べない」に関してです。これは単なるわがままです。

いくら注意してもきちんと食べない時は、思い切って食事を片付けてしまいましょう。食の大切さは、その後の成長や栄養面にも関わってきます。

その代わりに、その日のおやつは”おにぎり”にするなど、捕食のフォローもきちんとしてくださいね。

【お休み前イヤイヤ】要求通りにしてあげると落ち着きやすい

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ようやく一日が終わり、あとは寝かせるだけだとホッとするのもつかの間…最後のイヤイヤが意外としぶとかったりするものです。

  • 寝室のドアを自分が開けたかった(閉めたかった)と言って、泣き出す
  • お気に入りの絵本を枕元に持って行きたいと言い出し、並べてあげたら「自分で!」と言って泣き出した
  • 横になってから「お茶飲む」、「トイレに行く」と言って理由をつけて起きたがる

ここでこじらせてしまうと、そのまま夜泣きに発展してしまう可能性もあります。

自分でやりたがって泣き出したら、やりたいようにさせましょう

子供は眠たい時とても機嫌が悪いな…と感じることが多いと思います。いつも以上にイヤイヤが出てしまう時だと思い、ママは「あー眠くてご機嫌斜めなのねー」とどっしりと構えてあげて下さい。

自分でやりたくてイヤイヤが出るパターンは、要求通りにさせることで比較的落ち着きやすいと思います。本人はすでに眠いはずですので、ひとたび満足できれば、すぐに眠ってくれるかもしれませんよ。

ただし、寝る前は子供を刺激しないようにという点は注意しましょう、飲食やテレビを見たいなどの要求に対してはやりたいようにというのはNGです。

布団の中で時間をかけず、思い切って起こしてみることも

横になってからあれこれ理由をつけて起きようとする場合には、まだ眠くない可能性もあります。要求通りにしても何度も繰り返すようでしたら、思い切って起こしてしまいましょう。

無理に横になって寝かそうとすると時間ばかりが掛かってしまい、結局はこじれることが多いようです。ママもイライラしてしまいますよね。

そんな時には絵本を読んだり、お話をしたりしてあげましょう。そのうち子供も満足して眠い…と言い出してくれるかもしれませんよ。

よほどのこと意外は、できるだけママも要求を受け入れてあげましょう。

【番外編】家族の協力が鍵!イヤイヤを少なくできるかも

上に兄弟がいる子の場合は、実はママだけでなく、上の子やパパも下の子のイヤイヤに振り回されることからイライラすることが出てきます。

つまりママにとって上の子はパパは悩みを共有し合える”大切な仲間”なのです。上手く味方と協力して、イライラを軽減することも可能です。

上の子とママがタッグを組むと、イヤイヤしている子は肩身が狭くなります。「帰るよ」「イヤイヤ」「じゃ、ママと2人で帰ろう」となれば、イヤイヤしている子は「待って―」となります。この協力こそが、2人目以降の「イヤイヤ対策」です。

「魔の2歳児イヤイヤ」子供の成長の過程に必要な経験です!

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悩んでいた育児も、ある程度イヤイヤのパターンを知ることで、以前とは違った受け止め方ができるようになります。共通して言えることは、決してママを困らせようとしてイヤイヤをしているのではないと言うことです。

ママも人間ですのでしょっちゅうイヤイヤ言われていたらイライラしてしまい怒ってしまうのも無理がないのではないでしょうか。このイヤイヤは仕方ないことだ!と割り切ることも大事だと思います。

時にイライラがマックスになったら「うおー」と大声で叫んだり美味しいものを食べて心を満たしたりと「自分らしいイライラ発散法」を見つけるといいですね。

子供の成長には欠かせないイヤイヤ期。ママは悩みながら、たくましくそれと毎日戦っています。それを繰り返すことで、少しずつレベルアップしています。子供の成長と同じように”イヤイヤ”に鍛えられて、きっとママも成長しています!イヤイヤは誰にでもある成長過程という割り切りが大事ではないでしょうか。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    え、気持ち無視…?

  • うにこさん

    確かに、スプーンの向きとかスゴい気にするようになってきたかも(2歳4ヶ月)。イヤイヤするのはこれから・・?かな・・

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