夏は注意!「ヘルパンギーナ」にかかった赤ちゃんの症状とは?

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2014/12/16

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「ヘルパンギーナ」なんだかちょっと陽気な感じのする名前です。しかし、一旦かかってしまうと大変な病気です。

毎年6月から8月にかけて発症が多くなる感染症で、「夏風邪」とも呼ばれるそう。4歳児以下がかかりやすいと言われています。その特徴をみていきましょう。

原因になるウィルスとは?

ヘルパンギーナはウィルスが感染することにより発症します。「エンテロウィルス」と呼ばれるウィルス群に属する「コクサッキーウィルス」が主な原因です。

このウィルスにはいくつかの型があり、一度かかれば大丈夫というわけではなく、何度もかかることもあるそうです。

どんな症状が出るの?

代表的な症状として、お口の中に水疱や炎症がみられます。上あご部分や咽頭部周辺に複数発生し、水泡の大きさは直径2ミリから4ミリくらいです。

お母さんが目で確認できる大きさです。原因となるウィルスが増殖しやすい場所が、口腔内、腸管内であるため、そういった場所に発生しやすく、しかも強い痛みを感じます。

そのため食べ物、飲み物を受け付けなくなるのが困った点です。また、38度以上の高熱が急に出たり、喉やのどちんこにも炎症が見られるのも特徴です。

他にも、次のような症状がみられます。

  • 水疱、口内炎が破れたあとのただれ
  • 高熱のための関節痛
  • 高熱のための倦怠感
  • 熱性のけいれん

潜伏期間は?

ウィルスが体内に入り感染してから、2日から5日、長くて1週間ほど潜伏したのちに発症します。その間に自覚症状はほとんどなく、発症するまでは感染に気付くことができません。

また、症状がおさまった後も便に混じってウィルスが排出されます。その期間は2~3週間と長期にわたります。

元気になってからも、おむつ処理などで便に触れた際、再び感染することもあるので気を付けなくてはいけません。

治療はどのように行うの?

ヘルパンギーナの原因となるウィルスに対して効く薬はなく、予防のためのワクチンも今のところありません。症状が出たら小児科を受診し、医師の指示をあおぎましょう。

  • 発熱に対しては解熱剤をつかうなど、その症状を和らげる対症療法で自然回復を待ちます。
  • 口内の水泡は2~3日でやぶれた後、1週間ほどで回復し、発熱も2~3日をピークに下がり始めます。
  • まずは安静にして、脱水症状が起きないように水分補給をしっかり行いましょう。

酸味のあるジュースは口の中がしみるために、子供は嫌がるかもしれません。イオン飲料や湯冷ましを利用し、少量を何度もあげるようにしましょう。

二次感染にも注意!

発症しやすいのは乳幼児ですが、接触感染、飛沫感染により子供から大人にうつることも。口内の水泡、炎症を確認する際は直接触ったりしないよう注意し、必ずマスクを着用しましょう。

大人が感染した場合は、熱も39度以上になったり、症状が重くなることがあるのです。数日で回復するものの、強い倦怠感や関節の痛みが伴います。

寝不足など疲れ気味のときは免疫力が下がってしまいます。そのため、子供の看病がひと段落したと思った頃に発症するケースが多いようです。

我が子が高熱を出してしまうと、お母さん自身の健康はなおざりになってしまいがちです。そんなときこそ自分もしっかり栄養を補給し、できるだけ睡眠をとるようにしましょう。

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